JPS6150525B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6150525B2 JPS6150525B2 JP53148148A JP14814878A JPS6150525B2 JP S6150525 B2 JPS6150525 B2 JP S6150525B2 JP 53148148 A JP53148148 A JP 53148148A JP 14814878 A JP14814878 A JP 14814878A JP S6150525 B2 JPS6150525 B2 JP S6150525B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric
- ring
- hole
- resonant frequency
- temperature characteristics
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 11
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P7/00—Resonators of the waveguide type
- H01P7/10—Dielectric resonators
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は周波数調整機構を有する誘電体共振器
に関するものである。
に関するものである。
近年、マイクロ波帯では、従来使われていた立
体回路に替わつてMIC（マイクロ波集積回路）化
された無線装置を用いようとしている。これに伴
い、大きく、重い空胴共振器の替わりに、高誘電
率を持つた小形、軽量で温度特性のよい誘電体共
振器が用いられてできている。
体回路に替わつてMIC（マイクロ波集積回路）化
された無線装置を用いようとしている。これに伴
い、大きく、重い空胴共振器の替わりに、高誘電
率を持つた小形、軽量で温度特性のよい誘電体共
振器が用いられてできている。
誘電体共振器の共振モードは、一般的にTE01
δモードが用いられているので、それを例にとつ
て、従来技術と本発明技術との違いについて説明
する。
δモードが用いられているので、それを例にとつ
て、従来技術と本発明技術との違いについて説明
する。
従来、この種の共振器は、第１図に示すように
誘電体１を、ケースの下板２ｂに取り付けられた
セラミツク基板４上に固着した構成となつてお
り、共振周波数の調整は、金属ケース上板２ａに
取りつけられている金属で作られた周波数調整ネ
ジ３で行なわれていた。この共振器では、共振周
波数の温度特性は、誘電体１の温度特性だけでな
く、上板２ａ、下板２ｂより成る金属ケースの温
度特性にも若干影響を受ける。通常、金属はしん
ちゆう、アルミニユウム合金等が用いられるの
で、誘電体１はこの影響を補償するような温度特
性に選ばれている。
誘電体１を、ケースの下板２ｂに取り付けられた
セラミツク基板４上に固着した構成となつてお
り、共振周波数の調整は、金属ケース上板２ａに
取りつけられている金属で作られた周波数調整ネ
ジ３で行なわれていた。この共振器では、共振周
波数の温度特性は、誘電体１の温度特性だけでな
く、上板２ａ、下板２ｂより成る金属ケースの温
度特性にも若干影響を受ける。通常、金属はしん
ちゆう、アルミニユウム合金等が用いられるの
で、誘電体１はこの影響を補償するような温度特
性に選ばれている。
すなわち、金属ケースの温度特性は負であるの
で、誘電体１の温度特性は成分を調整して正とな
る様にして共振器の温度特性が小さくなる様にし
ている。実際には金属ケースの温度特性がそのま
ま共振周波数に影響を与えるのではなく、1/10と
か2/10の割合で影響を与える。
で、誘電体１の温度特性は成分を調整して正とな
る様にして共振器の温度特性が小さくなる様にし
ている。実際には金属ケースの温度特性がそのま
ま共振周波数に影響を与えるのではなく、1/10と
か2/10の割合で影響を与える。
又、金属ケースの温度特性が共振周波数に与え
る影響は特に上板２ａと誘電体１の間隔によつて
変化する。このため、周波数調整ネジ３により共
振周波数を変化させると、誘電体１と周波数調整
ネジ３により共振周波数を変化させると、誘電体
１と周波数調整ネジ３との間隔ｈが変化し、金属
ケースの共振周波数に与える影響の度合が変わつ
てくる。その結果、周波数を変化させると温度特
性も変化することになる。これが従来技術の欠点
であつた。
る影響は特に上板２ａと誘電体１の間隔によつて
変化する。このため、周波数調整ネジ３により共
振周波数を変化させると、誘電体１と周波数調整
ネジ３により共振周波数を変化させると、誘電体
１と周波数調整ネジ３との間隔ｈが変化し、金属
ケースの共振周波数に与える影響の度合が変わつ
てくる。その結果、周波数を変化させると温度特
性も変化することになる。これが従来技術の欠点
であつた。
本発明は、この欠点を除去するために、誘電体
に穴を設け、該穴内に誘電体で作成された調整棒
を挿入し、挿入長により共振周波数を変化させる
様にしたものである。以下実施例に基づいて本発
明を詳細に説明する。第２図は本発明の一実施例
である。誘電体５は、金属ケース下板６ｂに取り
つけられた支持台８の上に固定されている。ま
た、誘電体５は第３図の平面図のようにTE01δ
モードで励振されたとき電界が最大となる位置
に、周波数調整用穴９が明けられている。１０は
取付用穴である周波数調整ネジ７は、先端が誘電
体と同一の材質を持つ誘電体棒になつているネジ
である。このネジを出入することにより、誘電体
共振器に挿入される挿入長が変わり共振周波数が
変化する。このとき、誘電体共振器と金属ケース
上板６ａとの間隔ｈは変化していないので、金属
ケースの共振周波数に与える温度特性の度合も変
化していない。挿入された誘電体調整ネジ７も誘
電体５と同一の材質であとから、共振周波数の温
度特性には全く影響を与えない。従つて、周波数
を調整したときに温度特性の変わらない誘電体共
振器が得られることになる。なお、支持台８は、
誘電体共振器の線膨張係数とほぼ同一の線膨張係
数を持ち、誘電体５に較べて小さい比誘電率を持
つ必要がある。これは誘電体５にできるだけ多く
のエネルギーを蓄積するためである。
に穴を設け、該穴内に誘電体で作成された調整棒
を挿入し、挿入長により共振周波数を変化させる
様にしたものである。以下実施例に基づいて本発
明を詳細に説明する。第２図は本発明の一実施例
である。誘電体５は、金属ケース下板６ｂに取り
つけられた支持台８の上に固定されている。ま
た、誘電体５は第３図の平面図のようにTE01δ
モードで励振されたとき電界が最大となる位置
に、周波数調整用穴９が明けられている。１０は
取付用穴である周波数調整ネジ７は、先端が誘電
体と同一の材質を持つ誘電体棒になつているネジ
である。このネジを出入することにより、誘電体
共振器に挿入される挿入長が変わり共振周波数が
変化する。このとき、誘電体共振器と金属ケース
上板６ａとの間隔ｈは変化していないので、金属
ケースの共振周波数に与える温度特性の度合も変
化していない。挿入された誘電体調整ネジ７も誘
電体５と同一の材質であとから、共振周波数の温
度特性には全く影響を与えない。従つて、周波数
を調整したときに温度特性の変わらない誘電体共
振器が得られることになる。なお、支持台８は、
誘電体共振器の線膨張係数とほぼ同一の線膨張係
数を持ち、誘電体５に較べて小さい比誘電率を持
つ必要がある。これは誘電体５にできるだけ多く
のエネルギーを蓄積するためである。
第４図は本発明の他の実施例を示す図である。
図においては、外面をメタライズ１３された誘
電体１２の電界最大付近に穴１２ａを設け、先端
が誘電体で作成された調整ネジ１１を穴１２ａ内
に挿入したものである。尚１４は調整ネジ１１を
固定するための金属板である。
電体１２の電界最大付近に穴１２ａを設け、先端
が誘電体で作成された調整ネジ１１を穴１２ａ内
に挿入したものである。尚１４は調整ネジ１１を
固定するための金属板である。
以上述べた様に、本発明によれば調整による温
度係数の変化が小さい誘電体共振器を提供するこ
とが可能である。
度係数の変化が小さい誘電体共振器を提供するこ
とが可能である。
又電界が最大と成る付近に設けた穴は共振モー
ドへの影響を大きくすることが出来る効果があ
る。
ドへの影響を大きくすることが出来る効果があ
る。
さらに中心に設けた穴は不要モードを抑圧する
効果がある。
効果がある。
第１図は従来の誘電体共振器を示す図、第２図
は本発明による誘電体共振器の一例を示す図、第
３図は本発明に用いる誘電体を示す図、第４図は
本発明の他の実施例を示す図である。 図中５は誘電体、６ａは上板、６ｂは下板、７
は調整ネジ、８は支持台である。
は本発明による誘電体共振器の一例を示す図、第
３図は本発明に用いる誘電体を示す図、第４図は
本発明の他の実施例を示す図である。 図中５は誘電体、６ａは上板、６ｂは下板、７
は調整ネジ、８は支持台である。
Claims (1)
- １ リング形誘電体に電界が最大となる付近に穴
を設け、誘電率は該リング形誘電体より共振モー
ドをみださない程度に小さく、線膨張係数は、該
リング誘電体と同一である支持台で固定し、該穴
内に該リング誘電体と同一の材質で作られた調整
棒を支持台の方向から挿入し、挿入長によつて共
振周波数を変化させ、挿入長によつても温度特性
が変化しないことを特徴とした誘電体共振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14814878A JPS5574217A (en) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | Dielectric resonator |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14814878A JPS5574217A (en) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | Dielectric resonator |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5574217A JPS5574217A (en) | 1980-06-04 |
| JPS6150525B2 true JPS6150525B2 (ja) | 1986-11-05 |
Family
ID=15446328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14814878A Granted JPS5574217A (en) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | Dielectric resonator |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5574217A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4630012A (en) * | 1983-12-27 | 1986-12-16 | Motorola, Inc. | Ring shaped dielectric resonator with adjustable tuning screw extending upwardly into ring opening |
| JPH02150808U (ja) * | 1989-05-22 | 1990-12-27 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5029261A (ja) * | 1973-07-19 | 1975-03-25 | ||
| JPS54114959A (en) * | 1978-02-27 | 1979-09-07 | Nec Corp | Dielectric resonator |
-
1978
- 1978-11-30 JP JP14814878A patent/JPS5574217A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5029261A (ja) * | 1973-07-19 | 1975-03-25 | ||
| JPS54114959A (en) * | 1978-02-27 | 1979-09-07 | Nec Corp | Dielectric resonator |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5574217A (en) | 1980-06-04 |
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