JPS6344582Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6344582Y2 JPS6344582Y2 JP8779482U JP8779482U JPS6344582Y2 JP S6344582 Y2 JPS6344582 Y2 JP S6344582Y2 JP 8779482 U JP8779482 U JP 8779482U JP 8779482 U JP8779482 U JP 8779482U JP S6344582 Y2 JPS6344582 Y2 JP S6344582Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- grease
- drive shaft
- spline
- supply port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004519 grease Substances 0.000 claims description 33
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 7
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、トランスミツシヨン側のドライブ軸
とクラツチデイスクとの連結部（クラツチスプラ
イン部）の構造に関し、特にこのクラツチスプラ
イン部における潤滑装置に関する。
とクラツチデイスクとの連結部（クラツチスプラ
イン部）の構造に関し、特にこのクラツチスプラ
イン部における潤滑装置に関する。
一般に、自動車のエンジンからトランスミツシ
ヨンへの動力の伝達系には、クラツチ機構が介装
されている。
ヨンへの動力の伝達系には、クラツチ機構が介装
されている。
そして、このクラツチ機構には、クラツチの接
続および切断のために、トランスミツシヨン側の
ドライブ軸に対して軸方向への移動のみを許容さ
れるクラツチデイスクが設けられており、このク
ラツチデイスクとドライブ軸との連結部（クラツ
チスプライン部）は、クラツチデイスクの摺動を
円滑にするため、十分な潤滑を必要としている。
続および切断のために、トランスミツシヨン側の
ドライブ軸に対して軸方向への移動のみを許容さ
れるクラツチデイスクが設けられており、このク
ラツチデイスクとドライブ軸との連結部（クラツ
チスプライン部）は、クラツチデイスクの摺動を
円滑にするため、十分な潤滑を必要としている。
しかしながら、従来のクラツチスプライン部に
おいては、その潤滑が必ずしも十分であるとはい
いがたく、潤滑不良によるクラツチデイスクの摺
動不良を招き、ひいてはクラツチの接断を円滑に
行なえないという問題点がある。
おいては、その潤滑が必ずしも十分であるとはい
いがたく、潤滑不良によるクラツチデイスクの摺
動不良を招き、ひいてはクラツチの接断を円滑に
行なえないという問題点がある。
本考案は、このような問題点を解決しようとす
るもので、クラツチスプライン部における潤滑を
十分に行なえるようにした、クラツチスプライン
部の潤滑装置を提供することを目的とする。
るもので、クラツチスプライン部における潤滑を
十分に行なえるようにした、クラツチスプライン
部の潤滑装置を提供することを目的とする。
このため、本考案の潤滑装置は、トランスミツ
シヨン側のドライブ軸に対しクラツチデイスクの
軸方向への移動のみを許容するクラツチスプライ
ン部において、同クラツチスプライン部における
上記ドライブ軸側に、グリース供給口をもつたグ
リースホルダが埋設されて、上記グリース供給口
内にボールが回転可能に装填されていることを特
徴としている。
シヨン側のドライブ軸に対しクラツチデイスクの
軸方向への移動のみを許容するクラツチスプライ
ン部において、同クラツチスプライン部における
上記ドライブ軸側に、グリース供給口をもつたグ
リースホルダが埋設されて、上記グリース供給口
内にボールが回転可能に装填されていることを特
徴としている。
以下、図面により本考案の一実施例としてのク
ラツチスプライン部の潤滑装置について説明する
と、第１図はその要部を示す断面図、第２図はそ
のグリースホルダを示す断面図であり、第３，４
図はその変形例を示すもので、第３図はそのグリ
ースホルダ配設状態を示す模式図、第４図は第３
図の矢視図である。
ラツチスプライン部の潤滑装置について説明する
と、第１図はその要部を示す断面図、第２図はそ
のグリースホルダを示す断面図であり、第３，４
図はその変形例を示すもので、第３図はそのグリ
ースホルダ配設状態を示す模式図、第４図は第３
図の矢視図である。
第１図に示すごとく、トランスミツシヨン側の
ドライブ軸１には、クラツチ機構２のクラツチデ
イスク２ａがスプライン係合しており、これによ
りクラツチデイスク２ａはドライブ軸１に対し軸
方向への移動は行なえるが、回転についてはドラ
イブ軸１と一体に行なうようになつている。
ドライブ軸１には、クラツチ機構２のクラツチデ
イスク２ａがスプライン係合しており、これによ
りクラツチデイスク２ａはドライブ軸１に対し軸
方向への移動は行なえるが、回転についてはドラ
イブ軸１と一体に行なうようになつている。
ところで、このスプライン係合部（クラツチス
プライン部）３におけるドライブ軸１側のスプラ
イン部３ａには、グリース供給口４ｃをもつたグ
リースホルダ４が埋設されている。
プライン部）３におけるドライブ軸１側のスプラ
イン部３ａには、グリース供給口４ｃをもつたグ
リースホルダ４が埋設されている。
このグリースホルダ４は、第２図に示すごと
く、グリースが充填されたケース４ａをそなえて
おり、このケース４ａにグリース供給口４ｃが形
成されていて、更にこのグリース供給口４ｃ内に
ボール４ｂが回転可能に装填されている。
く、グリースが充填されたケース４ａをそなえて
おり、このケース４ａにグリース供給口４ｃが形
成されていて、更にこのグリース供給口４ｃ内に
ボール４ｂが回転可能に装填されている。
なお、グリースホルダ４は、そのグリース供給
口４ｃ内のボール４ｂが第１図に示すごとくクラ
ツチデイスク２ａ側のスプライン溝３ｂに当接す
るように、設けられる。
口４ｃ内のボール４ｂが第１図に示すごとくクラ
ツチデイスク２ａ側のスプライン溝３ｂに当接す
るように、設けられる。
ところで、グリースホルダ４を装着するには、
クラツチデイスク２ａを取り付ける前に、ドライ
ブ軸１のグリースホルダ装填穴５に、グリースを
充填したグリースホルダ４を差し込めばよく、そ
の後はクラツチ機構２をドライブ軸１に組み付け
ればよい。
クラツチデイスク２ａを取り付ける前に、ドライ
ブ軸１のグリースホルダ装填穴５に、グリースを
充填したグリースホルダ４を差し込めばよく、そ
の後はクラツチ機構２をドライブ軸１に組み付け
ればよい。
上述の構成により、クラツチの接断に伴うクラ
ツチデイスク２ａの移動によつて、ボール４ｂが
回転してグリースがにじみ出るため、クラツチス
プライン部３の潤滑が円滑に行なわれる。また、
ドライブ軸１の回転により生じた遠心力の作用に
よつて、グリースが更にクラツチスプライン部３
へ供給されやすくなるので、このクラツチスプラ
イン部における潤滑が十分に行なわれ、クラツチ
の接断操作を高い信頼性で行なえるほか、油切れ
による異音が発生することもない。
ツチデイスク２ａの移動によつて、ボール４ｂが
回転してグリースがにじみ出るため、クラツチス
プライン部３の潤滑が円滑に行なわれる。また、
ドライブ軸１の回転により生じた遠心力の作用に
よつて、グリースが更にクラツチスプライン部３
へ供給されやすくなるので、このクラツチスプラ
イン部における潤滑が十分に行なわれ、クラツチ
の接断操作を高い信頼性で行なえるほか、油切れ
による異音が発生することもない。
なお、グリースホルダ４の取替えは、定期点検
の際等に行なわれる。
の際等に行なわれる。
また、第３，４図に示すごとく、ドライブ軸１
におけるスプライン部３ａ，３ａ間の凹所に穴
５′を形成して、この穴５′にグリースホルダ４を
装填するようにしてもよい。
におけるスプライン部３ａ，３ａ間の凹所に穴
５′を形成して、この穴５′にグリースホルダ４を
装填するようにしてもよい。
以上詳述したように、本考案のクラツチスプラ
イン部の潤滑装置によれば、クラツチスプライン
部におけるドライブ軸側に、グリース供給口をも
つたグリースホルダが埋設されて、上記グリース
供給口内にボールが回転可能に装填されるという
簡素な構成で、上記クラツチスプライン部におけ
る潤滑を十分に行なうことができひいてはクラツ
チの接断を円滑に行なえる利点ある。
イン部の潤滑装置によれば、クラツチスプライン
部におけるドライブ軸側に、グリース供給口をも
つたグリースホルダが埋設されて、上記グリース
供給口内にボールが回転可能に装填されるという
簡素な構成で、上記クラツチスプライン部におけ
る潤滑を十分に行なうことができひいてはクラツ
チの接断を円滑に行なえる利点ある。
図は本考案の一実施例としてのクラツチスプラ
イン部の潤滑装置を示すもので、第１図はその要
部を示す断面図、第２図はそのグリースホルダを
示す断面図であり、第３，４図はその変形例を示
すもので、第３図はそのグリースホルダ配設状態
を示す模式図、第４図は第３図の矢視図であ
る。 １…ドライブ軸、２…クラツチ機構、２ａ…ク
ラツチデイスク、３…クラツチスプライン部、４
…グリースホルダ、４ａ…ケース、４ｂ…ボー
ル、４ｃ…グリース供給口、５，５′…グリース
ホルダ装填穴。
イン部の潤滑装置を示すもので、第１図はその要
部を示す断面図、第２図はそのグリースホルダを
示す断面図であり、第３，４図はその変形例を示
すもので、第３図はそのグリースホルダ配設状態
を示す模式図、第４図は第３図の矢視図であ
る。 １…ドライブ軸、２…クラツチ機構、２ａ…ク
ラツチデイスク、３…クラツチスプライン部、４
…グリースホルダ、４ａ…ケース、４ｂ…ボー
ル、４ｃ…グリース供給口、５，５′…グリース
ホルダ装填穴。
Claims (1)
- トランスミツシヨン側のドライブ軸に対しクラ
ツチデイスクの軸方向への移動のみを許容するク
ラツチスプライン部において、同クラツチスプラ
イン部における上記ドライブ軸側に、グリース供
給口をもつたグリースホルダが埋設されて、上記
グリース供給口内にボールが回転可能に装填され
ていることを特徴とする、クラツチスプライン部
の潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8779482U JPS58189822U (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | クラツチスプライン部の潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8779482U JPS58189822U (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | クラツチスプライン部の潤滑装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58189822U JPS58189822U (ja) | 1983-12-16 |
| JPS6344582Y2 true JPS6344582Y2 (ja) | 1988-11-18 |
Family
ID=30096491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8779482U Granted JPS58189822U (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | クラツチスプライン部の潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58189822U (ja) |
-
1982
- 1982-06-11 JP JP8779482U patent/JPS58189822U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58189822U (ja) | 1983-12-16 |
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