JPH0226114Y2 - - Google Patents

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JPH0226114Y2
JPH0226114Y2 JP340485U JP340485U JPH0226114Y2 JP H0226114 Y2 JPH0226114 Y2 JP H0226114Y2 JP 340485 U JP340485 U JP 340485U JP 340485 U JP340485 U JP 340485U JP H0226114 Y2 JPH0226114 Y2 JP H0226114Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はスイツチの切換構造に係り、特に軽動
作で切換操作ができると共にスイツチの小型化を
図ることができるスイツチの切換構造に関する。
(ロ) 従来技術 従来、微小電流の切り換えに使用されるスイツ
チの切換構造には、例えば基板に組み込まれた固
定接片に、可動接片としてのクリツプを摺動自在
に取り付け、スライダの摺動操作によつて該クリ
ツプを移動させることで端子の電気的接続状態の
切り換えを行う、いわゆる摺動タイプのクリツプ
が用いられている。ところが、パワー回路のスイ
ツチでは、大容量の電流を得るために導通性を良
くしたり、材厚を厚くするなどしてできるだけ電
流を流れ易くしているが、板バネ又はコイルスプ
リング等を使用して接点圧力をとる必要があり、
そのために内部に板バネ等を収納する専用のスペ
ースが必要で全体の形状が大形化するという欠点
があつた。また、接点圧力を高くすると、クリツ
プの摺動抵抗が大となつて軽動作できないと共
に、クリツプの摩耗も大となつて長期使用に耐え
ないという欠点もあつた。
(ハ) 目的 本考案はこのような欠点を解消し、パワー回路
のスイツチであつても軽動作で切換操作ができる
と共に、スイツチの小型化を図ることができるス
イツチの切換構造を提供することを目的とする。
(ニ) 構成 そこで、本考案の特徴とする処は、板バネの両
端縁を相互に近接して端子に挿着され、かつ該ク
リツプが他方端子側に傾倒可能な挿着部を構成す
るように湾曲形成させた本体部と、該本体部の挿
着部を一方の端子に挿着した状態で、他方の端子
に圧接する接片部とで揺動クリツプを形成し、端
子が組み込まれた基板に対して摺動自在に取り付
けられたスライダの凹所に前記揺動クリツプを配
置して、スライダの摺動操作によつてスライダの
凹所壁面にて本体部を押圧して前記挿着部を支点
として揺動クリツプを揺動させることで、他方の
端子より接片部を離反するようにした点にある。
(ホ) 実施例 以下、図示の実施例に基づき本考案を詳説す
る。
第1図に本考案の一実施例を示し、1は複数本
の端子2が組み込まれた基板、3は該基板1に対
して摺動自在に取り付けられたスライダ、4は該
スライダ3を摺動操作するレバー、5は前記基板
1とでスライダを収納すると共に、基端に前記レ
バー4が設けられたフレームである。
しかして、6は支持枠7に組み込まれた一対の
端子であり、該支持枠7は前記スライダ3の先端
部に対応するように基板1に連接されている。端
子6にはいわゆる揺動クリツプ8が取り付けられ
ており、前記レバー4の揺動操作によつてスライ
ダ3を移動させ、前記端子6の電気的接続状態を
切り換えるようになす。
具体的には第2図乃至第4図に示すように、前
記基板1に組み込まれた端子2はそれぞれ4本の
リード9と固定接片10とからなり、基板1の長
手方向に2列に併設されてそれぞれの固定接片1
0に可動接片としての摺動クリツプ11が跨座し
ている。
また、前記スライダ3は、下方を開口すると共
に長手方向に亙つて仕切壁12が設けられた断面
E字形に形成されており、該仕切壁12によつて
2条の凹所13が設けられている。そして、両側
壁14及び仕切壁12の長手方向に所定間隔をも
つて対向突設された複数の張出部15によつて広
幅部16及び狭幅部17が形成されている。そし
て、先端部の広幅部16に前記揺動クリツプ8が
配置されると共に、固定接片10に跨座した摺動
クリツプ11が前記広幅部16に配置されてい
る。しかして、レバー4の揺動作によつてスライ
ダ3が水平方向に移動し、広幅部16に配置され
た摺動クリツプ11が固定接片10を摺動するこ
とで、各リード9の接続状態が選択される。この
摺動クリツプ11の摺動動作に連動して前記揺動
クリツプ8が揺動し、端子6の電気的接続状態が
切り換えられる。
しかして、揺動クリツプ8は板バネから形成さ
れ、第5図に示すように、両端縁が相互に近接し
て前記端子6に挿着され、かつ該クリツプが他方
端子側に傾倒可能な挿着部18を構成するように
湾曲形成された本体部19と、該本体部19の挿
着部18を一方の前記端子6に挿着した状態で、
他方の端子6に圧接する接片部20とから構成さ
れる。
具体的には、本体部19は略U字状に折曲形成
されており、その両端縁は前記接片部20側に湾
曲形成され、双方の湾曲面部19a,19b間を
前記挿着部18となす。しかして、第2図に示す
ように装着部18が一方の端子6に取りつけられ
た状態において、端子6に接触する湾曲面部19
a,19bの部位は、上下方向にずれるために、
該揺動クリツプ8は他方の端子6側に傾倒する。
また、本体部19には前記挿着部18と略対向す
る部位から挿着部18側に亙つて切欠部が形成さ
れ、前記スライダ3の張出部15(凹所13壁
面)に当接する一対の揺動作片部21が該切欠部
によつて形成されている。この揺動作片部21間
に前記接片部20が位置するように本体部19の
上面側から一体に突設されている。なお、前記湾
曲面部19a,19bは、一方の端子6に揺動ク
リツプ8を挿着した状態で接片部20が他方の端
子6に圧接する程度に湾曲形成されている。しか
して、前記スライダ3の凹所13に揺動クリツプ
8を配置した状態において、前記揺動作片部21
が広幅部16にそれぞれ対応して、その先端が張
出部15(凹所13)の壁面に当接可能となすと
共に、接片部20が前記仕切壁12の下方に対応
している。
次に、本考案の動作を説明する。
第2図の仮想線のようにスライダ3が前進し
てフレーム5の前面に当接した状態では、一方の
端子6に挿着した揺動クリツプ8の揺動作片部2
1の先端はスライダ3の張出部15の壁面から離
れていると共に、接片部20の先端が他方の端子
6に圧接して電気的に接続された状態にある。
この状態からレバー4の揺動作によつてスライ
ダ3を第2図の実線のように所定距離だけ後退さ
せると、前記揺動作片部21が張出部15に近接
する。従つて、この状態では前記接片部20は未
だ端子6に接触した状態にあり、双方の端子6が
電気的に接続状態されている。なお、摺動クリツ
プ11は前記スライダ3の移動によつて固定接片
10を移動し、リード9を選択して電気的接続状
態の切り換えが行われる。
さらに、この状態からレバー4を揺動させる
と、スライダ3が第2図の仮想線のようにさら
に後退し、張出部15によつて揺動作片部21が
押圧されて挿着部18を支点として本体部19が
時計回り方向に揺動する。この状態で接片部20
は端子6と非接触状態にあり、双方の端子6の電
気的接続状態が遮断されている。また、摺動クリ
ツプ11もさらに移動し、端子2の電気的接続状
態が切り換えられる。なお、双方の端子6を電気
的に接続するには、前記レバー4を逆方向に揺動
作すればよい。すなわち、スライダ3が前進し、
それに伴つて揺動クリツプ8が反時計廻り方向に
揺動復帰して、端子6と接片部20とが圧接す
る。
なお、本考案は図示の実施例に限定されず、例
えば揺動クリツプ8の形状構造等は要旨を変更し
ない範囲で設計変更可能である。また、実施例で
は、レバータイプのスイツチに用いた場合を示し
たが、プツシユタイプやロータリタイプのスイツ
チに用いるも可能である。
(ヘ) 効果 本考案は、以上詳述した構成にて所期の目的を
有効に達成した。特にスライダの動作によつて端
子の電気的接続状態を切り換える揺動クリツプを
用いたから、挿着部を支点としててこの原理にて
揺動クリツプが揺動するため、軽動作にてスムー
ズにスイツチを切換操作することができると共
に、摺動クリツプに比べて摩耗が少なく長期使用
に耐え得るスイツチを提供することができる。ま
た、その構造が簡単であるからスイツチの小型化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を一部破断で示す側
面図、第2図は要部拡大断面側面図、第3図は要
部拡大断面平面図、第4図は第2図のA−A断面
図、第5図は揺動クリツプの斜視図である。 3……スライダ、6……端子、7……支持枠、
8……揺動クリツプ、13……凹所、18……挿
着部、19……本体部、20……接片部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の端子が組み込まれた支持枠と、該支持枠
    に対して摺動自在に取り付けられたスライダと、
    該スライダの凹所に対応して設けられ、スライダ
    の移動に伴つて前記端子の電気的接続状態を切り
    換える板バネからなる揺動クリツプとを備えたス
    イツチの切換構造であつて、該揺動クリツプは、
    両端縁が相互に近接して一方の前記端子に挿着さ
    れ、かつ該クリツプが他方端子側に傾倒可能な挿
    着部を構成するように湾曲形成された本体部と、
    該本体部の挿着部を一方の端子に挿着した状態で
    他方の端子に圧接する接片部とからなり、前記揺
    動クリツプを端子に挿着した状態で前記スライダ
    を摺動させることによつて、スライダの凹所壁面
    にて本体部を押圧し、前記挿着部を支点として本
    体部を揺動させることで、他方の端子より接片部
    を離反するようにしたことを特徴とするスイツチ
    の切換構造。
JP340485U 1985-01-14 1985-01-14 Expired JPH0226114Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP340485U JPH0226114Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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JP340485U JPH0226114Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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Publication Number Publication Date
JPS61120147U JPS61120147U (ja) 1986-07-29
JPH0226114Y2 true JPH0226114Y2 (ja) 1990-07-17

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JP340485U Expired JPH0226114Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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JPS61120147U (ja) 1986-07-29

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