JPH0228574Y2 - - Google Patents

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JPH0228574Y2
JPH0228574Y2 JP7643184U JP7643184U JPH0228574Y2 JP H0228574 Y2 JPH0228574 Y2 JP H0228574Y2 JP 7643184 U JP7643184 U JP 7643184U JP 7643184 U JP7643184 U JP 7643184U JP H0228574 Y2 JPH0228574 Y2 JP H0228574Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、押釦スイツチにおけるターミナル構
造の改良に関する。
(従来技術) 従来の押釦スイツチの一例を第8図乃至第10
図により説明する。
1は絶縁材からなるターミナルベースである。
このターミナルベース1の一方の側壁1aには、
一端側に固定接点部3を一体に有し該固定接点部
3とその下方に延びる中間部4との間に段部5を
形成した一対の板状のターミナル2,2を保持し
ている。この各ターミナル2は第10図イに示す
ように他端側に外部接続端子6をプレス等により
打抜き形成した平板状の導電部材を第10図ロに
示す如く、その中間から略直角に折曲げると共
に、一端側と他端側が平行になるように一端側基
部近傍を上向き方向に再度略直角に折曲げてター
ミナル2を形成し、一端側の固定接点部3と中間
部4との間に段部5を形成している。8は押釦7
に固定され該押釦7の操作により上下動するスラ
イダであり、一端側に前記固定接点部3,3に接
触する一対の可動接点部9,9を設けたコンタク
タ10を保持している。尚、11はスライダ8内
に配設されコンタクタ10を固定接点部3,3側
に附勢し可動接点部9,9を該固定接点部3,3
に圧接するためのスプリングである。
前記各固定接点部3の接触面3aとターミナル
ベース1の側壁1aの内表面1bとは同一平面と
なるように構成しており、押釦7の操作によるス
ライダ8の上下動により可動接点部9を該接触面
3aと該内表面1bに圧接状態で切換摺動接触さ
せ、一対のターミナル2,2間の導通、遮断を行
なわれている。
しかしながら、このターミナル2は、固定接点
部3の摺動面3aと接する段部5の隅部の形状が
円弧状となり前記側壁1aの内表面1bの上端と
の間に第8図に示すような隙間12が生ずるた
め、コンタクタ10に設けた可動接点部9が固定
接点部3の摺動面3aと側壁1aの内表面1bを
切換摺動接触する際に、該可動接点部9が引つ掛
かり操作感が悪化したりコンタクタ10の作動不
良が生ずる欠点が有つた。
(考案の目的) 本考案は、上記した従来の欠点を解消し、可動
接点部が固定接点部の摺動面とターミナルベース
の側壁の内表面を切換摺動接触する際においても
操作感が悪化したり作動不良が生じない押釦スイ
ツチを提供することを目的としている。
(考案の構成) 本考案は、絶縁材からなるターミナルベース
と、一端側に固定接点部を一体に有すると共に該
固定接点部とその下方に延びる中間部との間に段
部が形成され前記ターミナルベースの側壁に保持
される一対の板状のターミナルと、押釦の操作に
より上下動するスライダに保持され、一端側に一
対の可動接点部を設けたコンタクタとを具備し、
少なくとも一方の固定接点部の接触面と前記側壁
の内表面とを同一平面に構成して一方の可動接点
部を該接触面と該内表面に切換摺動接触させた押
釦スイツチにおいて、前記一対のターミナルの固
定接点部は、該ターミナルの一端側近傍を折曲げ
て重合し厚肉に形成することによりターミナルの
中間部との間に段部を形成したことを特徴として
いる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
実施例 1 第1図乃至第5図は本考案に係る押釦スイツチ
の一実施例を示す。尚、従来例を示す第8図乃至
第10図と同一部分もしくは均等部分について
は、同一符号を付してその説明は省略する。
第1図乃至第5図において、20及び21は絶
縁材からなるケース及びターミナルベースであ
る。このターミナルベース21には、一端側に固
定接点部23を一体に有し該固定接点部23とそ
の下方に延びる中間部24との間に段部25を形
成した一対の板状のターミナル22,22′を保
持している。この各ターミナル22,22′は同
一形状をなし、プレス等による打抜き加工により
第5図イに示す如く、一端側に固定接点部23と
該固定接点部23からターミナル22,22′の
長手方向と略直交する方向に延びる延長部23′
とを一体に形成すると共に他端側に外部接続端子
26を一体に形成する。そして、固定接点部23
を構成する延長部23′を折曲げて第5図ロに示
すように重合し該固定接点部23を厚肉に形成す
ることによりターミナルベース22,22′の中
間部24との間に段部25を形成している。
前記ターミナルベース21の一方の側壁21a
の内表面21b及び外表面21cには夫々上面2
1dから底面21eに亘つて凹溝21f,21g
が互いに間隔を存して穿設され、この凹溝21
f,21gの上方からターミナル22,22′の
中間部24を夫々挿入する。尚この場合、ターミ
ナル22は固定接点部23を構成する折曲げた延
長部23′が内側となり、ターミナル22′は延長
部23′が外側となるように向きを定めて挿入す
る。その後、折曲げた各延長部23′の下端即ち、
段部25が前記上面21dに当接したところでタ
ーミナル22,22′の挿入が規制される。この
とき外部接続端子26は前記底面21eより下方
に突出している。ここで、ターミナル22の固定
接点部23を構成する折曲げた延長部23′の外
側面が側壁21aの内表面21bと同一平面とな
るように凹溝21fの深さ寸法をターミナル22
の板厚寸法と略同一に定めており、前記延長部2
3′の外側面が一方の可動接点部9との接触面2
3aとなる。また、ターミナル22′は反延長部
23′側の固定接点部23及び中間部24の外側
面が他方の可動接点部9との接触面23aとな
る。
前記ターミナル22,22′の上方への抜け止
めはケース20の上壁20aによりなされ、一方
のターミナル22の第1図右側への倒れ防止はケ
ース20に設けた突出部20bによりなされる。
尚、他方のターミナル22′は、押釦7に固定さ
れ該押釦7の操作により上下動するスライダ8内
に配接されたスプリング11によりコンタクタ1
0の一端側に設けた一対の可動接点9,9′のう
ちの一方に常時圧接されているので、該ターミナ
ル22′の第1図左側の倒れは防止される。
一対のターミナル22,22′の固定接点部2
3を延長し、その延長部23′を折曲げて重合し
該固定接点部23を厚肉に形成することによりタ
ーミナル22,22′の中間部24との間に段部
25を形成したので、該段部25の隅部の形状が
第8図乃至第10図に示した従来例の如く円弧状
とはならず略直角形状となり、ターミナル22の
固定接点部23の接触面23aと前記側壁21a
の内表面21bとの間には従来例の如き隙間は生
じない。従つて、押釦7の操作によるスライダ8
の上下動によりコンタクタ10に設けた一方の可
動接点部9を、ターミナル22の固定接点部23
の接触面23aとターミナルベース21の側壁2
1aの内表面21bに圧接状態で切換摺動接触さ
せても、従来例のように可動接点部9が引つ掛か
ることはなくなり、操作感が悪化したりコンタク
タ10の作動不良が生ずることはない。
実施例 2 第6図は本考案に係る押釦スイツチの他の実施
例を示す要部の斜視図であり、この実施例と前記
実施例1との相違するところは、凹溝21gが凹
溝21fと同様にターミナルベース21の側壁2
1aの外表面21cに穿設され、ターミナル2
2′はターミナル22と同様に固定接点部23を
構成する折曲げた延長部23′が内側となるよう
にして凹溝21gに挿入すると共に、前記延長部
23′の外側面即ち、可動接点部9との接触面2
3aが側壁21aの内表面21bと同一平面とな
るように凹溝21gの深さ寸法をターミナル2
2′の板厚寸法と略同一に定めた点にある。
従つて、この実施例においてはスライダ8の上
下動により一対の可動接点部9,9は夫々、固定
接点部23を構成する折曲げた延長部23′の接
触面23aと側壁21aの内表面21bに圧接状
態で切換摺動接触することになるが、前記実施例
1と同様に各接触面23aと内表面21bとの間
には隙間が生ずることはなく、操作感が悪化した
り作動不良が生ずることはない。
実施例 3 第7図イ,ロは夫々、本考案に係る押釦スイツ
チの更に他の実施例を示すターミナル形成前、後
の斜視図であり、第7図イに示すように他端側に
外部接続端子36をプレス等により打抜き形成し
た平板状の導電部材を、第7図ロに示す如く、一
端側近傍から他端側に折曲げて重合し固定接点部
33を厚肉に形成することによりターミナル32
の中間部34との間に段部35を形成したもので
ある。
この実施例においては、前記実施例1及び2と
同様の効果を有すると共に、ターミナル32の形
成に際して残材が少なくなる利点を有する。
(考案の効果) 以上の説明から明らかのように、本考案に係る
押釦スイツチによれば、ターミナルの固定接点部
の接触面とターミナルベースの側壁の内表面との
間には隙間が生じないので、可動接点部を前記接
触面と内表面に圧接状態で切換摺動接触させても
該可動接点部が引つ掛かることはなくなり、操作
感が向上するとともに作動も良好となる効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案に係る押釦スイツチ
の一実施例を示し、第1図は押釦スイツチの縦断
面図、第2図は第1図の−線断面図、第3図
はコンタクタを保持したスライダの正面図、第4
図は本考案の要部を示す分解斜視図、第5図イ及
び第5図ロは夫々ターミナル形成前、後の斜視
図、第6図は本考案に係る押釦スイツチの他の実
施例を示す要部の斜視図、第7図イ及び第7図ロ
は夫々、本考案に係る押釦スイツチの更に他の実
施例を示すターミナル形成前、後の斜視図であ
り、第8図ないし第10図は、従来の押釦スイツ
チの一例を示し、第8図は押釦スイツチの縦断面
図、第9図は第8図の−線断面図、第10図
イ及び第10図ロはそれぞれターミナル形成前、
後の斜視図である。 1,21……ターミナルベース、1a,21a
……側壁、1b,21b……内表面、2,22,
22′,32……ターミナル、3,23,33…
…固定接点部、3a,23a……接触面、4,2
4,34……中間部、5,25,35……段部、
7……押釦、8……スライダ、9……可動接点
部、10……コンタクタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁材からなるターミナルベースと、一端側に
    固定接点部を一体に有すると共に該固定接点部と
    その下方に延びる中間部との間に段部が形成され
    前記ターミナルベースの側壁に保持される一対の
    板状のターミナルと、押釦の操作により上下動す
    るスライダに保持され、一端側に一対の可動接点
    部を設けたコンタクタとを具備し、少なくとも一
    方の固定接点部の接触面と前記側壁の内表面とを
    同一平面に構成して一方の可動接点部を該接触面
    と該内表面に切換摺動接触させた押釦スイツチに
    おいて、前記一対のターミナルの固定接点部は、
    該ターミナルの一端側近傍を折曲げて重合し厚肉
    に形成することによりターミナルの中間部との間
    に段部を形成したことを特徴とする押釦スイツ
    チ。
JP7643184U 1984-05-24 1984-05-24 押釦スイツチ Granted JPS60188427U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7643184U JPS60188427U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 押釦スイツチ

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JP7643184U JPS60188427U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 押釦スイツチ

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JPS60188427U JPS60188427U (ja) 1985-12-13
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