JPS6345565Y2 - - Google Patents

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JPS6345565Y2
JPS6345565Y2 JP9596487U JP9596487U JPS6345565Y2 JP S6345565 Y2 JPS6345565 Y2 JP S6345565Y2 JP 9596487 U JP9596487 U JP 9596487U JP 9596487 U JP9596487 U JP 9596487U JP S6345565 Y2 JPS6345565 Y2 JP S6345565Y2
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timer
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、始動前にクランキング運転を行う作
業機、例えばエンジン駆動油冷式回転圧縮機等の
作業機用エンジンの運転装置に関するものであ
る。
(従来技術およびその問題点) 従来の、この種エンジンの運転装置を第1図お
よび第2図に示す。第1図はそのブロツクダイヤ
グラムであり、第2図はそのタイムチヤートであ
る。
第1図において、1は始動スイツチで、2は前
記始動スイツチ1のONと同時に端子Xから第1
の信号を出力し、その後一定時間(t1秒)経過後
に端子Yから第2の信号を出力する始動回路であ
る。3は端子Xからの信号が入力している間エン
ジンに取付けられたグロープラグ(図示せず)に
通電し、エンジンの予熱を行うグロープラグ回路
で、Aは端子Yからの信号入力後一定時間(t2
秒)の間信号を出力するタイマーである。4は前
記タイマーAからの信号が入力している間停止装
置(図示せず)に通電する停止回路で、前記停止
装置はこの停止回路からの信号入力時に燃料カツ
ト、またはインテークシヤツター閉等の動作を行
い、始動時エンジンを一定時間空転させる所謂ク
ランキング動作を行わせたり又は運転中のエンジ
ンの停止を行う。5は端子Yからの信号が入力し
ている間エンジンのスタータモータ(図示せず)
に信号を出力するスタータ回路であり、前記スタ
ータモータは前記始動回路2の端子Yからの信号
入力によつてエンジンを始動回転せしめる。通
常、前記t1秒、t2秒はそれぞれ約20秒、5〜10秒
程度に設定する。
上記構成において、始動操作により始動スイツ
チ1をONにすると、グロープラグ回路3には始
動回路2の端子Xからの信号が入力するので、グ
ロープラグは通電し、エンジンの予熱を行う。エ
ンジンの予熱開始からt1秒(約20秒)が経過する
と、始動回路2の端子Yからの信号がスタータ回
路5およびタイマーAを介して停止回路4に対し
て同時に入力するので、スタータモータの回転と
ともに燃料カツト、またはインテークシヤツター
等の停止装置が動作しエンジンは着火をしない空
転状態即ちクランキング運転に入る。そして、こ
のクランキング運転開始からt2秒(5秒〜10秒)
が経過するとタイマーAからの信号出力が停止す
るため停止回路4はリセツトされ、前記停止装置
の動作が解かれエンジンが着火する。
エンジンの着火後回転数が一定回転数まで上昇
してエンジンが確実に始動すると、始動回路2は
始動検知手段(図示せず)によりリセツトされ、
グロープラグ回路3およびスタータ回路5への信
号の出力を停止し、一連の始動動作を完了する。
この間のタイムチヤートは第2図に示すとおり
である。
一般に、燃料カツトやインテークシヤツター閉
のような停止装置は、該停止装置に通電後その停
止動作が完全に作動完了となるまでには0.1〜2
秒程度の作動遅れがあるのが普通である。
この理由は、前記通電によつて停止装置である
ソレノイドの可動片が完全にストロークし、さら
に幾つかのリンク機構を介してエンジンの燃料カ
ツトレバーを回動させるか、又はインテークシヤ
ツターの如き停止モータの可動片が完全に回動し
終つたときに、はじめてその動作が完了するため
である。
一方、スタータモータの方は一般に直流電動機
を用いているために通電直後から回転する。した
がつて、前記停止装置によるエンジンのクランキ
ング動作が完了しないうちにスタータモータが回
転するため、これによりエンジンの着火が生じ、
その後図示せざる始動検知手段により始動回路2
がリセツトされ、よつてエンジンが始動してしま
うことがあつた。
また、一般にスタータモータの始動電流は数百
アンペアと非常に大きいために、特に寒冷時、あ
るいは始動失敗等により頻繁に始動動作を繰り返
した後などでは、バツテリーの充電状態が大巾に
悪化する。このような場合、スタータモータを回
転しただけで前記バツテリー電圧が停止装置の作
動電圧以下に低下してしまうことが多く、そのた
め前記停止装置が不作動のまゝエンジンが始動し
てしまうことがあつた。
そして、これらの場合にはいずれもクランキン
グ運転が行われずにエンジンが始動するために、
これに駆動される作業機に種々の始動トラブルを
発生することがあつた。例えば可動翼回転型油冷
式回転圧縮機では、シリンダ内のオイルが排出さ
れることなく始動するためにオイルロツクを引き
起こし、前記可動翼の破損及びシリンダの破壊等
を引き起こしたり、エンジン内の摺動部各部の潤
滑不良による焼付を生ずる等である。
また、前記バツテリが劣化しその充電能力が低
下しているような場合には、スタータモータの始
動に伴う電圧降下も急速で、例えばエンジンの予
熱を行つた後にクランキング運転を行う際該クラ
ンキング運転によりエンジンシリンダ内の予熱さ
れた空気が排出され、せつかく予熱したにもかか
わらず上記操作による予熱不足でエンジンが始動
しないこともある。
(考案の目的) 本考案は、上記問題にかんがみなされたもの
で、始動操作と同時に停止回路に信号を入力し、
その一定時間後スタータ回路に信号を入力し、所
定時間クランキング動作を行つた後、一旦エンジ
ンの回転を止め、シリンダ内の予熱空気の昇温と
バツテリの蓄電電圧の回復を待つて後エンジンを
始動するようにし、これにより停止装置の動作遅
れによつて、エンジンがクランキング動作を行う
ことなく始動することを防止すると共に、該クラ
ンキング終了後のエンジンの始動を確実に行うよ
うにし、作業機の始動時に於ける各種トラブルを
未然防止することを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、以上の目的を達成する為に、始動ス
イツチと、該始動スイツチのONと同時に第1の
信号を出力するとともに端子Xから前記第1の信
号を出力後t1時間後に端子Yから第2の信号を出
力する始動回路と、前記始動スイツチのONと同
時もしくはそれから一定時間後に作動するグロー
プラグ回路と、前記始動回路の端子Xからの第1
の信号入力後前記t1時間よりも短く設定されたt2
時間だけ停止回路に信号を出力するタイマーA
と、該タイマーからの信号が入力している間信号
を出力する停止回路と、前記タイマーAからの信
号入力後t3時間経過後に信号を出力しかつ前記タ
イマーAからの信号が停止するまでの間継続して
出力する遅延タイマーBと、該タイマーBからの
信号及び前記端子Yからの第2の信号のいずれか
一方の信号が入力している間信号を出力するOR
回路と、該OR回路からの信号を受けて動作する
スタータ回路とを設けたことを特徴とする。
(実施例) まず、第3図および第4図において、第1図、
第2図と同様の部分には同一の記号を用いる。
第3図において、1は始動スイツチであり、2
は始動回路で前記始動スイツチ1のONと同時に
端子Xから第1の信号を出力し、その後一定時間
(t1秒)経過後に端子Yから第2の信号を出力す
る3はグロープラグ回路で、端子Xからの信号が
入力している間エンジンに取り付けられたグロー
プラグ(図示せず)に通電してエンジンの予熱を
行う。Aは前記始動回路の端子Xからの信号入力
後一定時間(t2秒、ただし、このt2秒は前記t1
よりも短かく設定れている)の間信号を出力する
タイマーである。4は停止回路で、前記タイマー
Aからの信号が入力している間エンジンの停止装
置(図示せず)に通電する。そして、前記停止装
置は幾つかのリンク機構を介してエンジンの燃料
カツトレバー又は吸気閉塞弁(図示せず)に接続
されているもので、停止回路4からの信号入力時
にエンジンの燃料カツト、またはインテークシヤ
ツター閉等の停止動作を行い、始動時におけるエ
ンジンのクランキング及び運転中におけるエンジ
ンの停止を行う。Bは遅延タイマーで、前記タイ
マーAからの信号入力後一定時間(t3秒)経過後
に信号を出力し、前記タイマーAからの信号の入
力が停止するまでの間継続して前記信号を出力す
る。6はOR回路で、前記遅延タイマーBからの
信号および始動回路2の端子Yからの信号のうち
のどちらか一方の信号が入力している間信号を出
力する。5はスタータ回路で、前記OR回路から
の信号が入力している間エンジンのスタータモー
タに信号を出力する。そして、前記スタータモー
タは前記OR回路からの信号入力によつてエンジ
ンを回転せしめる。通常、前記t1秒、t2秒、t3秒、
はそれぞれ約15〜20秒、8〜13秒、3秒程度に設
定する。
上記構成において、始動操作により始動スイツ
チ1をONにすると、グロープラグ回路3および
タイマーAを介して停止回路4に始動回路2の端
子Xからの信号が入力するので、グロープラグお
よび停止装置は通電され、これによりエンジンの
予熱が行われると共に、燃料カツトまたはインテ
ークシヤツター等の停止装置が動作し、エンジン
は停止状態となる。このとき、エンジンの予熱は
直ちに開始されるが、停止装置は各リンク機構を
介して動作するので通電後約2秒程後れてその動
作を完了する。
一方、遅延タイマーBは、タイマーAからの信
号入力後t3秒(約3秒)後にOR回路6に信号を
出力するため、停止装置に通電後約3秒後にスタ
ータモータに通電が開始し、該スタータモータは
前記停止装置が確実に作動した後に回転する。し
たがつて、前記停止装置の動作によりエンジンの
着火が生じないようになつているため、エンジン
は空転し、クランキング運転が行われ、エンジン
各部への潤滑油を行きわたらせると共に、作業機
側においてもシリンダ内に滞留する油の排出と各
部への給油を行う。そして、予熱開始後t2秒(8
秒〜13秒)が経過するとタイマーAからの信号出
力が停止するため停止回路4およびスタータ回路
5はリセツトされ、クランキング運転は終了す
る。またクランキング運転終了後予熱開始からt1
秒(約15〜20秒)が経過するまではエンジンの回
転が停止した状態でエンジンの予熱が行われる。
そして、t1秒が経過して、端子YからOR回路
6に第2の信号が入力すると、スタータモータは
再び回転し、エンジンが着火する。エンジンの着
火開始後、回転数が一定回転数まで上昇してエン
ジンが確実に始動を完了すると、図示せざる始動
検知手段によつて始動回路2はリセツトされ、グ
ロープラグ回路3およびスタータ回路5への信号
の出力を停始し、一連の始動動作を完了する。
この間タイムチヤートは第4図に示すとおりで
ある。
(他の実施例) 第5図は本考案による作業機用エンジンの運転
装置の他の実施例を示すブロツクダイヤグラムで
ある。
この場合のタイムチヤートは前記実施例の第4
図と同じである。
この実施例は第3図図示の実施例で用いた遅延
タイマーBの代わりに、タイマーAからの信号お
よび停止装置8の作動を検知して信号を出力する
停止装置作動検知回路9からの信号が入力してい
る間OR回路6に信号を出力するAND回路7を設
けたもので、停止装置が完全に作動した後にスタ
ータを回転し、確実にクランキング運転を行うこ
とができる。
また、以上説明した実施例は、いずれも始動操
作と同時にエンジンの予熱およびクランキング運
転を行うものであるが、これら実施例において、
クランキング運転終了と同時にグロープラグ回路
に信号を入力するようにグロープラグ回路内にタ
イマーを設けるか又は、前記タイマーAの信号出
力を受け、該信号出力が停止すると同時に前記グ
ロープラグ回路に信号を出力する回路を設け、ク
ランキング運転終了後エンジンの予熱を開始する
ようにしてもよい。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案による作業機用エ
ンジンの運転装置は停止回路に信号を入力し、停
止動作を完了した後にスタータ回路に信号を入力
するように構成したもので、通電後作動が完了す
るまで時間のかかる停止装置であつても、確実に
クランキング運転を行うことができ、作業機に発
生していた各種始動トラブル例えば可動翼回転型
油冷式回転圧縮機におけるオイルロツク及びエン
ジン摺動部各部の潤滑不良による焼付等を防止で
き、作業機の信頼性を向上させることができる。
また、クランキング運転を始動操作と同時に開
始し、クランキング運転終了後一定時間予熱を行
つた後エンジンを始動するようにしたので、クラ
ンキング運転によりエンジンシリンダ内の予熱さ
れた空気を排出るすることなく十分に予熱がおこ
なえるため、作業機用エンジンの始動を確実に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の作業機用エンジンの運
転装置の例であり、第1図はそのブロツクダイヤ
グラムであり、第2図はそのタイムチヤートであ
る。第3図、第4図は本考案による作業機用エン
ジンの運転装置の一実施例であり、第3図はその
ブロツクダイヤフラム、第4図はそのタイムチヤ
ートである。第5図は本考案による作業機用エン
ジンの運転装置の他の実施例を示すブロツクダイ
ヤグラムである。 1……始動スイツチ、2……始動回路、3……
グロープラグ回路、4……停止回路、5……スタ
ータ回路、6……OR回路、7……AND回路、8
……停止装置、9……停止装置作動検知回路、A
……タイマー、B……遅延タイマー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 始動スイツチと、該始動スイツチのONと同時
    に第1の信号を出力するとともに端子Xから前記
    第1の信号を出力後t1時間後に端子Yから第2の
    信号を出力する始動回路と、前記始動スイツチの
    ONと同時もしくはそれから一定時間後に作動す
    るグロープラグ回路と、前記始動回路の端子Xか
    らの第1の信号入力後前記t1時間よりも短く設定
    されたt2時間だけ停止回路に信号を出力するタイ
    マーAと、該タイマーからの信号が入力している
    間信号を出力する停止回路と、前記タイマーAか
    らの信号入力後t3時間経過後に信号を出力しかつ
    前記タイマーAからの信号が停止するまでの間継
    続して出力する遅延タイマーBと、該タイマーB
    からの信号及び前記端子Yからの第2の信号のい
    ずれか一方の信号が入力している間信号を出力す
    るOR回路と該OR回路からの信号を受けて動作
    するスタータ回路とを設けたことを特徴とする作
    業機用エンジンの運転装置。
JP9596487U 1987-06-24 1987-06-24 Expired JPS6345565Y2 (ja)

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JP9596487U JPS6345565Y2 (ja) 1987-06-24 1987-06-24

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JP9596487U JPS6345565Y2 (ja) 1987-06-24 1987-06-24

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JPS6312665U JPS6312665U (ja) 1988-01-27
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