JPS5929309Y2 - 押釦スイツチ - Google Patents
押釦スイツチInfo
- Publication number
- JPS5929309Y2 JPS5929309Y2 JP1975141563U JP14156375U JPS5929309Y2 JP S5929309 Y2 JPS5929309 Y2 JP S5929309Y2 JP 1975141563 U JP1975141563 U JP 1975141563U JP 14156375 U JP14156375 U JP 14156375U JP S5929309 Y2 JPS5929309 Y2 JP S5929309Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- push button
- long groove
- push
- push buttons
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は二つの異なった回路を断続するようになし、具
構造簡単でしかも動作が確実なる押釦スイッチに関する
ものである。
構造簡単でしかも動作が確実なる押釦スイッチに関する
ものである。
従来の押釦スイッチに於てはスイッチ本体にスイッチ部
品即ち固定接触子（接点等）をビスにて固定し、これと
対向する可動接触子をスイッチ本体に摺動自在に嵌挿し
ている押釦に一体に設けているが、この場合組立を容易
にするためスイッチ本体を２片以上に分割して製し、ビ
ス等にてこのスイッチ本体を一体としているため使用部
品数等にビスが多く使用され、この多くのビス止め作業
に手数を要して組立に時間と労力を要する欠点があり、
さらに構造が複雑なため永年の使用に際し、各部品が摩
耗すると少しの押圧力によっても誤動作が生じる等の欠
点がある。
品即ち固定接触子（接点等）をビスにて固定し、これと
対向する可動接触子をスイッチ本体に摺動自在に嵌挿し
ている押釦に一体に設けているが、この場合組立を容易
にするためスイッチ本体を２片以上に分割して製し、ビ
ス等にてこのスイッチ本体を一体としているため使用部
品数等にビスが多く使用され、この多くのビス止め作業
に手数を要して組立に時間と労力を要する欠点があり、
さらに構造が複雑なため永年の使用に際し、各部品が摩
耗すると少しの押圧力によっても誤動作が生じる等の欠
点がある。
さらにこのスイッチ本体を他の機器に取り付ける際も多
くのビスを要する欠点がある。
くのビスを要する欠点がある。
特に多数個のスイッチを並列して使用するとき、取付け
る手数を要すると共に取付面積が大きくなり、操作上不
都合を生ずる場合もあって、少くとも複数の押釦を１個
のスイッチ本体に組込まれた押釦スイッチが望まれてい
る。
る手数を要すると共に取付面積が大きくなり、操作上不
都合を生ずる場合もあって、少くとも複数の押釦を１個
のスイッチ本体に組込まれた押釦スイッチが望まれてい
る。
本考案はこれに鑑みてスイッチ本体を合成樹脂製とし、
かつ長溝とその両端にこれと直交する接触子挿通孔とを
設けたブロック状としたことにより、これに２個の押釦
と金属製のスプリング、接触子及び各接点の組込みを容
易ならしめ、簡単に組み立てられるようにした押釦スイ
ッチを提供することにある。
かつ長溝とその両端にこれと直交する接触子挿通孔とを
設けたブロック状としたことにより、これに２個の押釦
と金属製のスプリング、接触子及び各接点の組込みを容
易ならしめ、簡単に組み立てられるようにした押釦スイ
ッチを提供することにある。
以下本考案を実施例に基づいて説明する。
図に於て１は合成樹脂を以て形成したスイッチ本体で、
このスイッチ本体１の長手方向中央頂面に２個の押釦２
，２を挿入する長溝１１を設けると共にこの長溝１１の
周側部底面にスプリングＳｌ、Ｓ１の一端部を嵌合する
ためのくぼみ１２゜１２を設ける。
このスイッチ本体１の長手方向中央頂面に２個の押釦２
，２を挿入する長溝１１を設けると共にこの長溝１１の
周側部底面にスプリングＳｌ、Ｓ１の一端部を嵌合する
ためのくぼみ１２゜１２を設ける。
又このスイッチ本体の長溝１１の両端部両側方には夫々
対向して接触子３，３を水平方向に挿通せしめる接触子
挿通孔１３，１３を、上記長溝と直交するようにして設
ける。
対向して接触子３，３を水平方向に挿通せしめる接触子
挿通孔１３，１３を、上記長溝と直交するようにして設
ける。
この各接触子挿通孔１３の上片１４には接点４を固定す
るための溝１５と鋲を通す孔１６を夫々設け、又この上
片と対向する下片１７にも接点５を設けるように溝１８
及びビス孔１９を設けるものである。
るための溝１５と鋲を通す孔１６を夫々設け、又この上
片と対向する下片１７にも接点５を設けるように溝１８
及びビス孔１９を設けるものである。
又上記押釦２は頂部を円形とし、下部に長孔２ａを有す
る長方形のガイド部２ｂを一体にして形成し、置数ガイ
ド部２ｂの一側面に突起２Ｃを水平方向に突設するもの
である。
る長方形のガイド部２ｂを一体にして形成し、置数ガイ
ド部２ｂの一側面に突起２Ｃを水平方向に突設するもの
である。
上記接触子３は両端に銀接点３ａ、３ａを有する長方形
の導電性金属より成り、少くとも中央部の幅は前記長孔
２ａに貫挿される幅とし、両端は図示の如く該長孔２ａ
より犬なる幅とすることが好ましい。
の導電性金属より成り、少くとも中央部の幅は前記長孔
２ａに貫挿される幅とし、両端は図示の如く該長孔２ａ
より犬なる幅とすることが好ましい。
又接点４は銀接点４ａを具備し、且その先端がスイッチ
本体側方へ突出するような長方形の板状である。
本体側方へ突出するような長方形の板状である。
又接点５は帯状の金属板をコ字形に屈曲しこれをスイッ
チ本体の下片１７に設げた溝１８に強嵌合して固定し、
他片にリード線等を結合するためのねじ５ａを螺合する
ものである。
チ本体の下片１７に設げた溝１８に強嵌合して固定し、
他片にリード線等を結合するためのねじ５ａを螺合する
ものである。
而して上述の如く構成した各部品を組み立てるにはまず
長溝のくぼみ１２，１２内にスプリングＳ１．Ｓｌを嵌
合し、このスプリングＳ１を圧縮するようにして且押釦
の突起２Ｃを互に対向するようにして押釦２，２を長溝
１１の両側部内に嵌挿すると共に押釦ガイド部の長孔内
に本体１の接触子挿通孔１３の側方より接触子３を挿入
し、さらにこの接触子と押釦の長孔向上面間にスプリン
グＳ２を介在せしめて接触子を押釦の昇降方向にスプリ
ングＳ１又はＳ２の弾力に抗して摺動自在に設け、押釦
とスイッチ本体、接触子とを組み立てる。
長溝のくぼみ１２，１２内にスプリングＳ１．Ｓｌを嵌
合し、このスプリングＳ１を圧縮するようにして且押釦
の突起２Ｃを互に対向するようにして押釦２，２を長溝
１１の両側部内に嵌挿すると共に押釦ガイド部の長孔内
に本体１の接触子挿通孔１３の側方より接触子３を挿入
し、さらにこの接触子と押釦の長孔向上面間にスプリン
グＳ２を介在せしめて接触子を押釦の昇降方向にスプリ
ングＳ１又はＳ２の弾力に抗して摺動自在に設け、押釦
とスイッチ本体、接触子とを組み立てる。
この時一方の押釦の長孔内に挿入した接触子３の銀接点
は上方を向くようにし、且他方の押釦の接触子の銀接点
を下方を向くようにし、この銀接点の上方を向いた押釦
側の接触子挿入孔の両側の上片１４，１４にその溝１５
内に接点４を嵌め、孔１６と接点４間に鋲Ｐを挿通しこ
れをかしめて一体とし、又他方の押釦の接触子（銀接点
は下方向）と対向して下片１７にコ字形の接点５を挿入
し、ねじ５ａにて一体とし、之等接点４，５と接触子３
，３とを互に対向せしめるものである。
は上方を向くようにし、且他方の押釦の接触子の銀接点
を下方を向くようにし、この銀接点の上方を向いた押釦
側の接触子挿入孔の両側の上片１４，１４にその溝１５
内に接点４を嵌め、孔１６と接点４間に鋲Ｐを挿通しこ
れをかしめて一体とし、又他方の押釦の接触子（銀接点
は下方向）と対向して下片１７にコ字形の接点５を挿入
し、ねじ５ａにて一体とし、之等接点４，５と接触子３
，３とを互に対向せしめるものである。
而して本考案によるときは、ケース本体の長溝の両側に
夫々対向して二つの押釦を挿入し、亘長溝両側に本体側
部に開口するようにして設げられた接触子挿通孔の上片
、下片何れか一方に接点を取り付けられるようにし、且
上記押釦を長溝内に嵌合したスプリングに抗してケース
本体の長溝両側に挿入すると共に該押釦には長孔が設け
られ、該長孔には接触子挿通孔に嵌入される接触子を貫
挿するようにしたから、該接触子は導通のための可動接
片として作用し、しかも押釦の抜は止めを兼ねしめるこ
とができ、他の抜は止め機構が必要でなく、更に接触子
は本体側方の挿通孔から挿入することにより取付けられ
るから、従って組立てが非常に簡単であり、二つの押釦
を有しているので、２系統の回路のスイッチを１個のス
イッチ本体に組込み、それぞれ任意に断続操作を行なわ
しめることができると共に確実な作動を行ない得る等の
利点を有する。
夫々対向して二つの押釦を挿入し、亘長溝両側に本体側
部に開口するようにして設げられた接触子挿通孔の上片
、下片何れか一方に接点を取り付けられるようにし、且
上記押釦を長溝内に嵌合したスプリングに抗してケース
本体の長溝両側に挿入すると共に該押釦には長孔が設け
られ、該長孔には接触子挿通孔に嵌入される接触子を貫
挿するようにしたから、該接触子は導通のための可動接
片として作用し、しかも押釦の抜は止めを兼ねしめるこ
とができ、他の抜は止め機構が必要でなく、更に接触子
は本体側方の挿通孔から挿入することにより取付けられ
るから、従って組立てが非常に簡単であり、二つの押釦
を有しているので、２系統の回路のスイッチを１個のス
イッチ本体に組込み、それぞれ任意に断続操作を行なわ
しめることができると共に確実な作動を行ない得る等の
利点を有する。
第１図は全形図、第２図Ａは一方の押釦の軸線を通り接
触子挿通孔に沿った縦断面図、第２図Ｂは他方の押釦の
軸線を通り接触子挿通孔に沿った縦断面図、第３図はス
イッチ本体の底面より見たる斜視図、第４図はスイッチ
本体の平面図、第５図は第４図のＩ−Ｉ線による断面図
、第６図は第５図の■−■線による断面図、第７図は押
釦の第８図は接触子の第９図は接点の夫々の斜視図であ
る。 １・・・・・・スイッチ本体、１１・・・・・・長溝、
１２・・・・・・くぼみ、１３・・・・・・接触子挿通
’ＦＬ１４・・・・・・上片、１５．１８・・・・・・
溝、１６・・・・・・孔、１７・・・・・・下片、１９
・・・・・・ビス子Ｌ ２・・・・・・押釦、２ａ・・
・・・・長孔、２ｂ・・・・・・ガイド部、２ｃ・・・
・・・突起、３・・・・・・接触子、４・・・・・・接
点、５・・・・・・接点、Ｐ・・・・・・鋲、Ｓｌ、Ｓ
２・・・・・・スプリング。
触子挿通孔に沿った縦断面図、第２図Ｂは他方の押釦の
軸線を通り接触子挿通孔に沿った縦断面図、第３図はス
イッチ本体の底面より見たる斜視図、第４図はスイッチ
本体の平面図、第５図は第４図のＩ−Ｉ線による断面図
、第６図は第５図の■−■線による断面図、第７図は押
釦の第８図は接触子の第９図は接点の夫々の斜視図であ
る。 １・・・・・・スイッチ本体、１１・・・・・・長溝、
１２・・・・・・くぼみ、１３・・・・・・接触子挿通
’ＦＬ１４・・・・・・上片、１５．１８・・・・・・
溝、１６・・・・・・孔、１７・・・・・・下片、１９
・・・・・・ビス子Ｌ ２・・・・・・押釦、２ａ・・
・・・・長孔、２ｂ・・・・・・ガイド部、２ｃ・・・
・・・突起、３・・・・・・接触子、４・・・・・・接
点、５・・・・・・接点、Ｐ・・・・・・鋲、Ｓｌ、Ｓ
２・・・・・・スプリング。
Claims (1)
- スイッチ本体には長手方向中央に二つの押釦を対向して
挿入する長溝１１を設け、又この長溝と直交するように
長溝両側部には本体側部に開口する接触子挿通孔１３，
１３を設け、この長溝１１の両端部内には上記接触子挿
通孔１３，１３を横切り、それぞれ長溝端底部に設けた
スプリングに抗して押釦２，２を嵌挿し、該押釦には長
孔２ａを長手方向に設けたガイド部２ｂを備え、上記接
触子挿通孔１３，１３には、上片１４若しくは下片１５
の何れかに、それぞれ上記押釦を挟んで対をなす接点を
本体側方より挿入して取付げ、前記挿通孔１３，１３に
は押釦２，２の長孔２ａを貫通して接触子３が挿入され
、該接触子３は長孔下面に弾圧支持されると共に押釦左
右の接点に対設される銀接点３ａを有せしめたことを特
徴とする押釦スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975141563U JPS5929309Y2 (ja) | 1975-10-16 | 1975-10-16 | 押釦スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975141563U JPS5929309Y2 (ja) | 1975-10-16 | 1975-10-16 | 押釦スイツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5253375U JPS5253375U (ja) | 1977-04-16 |
| JPS5929309Y2 true JPS5929309Y2 (ja) | 1984-08-23 |
Family
ID=28621385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975141563U Expired JPS5929309Y2 (ja) | 1975-10-16 | 1975-10-16 | 押釦スイツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5929309Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50141562A (ja) * | 1974-05-01 | 1975-11-14 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4710864U (ja) * | 1971-03-01 | 1972-10-09 | ||
| JPS4733958U (ja) * | 1971-05-14 | 1972-12-15 |
-
1975
- 1975-10-16 JP JP1975141563U patent/JPS5929309Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50141562A (ja) * | 1974-05-01 | 1975-11-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5253375U (ja) | 1977-04-16 |
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