JPH02819Y2 - - Google Patents

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JPH02819Y2
JPH02819Y2 JP12190083U JP12190083U JPH02819Y2 JP H02819 Y2 JPH02819 Y2 JP H02819Y2 JP 12190083 U JP12190083 U JP 12190083U JP 12190083 U JP12190083 U JP 12190083U JP H02819 Y2 JPH02819 Y2 JP H02819Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は開閉器、殊にきわめて小型のもので、
各端子をボデイに同時成形した開閉器に関するも
のである。
従来第5図に示すように1枚のフーブより平面
的に打抜き形成した常閉端子10、常開端子8、
共通端子9等の端子部材を同一垂直面において横
方向に配列してボデイ1に同時成形した開閉器が
提供されており、かかる開閉器の場合寸法精度や
生産性においてすぐれているのであるが、かかる
従来例の開閉器をマイクロスイツチとして考えた
場合、常閉端子10及び常開端子8の同一垂直面
に配列した端縁により接点部2,3を構成してい
たため、放熱面積が狭くて大容量の負荷回路に使
用することができず、また接点部2,3に接点
4,5を固着する場合において、この接点4,5
の固着に特別の配慮が必要であり、ある種の接点
は上記接点部2,3に固着することが不可能で使
用することができないという問題があつた。
本考案は上述の点に鑑みて提供したものであつ
て、接点部を広面積とすることにより広い放熱面
積を得ることができて大容量回路への使用を可能
とし、また接点部に接点を固着する場合において
容易に各種接点を固着することができる上に小型
のものとすることができ、しかもこのための端子
構造を容易に得ることができる開閉器を提供する
ことを目的とするものである。
以下本考案について説明すると、本考案は同一
垂直面において横方向に配列された夫々板状の常
閉端子、常開端子、共通端子をボデイに同時成形
して各端子の面をボデイの幅方向の中央を通るボ
デイの中心線と一致する上記垂直面と同面とする
とともに、これら各端子のうち、上端に上記中心
線方向に延出された延出部を一体に備えた常閉端
子及び常開端子のボデイ上面側の突出部を略90゜
折曲して、これら端子の折曲された上端と上記延
出部とで平面形状がL字型で且つ延出部がボデイ
の上記中心線を横切るL字型面部を形成し、これ
らL字型面部によりボデイ上面に略平行でボデイ
の中心線上に位置する接点部を形成するととも
に、両接点部をボデイの長手方向一端に位置する
常閉端子よりも共通端子方向に偏位した位置で常
閉端子側の接点部を上方に、常開端子側接点部を
下方として上下に対向させ、一端に可動接点を固
着した接点ばね板の他端部を共通端子のボデイ上
面側の突出部に係合するとともに、接点ばね板の
中央部の反転ばね係合部に反転ばねを係合して前
記接点部の間に可動接点を位置させ、ボデイ上面
に被せられるカバーの孔から押釦の上部を突出さ
せて、この押釦の下部を前記接点ばね板に押圧自
在に当接して成ることを特徴とする開閉器に係る
ものであり、その一実施例を図面により詳細に説
明する。10,8,9は夫々同一のフープから平
面状に打抜いて形成した常閉端子、常開端子及び
共通端子であつて、同一垂直面において横方向に
配列されたこれら常閉端子10、常開端子8及び
共通端子9はボデイ1に同時成形してあり、この
ときこれら各端子10,9,8は共通端子9と常
閉端子10とがボデイ1の長手方向両端に位置
し、またボデイ1の幅方向中央を通る中心線に一
致する上記垂直面と同面となるようにされるとと
もにボデイ1の上面にも突出され夫々突出部10
a,8a,9aとしてある。常閉端子10及び常
開端子8の突出部10a,8aはいずれも中心線
方向に延出された延出部を一体に備えているもの
であつて、両突出部10a,8aは夫々略90゜折
曲されて、これら端子10,8の折曲された上端
と上記延出部とで平面形状がL字型で且つ延出部
がボデイの上記中心線lを横切るL字型面部が形
成され、そしてこれらL字型面部により接点部
2,3が形成されてるものであつて、これら接点
部2,3はボデイ1の上面1aに対して略平行な
板状部として構成されてしかもこれら接点部2,
3の中心線とボデイ1自身の中心線lとが略一致
するようにしてあり、さらにこれらの接点部2,
3のうち上側の接点部2に連続する常閉端子10
の配設位置よりもさらに共通端子9方向に偏位し
た位置で上記両接点部2,3を上下に対設するも
のである。しかしてこれら接点部2,3は夫々の
下面乃至上面が常閉乃至常開の接点4,5として
使用され、あるいはこれら接点部2,3に所要の
接点4,5をめその他の手段で固着して使用す
るものである。6は接点ばね板であつて、一端上
下面に可動接点7が固着してあり、またこの接点
ばね板6の他端部と中央部とには夫々別個に第1
打抜孔15と第2打抜孔16とが形成してある。
第1打抜孔15の他端側の内縁15aに、共通端
子9の突出部9aに設けた係合凹所13を係合す
るとともに、第2打抜孔16の一端側の内縁に反
転ばね係合部17を設けてこの反転ばね係合部1
7にアーチ状の反転ばね18の一端を係合してあ
る。また共通端子9の突出部9aにはこれと一体
に接点ばね板6の延出方向に延出された延出部1
1が形成されており、この延出片部11先端の切
り込み12に前記反転ばね18の他端が係合され
る。かくて上述のようにして反転自在に支持され
た接点ばね板6先端部の可動接点7は上下の接点
部2,3間に接点交換自在に位置させられる。1
9は上記ボデイ1上面に被設されるカバーであつ
て、このカバー1に形成した孔21部に押釦20
を取設してこの押釦20の上部を孔21より上方
に突出されており、押釦20の下端は前記第1,
第2打抜孔15,16間において接点ばね板6上
面に弾接され、この押釦20を押下げ操作するこ
とにより接点ばね板6が反転作動するようにして
ある。なお第4図は接点部2,3に夫々接点4,
5をめ固着した場合の実施例の断面図である。
本考案は上述のように、常閉端子及び常開端子
のボデイ上面側の突出部を略90゜折曲してボデイ
上面に略平行な接点部を形成したので、同一垂直
面において横方向配列された夫々板状の常閉端
子、常開端子、共通端子をボデイに同時成形する
ことにより寸法精度及び生産性を向上したもので
ありながらしかも接点部を広面積の平板状に形成
することができ、従つて通電時にこの接点部で発
熱する熱を放熱するための放熱面積が広くなつて
大容量負荷の断接にも使用することができる効果
を有し、また上述のように接点部は広面積の平板
状に形成されているので、これに接点をめ固着
する場合においても容易に例えばリベツト型の接
点をめ固着することができ、あるいはインレイ
やオーバーレイなどの接点をこの接点部に用いる
ことも容易にできる効果があり、各種の接点を自
在に選択して形成することができる効果を有する
ものであり、さらにこれら接点部の中心線をボデ
イの中心線と略一致させたので、接点機構部の構
成がボデイ上面の一側に片寄るようなことがな
く、バランスのとれた接点部分の切換接触動作が
得られる効果を有する。しかも上記両接点部のう
ち上側の接点部に連続する端子の配設位置よりも
共通端子方向に偏位した位置で上記両接点部を上
下に対設したので、接点ばね板の接点交換動作に
際して接点ばね板の先端が上記(常閉)端子の突
出部に当るようなことがなく、前述のように接点
部の中心線とボデイの中心線とを一致させたにも
かかわらず、接点ばね板が多小左右に振れた場合
にも接点ばね板が(常閉)端子に接触することが
なく、安定して確実な接点交換動作を行なうこと
ができる効果を有するものであり、また接点ばね
板はボデイ上面の中心に配置されることになつて
全体構造を小型化することが可能になるものであ
る。加えるに各端子はボデイの中心線に一致する
上記垂直面と同一面としたものであるから接点部
の中心線とボデイの中心線とが略一致することも
あつてボデイの幅寸法を小さくできると同時に、
この開閉器を幅方向において複数個連接して使用
する場合でも各端子への結線が容易なものであ
り、更には常閉接点及び常開端子の接点部を構成
する平面形状がL字型のL字型面部は、ボデイの
中心線方向に延出された延出部を一体に備えた常
閉端子及び常開端子のボデイ上面側の突出部を略
90゜折曲させることによつて、これら端子の折曲
された上端とボデイの中心線を横切る上記延出部
とで形成されたものであるから、同時成形の金型
の関係から同時成形後に折曲を行なう場合でも、
この略90゜の折曲のみで、ボデイの中心線を通る
垂直面と同一面の各端子に前述のようなボデイの
中心線と略一致する中心線を有し、また偏位して
いる接点部を形成することができ、従つて、ボデ
イの端子をインサートした成形も容易にできると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の断面図、第2図は同
上のカバーを断面とした上面図、第3図は同上の
接点ばね板の斜視図、第4図は本考案の他の実施
例の断面図、第5図は従来例のカバーを断面とし
た側面図であり、1はボデイ、2,3は夫々接点
支持部、6は接点ばね板、7は可動接点、8は常
開端子で8aはその突出部、9は共通端子で9a
はその突出部、10は常閉端子で10aはその突
出部、15は第1打抜孔、16は第2打抜孔、1
7は反転ばね係合部、18は反転ばね、19はカ
バー、20は押釦、21は孔、22は下部であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同一垂直面において横方向に配列された夫々板
    状の常閉端子、常開端子、共通端子をボデイに同
    時成形して各端子の面をボデイの幅方向の中央を
    通るボデイの中心線と一致する上記垂直面と同面
    とするとともに、これら各端子のうち、上端に上
    記中心線方向に延出された延出部を一体に備えた
    常閉端子及び常開端子のボデイ上面側の突出部を
    略90゜折曲して、これら端子の折曲された上端と
    上記延出部とで平面形状がL字型で且つ延出部が
    ボデイの上記中心線を横切るL字型面部を形成
    し、これらL字型面部によりボデイ上面に略平行
    でボデイの中心線上に位置する接点部を形成する
    とともに、両接点部をボデイの長手方向一端に位
    置する常閉端子よりも共通端子方向に偏位した位
    置で常閉端子側の接点部を上方に、常開端子側接
    点部を下方として上下に対向させ、一端に可動接
    点を固着した接点ばね板の他端部を共通端子のボ
    デイ上面側の突出部に係合するとともに、接点ば
    ね板の中央部の反転ばね係合部に反転ばねを係合
    して前記接点部の間に可動接点を位置させ、ボデ
    イ上面に被せられるカバーの孔から押釦の上部を
    突出させて、この押釦の下部を前記接点ばね板に
    押圧自在に当接させて成ることを特徴とする開閉
    器。
JP12190083U 1983-08-04 1983-08-04 開閉器 Granted JPS5946425U (ja)

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JP12190083U JPS5946425U (ja) 1983-08-04 1983-08-04 開閉器

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JP12190083U JPS5946425U (ja) 1983-08-04 1983-08-04 開閉器

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JPS5946425U JPS5946425U (ja) 1984-03-28
JPH02819Y2 true JPH02819Y2 (ja) 1990-01-10

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