JPS6345043Y2 - - Google Patents

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JPS6345043Y2
JPS6345043Y2 JP2212883U JP2212883U JPS6345043Y2 JP S6345043 Y2 JPS6345043 Y2 JP S6345043Y2 JP 2212883 U JP2212883 U JP 2212883U JP 2212883 U JP2212883 U JP 2212883U JP S6345043 Y2 JPS6345043 Y2 JP S6345043Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
case
resonator
dielectric resonator
resonant frequency
thermal expansion
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JP2212883U
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JPS59127309U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ケースおよび共振器支持部に特徴
がある、セラミツクケースを有する誘電体共振器
に関する。
誘電体共振器をケース内に収容固定する構造の
一例を第1図に示す。図において、1はたとえば
円柱状のH01δモード共振を利用する酸化チタン
系セラミツクからなる誘電体共振器である。2は
金属ケースで、その内底面には支持台3が固定さ
れている。支持台3は、フオルステライトなどの
セラミツクやテフロン(登録商標)などのプラス
チツクスからなる。支持台3上に誘電体共振器1
が固定されている。金属ケース2の熱膨脹係数は
約20ppm/℃であり、一方、誘電体共振器1の熱
膨脹係数は6〜10ppm/℃なので、共振器を含ん
だケース全体としての共振周波数の温度係数が、
共振器1自身のそれと一致しない。この差を小さ
くするために、ケース2をスーパーインバー(熱
膨脹係数が約0ppm/℃)で作つたりするが、コ
ストが上つたり、また、依然としてスーパーイン
バーの熱膨脹係数とセラミツクのそれとが一致し
ないので、やはり、全体としての共振周波数の温
度係数と、共振器1自身のそれとが一致しない。
たとえば、ケース2中での共振器1の位置次第に
より、また、同一の共振周波数の温度係数をもつ
共振器であつてもその寸法次第で全体としての共
振周波数の温度係数が異なつてしまう。
この考案のもくてきは、全体としての共振周波
数の温度係数を共振器自身の共振周波数の温度係
数と一致させることである。
以下にこの考案の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
10は、上下に開口を有する外周ケース、11
はフタ、12は底である。いずれも誘電体共振器
1と同一材料で形成するか、同一の熱膨脹係数を
もつセラミツクその他の材料で形成する。より望
ましくは、共振器1よりも誘電率εrの低い材料が
よいたとえば、フオルステライトとジルコンの混
合物やフオルステライトとコーデイエライトの混
合物を使うと、熱膨脹係数が6〜10ppm/℃の範
囲で自由に選択することができ、使用共振器のそ
れと一致させることができる。共振器の支持台部
分13を底12と一体に形成してもよいし別体形
成してもよい。外周ケース10、フタ11、底1
2の外表面に銀を焼付けるなどしてシールド用電
極膜14,15,16をそれぞれ設ける。シール
ド用電極膜14,15,16は外周ケース10、
フタ11、底12の内表面に設けてもよい。
第3図は別の実施例を示す。20はマイクロス
トリツプラインで、21はその基板、22は中心
導体、23はアース導体である。30は1側面に
開口を有するセラミツクケースで共振器の支持台
部分30′も一体に形成され、使用材料は前述実
施例と同様である。ケース30の外表面にはシー
ルド電極31が設けられており、底面に位置する
シールド電極部分と、ストリツプライン基板21
に設けた固定用電極膜24とがはんだ40で接合
されることによりケース30の固定がなされる。
ケース30の開口を介してストリツプラインの中
心導体22と共振器1とが結合される。
以上の実施例からもあきらかなように、この考
案によると、熱膨脹係数を、共振器−支持台−ケ
ースとすべて一致させたので、全体としての共振
周波数の温度係数が、共振器自身の共振周波数の
温度係数に一致する。また同時に、ケース内での
共振器の位置次第で共振周波数の温度係数が変化
していたのがなくなる。このようにこの考案によ
ると、誘電体共振器からみた外界の存在物の影響
をまつたく受けなくなり、微調整作業が不要にな
つた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図は本考案の第
1実施例の分解断面図、第3図は本考案の第2実
施例の断面図。 1は誘電体共振器、10は外周ケース、11は
フタ、12は底、30はケース、13,30′は
支持台部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 誘電体共振器、誘電体共振器を収容するケー
    ス、ケース内で誘電体共振器を支持固定する支持
    部とを有し、 ケースおよび支持部が誘電体共振器と同一の熱
    膨脹係数を有するセラミツク体からなり、さら
    に、ケースの外表面または内表面にシールド用電
    極を設けたことを特徴とする、セラミツクケース
    を有する誘電体共振器。
JP2212883U 1983-02-16 1983-02-16 セラミツクケ−スを有する誘電体共振器 Granted JPS59127309U (ja)

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JP2212883U JPS59127309U (ja) 1983-02-16 1983-02-16 セラミツクケ−スを有する誘電体共振器

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Publication Number Publication Date
JPS59127309U JPS59127309U (ja) 1984-08-27
JPS6345043Y2 true JPS6345043Y2 (ja) 1988-11-22

Family

ID=30153241

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JPS59127309U (ja) 1984-08-27

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