JPS6344967Y2 - - Google Patents
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- JPS6344967Y2 JPS6344967Y2 JP2294582U JP2294582U JPS6344967Y2 JP S6344967 Y2 JPS6344967 Y2 JP S6344967Y2 JP 2294582 U JP2294582 U JP 2294582U JP 2294582 U JP2294582 U JP 2294582U JP S6344967 Y2 JPS6344967 Y2 JP S6344967Y2
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- JP
- Japan
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- piece
- iron piece
- movable iron
- yoke
- electromagnetic device
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 162
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 81
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 7
- 230000009471 action Effects 0.000 description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
- Breakers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はたとえば回路しや断器の過電流引外
し装置、あるいは遅延リレー装置などに用いる電
磁装置に関するものである。
し装置、あるいは遅延リレー装置などに用いる電
磁装置に関するものである。
従来、たとえば回路しや断器の過電流引外し装
置に用いられている電磁装置は第1図〜第4図の
ように構成されている。
置に用いられている電磁装置は第1図〜第4図の
ように構成されている。
第1図において、1は非磁性材からなる容器で
あり、この容器1の内部には、容器軸方向(上下
方向)に移動自在なプランジヤ2と、制動油3
と、圧縮ばね4とが装填されるとともに、その装
填口としての上端部は鉄片5により密閉されてい
る。上記圧縮ばね4はプランジヤ2と鉄片5間に
介装され、かつプランジヤ2は磁性材により構成
されている。プランジヤ2の外周部は容器1の内
周部との間で制動油流通用の隙間を形成してい
る。
あり、この容器1の内部には、容器軸方向(上下
方向)に移動自在なプランジヤ2と、制動油3
と、圧縮ばね4とが装填されるとともに、その装
填口としての上端部は鉄片5により密閉されてい
る。上記圧縮ばね4はプランジヤ2と鉄片5間に
介装され、かつプランジヤ2は磁性材により構成
されている。プランジヤ2の外周部は容器1の内
周部との間で制動油流通用の隙間を形成してい
る。
6は容器1に巻回された励磁コイルであり、回
路しや断器(図示せず)の通電回路の一部を構成
している。7はL字形に形成された継鉄である。
第2図に示すように、上記継鉄7の水平部7aに
は第1の貫通孔7bが、垂直部7cには第2の貫
通孔7dがそれぞれ穿設され、かつ上端部7eの
両側には突起片7f,7fが形成されている。第
1図のように、上記第1の貫通孔7bには容器1
の外周部が嵌入固定されている。
路しや断器(図示せず)の通電回路の一部を構成
している。7はL字形に形成された継鉄である。
第2図に示すように、上記継鉄7の水平部7aに
は第1の貫通孔7bが、垂直部7cには第2の貫
通孔7dがそれぞれ穿設され、かつ上端部7eの
両側には突起片7f,7fが形成されている。第
1図のように、上記第1の貫通孔7bには容器1
の外周部が嵌入固定されている。
また、第1図において、8は鉄片5に対向した
可動鉄片であり、その基部側端部には、第2図の
ように長寸の出力片8aと短寸のストツパ片8b
とが折曲形成され、かつこの出力片8aとストツ
パ片8bとの間には第3の貫通孔8cが穿設され
ている。可動鉄片8は基部両側に形成した凹部8
d,8dで継鉄7の突起片7f,7fに係合(第
3図参照)して左右前後に位置規制されるととも
に、この突起片7f,7f間の上端部7eに回動
自在に支持されている。
可動鉄片であり、その基部側端部には、第2図の
ように長寸の出力片8aと短寸のストツパ片8b
とが折曲形成され、かつこの出力片8aとストツ
パ片8bとの間には第3の貫通孔8cが穿設され
ている。可動鉄片8は基部両側に形成した凹部8
d,8dで継鉄7の突起片7f,7fに係合(第
3図参照)して左右前後に位置規制されるととも
に、この突起片7f,7f間の上端部7eに回動
自在に支持されている。
第1図において、9は引張ばねであり、上記第
2と第3の貫通孔7d,8c間に張架され、可動
鉄片8を鉄片5から開離する方向に付勢してい
る。第1図では、可動鉄片8のストツパ片8bが
継鉄7の垂直部7cに当接して、可動鉄片8が所
定の開離位置に保持された状態にある。
2と第3の貫通孔7d,8c間に張架され、可動
鉄片8を鉄片5から開離する方向に付勢してい
る。第1図では、可動鉄片8のストツパ片8bが
継鉄7の垂直部7cに当接して、可動鉄片8が所
定の開離位置に保持された状態にある。
つぎに、上記構成の作用について説明する。
第1図の状態において、励磁コイル6に過電流
が流れると、漏洩磁束の増大により鉄片5、プラ
ンジヤ2が磁化されるとともに、プランジヤ2が
制動油3、圧縮ばね4に抗して鉄片5側へ移動
し、鉄片5の磁力が増大する。そしてプランジヤ
2が所定位置に達したとき、引張ばね9に抗して
鉄片5に可動鉄片8が吸着される。(第4図参
照)。このとき、可動鉄片8の出力片8aにより、
開離機構(図示せず)を介して回路しや断器の通
電用接点間が開成される。
が流れると、漏洩磁束の増大により鉄片5、プラ
ンジヤ2が磁化されるとともに、プランジヤ2が
制動油3、圧縮ばね4に抗して鉄片5側へ移動
し、鉄片5の磁力が増大する。そしてプランジヤ
2が所定位置に達したとき、引張ばね9に抗して
鉄片5に可動鉄片8が吸着される。(第4図参
照)。このとき、可動鉄片8の出力片8aにより、
開離機構(図示せず)を介して回路しや断器の通
電用接点間が開成される。
つぎに、上記動作において、第2図に示された
継鉄7の突起片7f,7fと可動鉄片8の凹部8
d,8dとの係合作用を第5図A〜Cについて説
明する。
継鉄7の突起片7f,7fと可動鉄片8の凹部8
d,8dとの係合作用を第5図A〜Cについて説
明する。
第5図Aのように、可動鉄片8の凹部8dは打
抜加工により形成されるため、角部8eを有する
が、この角部8eは第1図のようにストツパ片8
bが継鉄7に当接して、可動鉄片8の鉄片5に対
する傾斜(開離)角度が最大値θ1に保持された状
態では、引張ばね9の作用により、第5図Aのよ
うに継鉄7の突起片7fの前面7gに押し付けら
れている。また、可動鉄片8が鉄片5側へ回動し
て、傾斜角度がθ1からθ2に変化したときの状態を
第5図Bに示す。この場合も、上記可動鉄片8の
角部8eは上記継鉄7の突起片7fに押し付けら
れている。
抜加工により形成されるため、角部8eを有する
が、この角部8eは第1図のようにストツパ片8
bが継鉄7に当接して、可動鉄片8の鉄片5に対
する傾斜(開離)角度が最大値θ1に保持された状
態では、引張ばね9の作用により、第5図Aのよ
うに継鉄7の突起片7fの前面7gに押し付けら
れている。また、可動鉄片8が鉄片5側へ回動し
て、傾斜角度がθ1からθ2に変化したときの状態を
第5図Bに示す。この場合も、上記可動鉄片8の
角部8eは上記継鉄7の突起片7fに押し付けら
れている。
すなわち、傾斜角度がθ1からθ2に変化する間で
は、上記角度8eは突起片7fに対して滑り接触
の作用をしている。第5図cは可動鉄片8が鉄片
5に完全に吸着された状態を示している。
は、上記角度8eは突起片7fに対して滑り接触
の作用をしている。第5図cは可動鉄片8が鉄片
5に完全に吸着された状態を示している。
なお、上記回路しや断器の開成に伴つて、励磁
コイル6が無励磁状態になると、引張ばね9の引
張力により可動鉄片8が鉄片5から開離し、かつ
プランジヤ2は圧縮ばねの伸張力により元の状態
に戻る。しかして、可動鉄片8が鉄片5から開離
する場合の突起片7fと角部8eとの間の作用は
上記可動鉄片8の鉄片5への吸着時のそれと逆の
作用工程をなすことは当然である。
コイル6が無励磁状態になると、引張ばね9の引
張力により可動鉄片8が鉄片5から開離し、かつ
プランジヤ2は圧縮ばねの伸張力により元の状態
に戻る。しかして、可動鉄片8が鉄片5から開離
する場合の突起片7fと角部8eとの間の作用は
上記可動鉄片8の鉄片5への吸着時のそれと逆の
作用工程をなすことは当然である。
上記のように、従来の電磁装置においては、可
動鉄片8の凹部8dの角部8eは継鉄7の突起片
7fに対して滑り接触するが、その接触部分は先
鋭的なものであり、このため可動鉄片8の円滑な
動作特性が得られなかつた。また、可動鉄片8の
凹部8dの開口幅F(第5図c参照)が広く、可
動鉄片8の矢印G方向つまり前後方向の遊びが大
きいため、可動鉄片8の作動位置の安定度を欠く
ものであつた。
動鉄片8の凹部8dの角部8eは継鉄7の突起片
7fに対して滑り接触するが、その接触部分は先
鋭的なものであり、このため可動鉄片8の円滑な
動作特性が得られなかつた。また、可動鉄片8の
凹部8dの開口幅F(第5図c参照)が広く、可
動鉄片8の矢印G方向つまり前後方向の遊びが大
きいため、可動鉄片8の作動位置の安定度を欠く
ものであつた。
この考案は上記欠点を解消するためになされた
もので、可動鉄片を円滑かつ安定良く作動させる
電磁装置を提供することを目的としている。
もので、可動鉄片を円滑かつ安定良く作動させる
電磁装置を提供することを目的としている。
以下、この考案の実施例を図面にもとづいて説
明する。
明する。
第6図はこの考案の一実施例にかかる電磁装置
の側面図、第7図は継鉄と可動鉄片の斜視図であ
る。この図において、第1図〜第5図に示された
ものと同一の機能を有するものについては同一符
号がつけられており、したがつてその説明は省略
する。
の側面図、第7図は継鉄と可動鉄片の斜視図であ
る。この図において、第1図〜第5図に示された
ものと同一の機能を有するものについては同一符
号がつけられており、したがつてその説明は省略
する。
この考案の従来例と異なる点は第7図に明示す
るように、可動鉄片8の基部両側に設けられた凹
部8dに、継鉄7の突起片7fの前面7gに対向
して後方(矢印H方向)斜め下に突出する切曲片
8fが形成されるとともに、この切曲片8fの先
端部8gが第8図のように可動鉄片8の回動方向
Jに沿つたアール状に形成されて上記突起片7f
の前面7gに当て付けられた点であり、その他の
構成については従来のものと同一である。なお、
上記先端部8gは以下アール部と称する。
るように、可動鉄片8の基部両側に設けられた凹
部8dに、継鉄7の突起片7fの前面7gに対向
して後方(矢印H方向)斜め下に突出する切曲片
8fが形成されるとともに、この切曲片8fの先
端部8gが第8図のように可動鉄片8の回動方向
Jに沿つたアール状に形成されて上記突起片7f
の前面7gに当て付けられた点であり、その他の
構成については従来のものと同一である。なお、
上記先端部8gは以下アール部と称する。
つぎに、上記構成の作用を述べる。
第6図は励磁コイル6に過電流が流れていない
状態、つまり引張ばね9の作用によつてストツパ
片8bが継鉄7に当接し、可動鉄片8の鉄片5に
対する傾斜(開離)角度が最大値θ1に保持された
状態を示す。また、第9図Aは第6図の状態にお
ける継鉄7の突起片7fの可動鉄片8の凹部8d
との係合状態、詳しくは引張ばね9の作用によ
り、可動鉄片8が鉄片5から最大角度θ1開離し
て、切曲片8fのアール部8gが突起片7fの前
面7gに当接した状態を示す。
状態、つまり引張ばね9の作用によつてストツパ
片8bが継鉄7に当接し、可動鉄片8の鉄片5に
対する傾斜(開離)角度が最大値θ1に保持された
状態を示す。また、第9図Aは第6図の状態にお
ける継鉄7の突起片7fの可動鉄片8の凹部8d
との係合状態、詳しくは引張ばね9の作用によ
り、可動鉄片8が鉄片5から最大角度θ1開離し
て、切曲片8fのアール部8gが突起片7fの前
面7gに当接した状態を示す。
第6図の状態において、励磁コイル6に過電流
が流れると、第1図で説明したように、可動鉄片
8は鉄片5に吸引されて回動するが、この可動鉄
片8がθ1−θ2の角度だけ回動した状態を第9図B
に示す。この場合の可動鉄片8の切曲片8fと継
鉄7の突起片7fとの接触状態は接触位置が変化
しただけで、切曲片8fのアール部8gは突起片
7fの前面7gに依然として当接している。すな
わち、可動鉄片8が角度θ1から角度θ2に回動する
とき、切曲片8fはアール部8gで突起片7fの
前面7gを滑降する。上記切曲片8fはさらにア
ール部8gで突起片7fの前面7gを滑降し、最
終的に可動鉄片8が鉄片5に当接することによ
り、第9図cのように突起片7fの前面7gから
継鉄7の前面7hに達して停止する。ここで、両
内面7g,7hは面一であり、したがつてアール
部8gは前面7gから前面7hにスムースに移行
する。
が流れると、第1図で説明したように、可動鉄片
8は鉄片5に吸引されて回動するが、この可動鉄
片8がθ1−θ2の角度だけ回動した状態を第9図B
に示す。この場合の可動鉄片8の切曲片8fと継
鉄7の突起片7fとの接触状態は接触位置が変化
しただけで、切曲片8fのアール部8gは突起片
7fの前面7gに依然として当接している。すな
わち、可動鉄片8が角度θ1から角度θ2に回動する
とき、切曲片8fはアール部8gで突起片7fの
前面7gを滑降する。上記切曲片8fはさらにア
ール部8gで突起片7fの前面7gを滑降し、最
終的に可動鉄片8が鉄片5に当接することによ
り、第9図cのように突起片7fの前面7gから
継鉄7の前面7hに達して停止する。ここで、両
内面7g,7hは面一であり、したがつてアール
部8gは前面7gから前面7hにスムースに移行
する。
このように、継鉄7の突起片7fに当接して、
可動鉄片8の後方側つまり第9図Aの矢印H方向
への移動を規制する切曲片8fは、可動鉄片8の
鉄片5側への回動時、上記突起片7fに対してア
ール部8gで滑るため、可動鉄片8の上記回動作
用はきわめて円滑に行われる。
可動鉄片8の後方側つまり第9図Aの矢印H方向
への移動を規制する切曲片8fは、可動鉄片8の
鉄片5側への回動時、上記突起片7fに対してア
ール部8gで滑るため、可動鉄片8の上記回動作
用はきわめて円滑に行われる。
また、第8図のように、可動鉄片8の上記θ1の
傾斜角状態において、継鉄7の突起片7fに対す
る可動鉄片8の当接位置は従来のものであればS
点とみなせるが、この考案の場合にはS点から凹
部8dの反対側端面8h側へだけ接近したとこ
ろにある。すなわち、凹部8dの開口幅は従来の
ものより寸法だけ小さいF寸法になる。これに
より、可動鉄片8の矢印G方向つまり前後方向の
遊びが小さくおさえられ、可動鉄片8は安定良く
作動する。
傾斜角状態において、継鉄7の突起片7fに対す
る可動鉄片8の当接位置は従来のものであればS
点とみなせるが、この考案の場合にはS点から凹
部8dの反対側端面8h側へだけ接近したとこ
ろにある。すなわち、凹部8dの開口幅は従来の
ものより寸法だけ小さいF寸法になる。これに
より、可動鉄片8の矢印G方向つまり前後方向の
遊びが小さくおさえられ、可動鉄片8は安定良く
作動する。
なお、第9図A〜第9図Cで説明した切曲片8
fの突起片7fに対する作用は可動鉄片8が鉄片
5に吸引される場合のものであつたが、可動鉄片
8が鉄片5から開離する場合の切曲片8fと突起
片7fとの間の作用は上記吸着時のそれと逆の作
用工程をなすことは当然である。
fの突起片7fに対する作用は可動鉄片8が鉄片
5に吸引される場合のものであつたが、可動鉄片
8が鉄片5から開離する場合の切曲片8fと突起
片7fとの間の作用は上記吸着時のそれと逆の作
用工程をなすことは当然である。
第10図はこの考案の他の実施例を示す。この
例では、継鉄7の上端部7eの中央に突起片7f
が設けられ、かつこの突起片7fに係合して可動
鉄片8を左右前後に位置規制する孔8iが可動鉄
片8の基部中央に設けられている。第11図は第
10図の突起片7fを孔8iに嵌合した状態を示
す。この場合も、上記同様に孔8iの一端部に形
成された切曲片8fのアール部8gは突起片7f
の前面7gに当接している。
例では、継鉄7の上端部7eの中央に突起片7f
が設けられ、かつこの突起片7fに係合して可動
鉄片8を左右前後に位置規制する孔8iが可動鉄
片8の基部中央に設けられている。第11図は第
10図の突起片7fを孔8iに嵌合した状態を示
す。この場合も、上記同様に孔8iの一端部に形
成された切曲片8fのアール部8gは突起片7f
の前面7gに当接している。
なお、第10図、第11図に示した構成を第7
図の構成に組み込んで、第7図の可動鉄片8の左
右前後の位置規制を3本の突起片により行うこと
もできる。
図の構成に組み込んで、第7図の可動鉄片8の左
右前後の位置規制を3本の突起片により行うこと
もできる。
以上の説明から解るように、この考案の電磁装
置によれば、継鉄の突起片に当接する可動鉄片の
角部を、可動鉄片の回動方向に沿つたアール状に
形成したので、可動鉄片を円滑に作動させ、かつ
上記可動鉄片の上記突起片との当接部を後方斜め
下に突出する切曲片の先端に設定したので、可動
鉄片の前後方向の遊びが小さく、可動鉄片を安定
良く作動させることができる。
置によれば、継鉄の突起片に当接する可動鉄片の
角部を、可動鉄片の回動方向に沿つたアール状に
形成したので、可動鉄片を円滑に作動させ、かつ
上記可動鉄片の上記突起片との当接部を後方斜め
下に突出する切曲片の先端に設定したので、可動
鉄片の前後方向の遊びが小さく、可動鉄片を安定
良く作動させることができる。
第1図は従来の電磁装置の一部切欠側面図、第
2図は可動鉄片と継鉄との斜視図、第3図は第1
図のD−D線矢視図、第4図は第1図の状態に対
する作動図、第5図A〜第5図Cは可動鉄片の突
起片に対する作用工程図、第6図はこの考案の一
実施例にかかる電磁装置の一部切欠側面図、第7
図は可動鉄片と継鉄との斜視図、第8図は要部の
拡大図、第9図A〜第9図Cは可動鉄片の突起片
に対する作用工程図、第10図はこの考案の他の
実施例にかかる可動鉄片と継鉄との斜視図、第1
1図は第9図の組立状態におけるE−E線拡大断
面図である。 5……鉄片、6……励磁コイル、7……継鉄、
7a……水平部、7c……垂直部、7e……上端
部、7f……突起片、7g……前面、8……可動
鉄片、8f……切曲片、8g……先端部、9……
ばね、J……回動方向。なお、図中、同一符号は
同一もしくは相当部分を示す。
2図は可動鉄片と継鉄との斜視図、第3図は第1
図のD−D線矢視図、第4図は第1図の状態に対
する作動図、第5図A〜第5図Cは可動鉄片の突
起片に対する作用工程図、第6図はこの考案の一
実施例にかかる電磁装置の一部切欠側面図、第7
図は可動鉄片と継鉄との斜視図、第8図は要部の
拡大図、第9図A〜第9図Cは可動鉄片の突起片
に対する作用工程図、第10図はこの考案の他の
実施例にかかる可動鉄片と継鉄との斜視図、第1
1図は第9図の組立状態におけるE−E線拡大断
面図である。 5……鉄片、6……励磁コイル、7……継鉄、
7a……水平部、7c……垂直部、7e……上端
部、7f……突起片、7g……前面、8……可動
鉄片、8f……切曲片、8g……先端部、9……
ばね、J……回動方向。なお、図中、同一符号は
同一もしくは相当部分を示す。
Claims (1)
- 励磁コイルにより磁化される鉄片をほぼL字形
の継鉄の水平部に設け、ばねに抗して上記鉄片に
吸引される可動鉄片の基部を、上記継鉄の垂直部
の上端部に回動自在に支持するとともに、上記継
鉄の垂直部の上端部に設けた突起片に係合して左
右前後に位置規制する電磁装置において、上記突
起片の前面に対向して、上記可動鉄片に後方斜め
下に突出する切曲片を形成するとともに、この切
曲片の先端部を上記可動鉄片の回動方向に沿つて
アール状に形成して上記突起片の前面に当て付け
たことを特徴とする電磁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2294582U JPS58124911U (ja) | 1982-02-18 | 1982-02-18 | 電磁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2294582U JPS58124911U (ja) | 1982-02-18 | 1982-02-18 | 電磁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58124911U JPS58124911U (ja) | 1983-08-25 |
JPS6344967Y2 true JPS6344967Y2 (ja) | 1988-11-22 |
Family
ID=30035003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2294582U Granted JPS58124911U (ja) | 1982-02-18 | 1982-02-18 | 電磁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58124911U (ja) |
-
1982
- 1982-02-18 JP JP2294582U patent/JPS58124911U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58124911U (ja) | 1983-08-25 |
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