JP3195771B2 - 一体型変速機用歯車及びその成形方法 - Google Patents
一体型変速機用歯車及びその成形方法Info
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Description
速装置等に使用される変速機用歯車及びその成形方法に
関するものである。
変速機用歯車は、図15に示すように外周にメインギヤ
部1が設けられており、内側のボス部2の外周にはクラ
ッチギヤ部3が設けられて変速機用歯車4が構成されて
いる。
っては、熱間鍛造又は冷間鍛造で成形したギヤ素材より
クラッチギヤ部3及びメインギヤ部1を機械加工で切削
するため、クラッチギヤ部3の外径とメインギヤ部1の
内径との差が大きくなっていた。
法としては、図16に示すようにメインギヤ部1を熱間
鍛造又は冷間鍛造で成形して機械加工したメインギヤ部
品5のボス部2の外周に、冷間鍛造又は機械加工でリン
グ状に製作したクラッチギヤ部3を有するクラッチギヤ
部品6を嵌めて電子ビーム溶接するか、又はスプライン
圧入嵌合し、メインギヤ部品5とクラッチギヤ部品6と
を結合して一体化(以下結合型という)するか、或いは
メインギヤ部品5とクラッチギヤ部品6とを熱間鍛造で
製作し、両者を熱間+冷間鍛造の複合鍛造及び冷間鍛造
のみで一体成形し、一部を機械加工して変速機用歯車4
に仕上げる方法が採られていた。
ンギヤ部の側面より沈み込んでいないものは、歯元の寸
法が小さくなるように逆テーパー加工するために従来
は、図17又は図18の装置が使用されていた。
示し、右半分は作動中の状態を示しており、図17の装
置は、昇降可能なパンチ7の内面下部には、下方が外側
に傾いている傾斜面8が形成されており、パンチ7の下
端内側にはガイドピン9が傾斜面8と並行するように固
定されている。
0が設けてあって、先端に刃11を有する水平の成形ピ
ン12がホルダー10を摺動自在に貫通し、成形ピン1
2の基端は傾斜面8に接している。そして成形ピン12
先端の刃11は、クラッチギヤ部3と対峙するようにな
っている。
し下げると、成形ピン12は傾斜面8及びガイドピン9
に押されて中心寄りに摺動し、刃11はクラッチギヤ部
3に食い込んでクラッチギヤ部3の歯の逆テーパー加工
をする。
内面に下方が外側に傾いている傾斜面14が形成されて
いる。パンチ13の内側には固定状態のホルダー10が
設けてあって、先端に刃11を有する水平の成形ピン1
2がホルダー10を摺動自在に貫通し、成形ピン12の
基端には、傾斜面14の傾斜と同じ傾きの傾斜面を外側
に有するガイドブロック15が固着されている。そして
成形ピン12先端の刃11は、クラッチギヤ部3と対峙
するようになっている。
押し下げると、ガイドブロック15は傾斜面14に押さ
れる。これに伴って成形ピン12は中心寄りに摺動し、
刃11はクラッチギヤ部3に食い込んでクラッチギヤ部
3の歯の逆テーパー加工をする。
ように変速機用歯車4は、クラッチギヤ部3がメインギ
ヤ部1の端面から深く沈み込んだ位置で、かつクラッチ
ギヤ部3の外径とメインギヤ部1の内径との差が小さい
ものは、熱間鍛造又は冷間鍛造で成形したギヤ素材より
クラッチギヤ部3及びメインギヤ部1を機械加工で切削
する方法では、クラッチギヤ部3の加工が困難な問題が
あった。
5とクラッチギヤ部品6とを結合型にする方法は、メイ
ンギヤ部1とクラッチギヤ部3とを別々に加工するた
め、工程が複雑で長い時間がかかり、コストが高く、強
度が低く、メインギヤ部1とクラッチギヤ部3との同心
度の精度が悪い問題があった。
工するための図17の装置は、構造が複雑で価格が高く
なり、ガイドピン9や成形ピン12の強度が低く、図1
8の装置は、構造が簡単で価格は安価であるが、成形ピ
ン12の強度が低い問題があった。
が容易で強度が強く、クラッチギヤ部の外径とメインギ
ヤ部の内径の差が12mm以下(以下、クラッチギヤ部
の外径とメインギヤ部の内径の差が小さいという)、ク
ラッチギヤ部の歯はメインギヤ部の側面より沈み、メイ
ンギヤ部とクラッチギヤ部は素材から製品まで分割され
ることなく一体に製造・成形された(以下一体型とい
う)一体型変速機用歯車及びこれを簡単な工程によって
成形する方法を提供することを目的とするものである。
とクラッチギヤ部とが一体になっているため強度が強く
しかも製作が容易な変速機用歯車が提供される。
クロ機構用のメインギヤ部と、該メインギヤ部の側面に
一体に形成したクラッチギヤ部とを備え、前記クラッチ
ギヤ部の歯は先端にチャンファーと逆テーパーのスプラ
イン歯とを有すると共に前記メインギヤ部の側面より沈
み込んで適数個分の歯に相当する空間をとびとびに空け
ており、前記クラッチギヤ部の外径と前記メインギヤ部
の内径との差が小さいものであることを特徴とする一体
型変速機用歯車に係るもので、計算によると、全歯の場
合より歯を1枚飛びに欠歯とすることで逆テーパ成形プ
レートの強度を約3倍にできることがわかった。又、金
型の破損応力を考えると、疲労等の影響を全歯の場合破
損は避け難いが、1枚飛びとすることで強度的には十分
に耐えると考えられる。又、1枚飛びさらには複数枚飛
びとすることにより、全体として軽量化がはかれる。な
お、欠歯があっても全体で歯車はかみ合っているのでク
ラッチギヤの歯部の強度が問題になることはない。
空間がクラッチギヤ部の中心軸線側に湾曲した凹形状を
有するようにすると、成型用金型に角がなくなり、金型
の寿命がさらに向上する。
を有するクラッチギヤ部がメインギヤ部の側面より沈み
込みクラッチギヤ部の外径と前記メインギア部の内径と
の差を小さくした半製品を外嵌するセグメントガイド並
びに該セグメントガイドの外側に設けられ前記半製品の
クラッチギヤ部に外嵌する成形歯は成形腕の金型中心側
に設けられ、その上端はほぼ上方に突出し、成形腕の成
形面は下方の幅が狭く上方の幅が広くなった成形歯を有
する逆テーパー成形用セグメント、該逆テーパー成形用
セグメントの外側に嵌まり内周面にテーパーが形成され
たテーパーダイスを有する下型とを備え、該下型の前記
セグメントガイドに半製品を外嵌した後、前記上型と下
型とで加圧し、前記逆テーパー成形用セグメントと半製
品とを共に下降させることにより前記逆テーパー成形用
セグメントをテーパーダイスの内周面に沿わせながら半
製品の中心軸線に向かって摺動させ、前記逆テーパー成
形用セグメントの歯で前記半製品のクラッチギヤ部のス
プライン歯に逆テーパーを成形することを特徴とする変
速機用歯車の成形方法に係るもので、強度の優れた装置
で請求項1の一体型変速機用歯車を成形することができ
る。
とメインギヤ部の内径との差を小さくし歯の周方向寸法
を大きくした逆テーパー成形用セグメントを有する下型
を備え、クラッチギヤ部の外径とメインギヤ部の内径と
の差を小さくし且つ適数個分の歯に相当する空間をとび
とびに空けた半製品を下型のセグメントガイドに外嵌し
た後、上型と下型とで加圧し、前記半製品のクラッチギ
ヤ部のスプライン歯に逆テーパーを成形することを特徴
とする請求項2記載の変速機用歯車の成形方法に係るも
ので、強度の強い請求項1の一体型変速機用歯車を成形
することができる。
に基づいて説明する。
形態の一例を示す断面図、図2は図1の半裁平面図であ
って、変速機用歯車16は、外周に設けられている変速
機シンクロ機構用のメインギヤ部17とクラッチギヤ部
18とが一体になっており、クラッチギヤ部18は図1
に示すようにメインギヤ部17の側面19より内側に沈
み込んでいて、クラッチギヤ部18には、図3の拡大断
面図に示すようにチャンフアー20と、歯元が狭くなる
逆テーパー21の傾斜面とを有するスプライン歯22が
設けられている。スプライン歯22は一つおきに切欠し
てある。
と、メインギヤ部17の内径24との差が12mm以下
であって、従来のものよりも小さな寸法になっている。
態の他の例を示す半裁平面図、図5は図4の断面図であ
って、上述した図1ないし図3の実施形態と同様に、メ
インギヤ部17とクラッチギヤ部18とは一体で、クラ
ッチギヤ部18はメインギヤ部17の側面19より内側
に沈み込んでおり、図示は省略するが、図3と同様のチ
ャンフアー20と逆テーパー21の傾斜面とを有するス
プライン歯22が設けられていて、クラッチギヤ部18
の外径とメインギヤ部17の内径との差が12mm以下
になっている。
2相互の間は1個分の歯に相当する空間25を空けて、
スプライン歯22は1個おきに欠歯させた状態になって
おり、さらに円周方向内側に凹となっている。
態の半裁平面図である。
6は、素材を熱間鍛造の据込みによって、所望の一体形
変速機用歯車の外形を成形する。そして複数回の熱間鍛
造及び冷間鍛造の複合鍛造によって、歯形を有するメイ
ンギヤ部17、クラッチギヤ部18等を成形後、冷間コ
イニングによって、メインギヤ部17の歯と、先端にチ
ャンフアー20を有するスプライン歯22とを、所定寸
法及び精度の半製品に成形する。そして次に、冷間鍛造
によってスプライン歯22に逆テーパー21の傾斜面を
成形する。
1の傾斜面を成形する装置の一例を示す断面図であっ
て、この装置は、上型27と下型28とを備えたプレス
装置になっている。
パンチ29の外周を外パンチ30が囲んでいて、内パン
チ29の上側と外パンチ30との間にはスプリング31
が介挿されていて、内パンチ29はスプリング31を圧
縮して上型27に対し上方に摺動し得るようになってお
り、内パンチ29の下面にはリング状の突起32が突設
されている。
33が設けられていて、その外側に逆テーパー成形用セ
グメント34、更にその外側にテーパーダイス35が設
けられていて、逆テーパー成形用セグメント34の下に
は、スプリング36で支持されたセグメント受板37が
当接している。
向けて嵌合突部38が突設されており、セグメントガイ
ド33の上下方向の中間部からは外方に向けて水平にガ
イド部39が突設されていて、ガイド部39の外周に
は、下部が中心側に傾斜しているテーパー40が形成さ
れている。
セグメントガイド33のガイド部39外周のテーパー4
0と同一傾斜角度で傾斜しているテーパー41が形成さ
れていて、このテーパーダイス35のテーパー41と、
セグメントガイド33のガイド部39外周のテーパー4
0との間で、逆テーパー成形用セグメント34を摺動可
能に挟持している。
メントガイド33を中心とする円周方向において多数に
分割されたもので、内方に向けて成形腕42が突出して
いて、成形腕42の先端には、次に説明する成形歯43
が設けられている。
一例を示す平面図、図9は図8の正面図、図10は図8
の右側面図であって、成形腕42(図9参照)の先端に
設けられている成形歯43は、図10に示すように下方
の幅が狭く、上方の幅が広くなっていて、この成形歯4
3は、図1ないし図3に示した変速機用歯車16におけ
るクラッチギヤ部18のスプライン歯22の逆テーパー
21を成形するのに適するものである。
の他の例を示す平面図、図12は図11の右側面図であ
って、正面図は省略するが、図9と同一形状で表わされ
る。図11、図12に示す逆テーパー成形用セグメント
34の成形歯43は、図10に示すものよりも幅が広
く、図4、図5に示した変速機用歯車16におけるクラ
ッチギヤ部18のスプライン歯22の逆テーパー21
(図3参照)を成形するのに適するものである。
の更に他の例を示す平面図であって、図示は省略する
が、正面形状は図9と同一形状で表わされ、右側面は図
12と同一形状で表わされる。
34の成形歯43は、中心に湾曲した凸部が形成されて
いる幅広のもので、図6に示した変速機用歯車16にお
けるクラッチギヤ部18のスプライン歯22の逆テーパ
ー21(図3参照)を成形するのに適するものである。
3に示すようにスプライン歯22に逆テーパー21の傾
斜面を成形する方法を説明する。
34を図8ないし図10に示す逆テーパー成形用セグメ
ント34とし、図1、図2に示す変速機用歯車16のク
ラッチギヤ部18において、スプライン歯22に逆テー
パー21(図3参照)の傾斜面をまだ成形していない半
製品44を、図7に示すようにセグメントガイド33の
嵌合突部38に外嵌する。
示すように内パンチ29の突起32は半製品44を押し
下げ、外パンチ30は逆テーパー成形用セグメント34
を押し下げる。
に対して摺動しながら下降し、逆テーパー成形用セグメ
ント34は、テーパーダイス35のテーパー41及びセ
グメントガイド33のガイド部39外周のテーパー40
に沿って、下降しながら半製品44の中心軸線に向かっ
て摺動変位する。この際セグメント受板37は逆テーパ
ー成形用セグメント34の下端により押し下げられ、ス
プリング36を圧縮して下降する。
31が圧縮されて外パンチ30のみが下降し、逆テーパ
ー成形用セグメント34は半製品44に対して下降しな
がらその中心軸線に向かう摺動変位を続けることにな
る。
34が半製品44とともに下降しながらその中心軸線に
向かう摺動変位を続けることにより、図8ないし図10
に示す成形歯43が、図1、図2に示す変速機用歯車1
6のクラッチギヤ部18において、スプライン歯22に
逆テーパー21(図3参照)の傾斜面をまだ成形してい
ない半製品44のスプライン歯22に、図3に示す逆テ
ーパー21を成形することになる。
34を図11、図12に示す逆テーパー成形用セグメン
ト34とし、半製品44を、図4、図5に示す変速機用
歯車16のクラッチギヤ部18のスプライン歯22に逆
テーパー21(図3参照)の傾斜面をまだ成形していな
いものとし、前述したように上型27を押し下げると、
図4、図5に示す変速機用歯車16のクラッチギヤ部1
8のスプライン歯22に逆テーパー21(図3参照)の
傾斜面をまだ成形していない半製品44のスプライン歯
22に、図3に示す逆テーパー21を成形することがで
きることになる。
ント34を図13に示す逆テーパー成形用セグメント3
4とし、半製品44を、図6に示す変速機用歯車16の
クラッチギヤ部18のスプライン歯22に逆テーパー2
1(図3参照)の傾斜面をまだ成形していないものと
し、前述したように上型27を押し下げると、図6に示
す変速機用歯車16のクラッチギヤ部18のスプライン
歯22に逆テーパー21(図3参照)の傾斜面をまだ成
形していない半製品44のスプライン歯22に、図3に
示す逆テーパー21を成形し、同時に図13に示す逆テ
ーパー成形用セグメント34の中心に湾曲した凸部が形
成されている幅広の成形歯43によって、数個おきに欠
歯させた状態になっているスプライン歯22の間の中心
軸線側に湾曲した凹形状26(図6参照)の仕上げ成形
をすることになる。
等の部品がないため、強度が強く、構造が簡単で価格は
安価になる。
く、従来の一体型より全長を薄くした一体型変速機用歯
車が得られる効果がある。
適数個分の歯に相当する空間をとびとびに空けて設けた
ので、クラッチギヤ部の歯の円周方向の寸法を大きくし
てクラッチギヤ部の強度を向上させ軽量でありながら強
度の強い一体型変速機用歯車が得られる効果がある。
又、クラッチギヤ部の適数個分の歯に相当する空間をク
ラッチギヤ部の中心軸線側に湾曲した凹形状とすると、
強度を保ったまま軽量にすることができると共に、成型
用金型の寿命を向上する効果がある。
求項1の一体型変速機用歯車を容易に成形することがで
きる効果がある。
一体型変速機用歯車を成形することができる効果があ
る。
断面図である。
面図である。
す半裁平面図である。
例を示す半裁平面図である。
断面図である。
セグメントの一例を示す平面図である。
用セグメントの他の例を示す平面図である。
用セグメントの更に他の例を示す平面図である。
ある。
る。
ある。
断面図である。
す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 変速機のシンクロ機構用のメインギヤ部
と、該メインギヤ部の側面に一体に形成したクラッチギ
ヤ部とを備え、前記クラッチギヤ部の歯は先端にチャン
ファーと逆テーパーのスプライン歯とを有すると共に前
記メインギヤ部の側面より沈み込んで適数個分の歯に相
当する空間をとびとびに空けており、前記クラッチギヤ
部の外径と前記メインギヤ部の内径との差が小さいもの
であることを特徴とする変速機用歯車。 - 【請求項2】 上型と、スプライン歯を有するクラッチ
ギヤ部がメインギヤ部の側面より沈み込みクラッチギヤ
部の外径と前記メインギア部の内径との差を小さくした
半製品を外嵌するセグメントガイド並びに該セグメント
ガイドの外側に設けられ前記半製品のクラッチギヤ部に
外嵌する成形歯は成形腕の金型中心側に設けられ、その
上端はほぼ上方に突出し、成形腕の成形面は下方の幅が
狭く上方の幅が広くなった成形歯を有する逆テーパー成
形用セグメント、該逆テーパー成形用セグメントの外側
に嵌まり内周面にテーパーが形成されたテーパーダイス
を有する下型とを備え、該下型の前記セグメントガイド
に半製品を外嵌した後、前記上型と下型とで加圧し、前
記逆テーパー成形用セグメントと半製品とを共に下降さ
せることにより前記逆テーパー成形用セグメントをテー
パーダイスの内周面に沿わせながら半製品の中心軸線に
向かって摺動させ、前記逆テーパー成形用セグメントの
歯で前記半製品のクラッチギヤ部のスプライン歯に逆テ
ーパーを成形することを特徴とする変速機用歯車の成形
方法。 - 【請求項3】 クラッチギヤ部の外径とメインギヤ部の
内径との差を小さくし歯の周方向寸法を大きくした逆テ
ーパー成形用セグメントを有する下型を備え、クラッチ
ギヤ部の外径とメインギヤ部の内径との差を小さくし且
つ適数個分の歯に相当する空間をとびとびに空けた半製
品を下型のセグメントガイドに外嵌した後、上型と下型
とで加圧し、前記半製品のクラッチギヤ部のスプライン
歯に逆テーパーを成形することを特徴とする請求項2記
載の変速機用歯車の成形方法。
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