JPS6123656Y2 - - Google Patents

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JPS6123656Y2
JPS6123656Y2 JP1980077992U JP7799280U JPS6123656Y2 JP S6123656 Y2 JPS6123656 Y2 JP S6123656Y2 JP 1980077992 U JP1980077992 U JP 1980077992U JP 7799280 U JP7799280 U JP 7799280U JP S6123656 Y2 JPS6123656 Y2 JP S6123656Y2
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starter
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starter switch
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JP1980077992U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、エンジン運転中は作動しないよう
にされた保護リレーを使用したスタータスイツチ
の誤操作保護装置に関する。
従来のスタータスイツチ誤操作保護装置として
は、例えば第1図に示すようなものがあるので、
これを簡単に説明する。
電源1は自動車のバツテリ等であつて、陰極が
接地されており、陽極からスタータスイツチ2の
可動接点Bに結線してある。保護リレー3のコイ
ル20にはチヤージ・ワーニングランプ4が並列
接続してあり、このコイル20の一端はスタータ
スイツチ2のイグニツシヨン端子IGに結線さ
れ、他端はボルテージレギユレータ等によるエン
ジン運転検出装置5のリレーの常閉接点21を介
して接地してある。このリレーのコイル22の一
端はエンジンによつて駆動される発電機6に結線
され、他端は接地してある。スタータスイツチ2
のイグニツシヨン端子IGと接地間にはイグニツ
シヨン負荷7が接続され、スタート端子Sとスタ
ータモータ8との間には保護リレー3の常開接点
23が介挿してある。
このスタータスイツチ誤操作保護装置は、始動
時スタータスイツチ2をイグニツシヨン位置にす
ることにより、イグニツシヨン端子IGに電源1
の電圧が印加され、チヤージ・ワーニングランプ
4が点灯すると共にコイル20に電流が流れ、保
護リレー3が作動してその常開接点23がオン状
態となる。
つぎに、スタータスイツチ2をスタート位置に
するとスタート端子Sにも電源電圧がかかり、ス
タータモータ8が駆動され、エンジンが回転す
る。発電機6が発電を始め、その出力電圧が規定
の電圧に達すると、コイル22に所定の電流が流
れて常閉接点21をオフさせるので、保護リレー
3のコイル20の通電が断たれ、常開接点23が
オフとなる。したがつて発電機6が正規の発電状
態にある間すなわちエンジン運転中はスタータス
イツチ2を誤つてスタート位置にしてもスタータ
モータ8は作動しないようになつている。
なお、エンジン運転検出装置5はボルテージレ
ギユレータの充電警告灯回路を併用した場合とし
て示してある。
しかしながら、このような従来のスタータスイ
ツチ誤操作保護装置にあつては、スタータモータ
8の回転によつて発電機6の発生電圧が規定電圧
に達したとき常閉接点21をオフさせるので、エ
ンジンの始動途中でも保護リレー3がオフする構
成となつていたため、エンジンの始動中にスター
タピニオンがエンジン側のギヤとの噛み合いが外
れていわゆるスタータの早逃げとなり、エンジン
の空回転速度が低下し、発電電圧が下がると再び
常閉接点21がオンとなつてスタータモータ8が
作動し、エンジンの惰性回転中にスタータピニオ
ンが飛び出してギヤを傷つける不具合や、ボルテ
ージレギユレータの作動電圧調整が微妙となり、
汎用リレーが使用できないという問題点があつ
た。
この考案は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、保護リレーとして2回路の常開接点を有する
ものを使用し、1回路を従来どおりスタータスイ
ツチとスタータモータとの間に介挿し、もう1回
路を、保護リレーを作動させるコイルと直列接続
されてエンジン運転中にオフされる常閉接点と並
列に接続し、保護リレー作動時の自己保持回路と
することにより、従来の問題点を解決したスター
タスイツチ誤操作保護装置を提供するものであ
る。
以下、添付図面を参照して、この考案の実施例
を説明する。
第2図は、この考案の一実施例を示す結線図で
あつて、第1図と同一部分には同一符号を付して
それらの説明を省略する。
この実施例では、第1図における保護リレー3
の代りに、常開接点24と25の2回路を有する
保護リレー9を使用したものである。常開接点2
4は保護リレー3の常開接点23と全く同じよう
に、スタータスイツチ2のスタート端子Sとスタ
ータモータ8との間に介挿してあり、常開接点2
5はエンジン運転検出装置5のリレーの常閉接点
21と並列に接続する。すなわちチヤージ・ワー
ニングランプ4と常閉接点21との接続点がこの
常開接点25のオンによつて接地されるように結
線する。
さらに、保護リレー9のコイル26は、一端を
スタータスイツチ2のスタート端子Sに結線さ
れ、他端をチヤージ・ワーニングランプ4と常閉
接点21との接続点に結線してある。その他の結
線は第1図と同様であり、エンジン停止状態の場
合を示してある。
つぎに、この実施例の作用を説明する。
スタータスイツチ2を操作してイグニツシヨン
位置にすると、端子IGに接続されたイグニツシ
ヨン負荷7およびチヤージ・ワーニングランプ4
に電圧が印加され、チヤージ・ワーニングランプ
4が点灯し、始動準備が完了する。つぎに、スタ
ータスイツチ2をスタート位置に操作すると、端
子Sに電源1の陽極が接続され、この端子Sに一
端を結線されたコイル26は、その他端が常閉接
点21によつて接地されているため、通電されて
保護リレー9が作動し、常開接点24,25がと
もにオンとなり、スタータモータ8が起動してエ
ンジンを始動のため回転させる。
スタータモータ8の回転によつてエンジンの回
転速度が上昇し、発電機6の発生電圧が規定電圧
に達すると、コイル22の電流が増加して、エン
ジン運転検出装置5としてリレーが作動し、その
常閉接点21がオフとなり、チヤージ・ワーニン
グランプ4は消灯する。このとき保護リレー9の
コイルは常開接点25により自己保持されるた
め、スタータモータ8は回転を続け、エンジンを
完全に始動させる。
したがつて、エンジンの始動後、スタータスイ
ツチ2をスタート位置から一旦イグニツシヨン位
置に戻して、再び誤つてスタート位置にしても、
常開接点25も常閉接点21も共にオフ状態であ
るので、保護リレー9は作動することがなく、ス
タータモータ8がエンジン運転中に駆動されるよ
うなことはない。
第3図は、この考案の他の実施例を示す結線図
である。この実施例は、エンジン運転検出装置5
の代りに、オイルプレツシヤ・スイツチ10を用
い、チヤージ・ワーニングランプ4の代りにオイ
ルプレツシヤ・ワーニングランプ11を用いたも
ので、その他は第2図の場合と同じであつて、第
2図と同一部分には同一符号を付してある。
エンジン停止時には閉じているオイルプレツシ
ヤ・スイツチ10を第2図の常閉接点21の代り
に接続し、スタータスイツチ2の端子IGおよび
Sにそれぞれ一端を結線されたオイルプレツシ
ヤ・ワーニングランプ11とコイル26の他端を
共にこのオイルプレツシヤ・スイツチ10を介し
て接地する。
そして、エンジン始動途中に油圧上昇によつて
オイルプレツシヤ・スイツチ10がオフしても、
保護リレー9の作動によるスタータモータ8の駆
動中は、常開接点25によつて保護リレー9が自
己保持されるようにしてある。
以上説明してきたように、この考案によればそ
の構成を自己保持回路を有する保護リレーを介し
てスタータモータを駆動するようにしたため、始
動途中のスタータの早逃げが解消され、専用ボル
テージレギユレータを使用する必要もなく、汎用
のリレーが使用でき、一般の車両にも簡単に装置
することが可能で、原価的にも安価にできるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のスタータスイツチ誤操作保護
装置を示す結線図である。第2図は、この考案の
一実施例を示す結線図である。第3図は、この考
案の他の実施例を示す結線図である。 1……電源、2……スタータスイツチ、3,9
……保護リレー、4……チヤージ・ワーニングラ
ンプ、5……エンジン運転検出装置、6……発電
機、7……イグニツシヨン負荷、8……スタータ
モータ、10……オイルプレツシヤ・スイツチ、
11……オイルプレツシヤ・ワーニングランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スタータスイツチとスタータモータとの間に、
    保護リレーの常開接点を介挿し、この保護リレー
    のコイルに通電することにより、前記常開接点を
    介して電源電圧を前記スタータモータに印加して
    エンジンを始動するようにし、エンジン運転時に
    オフとなる常閉接点を前記保護リレーのコイルに
    直列に接続して、エンジン運転中は前記スタータ
    スイツチを誤つて操作しても前記スタータモータ
    が作動しないようにしたスタータスイツチ誤操作
    保護装置において、前記保護リレーに前記常開接
    点と連動する第2の常開接点を設け、この第2の
    常開接点を前記エンジン運転時にオフとなる常閉
    接点と並列に接続して前記保護リレーの自己保持
    回路を構成したことを特徴とするスタータスイツ
    チ誤操作保護装置。
JP1980077992U 1980-06-06 1980-06-06 Expired JPS6123656Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980077992U JPS6123656Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980077992U JPS6123656Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS572516U JPS572516U (ja) 1982-01-07
JPS6123656Y2 true JPS6123656Y2 (ja) 1986-07-15

Family

ID=29440530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980077992U Expired JPS6123656Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62103460A (ja) * 1985-10-31 1987-05-13 Nissan Motor Co Ltd 車両用スタ−タ回路

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Publication number Publication date
JPS572516U (ja) 1982-01-07

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