JPS608355Y2 - ピン端子形スイッチ - Google Patents

ピン端子形スイッチ

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JPS608355Y2
JPS608355Y2 JP1979182245U JP18224579U JPS608355Y2 JP S608355 Y2 JPS608355 Y2 JP S608355Y2 JP 1979182245 U JP1979182245 U JP 1979182245U JP 18224579 U JP18224579 U JP 18224579U JP S608355 Y2 JPS608355 Y2 JP S608355Y2
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JP
Japan
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contact piece
fixed contact
switch
movable contact
pieces
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Application number
JP1979182245U
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JPS56101840U (ja
Inventor
重雄 大橋
啓行 須賀
Original Assignee
日本開閉器工業株式会社
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H23/00Tumbler or rocker switches, i.e. switches characterised by being operated by rocking an operating member in the form of a rocker button
    • H01H23/02Details
    • H01H23/12Movable parts; Contacts mounted thereon
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/12Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
    • H01H1/36Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by sliding
    • H01H1/42Knife-and-clip contacts

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  • Tumbler Switches (AREA)
  • Contacts (AREA)
  • Slide Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ピン端子形スイッチに関し、特に、小型スイ
ッチにおける主として接片接触機構の改良に関する。
従来、直線的に配設された複数個の固定接片の両側面を
クリップ状の可動接片が挾んで接触するスイッチにおけ
るその固定接片は、第4図(スライドスイッチの例)に
示す如く、板を打ち抜いて形成された板状のもの(参照
番号5にて示す)であった。
しかるに、かかる板状の固定接片は、例えばロータリス
イッチに見られる如く、クリップ状に形成された可動接
片が1個の固定接片と接触させられるような機構の場合
にも問題はないではないが、特に本考案が適用される如
きスイッチの様に、可動接片が一度に2個の固定接片と
の接触を必要とする場合には更に次の如き問題を提起す
る。
即ち、そられの複数個の固定接片がスイッチ基板部分に
おいては一直線上に整列されていたとしても、スイッチ
の操作時即ちクリップ状可動接片が移動するときに固定
接片の角部(エッチ部)が前記可動接片の内側面の銀メ
ッキ等を削り落すように作用し、その結果、接触の安定
性を損なうこと、更には、それらの−直線上に整列され
た固定接片を基板にかしめ作業を行う時に、固定接片が
若干傾いたり、あるいはねじれたものが発生することが
ある。
その様な固定接片を組立てると、第5図aに見られる如
く、複数個の固定接片5゜5′、6の配列は直線状にな
らずに蛇行する。
従って、この様な場合に、スイッチの動作によりりリッ
プ状の可動接片7が2つの固定接片を挾もうとすると、
例えば、可動接片が移動する際に中央の固定接片6の対
角線上の角と可動接片移動側に隣接する固定接片の変位
の大きい面に衝接して可動接片が摺動できなくなったり
、又は第5図aに示される如く、固定接片が若干類いた
り、ねじれたものであると可動接片は固定接片5の片側
面には全く接触しないという現象が生ずる。
更にまた、従来の板状の固定接片は一般にプレスによっ
て打抜き加工して形成されるから、一方にばりを生じ、
従って、その部分の摩擦抵抗が大となる。
更に固定接片の角のぼりが大きいと、対角線上の距離が
大きくなるので挾持型の可動接片の開きが大きくなり、
可動接片移動側の固定接片の接触が不安定となるので接
触不安定や接触不良が生ずる。
更にまた、このばりを処理して使用しても固定接片の幅
が若干不揃いの場合があり、第5図すのように、固定接
片5″の幅が小さいものが配列され、さらに傾いたり、
ねじれたものであると固定接片6の対角線の角で接触す
るので、可動接片が拡げられ、固定接片5″に全く接触
しないという現象が生ずる。
それらのことに起因して、可動接片の固定接片に対する
接触が片面のみであったり、また点接触など接触が極め
て円滑性を欠き、不完全又は不安定となったり、あるい
は接片の接触面積が極度に減少してしまうこと等により
、定格の電流容量が許容されずに発熱等による事故を惹
起し、あるいは接触不良の障害を誘発する等の欠点があ
った。
本考案は従来の技術に内在する上記事情に鑑みてなされ
たものであり、従って本考案の目的は、従来の上記欠点
をすべて解消できる新規なピン端子形スイッチを提供す
ることにある。
本考案の他の目的は、接片接触機構が円滑に作動すると
共に、極めて小型にしかも廉価に構成できる新規なピン
端子形スイッチを提供することにある。
本考案の上記目的は、スイッチ基板上に複数個の固定接
片を配設し、しかもそれらの固定接片に弾性板で形成さ
れた可動接片を選択的に摺動接触させることにより開閉
を行うスイッチにおいて、前記各固定接片を導線の線材
により形成すると共に一枚の弾性板で形成された前記可
動接片をコの字状に折曲してクリップ状に構威し、前記
固定接片の丸形の外側両側面を把手又は転換子に取付け
られたクリップ状の可動接片で複数個同時に接するよう
にした小型スイッチ、によって遠戚される。
本考案の上記構成によれば、固定接片が丸棒の線材によ
って形成されているから、固定接片が多少偏心して若干
類いたり、ねじれたりして配設されたとしても、2個の
固定接片の2個の丸い面と可動接片の平らな平面との接
触となるので、摩擦抵抗が激減し、接触動作が円滑にし
て安定性があり、可動接片の左右側面が固定接片の側面
に当接して動かなくなったり、接触不良、発熱等の前記
した従来の障害がことごとく解消される。
次に本考案をその良好な一実施例について図面を参照し
ながら具体的に説明する。
第1図、第2図及び第3図は本考案に係るピン端子形ス
イッチの一実施例を示す要部断面図、分解斜視図及びス
イッチ基板の平面図である。
図に於いて、参照番号11はスイッチ本体を示し、該ス
イッチ本体11の上方湾曲部に於けるスイッチ作動(操
作)方向とほぼ直角の方向の対向側面には軸(図示せず
、本実施例では後述の理由によりこの軸を省略すること
ができる)が挿通される孔11aが、上面には把手12
の脚片12aが挿入される孔11bが夫々形成されてい
る。
13は転換子を示し、該転換子13の前記スイッチ本体
の孔11aに対応する膨大部分には前記軸が孔11aを
介して挿着される貫通孔13aが設けられている。
把手12は、その脚片12aが転換子13の膨大部側面
に形成された欠所13bに係合することによって、スイ
ッチ本体11の上方湾曲部を介して転換子13に着脱自
在に嵌着される。
転換子13に把手12が結合されれば把手12の膨大部
12bの下面がスイッチ本体11の前記湾曲部の上面に
支持されなから摺動接触してスイッチの開閉動作が行わ
れるから、前記した軸を省略することができ、その場合
にはスイッチ本体の孔11a及び転換子の貫通孔13a
も同様に省略できる。
把手12は図示実施例ではレバー状のものが用いられて
いるが、波形スイッチ用の把手、その他を使用しても良
いことは勿論である。
また、本実施例では把手12と転換子13とは別部分と
して構成されているが、形状又は構造を若干変更するこ
とにより、両者を一体として形成することも可能である
更にまた、脚片12aを欠所13bに係合することによ
り転換子と把手を結合する代りに、転換子の貫通孔13
aに対応する把手12の側面に同様のトラック状の孔を
設け、それらの孔及び貫通孔13aにトラック状の軸(
図示せず)を挿着して両者を結合する様にしてもよい。
スイッチ本体11の下部には、スイッチ基板14が、例
えばスイッチ本体の突起11cが基板14の欠所14a
と係合することにより、固着されている。
基板14には、本考案の要部である複数個(図示実施例
では3個)の固定接片15,15’、16が夫々植設さ
れている。
固定接片15.15’及び16は断面が丸形の、つまり
一本の丸棒(導線)の線材により戊っており、スイッチ
外部に突出した部分は夫々端子15a、15a′及び1
6aとして機能する。
接片16は共通固定接片として用いられる。
前記転換子13の下部の一方に設けられた穴13cには
、これらの固定接片15,15’、16の少なくとも2
個の両側面を挾持して選択的に摺動接触する外方に向い
た起き上り部17aを有するクリップ状の可動接片17
がゆるやかに嵌入されている。
可動接片17のこの穴13cへの嵌入はばねを介して行
うことができる。
尚、この穴13cによって可動接片17の把手の移動方
向に対する動きを防止する。
変形として、可動接片17を転換子13と一体に形成す
ることも、また、転換子13に可動接片17を鋲等で固
定することも可能である。
以上の様に構成された本考案の一実施例に於いては、把
手12を左右傾動することにより、転換子13が貫通孔
13aの位置を中心にして、また実際に前記軸が用いら
れているときには前記軸を中心にして揺動するから、そ
の下に取付けられた可動接片17が固定接片15,15
’、16と選択的に摺動接触する。
その際に、可動接片は少なくともいずれか2個の固定接
片と接触する。
ここで、固定接片15,15’及び16として線材(丸
棒)を用いているために、固定接片の製造にあたっては
材料損失が殆んどないという特長を有することは勿論、
可動接片17の摺動方向に対して固定接片15,15’
、16の表面が丸い為に接触摩擦抵抗が小さく、従って
、たとえ固定接片が多少偏心して若干類いたりねじれた
りしても、可動接片の左右側面が固定接片の側面に当接
して動かなくなる現象は生じない。
その他、従来の板状の固定接片を使用したものと異なり
、断面が円形又はほぼ円形の丸い固定接片の両側面に可
動接片が接するために、第5図Cに示す如く、例えば固
定接片15が偏心して若干類いたり、ねじれたりしても
必ず可動接片17が2個の固定接片の両側面に接触し、
しかも固定接片が円形のために、2つの固定接片に均一
な力の接触圧力が加えられる特長があり、そのために、
円滑にして的確なスイッチの切換を達成できる。
換言すれば、従来のものは2個の平らな固定接片と平ら
な面を持った可動接片との接触であるのに対して、本考
案の場合には、2個の丸い面と平らな面を持った可動接
片との接触である。
この差異により、本考案によれば上記の如き安定した接
片接触切換作動するスイッチを得ることが可能となる。
更に、固定接片として線材を用いたために、端子自身の
幅の小さい小形の固定接片を実現できる。
その結果、端子間の距離を短縮することが可能となり、
スイッチを更に小型に製造できるという特長も具有する
更にまた、本考案による固定接片は細くとも、その固定
接片の両側面を可動接片が安定的な接触圧力で接触する
ので、接触抵抗が安定することは勿論、従来の平板状の
固定接片の2倍以上の接触面積を有する固定接片を設け
たスイッチと電流容量が同等、又はそれ以上のスイッチ
となり得る特長がある。
再び第1図乃至第3図を参照するに、転換子13の下部
の他方に設けられた穴13dにばばね(図示せず)を介
して滑動子19が進退自在に嵌入されている。
他方、スイッチ基板14上にはスイッチの切換動作の際
に前記滑動子19が進退自在に滑動する凹凸面を有する
カム板21が複数個の固定接片と平行に装着されている
このカム板21はスイッチの操作感及び操作停止感を明
確にする為に、換言すればスイッチ操作の切れ味を良好
にする為に設けられているが、転換子13に軸が挿着さ
れていない場合には転換子の穴13dと滑動子19との
間のばね及び/又は穴13cと可動接片17との間のば
ね(この間にばねが設けられた場合)により、転換子1
3には若干上向きの力が加えられるので、スイッチの操
作上好ましい効果も与えられる。
図示された本実施例のカム板21はカム板によって左右
に停止位置となるようにされた形式のものであるが、こ
のカム板を交換可能に着脱とすれば、例えば中央に凹部
を設けたカム板に変更(差し替え)するだけで、可動接
片を交換することなく(別の部品を使用することなく)
ON−ON(OFF)のスイッチをON・OFF・ON
の3段切替えのスイッチとすることができる。
その他、把手を傾動して手を離すと自動的に元の位置に
戻るいわゆるモーメンタリ型スイッチとすることも可能
である。
また、カム板21は常に滑動子19により押圧されてい
るので、単にスイッチ基板14上に載置するだけでも良
いが、図示の如く、横から嵌め込む様にすると更に良い
尚、カム板をスイッチ基板と一体に形成し得ることは勿
論である。
以上の実施例では、把手を左右に傾動させて動作するス
イッチについて説明されたが、本考案はスライドさせて
スイッチ切換えを行うスライドスイッチについても同様
に適用し得ることは勿論である。
本考案は以上の如く構成されており、本考案によれば、
接片接触面が丸棒と平面の挟持型可動接片構造としたた
めに、微少電流用スイッチとして最も接触信頼性の高い
と評価されているクロスバ−接触とし、更にその2点接
触としたので固定接片が偏心して傾いたりねじれたりし
て配設されても可動接片に無用な力及びクリップ状可動
接片の内側面を削ろうとする作用が加えられないので、
接片接触機構の摺動接触が極めて円滑で、接触信頼性の
高いスイッチが得られると共に、固定接片が細い丸棒で
形成できるから、更に大幅な小型化の可能なスイッチが
実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るピン端子形スイッチの一実施例の
内部構成を示す要部断面図、第2図は同実施例の分解斜
視図、第3図は同実施例に使用されるスイッチ基板の平
面図、第4図は従来に於けるスライドスイッチの内部構
成を示す要部断面図、第5図a、 b、 cは複数個の
固定接片のうち一部の固定接片の先端が曲って偏心した
場合に於ける固定接片と可動接片の接片接触動作状態を
示す図であり、そのうちaは従来の板状固定接片の場合
を、bは板状固定接片の幅が小さい場合を、Cは本考案
による丸棒状固定接片の場合を夫々示す。 2.12・・・・・・把手、4,14・・・・・・スイ
ッチ基板、5,6・・・・・・板状固定接片、7,17
・・・・・・可動接片、8・・・・・・覆蓋、11・・
・・・・スイッチ本体、13・・・・・・転換子、15
.16・・・・・・丸棒状固定接片、19・・・・・・
滑動子、21・・・・・・カム板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイッチ基板上に、複数個の固定接片と、該複数個の固
    定接片と平行して把手又は転換子に設けられた滑動子が
    当接する切替節度を得るためのカム板とを配設し、前記
    複数個の固定接片に弾性板で形成された可動接片を選択
    的に摺動接触させることにより開閉を行うスイッチにお
    いて、前記各固定接片を断面が丸形の線材により形成す
    ると共に前記可動接片を一枚の弾性板をコの字状に折曲
    してクリップ状に構威し、且つ前記クリップ状可動接片
    と前記滑動子とを前記把手又は転換子の下方に平行に配
    設し、しかも前記各固定接片のうち少なくとも2個の周
    外側面に前記把手又は転換子に取付けたクリップ状の可
    動接片が同時に接触するようにしたことを特徴とするピ
    ン端子形スイッチ。
JP1979182245U 1979-12-31 1979-12-31 ピン端子形スイッチ Expired JPS608355Y2 (ja)

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JPS56101840U JPS56101840U (ja) 1981-08-10
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