JPS6344593A - 溶解性の改善されたα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法 - Google Patents

溶解性の改善されたα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法

Info

Publication number
JPS6344593A
JPS6344593A JP61187758A JP18775886A JPS6344593A JP S6344593 A JPS6344593 A JP S6344593A JP 61187758 A JP61187758 A JP 61187758A JP 18775886 A JP18775886 A JP 18775886A JP S6344593 A JPS6344593 A JP S6344593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
aspartyl
methyl ester
phenylalanine methyl
aspartame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61187758A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07103153B2 (ja
Inventor
Hidetoshi Wakamatsu
若松 英敏
Shigeaki Irino
入野 滋哲
Tsuneo Harada
恒夫 原田
Akira Tokuda
徳田 昭
Kiyotaka Koyama
小山 清孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP61187758A priority Critical patent/JPH07103153B2/ja
Priority to US07/084,087 priority patent/US4835303A/en
Priority to DE3751193T priority patent/DE3751193T2/de
Priority to EP87111697A priority patent/EP0256515B1/en
Priority to AU76818/87A priority patent/AU606071B2/en
Publication of JPS6344593A publication Critical patent/JPS6344593A/ja
Publication of JPH07103153B2 publication Critical patent/JPH07103153B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seasonings (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、溶解性の改善されたα−L−アスパルチル−
L−フェニルアラニンメチルエステル(以下、アスパル
テームと記載する。)を製造する方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、溶解性の改善されたアスパルテームを得るために
、種々の方法が試みられてきた。例えば、溶解度の高い
賦形剤と共に、顆粒化する、賦形剤と崩壊剤の組合せに
より崩壊錠剤化する、又、発泡剤と中和剤の組合せによ
り発泡錠剤化する等がある。また他にアスパルテーム■
型結晶に特定Gの加水を行い、撹拌混合模、造粒して乾
燥する方法等が知られている。(特開昭59−9586
2)アスパルテーム結晶には、■型及び■型という2種
類の結晶型が存在することが知られている(特開昭59
−172444及び特開昭6O−37949)。■型結
品は、丁型結晶と比較して、吸湿性が少なく、保存安定
性も良いため、■型結晶の製造方法は、多く研究されて
きた。しかし、■型結晶に着目した研究はほとんどなさ
れていない。
[発明が解決しようとする問題点コ アスパルテームは水に対する分散性及び溶解性があまり
良くない。食品の利用において、アスパルテームの分散
、溶解性が悪いと、溶解するときに凝集玉を生じて、溶
解操作等が困難となり時間もかかってしまう。
従来法では、一旦、水に溶解し、又は、スラリー化した
りするため、操作面、工程管理面及びエネルギー・コス
ト面で問題がある。また、アスパルテームを旧解度向上
のために他の物質と混合すると、用途によっては、その
物質の混在が問題となる場合もあるので、溶解性のよい
高I+1!度アスパルテームに対する要望が強い。
本発明者らの研究によれば、アスパルテームの前述した
二つの結晶型のうち、溶解性についてはエヤの方が■型
よりもはるかに侵れている。アスパルテームの湿潤結晶
を工業的む方法で乾燥すると得られる製品は通常■型結
晶と■型結晶の混合物となる。
アスパルテームを造粒したのち乾燥すると■型結晶が多
くなり、特に造粒物の比表面積が4TIi/g未満であ
る場合には■型結晶が多くなる。
従って、アスパルテームの造粒物に適用した際において
も、実質上■型結晶を含まない、又はその含有量の少な
いI型のアスパルテームの工業的製造法を開発すること
は重要な技術課題である。
[問題点を解決するための手段及び作用1本発明はα−
L−7スパルチルーL−フェニルアラニンメチルエステ
ルの湿結晶を乾燥して乾燥されたα−L−アスパルチル
−L−フェニルアラニンメチルエステルを製造する方法
において、絶対湿度0.01幻/Kg以下の乾燥空気を
用いて乾燥することを特徴とする溶解性の改善されたα
−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエス
テルの製造法を提供するものである。
本発明の方法において、溶解性の改善されたアスパルテ
ームを製造する際に、原料として使用する湿アスパルテ
ーム結晶は、いかなる晶析方法及び分離方法を用いて’
!1造されてもよく湿アスパルテーム結晶の製造法につ
いては、いっさい問わない。
すなわち、本発明の方法で用いる湿アスパルテーム結晶
を得るために、適当な方法によりアスパルテームを晶析
させ、次いで固液分離を行って(qることができる。得
られた湿アスパルテーム結晶を造粒機で処理する場合、
押出し造粒、圧縮造粒等、どのタイプの造粒機を使用し
てもよい。造粒処理した造粒物の比表面積が4rrt/
Q以上ある場合は、乾燥して得られるアスパルテーム造
粒物の結晶形は、はぼ丁型結晶で得られ、比表面積が4
尻/g未満である湿アスパルテーム造粒物を乾燥すると
■型結晶の比率の多い製品が得られる。しかし本発明で
乾燥時に、使用する熱風として、絶対湿度0 、 OI
 Ky/Kg以下の乾燥空気を使用することにより、原
料として造粒されていないアスパルテームを用いたとき
は勿論のこと、造粒物、特にその比表面積が4m/Q未
満のものを原料とした場合でも、はぼ■型だけの製品を
得ることができる。
本発明の方法による湿アスパルテーム結晶の乾燥は、湿
度その他の乾燥条件について格別の限定はない。
しかし、アスパルテームは、熱に対する安定性が弱く、
i!I温で乾燥をおこなうと容易に一部、ジケトピペラ
ジン誘導体となる。これは、無毒で安定であるが、甘味
が無く、全体的には甘味のロスとなる。また、Rf2時
の方がアスパルテームの結晶形は、■型から■型結晶へ
と転移をしやすいので、好ましくは、80℃未満で乾燥
を行う方が良い。
本発明の方法では乾燥方法(装置)について格できる。
[実施例] 実滴例中■型化(■型と■型の合量に対する■型の比率
)は、■型及び■型の標準試料を用いてその混合物を調
製し、X線回折角(2θ)4.4’(I型)及び5.0
”(If型)のそれぞれの特有ピークの強度比から検量
線を作成し、各試料の強度比とこの検量線からその比率
を求めた。
また実施例中APM結晶の溶解速度は、その粉末1Qを
温度20℃の蒸留水500d中に投入、撹拌(マグネチ
ックス・スターラー、200r、p、m、)を継続して
目視により完全溶解までの時間を測定した。
実施例1〜5 遠心分離機で固液分離した湿アスパルテーム結晶を比表
面積が4況/g未満になるように2.○馴径のスクリー
ンを通過させ押出し造粒した。得られた湿アスパルテー
ム造粒物(4,8Kg>を70℃の熱風を用いた流動乾
燥機で120分乾燥を行った。乾燥は種々の乾燥空気を
使用した。
得られた結果を下表に示す。
実施例6〜11 実施例1でUA製した湿アスパルテーム造粒物(60Q
)を熱風(流速1 、 Om/see )を用いた通気
乾燥機で乾燥を行った。
結果を以下に示す。
[発明の効果コ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、工程
管理上並びにエネルギー・コスト上不利な操作あるいは
、他の物11と混合すること無しに溶解性の優れたアス
パルテームを1′することかできる。
本発明の方法では、比表面積が4TIl/g未満の造粒
物でも溶解性の優れた工型結晶のアスパルテームを選択
的に製造することができる。
本発明の方法により得られる溶解性の改善されたアスパ
ルテームは、清涼飲料水、卓上及びその仙食品用甘味剤
として広く有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチ
    ルエステルの湿結晶を乾燥して乾燥されたα−L−アス
    パルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルを製造
    する方法において、絶対湿度0.01Kg/Kg以下の
    乾燥空気を用いて乾燥することを特徴とする溶解性の改
    善された、α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニ
    ンメチルエステルの製造方法。 2)α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチ
    ルエステルの湿結晶が、乾燥開始時の比表面積が4m^
    2/g未満である様に造粒されたものである特許請求の
    範囲第1項記載の製造方法。 3)乾燥を80℃未満の温度で行う特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載の製造方法。 4)乾燥を常圧下で行う特許請求の範囲第1項ないし第
    3項のいずれかの項記載の製造方法。 5)乾燥を流動乾燥で行う特許請求の範囲第1項ないし
    第4項のいずれかの項記載の製造方法。 6)乾燥を通気乾燥で行う特許請求の範囲第1項ないし
    第5項のいずれかの項記載の製造方法。
JP61187758A 1986-08-12 1986-08-12 溶解性の改善されたα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法 Expired - Lifetime JPH07103153B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61187758A JPH07103153B2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12 溶解性の改善されたα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法
US07/084,087 US4835303A (en) 1986-08-12 1987-08-11 Process for producing dry α-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester
DE3751193T DE3751193T2 (de) 1986-08-12 1987-08-12 Verfahren zur Herstellung von trockenem alpha-L-Aspartyl-L-phenylalaninmethylester.
EP87111697A EP0256515B1 (en) 1986-08-12 1987-08-12 Process for producing dry alpha-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester
AU76818/87A AU606071B2 (en) 1986-08-12 1987-08-12 Process for producing dry alpha-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61187758A JPH07103153B2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12 溶解性の改善されたα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6344593A true JPS6344593A (ja) 1988-02-25
JPH07103153B2 JPH07103153B2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=16211686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61187758A Expired - Lifetime JPH07103153B2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12 溶解性の改善されたα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07103153B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01282460A (ja) * 1988-05-10 1989-11-14 Hitachi Ltd 真空吸着式壁面移動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01282460A (ja) * 1988-05-10 1989-11-14 Hitachi Ltd 真空吸着式壁面移動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07103153B2 (ja) 1995-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4579747A (en) Dipeptide crystals, and process for their production
US5973212A (en) Erythritol compositions
JP2007209351A (ja) 甘味料塩及びその製造方法
JPS6333396A (ja) 溶解性の改善されたα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法
Kawashima et al. Preparations of agglomerated crystals of polymorphic mixtures and a new complex of indomethacin—epirizole by the spherical crystallization technique
JPH0412105B2 (ja)
JPS6344592A (ja) 溶解性の改善されたα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法
JPS6344593A (ja) 溶解性の改善されたα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法
EP0256515B1 (en) Process for producing dry alpha-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester
JP2671532B2 (ja) アスパルテーム顆粒
JP3000283B2 (ja) ラクチトール無水物結晶を含有する含密結晶の製造方法及び含密結晶組成物の製造方法
JPH04346769A (ja) α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル顆粒
KR20010057572A (ko) 분말 형태의 덱스트로스 수화물과 그의 제조과정
CA1320311C (en) Process for producing dry –-l-aspartyl-l-phenylalanine methyl ester
EA000177B1 (ru) СПОСОБ НАНЕСЕНИЯ НА СЪЕДОБНЫЙ ТВЕРДЫЙ НОСИТЕЛЬ МЕТИЛОВОГО ЭФИРА α-L-АСПАРТИЛ-L-ФЕНИЛ-АЛАНИНА
JPS61104800A (ja) ラクツロ−ス結晶含有粉末の製造方法
JPS6360978B2 (ja)
KR20040058009A (ko) 말티톨 이외의 당결정을 함유하는 말티톨 결정 및 그 제조방법
JPH0622457B2 (ja) ジペプチド甘味料含有錠剤又は顆粒及びその製造法
JPH057983B2 (ja)
JPH02222663A (ja) ラクチトール含有顆粒の製造法
JPH0795868A (ja) 顆粒状又は結晶状低カロリー飲料の製造法
US6790470B1 (en) Aspartame derivative crystal and process for producing the same
JP3561565B2 (ja) 砂糖とソルビトールとの流動性の高い混合粉末組成物の製造方法
JPH0242465B2 (ja)