JPS6343904Y2 - - Google Patents

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JPS6343904Y2
JPS6343904Y2 JP1983186290U JP18629083U JPS6343904Y2 JP S6343904 Y2 JPS6343904 Y2 JP S6343904Y2 JP 1983186290 U JP1983186290 U JP 1983186290U JP 18629083 U JP18629083 U JP 18629083U JP S6343904 Y2 JPS6343904 Y2 JP S6343904Y2
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JP
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rotary
pump
frame
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support rod
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JP1983186290U
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JPS6094082U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、ロータリ爪によりすき起こした土壌
中に薬液を注入する土壌消毒機を、耕耘機のロー
タリ機に簡単に脱着する技術に関するものであ
る。
(ロ) 従来技術 従来から、ロータリ爪によりすき起こした土壌
中に薬液を注入する土壌消毒機に関する技術は公
知とされているのである。
例えば、実公昭58−36294号公報や実公昭53−
12700号公報の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし該従来の技術においては、実公昭58−
36294号公報の場合には、薬液缶が耕耘機側に取
付られており、また薬液ポンプも耕耘機のロータ
リフレーム上に設けられており、該薬液ポンプを
駆動する動力も耕耘機の駆動軸から得ている為
に、土壌消毒機を付設する為には耕耘機の本体の
方に取付可能とする為の大改造をする必要があつ
たのである。
また実公昭53−12700号公報に記載の技術にお
いては、作条爪により土壌深くに溝を切り込ん
で、この部分に薬液を注入することが出来ても、
ロータリ機10のロータリ爪12によりすき起こ
し後の土壌中に、薬液を注入することは出来なか
つたのである。
本考案は、これらの従来の技術の不具合いを解
消する為に、従来からある耕耘機のロータリ機に
対して簡単に脱着可能で、耕耘機の本体の方に取
付部を設ける為の大改造をする必要のない土壌消
毒機を提供するものである。
また、該土壌消毒機の脱着においては、ロータ
リ機の方の取付部の改造を必要としないでも良い
ように、ロータリ機のロータリフレーム11への
土壌消毒機の取付けは、支持杆18の部分の脱着
のみで、土壌消毒機の全ての部分が脱着可能とな
るように構成したものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
ロータリ爪12の上方に配置したロータリフレ
ーム11の前端を耕耘機のヒツチ金具4に連結
し、該ロータリフレーム11の後端に支持杆18
を脱着自在に付設し、該支持杆18に薬液缶31
を載置する架台30と、畝立て板22・22を支
持する横方向のフレームバー21を付設し、該フ
レームバー21の両端部にゲージ輪28と接地輪
38を支持し、該接地輪38の内側にポンプ41
とポンプ作動部材を配置して接地輪38の回転に
よりポンプ41を駆動し、該ポンプ41より吐出
される薬液の注入爪33を、フレームバー21よ
り前方へ突出した吊持杆35にて支持し、ロータ
リ爪12の間に突出させたものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は実施例を備える耕耘機の側面図、第2
図は実施例の平面図である。
第1〜2図において、1は耕耘機の機体で、原
動機2を搭載すると共に両端にヒツチ金具3,4
を有し、上面から前方(右方)に向つて二叉状の
操縦把手5を備え、前下部の駆動軸6に動輪7を
取付けている。
8は駆動軸6を吊持するチエーンケースで、こ
れに内蔵されたチエーン(図示なし)により駆動
軸6を原動機の出力軸9に連結し、その動力を駆
動軸に伝えて動輪7を回転させる。
10はロータリ機で、ロータリフレーム11を
耕耘機の後端のヒツチ金具4に連結し、ロータリ
爪12を回転自由に承持してその上方にカバー1
3をかぶせ、チエーンケース14,15に内蔵さ
れたチエーン(図示なし)と中間軸16によりロ
ータリ爪12を原動機の出力軸9に連結し、その
動力でロータリ爪を回転させて地面Aをすき起こ
す。
17はロータリフレーム11の後端に溶接した
偏平な筒金で、これに挿着した支持杆18の後面
に短片19を介して正方形の筒金20を溶接し、
この筒金に機体1の横巾方向に延びるフレームバ
ー21の中央部を挿着する。
22,22は一対の畝立て板で、主片の背面に
斜めの吊持片23と偏平な筒金24を少しずらし
て溶接し、各吊持片の上端に溶接した正方形の筒
金25をフレームバー21に嵌めてその両端に固
定し、一対の畝立て板22・22をロータリ爪1
2の直後にてその両端部を配置する。
26は一方の畝立て板の筒金24に挿通した吊
持杆で、下端のホルダー27にゲージ輪28を軸
承して接地させ、ゲージ輪の高さを変えることに
より畝立て板22の喰込み量を調節する。
以上の構成は公知の耕耘機とこれに連結された
ロータリ機及び畝立て板とほぼ同じである。なお
操縦把手5は通常は機体1の後方(左方)へ延び
るが、耕耘機にロータリ機10を連結した場合は
操縦把手を旋回させて図示の如く前方へ向かわせ
る。
30はアングル材で組立てた架台で、斜めの姿
勢にしてロータリフレームの後端の支持杆18に
取付け、市販の薬液缶31を載せてバンド32で
固定する。
なおバランスの関係上、機体の前端のヒツチ金
具3に架台を水平に取付けて薬液缶を載せる場合
もある。
33は薬液の注入爪で、フレームバー21の中
央部に固定した筒金34から屈折して斜前方へ出
る吊持杆35に取付け、ロータリ爪12の中央部
に配置して斜後方へ向う姿勢をとらせる。
36は土壌消毒機の主体をなすフレームで、前
後方向に延びる細巾の長方形に作つて前端に支持
杆37を溶接し、他方の畝立て板からゲージ輪を
はずして筒金24に支持杆37を挿着する。
38はフレーム36に軸承させた接地輪で、周
囲に配設したラグ39の地面への喰込みによつて
確実に回転し、この接地輪38に畝立て板22,
22のゲージ輪を兼用させる。
40はゴム製のスクレーバで、フレーム36の
後端に取付けて接地輪のラグ39と交叉させ、接
地輪の回転によりラグ39にはじかれて屈曲し、
接地輪36の周面に付着して土を掻き落とす。
41は薬液ポンプで、支持片42によりフレー
ム36の前上部に斜めの姿勢に取付け、薬液缶3
1からくるチユーブ43を確認計44を経てポン
プ41に接続し、これから出るチユーブ45を注
入爪33の後面に取付けてその下端へ導く。
46はポンプの作動杆で、接地輪38の内側に
配置して斜めの姿勢をとらせ、この作動杆を進退
させて薬液を注入爪33の先端から吐出する。
47は作動杆45に連結したレバーで、先端に
転子48を取付けて基端のピン49によりフレー
ム36に枢着し、先端とフレーム36との間にコ
イルばね50を掛けてレバー47を引張り、フレ
ームに固着したナツト51に調節ボルト52を螺
合してレバー46の基端の突片53を受止める。
54は接地輪38の内側面に設けた4個のピン
で、円形線上にかつ等分角に配置し、このピンの
回動路上にレバー上の転子48が位置するように
設定する。
なおフレームバー21の両端にマルチフレーム
を連結し、これにフイルムの巻取面、その案内ロ
ーラ、押え輪及び覆土板を装架する場合もある
が、図面を判りやすくするためこれらのマルチ作
業機を省略した。
(ヘ) 考案の作用 本考案の一実施例は以上の構成からなり、耕耘
機の運転に先立つてゲージ輪28と接地輪38の
高さを調節し、これを形成しようとする畝の高さ
に対応させ、接地輪を手で回わしてポンプ41を
始動し、薬液缶31から出るチユーブ43の空気
を抜取ると共に薬液をポンプ41まで呼込む。
作業者は原動機2を作動して操縦把手5を持
ち、原動機の動力で動輪7とロータリ爪12を回
転させ、後向きに歩いて機体1を右方へ進行させ
る。
機体の進行に伴つてロータリ爪12は地面Aを
すき起こし、この土壌を畝立て板42,42が盛
上げて平畝を形成する。機体が進行すると接地輪
38がラグ39の地面への喰込みによつて確実に
回転し、側面のピン54が円形の軌跡を回動す
る。
接地輪38が回転するとゴム製のスクレーパ4
0がラグ39にはじかれて屈曲するので、根茎や
土がスクレーパとラグの間に挟まれることがな
く、従つて根茎が接地輪38やフレーム36に絡
むこともなく、接地輪は終始円滑に回転する。
ピン54が円形の軌跡を回動する途中で転子4
8を介してレバー47を押上げ、ピン54がレバ
ーの転子48からはずれると、ばね50がレバー
47を引下げるので、レバー47はピン54が転
子48の位置へ回わつてくる毎に1回ずつ揺動す
る。
レバー47の揺動により作動杆46が進退する
ので、ポンプ41は適量の送出して注入爪33の
先端から吐出し、薬液は畝立て板22,22が形
成する平畝の中央部へ深く注入され、畝立てと土
壌の消毒が同時に行われる。
薬液の注入に先立つて調節ボルト52を回すと
突片53を介してレバー47の傾きが変化し、レ
バー上の転子48と接地輪の突起54との係合時
間を増減する。この結果作動杆46の進退する長
さが変化するのでポンプ41の吐出量を調節でき
ることになる。
本実施例はポンプ41とその作動杆46を進退
させるレバー47、転子48と突起51及び調節
ボルト52を接地輪38の内側に設けており、隣
接する未耕地の土が崩れてもポンプの作動部材が
埋まることがないので、ポンプ41は常に順調に
作動して薬液を送出す。
以上は本考案の一実施例を説明したもので、本
考案はこの実施例に限定されることなく、考案の
要旨内において設計変更できる。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、土壌消毒機を構成する薬液缶31やポ
ンプ41や注入爪33をすべて、支持杆18に基
部を固定され延出された部材に付設し、畝立板2
2・22も、吊持片23・筒金20・フレームバ
ー21・短片19を介して支持杆18に付設した
ので、ロータリ機10に畝立板22・22を付設
する支持杆18の脱着と共に、土壌消毒機の全て
が脱着できるので、土壌消毒機のロータリ機10
に対する脱着が簡単に出来るように成つたもので
ある。
第2に、土壌消毒機のポンプ41の駆動を、接
地輪38より得たことにより、耕耘機の本機の部
分にポンプ41の駆動部を付設する必要がなく、
大改造により本機側にポンプ41の取付部を設け
る必要が無くなつたものである。
第3に、一対の畝立て板のうち一方のゲージ部
材を除いてこの個所にポンプと駆動用接地輪を配
置し、この接地輪に畝立て板のゲージ部材を兼用
させるから、1つのゲージ輪を節約できるし、狭
いスペースに接地輪付き土壌消毒機を組込むこと
ができ、畝立て兼土壌消毒機を簡素に構成しうる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は実施例を備える耕耘機の側面図、第2図は実施
例の平面図である。 1…農用走行車の機体、10…ロータリ機、1
1…ロータリフレーム、12…ロータリ爪、21
…フレームバー、22…畝立て板、28…ゲージ
輪、36…土壌消毒機のフレーム、38…接地
輪、41…ポンプ、46〜50,54…作動部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロータリ爪12の上方に配置したロータリフレ
    ーム11の前端を耕耘機のヒツチ金具4に連結
    し、該ロータリフレーム11の後端に支持杆18
    を脱着自在に付設し、該支持杆18に薬液缶31
    を載置する架台30と、畝立て板22・22を支
    持する横方向のフレームバー21を付設し、該フ
    レームバー21の両端部にゲージ輪28と接地輪
    38を支持し、該接地輪38の内側にポンプ41
    とポンプ作動部材を配置して接地輪38の回転に
    よりポンプ41を駆動し、該ポンプ41より吐出
    される薬液の注入爪33を、フレームバー21よ
    り前方へ突出した吊持杆35にて支持し、ロータ
    リ爪12の間に突出させたことを特徴とする土壌
    消毒機。
JP18629083U 1983-12-01 1983-12-01 土壌消毒機 Granted JPS6094082U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18629083U JPS6094082U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 土壌消毒機

Applications Claiming Priority (1)

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JP18629083U JPS6094082U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 土壌消毒機

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Publication Number Publication Date
JPS6094082U JPS6094082U (ja) 1985-06-27
JPS6343904Y2 true JPS6343904Y2 (ja) 1988-11-15

Family

ID=30402419

Family Applications (1)

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JP18629083U Granted JPS6094082U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 土壌消毒機

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JP (1) JPS6094082U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5312700U (ja) * 1976-09-20 1978-02-02
JPS5836294U (ja) * 1981-09-03 1983-03-09 日立化成工業株式会社 タンク据付用耐震架台

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5312700U (ja) * 1976-09-20 1978-02-02
JPS5836294U (ja) * 1981-09-03 1983-03-09 日立化成工業株式会社 タンク据付用耐震架台

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JPS6094082U (ja) 1985-06-27

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