JPS6346124A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、電気掃除機に関するものである。

（従来の技術） 従来の電気掃除機を第３図により説明する。第３図は従
来の電気掃除機の縦断面図である。同図において、２２
はファン、２３はモーター、２４は電池、２５は把手、
２６は集塵ケース、２７は吸込口、２８は先端蓋、２９
は突起リブ、３０はパツキン、３０’は布袋フィルター
パツキン、３１は紙袋フィルター、３２は布袋フィルタ
ー、３３は本体である。

本体３３の内部には、ファン２２．モーター２３及び電
池２４が配設され、本体３３の上部には把手２５が、同
じく前部には集塵ケース２６がそれぞれ備えられている
。集塵ケース２６の前部には、前方に吸込口２７を有す
る先端蓋２８が着脱自在に取付けられている０紙袋フィ
ルター３１は、紙袋フィルター３１の口を、吸込口２７
の外周に形成された突起リブ２９とパツキン３０との間
にはさみ込んで取付けられる０紙袋フィルター３１に代
って布袋フィルター３２を取付ける場合には、まず、先
端蓋２８を取外してパツキン３０を突起リブ２９より抜
き取ることにより紙袋フィルター３１を取外し、布袋フ
ィルター３２の先端を突起リブ２９にはめ込み、布袋フ
ィルター３２の先端にこれと一体につくられている布袋
フィルターパツキン３０′を、集塵ケース２６の先端と
の間にはさんで固定するように先端蓋２８を取付ければ
よい。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、上記の構成では、紙袋フィルターを使用した場
合には、集塵されたゴミを紙袋フィルターごと捨てれば
よいが、布袋フィルターを使用した場合には、ゴミを捨
てる際に布袋フィルターが布製のため奥にゴミが付着し
てしまい、布袋フィルターからゴミを完全に除去するの
が非常に困難であった。例えば、布袋フィルターに付着
したゴミを手早く取除くために、別の掃除機を使ってそ
の吸込口を布袋フィルターの奥に差込むと、布袋フィル
ターの内面が吸込口に吸い付いてゴミを吸い取ることが
できない、仕方なく布袋フィルターを裏返しにして内面
を外側にして掃除するしかなく、非常に面倒で手間を要
するという問題があった。

本発明は１紙袋、布製いずれのフィルターを使用しても
ゴミ捨てか容易で、且つ布袋フィルターの掃除も簡単な
電気掃除機を提供するものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、上記問題点を解決するために、集塵ケースの
前後両端の大きさと形状を同一にし、紙袋フィルター、
布袋フィルターのいずれをも装着可能にし、紙袋フィル
ターを使用する場合は、集塵ケース前端側に装着し、布
袋フィルターを使用する場合は、集塵ケース後端側に装
着することができる構成を備えるものである。

（作　用） 本発明は、上記構成により、紙袋フィルターを使用した
場合は、ゴミが紙袋フィルターの内側に入り、布袋フィ
ルターを使用した場合は、ゴミが布袋フィルターの外側
、即ち集塵ケース内部にたまるので、いずれを使用した
場合もゴミ捨てが簡単で、また布袋フィルターの外側に
綿ゴミ等が付着しても、別の掃除機により容易にゴミを
取除くことができる。

（実施例） 本発明の一実施例を第１図及び第２図により説明する。

第１図及び第２図は本発明の一実施例の電気掃除機の縦
断面図で、第１図は紙袋フィルターを装着した場合を、
第２図は布袋フィルターを装着した場合を、それぞれ示
している図である。

第１図及び第２図において、１は本体、２はファン、３
はモーター、４は電池、５は過充電防止装置、６は把手
、７はスイッチ、８は充電表示ランプ、９は充電端子、
１０は電池交換蓋、１１は端子板、１２は排気口、１３
は集塵ケース、１４は尾錠、１５は吸込口、１６は先端
蓋、１７は尾錠、１８は布袋フィルター、１９はエキス
パンダー、２０は紙袋フィルター、２１はエキスパンダ
ーリップである。

本体１の内部には、ファン２．モーター３．充電可能な
電池４．電池４の過充電を防止するための過充電防止装
置Ｓが配設され、本体１の上部には把手６が取付けられ
、把手６の前方にはスイッチ７、充電中に表示する充電
表示ランプ８及び充電するために外部の充電器と接続す
る充電端子９が備えられている。電池４は本体１の後部
に着脱自在に設けられた電池交換蓋１０を取外すことに
より取替え可能となっている。また、電池４．モーター
３及び過充電防止装置５への接続は、本体１に固定され
た端子板１１と電池４に内蔵された端子板（図示せず）
によって行われる。排気口１２はモーター３の側方に位
置し、本体１の側壁に設けられている。

本体１の前部には、熱血ケ、−ス１３が尾錠１４により
本体１に着脱自在に結合されており、さらに、集塵ケー
ス１３の前部には、吸込口１５を有する先端蓋１６が尾
錠１７により集塵ケース１３に着脱自在に取付けられて
いる。布袋フィルター１８は集塵ケース１３の内部の本
体１との結合側に、その変形、つぶれを防止するための
凹形状のエキスパンダー１９にかぶせて着脱自在に装着
され、エキスパンダー１９によって集塵ケース１３の内
部に圧接固定されている。紙袋フィルター２０は集塵ケ
ース１３の内部の先端蓋１６との結合側にエキスパンダ
ー１９の内側に入れて装着され、且つエキスパンダー１
９により先端蓋１６に圧接固定されている。エキスパン
ダー１９の凹状の入口端全周には、エキスパンダーリッ
プ２１が形成され、集塵ケース１３の内壁２本体１の前
面及び先端蓋１６と圧接することにより吸込空気に対し
て気密を保っている。上記のように、当然、集塵ケース
１３の両端はエキスパンダー１９がともに装着できるよ
うに、大きさと形状が同一になっている。

次に、動作を説明する。

吸込口１５より吸引された含塵空気は、紙袋フィルター
２０あるいは布袋フィルター１８で集塵され、ファン２
を通りモーター３の側方にある排気口１２より排出され
る。

ゴミを捨てる際には、まず第１図に示している紙袋フィ
ルター２０が装着されている場合、集塵ケース１３より
先端Ｍ１６を取外してゴミが一杯になった紙袋フィルタ
ー２０ごと捨てればよい、第２図に示している布袋フィ
ルター１８が装着されている場合は、本体１より集塵ケ
ース１３を取外して布袋フィルター１８を取り出してゴ
ミを捨てればよい。その際に布袋フィルター１８の外側
に綿ゴミなどが付着していても、別の掃除機で容易に掃
除でき、また、ゴミだけを捨てる場合には、先端蓋１６
を外して集塵ケース１３内からゴミを落とすだけでよい
。

（発明の効果） 本発明によれば、集塵ケースの両端がどちらにもエキス
パンダーが取付けられるように同一の大きさと形状にな
っているため、紙袋フィルターを使用する場合には、集
塵ケースの前端に取付けることによりゴミが紙袋フィル
ターの内側に入るので、ゴミが入ったまま紙袋フィルタ
ーごと捨てられ、布袋フィルターを使用する場合には、
集塵ケースの後端に取付けることによりゴミが布袋フィ
ルターの外側、即ち集塵ケースの中にゴミがたまるので
、ゴミ捨てと付着した綿ゴミなどの除去がいずれも容易
であるなど、使用に際しいずれの場合もゴミの処理が極
めて簡単であるという利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例の電気掃除機の縦
断面図で、第１図は紙袋フィルターを装着した場合を、
第２図は布袋フィルターを装着した場合を、それぞれ示
している図、第３図１±従来の電気掃除機の縦断面図で
ある。 １・・・本体、　　２・・・ファン、　　３・・・モー
ター、４・・・電池、　５・・・過充電防止装置、　６
・・・把手、　　７・・・スイッチ、　８・・・充電表
示ランプ、　９・・・充電端子、　１０・・・電池交換
蓋、１１・・・端子板、　１２・・・排気口、　１３・
・・集塵ケース、　１４．１７・・・尾錠、　１５・・
・吸込口、１６・・・先端蓋、　１８・・・布袋フィル
ター、１９・・・エキスパンダー、　２０・・・紙袋フ
ィルター、２１・・・エキスパンダーリップ。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）電動送風機を内蔵した本体前部に集塵ケースを有
   する電気掃除機において、前記集塵ケースの前後両端の
   大きさと形状を同一にし、紙袋フィルターまたは布袋フ
   ィルターのいずれをも装着可能にしていることを特徴と
   する電気掃除機。
2. （２）前記集塵ケース内部において、前記紙袋フィルタ
   ーまたは布袋フィルターのいずれをも支持固定し、且つ
   吸込空気が前記フィルター外に漏れないように気密を保
   つための手段を備えていることを特徴とする特許請求の
   範囲第（１）項記載の電気掃除機。
3. （３）前記紙袋フィルターは、前記集塵ケース前端にお
   いて前記支持及び気密手段の内側に挿着し、前記布袋フ
   ィルターは、前記集塵ケース後端において前記支持及び
   気密手段の外側に挿着する構成を備えていることを特徴
   とする特許請求の範囲第（１）項記載の電気掃除機。