JP3803135B2 - 斜板式圧縮機用シュー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、斜板式圧縮機に用いられる半球状のシューに関する。
【0002】
【従来の技術】
図7に示すように、斜板式圧縮機は、シリンダブロック1内に配置されたピストン2と、回転軸3と一体に回転可能に固定された斜板4と、ピストン2と斜板4との間に介装される半球状のシュー5とを備えている。図示しない動力源によって回転軸3を回転させると斜板4は回転運動を行い、斜板4の回転運動はシュー5を介してピストン2の往復運動に変換される。ピストン2の往復運動によってシリンダボア6の容積を変化させることにより、バルブシート9を通じて吸入した冷媒ガス等の媒体を圧縮し、圧縮した媒体を圧縮機外部へ送出する。
【0003】
斜板式圧縮機において、半球状のシューは、自在軸受けであると同時に、高速で摺動する摺動子の役割をも果たす重要な構成部品である。例えば、図8に示すように、実公昭61−43981号公報には、ピストン2に設けられた凹部7に摺接する球面状の頂部31と、斜板4の摺動面8に摺接する平坦な底部32とを備えた半球状の斜板式圧縮機用シュー30が開示されている。図8に示すシュー30は、斜板4の回転運動により生じる角度変化に対応してピストン2の凹部7内で回転摺動する。しかしながら、シュー30の摺動速度は毎秒20m以上に達すると共に、シュー30の球面状の頂部31及び平坦な底部32はそれぞれピストン2の凹部7及び斜板4の摺動面8により強い押圧力を受けるため、シュー30は非常に過酷な使用環境に曝されることとなる。この場合、ピストン2の凹部7の曲面の全体にわたって摺接する頂部31を有するシュー30では、斜板式圧縮機の連続使用の結果、ピストン2の凹部7が球面摩耗により侵食されてピストン2とシュー30との間でがたつきが生じるため、振動、騒音の増大の原因となり、最悪の場合圧縮機自体が破損してしまうことがある。
【0004】
これに対して、特公平3−51912号公報には、図9に示すような避退球面43を有するシュー40が示されている。シュー40の頂部は、ピストン2の凹部7とほぼ同一の曲率半径をもつ基準球面41と、基準球面41より中心方向へ避退した避退球面43とによって構成されているため、摺動時にピストン2の凹部7とシュー40の避退球面43との間に空隙44が生じる。基準球面41により面圧の過大化が防止できると同時に、空隙44に潤滑油が保持され、シュー40の摺動に伴って発生しうるピストン2の凹部7が球面摩耗が防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図9のシュー40においては、基準球面41に連続する避退球面43の形状が新たな問題の原因となりうる。即ち、図10に示すように、シュー40の場合、凹部7と避退球面43とにより形成される空隙44は基準球面41に向かって鋭く尖った形状となる。このため、空隙44には潤滑油が保持されているもののその分量は充分でなく、また、空隙44の先細り形状により、凹部7と基準球面41との摺接部分へ円滑に潤滑油が供給されない難点がある。他面、避退球面43は基準球面41よりゆるやかに中心方向へ避退しているため、シュー40を精密冷間鍛造法により製造する場合、鍛造成形終了後にシュー40を金型から押し出すときに避退球面43において金型との間で大きな摩擦力を生じ、押し出しに余分な力を必要とする。従って、鍛造により成形されたシュー40が、金型からの押し出しのときに望ましくない形状に変形するおそれがある。
【0006】
一方、斜板式圧縮機を円滑に機能させるためには、ピストン、斜板及びシューにより形成されるクリアランスを厳密に管理する必要がある。クリアランス管理の手段の一つとしては、数ミクロンの巾でランク分けを行った種々の高さのシューを用意し、その中から適切な高さのものを選択して圧縮機に組み込む方法がある。しかしながら、この方法によると、ランク分けを行ったシューは数十種類にも及ぶこととなり、それぞれのシューを製造するための金型が複数種類必要となる。さらに、金型の形状に応じて鍛造用素材の体積が決定されるため、鍛造用素材も複数の種類を用意しなければならず、コスト高を招くこととなる。さらに、各種の鍛造用素材の体積差はごくわずかであるため、異なる体積の素材が誤って混入しても外観から識別することは不可能である。金型所定の素材よりも体積の大きい素材を誤って鍛造加工すると、シューに有害なバリが発生したり、極端な場合には金型の破損を招くおそれがある。一方、金型所定の素材よりも体積の小さい素材を誤って鍛造加工すると、ピストンの凹部及び斜板の摺接面との各摺接面積が十分でない不具合が発生する。金型所定の鍛造用素材以外の素材を誤って加工しないために、素材の重量を1個ずつ測定してふるい分ける方法もあるが、素材の測定・ふるい分けが鍛造の速度に追いつかないこと、測定機のキャリブレーションを頻繁に行う手間を要することが問題となる上、鍛造機の近傍での重量測定は、メカニカルプレスから発生する振動により測定精度が確保できない不具合があった。
【0007】
そこで、本発明は、前記種々の問題を解決する斜板式圧縮機用シューを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明による半球状の斜板式圧縮機用シューは、斜板式圧縮機のピストン(2)に設けられた凹部(7)に摺接する球面(10)を有する頂部(11)と、斜板式圧縮機の斜板(4)の摺動面(8)に摺接する底部(12)とを備えている。また、頂部 (11) の球面 (10) と底部 (12) との間に円錐テーパ面を備え、前記の円錐テーパ面が頂部(11)から底部(12)に向かうにつれて拡径している。そして、頂部(11)の球面(10)から延伸する仮想球面(15)よりも内側に形成される。更に、球面 (10) と円錐テーパ面 (13) との間に球面 (10) に接する仮想平面 (21) と円錐テーパ面 (13) の母線 (22) とが角度をもって接続している接続部 (20) を形成したことを特徴とする。本発明の第1の実施形態では、頂部 (11) と底部 (12) との間に形成される円錐テーパ面は、第1円錐テーパ面 (13) と、第1円錐テーパ面 (13) とは異なる円錐角度で形成される第2円錐テーパ面 (18) とを備えている。円錐テーパ面 (13,18) は、頂部 (11) から底部 (12) に向かうにつれて拡径し且つ頂部 (11) の球面 (10) から延伸する仮想球面 (15) より内側に第1円錐テーパ面 (13) と第2円錐テーパ面 (18) を配置する。頂部(11) に形成される球面(10) の高さはシュー全体の高さの7分の2〜5分の3である。頂部(11)の球面(10)と円錐テーパ面(13)との接続部(20)において、頂部(11)の球面(10)に接する仮想平面(21)と円錐テーパ面(13)の母線(22)とがなす角度は10°〜30°である。
【0009】
本発明の斜板式圧縮機用シューでは、頂部(11)の球面(10)から延伸する仮想球面(15)よりも内側に円錐テーパ面(13,18)を設けたので、ピストン(2)の凹部(7)と円錐テーパ面(13,18)との間に弓形の比較的大きな空隙(44)が形成される。この空隙(44)により、充分な量の潤滑油が保持され、頂部(11)の球面(10)とピストン(2)の凹部(7)との摺接部分へ円滑に潤滑油が供給される。また、シュー(5)の製造時に、成形されたシュー(5)を金型から容易に押し出すことができる。
【0010】
さらに、本発明によれば、円錐テーパ面(13,18)の角度、円錐テーパ面(13,18)の開始位置及び円錐テーパ面(13,18)の数を変更でき、同一体積の素材から種々の高さのシュー(5)が成形可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
【0012】
本発明による半球状の斜板式圧縮機用シューの第1の実施形態を図1に示す。図1のシュー5は、図7に示すような斜板式圧縮機において、ピストン2に設けられた凹部7に摺接する球面10を有する頂部11と、斜板4の摺動面8に摺接する底部12とを備えている。また、図2に示すように、第1円錐テーパ面13が頂部11と底部12との間に且つ頂部11の球面10から延伸する仮想球面15よりも内側に形成される。また、第1円錐テーパ面13の下方に第2円錐テーパ面18が形成され、第2円錐テーパ面18は、図1に示すように、第1円錐テーパ面13と異なる角度を有し、第2円錐テーパ面18も頂部11の球面10から延伸する仮想球面15よりも内側に形成される。第1円錐テーパ面13及び第2円錐テーパ面18は、頂部11から底部12に向かうにつれて拡径する形状を有する。従って、球面10に接する仮想平面21に対して円錐テーパ面13の母線22が角度をもって球面10に接続する接続部20が球面10と円錐テーパ面13との間に形成され、角度の異なる第1円錐テーパ面13と第2円錐テーパ面18とを接続する接続部26が第1円錐テーパ面13と第2円錐テーパ面18との間に形成される。底部12には、その中央部に平坦面16が形成されると共に、平坦面16の周囲に切欠面17が設けられる。切欠面17は斜板4の摺動面8との間にクリアランスを形成し、シュー5と斜板4との摺動部分への潤滑油の供給を円滑にする。
【0013】
本発明では、円錐テーパ面は1つ又は異なる円錐角度で2以上形成することができる。例えば、図1の第1の実施形態では第1円錐テーパ面13に連続して第2円錐テーパ面18を形成するのに対し、図3に示す第2の実施形態では1つの円錐テーパ面13を形成している。また、図示しないが、3つ以上の円錐テーパ面を設けることも可能である。さらに、シュー5の頂部11には平面部19が形成される。
【0014】
本発明のシュー5では、頂部11の球面10によりピストン2の凹部7に摺接する面積を確保できると同時に、頂部11の球面10から延伸する仮想球面15よりも内側に円錐テーパ面13を設けたことにより、ピストン2の凹部7と円錐テーパ面13との間に弓形の比較的大きな空隙23が形成される。空隙23には充分な量の潤滑油が保持され、さらに図9及び図10に示す従来のシュー40の空隙44ほど先細り形状が顕著でないため、頂部11の球面10とピストン2の凹部7との摺接部分へ円滑に潤滑油が供給されることとなる。但し、頂部11の球10面とピストン2の凹部7との摺接部分の面積が小さすぎると、頂部11の球面10によりピストン2の凹部7が侵食され、ピストン2とシュー5との間でがたつきが発生するおそれがある。このため、頂部11の球面10の高さAはシュー5の全体の高さの7分の2〜5分の3の範囲に設定することが望ましい。同様の理由により、頂部11の球面10と円錐テーパ面13との接続部20において、頂部11の球面10に接する仮想平面21と円錐テーパ面13の母線22とがなす角度θは10°〜30°の範囲とすることが望ましい。さらに、シュー5の頂部11に設けた平面部19により、ピストン2の凹部7との間に潤滑油の保持領域が形成され、摺接部分への潤滑油の供給が一層促進される。
【0015】
図1に示すシュー5は、特公平7−24913号公報等により公知の冷間鍛造方法により製造することができる。冷間鍛造における圧縮行程の初期状態を図5に示す。図5では、図示しないメカニカルプレス上において、下側金型52の凹部55に焼きなましを行ったボール形状の鍛造用素材50を配置された状態で上側金型51が下降して、上側金型51が鍛造用素材50の上端に接している。下側金型52の凹部55にはシュー5の円錐テーパ面13及び18をそれぞれ形成するための円錐面56及び57が設けられている。下側金型52内部にはノックアウトパンチ53が設けられ、ノックアウトパンチ53の先端54が鍛造用素材50の下端に接する。図5の状態からさらに上側金型51を下降させ、上側金型51と下側金型52とが密着した状態を図6に示す。図6の状態で鍛造用素材50からシュー5への成形が完了し、この後上側金型51を上昇させ、ノックアウトパンチ53により鍛造用素材50(シュー5)を下側金型52から押し出す。
【0016】
本発明によれば、円錐テーパ面13を設けたことにより、ノックアウトパンチ53によりシュー5を下側金型52から押し出すことが容易となる。即ち、図9に示す従来のシュー40では避退球面43がゆるやかに中心方向へ避退しているために金型からの押し出しに余分な力が必要なのに対し、本発明では、円錐テーパ面13が直線的に仮想球面15の内側へ延びるため、下側金型52との間で作用する摩擦力が緩和され、無理なくノックアウトパンチ53によりシュー5を押し出すことが可能となる。従って、鍛造成形後のシュー5がノックアウトパンチ53の先端54の押圧力により変形される量をごく僅かにとどめることができる。実際の鍛造では、図8に示すような全面球形状の従来のシュー30と比較して、プレスの成形圧に大きな差はなく、また、鍛造速度の低下も見られず、鍛造性は良好であった。
【0017】
さらに、本発明によれば、円錐テーパ面13の角度、開始位置及び数を金型によって適宜設定することにより、金型毎に体積の異なる種々の鍛造用素材を用意することなく、同一体積の素材から種々の高さのシューが成形可能となる。従って、従来の金型と鍛造用素材との組み合わせの煩雑な管理が不要となりシュー5の製造工程が大幅に簡略化されてコスト高が解消されると共に、シュー5の表面における有害なバリの発生及び金型の破損が防止され、ピストン2の凹部7及び斜板4の摺接面8との各摺接面積の確保が可能となる。また、シュー5の頂部11に平面部19を設けた場合は、一層高さ調整が容易となる。
【0018】
図1及び図3に示したシュー5は、同一体積の素材を用いて鍛造成形したものである。図1に示す第1の実施形態では、第1及び第2円錐テーパ面13、18を形成し且つ頂部11の球面10の高さAを大きく設定し、シュー全体の高さを小さくしている。これに対して、図3に示す第2の実施形態では、一の円錐テーパ面13を第1の実施形態の各円錐テーパ面よりも大きく形成し且つ頂部11の球面10の高さAを小さく設定し、シュー全体の高さを大きくしている。図1のシュー5と図3のシュー5との間では、高さの差が0.25mmに達し、数ミクロン巾でのランク分けによれば数十ランクに相当する範囲の高さのシュー5が同一体積の素材から製造可能となる。
【0019】
本発明の実施形態は前記のものに限定されず、種々の変更が可能である。例えば、頂部11に設けた平面部19は省略してもよい。また、図4に示すように、頂部11に設けた平面部19の中央部に潤滑油貯留用の穴25を形成してもよい。頂部と底部との間に異なる円錐角度で3つ以上のテーパ部を形成したり、複数のテーパ部の間に部分的に球面部を形成してもよい。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、圧縮機運転時に潤滑油の円滑な供給が促進できると共に、製造時のコストを低減できる斜板式圧縮機用シューが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるシューの第1の実施形態を示す正面図
【図2】 図1のシューとピストンの凹部との摺動部分を示す拡大断面図
【図3】 本発明によるシューの第2の実施形態を示す正面図
【図4】 本発明によるシューの第3の実施形態を示す正面図
【図5】 シューの第1の鍛造工程を示す要部断面図
【図6】 シューの第2の鍛造工程を示す要部断面図
【図7】 斜板式圧縮機の断面図
【図8】 従来の斜板式圧縮機用シューを示す断面図
【図9】 他の従来の斜板式圧縮機用シューを示す断面図
【図10】 図9の部分拡大断面図
【符号の説明】
2・・ピストン、 4・・斜板、 5・・シュー、 7・・凹部、 8・・摺動面、 10・・球面、 11・・頂部、 12・・底部、 13・・円錐テーパ面、 15・・仮想球面、 19・・平面部、 20・・接続部、 21・・仮想平面、 22・・母線、 25・・穴

Claims (4)

  1. 斜板式圧縮機のピストン(2)に設けられた凹部(7)に摺接する球面(10)を有する頂部(11)と、斜板式圧縮機の斜板(4)の摺動面(8)に摺接する底部(12)とを備えた半球状の斜板式圧縮機用シューにおいて、
    頂部 (11) の球面 (10) と底部 (12) との間に円錐テーパ面を備え、円錐テーパ面が頂部(11)から底部(12)に向かうにつれて拡径且つ頂部(11)の球面(10)から延伸する仮想球面(15)よりも内側に形成され、更に、球面 (10) と円錐テーパ面 (13) との間に球面 (10) に接する仮想平面 (21) と円錐テーパ面 (13) の母線 (22) とが角度をもって接続する接続部 (20) を形成したことを特徴とする斜板式圧縮機用シュー。
  2. 頂部 (11) と底面 (12) との間に形成される円錐テーパ面 (13,18) は、第1円錐テーパ面 (13) と、第1円錐テーパ面 (13) とは異なる円錐角度で形成される第2円錐テーパ面 (18) とを備え、頂部 (11) から底部 (12) に向かうにつれて拡径し且つ頂部(11)球面 (10) から延伸する仮想球面 (15) より内側に第1円錐テーパ面 (13) と第2円錐テーパ面 (18) を配置した請求項1に記載の斜板式圧縮機用シュー。
  3. 頂部(11)の球面(10)の高さはシュー全体の高さの7分の2〜5分の3である請求項1に記載の斜板式圧縮機用シュー。
  4. 頂部(11)の球面(10)と円錐テーパ面(13)との接続部(20)において、頂部(11)の球面(10)に接する仮想平面(21)と円錐テーパ面(13)の母線(22)とがなす角度は10°〜30°である請求項1に記載の斜板式圧縮機用シュー。
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