JPS6343707Y2 - - Google Patents

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JPS6343707Y2
JPS6343707Y2 JP1981027794U JP2779481U JPS6343707Y2 JP S6343707 Y2 JPS6343707 Y2 JP S6343707Y2 JP 1981027794 U JP1981027794 U JP 1981027794U JP 2779481 U JP2779481 U JP 2779481U JP S6343707 Y2 JPS6343707 Y2 JP S6343707Y2
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contact
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movable contact
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JP1981027794U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスライドスイツチに関するものであ
り、その目的とするところは従来2個のスライド
スイツチにて実現していたスイツチ機能を1個の
スライドスイツチにて実現することにある。
従来、スライドスイツチは第1図に示すように
共通端子ピン30と2個の固定端子ピン31,3
2との間の電気接続を接触ばね33にて切換える
ようにしたものであつた。図は2回路のスライド
スイツチSa,Sbをホツトカーペツトのヒータ切換
回路に使用した例を示している。ところで、この
種のホツトカーペツトのヒータ切換回路は商用電
源ACに接続されるヒータH1,H2を切換えるだ
けでなく、同時に切換状態を信号線l1,l2を介し
てコントローラに伝達しなければならないため、
複雑なスイツチ機能を必要とする。したがつて、
従来2個のスライドスイツチSa,Sbを用いてヒー
タ切換回路を実現するようになつていたわけであ
る。しかしながら2個のスライドスイツチを用い
ると、コストが高くなるとともに組立作業が煩わ
しくかつ小型化できないという問題があつた。本
考案は上述の点に鑑みて為されたものである。
以下実施例について図を用いて説明する。第2
図〜第4図は本考案一実施例を示すもので、1は
下面中央に端子ピン2が突設された接触ばねであ
り、接触ばね1は短冊状の金属ばね板の両端面か
ら長手方向(矢印A)に沿つた切込み3を設けて
両端部を長手方向と直角方向(矢印B)にそれぞ
れ2分割したものである。分割片4a,4bのう
ち一方の分割片4aを短かく形成しており、各分
割片4a,4bの端部にはそれぞれ可動接点5が
設けられている。6a,6bは各分割片4a,4
bの中央部に設けられた突曲部であり、接触ばね
1は端子ピン2にてケース本体16に支持され
る。7a〜7fは固定端子金具であり、T字状に
打抜かれた金属板の垂直部を端子ピン8とし、水
平部の一端に固定接点9を固着して形成されたも
ので、下面中央に端子ピン8が突設され上面の一
側に固定接点9が突設されたものである。この固
定端子金具7a〜7fは接触ばね1の下方に固定
接点9が可動接点5に適当間隔で対向するように
配設される。10はスライド板であり、上面には
操作釦11が突設されており、下面には接触ばね
1両側の各分割片4a,4bをそれぞれ独立に押
圧する凸段部12a,12bが形成されている。
この凸段部12a,12bの両端面は傾斜面とな
つており、スライド板10は凸段部12a,12
bが接触ばね1の上面に摺接して接触ばね1を部
分的に押圧するようにスライド自在に配設され
る。一方、スライド板10の両側端面には感触ば
ね13のクリツク凸部13aが摺接するようにな
つており、スライド板10を接触ばね1の長手方
向(矢印A)に沿つてスライドさせたとき、スラ
イド板10の両側端面に設けられたクリツク凹部
14a,14b,14cにクリツク凸部13aが
嵌まり込むことにより3段階のクリツク動作が得
られるようなスライド式操作部15が形成されて
いる。16はケース本体であり、ケース本体16
の底面には長手方向(矢印A)に沿つて仕切壁1
7が突設されており、仕切壁17の両側にそれぞ
れスイツチ機能の異なるスイツチ機構S1,S2を形
成することにより、2回路のスライドスイツチS
が得られるようになつている。18a〜18fお
よび18g,18hは端子ピン挿通孔であり、こ
の端子ピン挿通孔18a〜18fおよび18g,
18hを介して固定端子金具7a〜7fの端子ピ
ン9および接点ばね1の端子ピン2がケース本体
16の底面から突出するようになつている。この
固定端子金具7a〜7fの固定接点9はそれぞれ
接触ばね1の可動接点5に適当間隔で対向するよ
うに配設する必要があるが、実施例にあつては、
固定接点9は固定端子金具7a〜7fの上面の一
側に突設されているため、下面中央に突設された
端子ピン8が一垂直面内となるようにして固定接
点9を接触ばね1の各分割片4a,4bに設けら
れた可動接点5に対向させることができ、各分割
片4a,4bの可動接点5に対応する固定接点9
を同一形状の固定端子金具7a〜7fを用いて形
成することができる。例えば、スイツチ機構S1
おいて、端子ピン挿通孔18a,18dに固定接
点9が前方になるようにして固定端子金具7a,
7dの端子ピン8を挿通することにより、分割片
4bの可動接点5に対向する固定接点9が得ら
れ、端子ピン挿通孔18b,18cに固定接点9
が後方になるようにして固定接点金具7b,7c
の端子ピン8を挿通することにより、分割片4a
の可動接点5に対向する固定接点9が得られるこ
とになる。この場合、ケース本体16の底面には
インライン配列で端子ピン2,8が突出すること
になる。20はキヤツプであり、スライド板10
の操作釦11を突出させる角孔21が穿設されて
いる。22はケース本体16の位置決め孔23に
嵌挿される位置決め突起、24は係合片であり、
ケース本体16の側面に設けられた嵌合突起25
に嵌合する嵌合孔26が穿設されている。このよ
うにしてキヤツプ20は着脱自在にケース本体1
6に取着される。
以下実施例のスイツチ機構S1の動作について説
明すると、いま、操作釦11が第3図に示す位置
にある場合、スライド板10の下面に設けられた
凸段部12aにて接触ばね1の分割片4bの両端
部が下方に押圧されることになつて接触ばね1の
両側の分割片4bの可動接点5と固定端子金具7
a,7dの固定接点9とがそれぞれ弾接し、接触
ばね1の両側の分割片4aの可動接点5と固定端
子金具7b,7cの固定接点9は開離している。
次に、操作釦11が第4図に示す位置になるよう
にスライド板10を左側にスライドさせると、接
触ばね1の左側の分割片4bの可動接点5と固定
端子金具7aの固定接点9は弾接した状態のまま
であるが、接触ばね1の右側の分割片4bの可動
接点5と固定端子金具7dの固定接点9は開離す
る。このとき、接触ばね1の左側の分割片4aの
可動接点5と固定端子金具7bの固定接点9が弾
接する。接触ばね1の右側の分割片4aの可動接
点5と固定接点9は開離したままである。スライ
ド板10を第3図に示す位置から右方向にスライ
ドさせた場合には、第4図の場合とは全く逆の動
作をすることになる。なお、スイツチ機構S2の動
作は上述のスイツチ機構S1の動作と同一であるの
で説明は省略する。
第5図は本考案によるスライドスイツチSをホ
ツトカーペツトのヒータ切換スイツチとして使用
した例を示すもので、スライドスイツチSは電気
回路的に図示している。いま、接触ばね1が図の
位置にある場合には左右のヒータH1,H2に同時
に商用電源ACが接続され、両信号線l1,l2は商用
電源ACに接続されない。次に接触ばね1を図の
位置から左側にスライドさせると、左側ヒータ
H1のみに商用電源ACが接続されるとともに信号
線l1に商用電源ACの一側が接続される。同様に
して接触ばね1を図の位置から右側にスライドさ
せると、右側ヒータH2のみに商用電源ACが接続
され、信号線l2が商用電源ACの一側に接続され
る。以上のようにしてヒータH1,H2が切換えら
れ、この切換状態が信号線l1,l2を介してコント
ローラ(図示せず)に伝達され、ヒータ切換状態
がランプ表示されることになる。
上述のように本考案は、両端の先端部を夫々分
割すると共に両端夫々の長さを異ならせて可動接
点を有する分割片が形成され下面中央に端子ピン
が突設された接触ばねと、底面の中央に端子ピン
を植設して接触ばねが取り付けられると共に夫々
の分割片の可動接点に対応する位置に固定接点を
有する固定端子金具が植設された上面開口の本体
ケースと、上記本体ケースの上面に被着されるキ
ヤツプと、このキヤツプにスライド自在に取着さ
れスライド位置によつて各分割片のいずれか2個
を選択的に押圧して可動接点を固定接点に接触さ
せる凸段部が下面に形成されたスライド板とを備
えているので、従来2個のスライドスイツチにて
実現していたスイツチ機能を1個のスライドスイ
ツチにて実現できるので、スライドスイツチを用
いた切換回路の構成を簡略化することができ、コ
ストが安くなるとともに組立作業が簡便になり、
しかも小型化ができるという利点がある。また、
接触ばねの両端の先端部を夫々分割すると共に両
端夫々の長さを異ならせた各分割片のいずれか2
個を、スライド板のスライド位置によつて下面に
形成された凸段部で選択的に押圧するので、長さ
を異ならせた分割片のどちらを長くするか、ある
いは凸段部の形状を変えることによつて接点切換
状態を変えることが容易であり、つまりスライド
板のスライド位置が同じでも切り換えられる接点
を異ならせることができ、このため端子配列の異
なる複数種のスライドスイツチを容易に製造する
ことができる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスライドスイツチを用いた切換
回路の例を示す図、第2図は本考案一実施例の分
解斜視図、第3図および第4図は同上の動作を示
す断面図、第5図は本考案によるスライドスイツ
チを用いた切換回路の例を示す図である。 1は接触ばね、2は端子ピン、4a,4bは分
割片、5は可動接点、7a〜7fは固定端子金
具、9は固定接点、10はスライド板、12a,
12bは凸段部、16は本体ケース、20はキヤ
ツプである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端の先端部を夫々分割すると共に両端夫々の
    長さを異ならせて可動接点を有する分割片が形成
    され下面中央に端子ピンが突設された接触ばね
    と、底面の中央に端子ピンを植設して接触ばねが
    取り付けられると共に夫々の分割片の可動接点に
    対応する位置に固定接点を有する固定端子金具が
    植設された上面開口の本体ケースと、上記本体ケ
    ースの上面に被着されるキヤツプと、このキヤツ
    プにスライド自在に取着されスライド位置によつ
    て各分割片のいずれか2個を選択的に押圧して可
    動接点を固定接点に接触させる凸段部が下面に形
    成されたスライド板とを備えて成るスライドスイ
    ツチ。
JP1981027794U 1981-02-27 1981-02-27 Expired JPS6343707Y2 (ja)

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JP1981027794U JPS6343707Y2 (ja) 1981-02-27 1981-02-27

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JPS57140132U JPS57140132U (ja) 1982-09-02
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JPS515717U (ja) * 1974-07-01 1976-01-16

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