JPH0711388Y2 - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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JPH0711388Y2
JPH0711388Y2 JP1988069425U JP6942588U JPH0711388Y2 JP H0711388 Y2 JPH0711388 Y2 JP H0711388Y2 JP 1988069425 U JP1988069425 U JP 1988069425U JP 6942588 U JP6942588 U JP 6942588U JP H0711388 Y2 JPH0711388 Y2 JP H0711388Y2
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JP
Japan
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mover
fulcrum
case
swing
terminal plate
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JP1988069425U
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JPH01172237U (ja
Inventor
厚 菊池
英雄 林
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ケースに対して揺動自在なハンドルを備え、
ハンドルの揺動に伴なって接点部が開閉されるスイッチ
に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種のスイッチとして、第3図に示すように、
ハンドル41の揺動に伴なって反転する反転ばね42を介し
て可動子37を揺動させ、ケース10に固定された接点端子
板31に設けた固定接点31cに対して可動子37に設けた可
動接点37aを離接させるようにしたものが提供されてい
る。可動子37は、支点部端子板33′に形成された支点溝
38を揺動中心としている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来構成においては、可動子37の揺動中心が支点部
端子板33′に設け支点溝38であって、支点部端子板33′
はケース10に固定されるから、支点部端子板33′におけ
る支点溝38の位置精度と、ケース10に対する支点部端子
板33′の位置精度とにより可動子37の揺動中心の位置が
ばらつくことになる。すなわち、可動子37の揺動範囲に
おける中心位置から両側へのストロークが異なると操作
に違和感が生じるものであり、従来構成では可動子37の
揺動範囲を決定する要素が2つあったから、安定した操
作感が得にくいものであった。また、支点部端子板33′
に支点溝38を形成しているから、支点部端子板33′の形
状が複雑になるという問題もあった。
本考案は上記問題点を解決することを目的とするもので
あり、操作に違和感が生じないように可動子の揺動中心
の位置精度を向上させるとともに、支点部端子板の形状
を単純なものとしたスイッチを提供しようとするもので
ある。
[課題を解決するための手段] 本考案では上述の目的を達成するために、可動子を平板
状に形成しケースに固定された平板状の支点部端子板に
先端縁を圧接させ、可動子の両側縁に対応してケースの
内周面に一対の支持リブを一体に形成し、両支持リブの
対向面にそれぞれ可動子の先端側ほど幅を狭くする略V
形に開口して可動子の揺動支点を規制する切欠内に可動
子の両側部を差し込んでいるのである。
[作用] 上記構成によれば、ケースの内周面に一体に突設された
支持リブに設けた切欠によって、可動子の両端縁を支持
して可動子の揺動中心を規制するから、可動子の揺動中
心の位置決めがケースの加工精度のみで決定され、位置
精度が向上するのである。すなわち、従来構成ではケー
スに対して固定された支点部端子板に設けた支点溝に可
動子の先端縁を挿入することで可動子の揺動支点の位置
決めを行っていたが、上記構成ではケースに設けた略V
形の切欠に可動子の両側縁を差し込む構成を採用し、切
欠によって可動子の揺動支点の位置決めを行うから、可
動子の揺動支点がケースの加工精度で決まることにな
る。一般にこの種のケースは合成樹脂の成形品であるか
ら金型精度により可動子の揺動支点の位置決めがなさ
れ、揺動支点が組立時にばらつくことがなく、揺動支点
のばらつきのない製品を提供することができるのであ
る。また、可動子は支点部端子板の支持片に圧接するの
みであって、可動子の揺動中心はケース側で規制されて
いるから、支点部端子板の形状を単純な形状にすること
ができるのである。
[実施例] ケース10は、第1図に示すように、上面開口するボデイ
11と、ボデイ11に被嵌されるカバー21とを、取付枠12に
螺合する組立ねじ13で結合して形成される。ボデイ11内
は仕切壁14によって複数の区画に分割されている。第1
区画15aには、一対の接点端子板31の端子片31aが納装さ
れ、各接点端子板31の接点保持片31bは第2区画15b内に
延長される。第3区画15cには、支点部端子板33の端子
片33aが納装され、支点部端子板33の支持片33bは第2区
画15bに延長される。接点端子板31および支点部端子板3
3の各端子片31a,33aにはそれぞれ錠ばね35が配設され、
第1区画15aおよび第3区画15cに配設された各一対の錠
ばね35に対して1個の解除釦36が配設される。すなわ
ち、4個の速結端子が形成されるのである。第2区画15
bにおいて各支持片33bの上にはそれぞれ可動子37が載置
され、可動子37の両側部には、第2図に示すように、支
持リブ16がケース10の内周面に一体に突設されている。
両支持リブ16の対向面、すなわち、支持リブ16において
可動子37の側縁との対向面には可動子37の上部が揺動可
能となるように略V形の切欠16aが形成されており、こ
の切欠16a内に可動子37の側部が保持されるようになっ
ている。すなわち、切欠16a内に可動子37の側部が係合
することにより、可動子37の揺動中心が切欠16aによっ
て規制されるのである。可動子37には可動接点37aが設
けられており、可動子37の揺動に伴なって、可動接点37
aが、接点端子板31の接点保持片31bに設けられた固定接
点31cに対して離接するようになっている。可動子37の
上端部にはばね受け突片37bが突設されていて、コイル
スプリングよりなる反転ばね42の下端部に挿入される。
反転ばね42の上端部は、カバー21に対して揺動自在に支
持されたハンドル41の下部に突設されている保持筒41a
内に収納される。ハンドル41の両側面には支持突起43が
突設されており、支持突起43の上端部にはエッジ43aが
形成されている。カバー21には、ハンドル41が挿通され
る開口窓22が形成され、開口窓22の内周面には支持突起
43が係合する支持凹所23が形成される。この支持凹所23
の上端部は略逆V形に形成されており、支持突起43のエ
ッジ43aが支持凹所23の頂部に当接することによりハン
ドル41がカバー21に対して揺動するようになっている。
ここに、反転ばね42はハンドル41と可動子37との間で圧
縮されているから、ハンドル41の揺動に伴なって反転ば
ね42が反転し、ハンドル41と可動子37とがスナップ動作
するのである。また、この反転ばね42のばね力により可
動子37は支持片33bに圧接し、支点部端子板33と可動子3
7との電気的接続状態が安定するのである。ハンドル41
の上端部には結合筒44が形成されており、結合筒44内に
は保持ばね45が装着される。結合筒44には化粧ハンドル
46の背面に突設された筒部(図示せず)が結合され、化
粧ハンドル46の筒部は保持ばね45により保持される。
ところで、ケース10内には、ネオンランプ51と抵抗52と
の直列回路を実装したプリント基板53が配設されてお
り、ネオンランプ51を覆う形でボデイ11にはランプカバ
ー54が配置される。ネオンランプ51と抵抗52との直列回
路は、接点端子板31間に接続される。したがって、接点
端子板31側に電源を接続すれば、ネオンランプ51を常時
点灯させることができてスイッチのありかを示すことが
でき、支点部端子板33側に電源を接続すれば、スイッチ
の閉極時にネオンランプ51を点灯させることができて動
作確認を行なうことができるのである。カバー21におい
てランプカバー54に対応する位置には、ランプカバー54
を露出させる窓部24が開口し、化粧ハンドル46にはラン
プカバー54に対応する部位に外ランプカバー55が装着さ
れる。
以上のように可動子37がボデイ11の支持リブ16に形成さ
れた切欠16aにより保持された形で揺動自在となってい
るから、支持片33bには可動子37を保持するような溝を
設けたりする必要がなく、支持片33bの形状が単純なも
のとなるのである。したがって、板金加工における金型
形状が簡単になるのである。また、可動子37の揺動中心
がボデイ11に対して位置決めされるから、可動子37の位
置が製品ごとにばらつかず、化粧ハンドル46を揺動操作
するときの両方向における操作感が安定するのである。
なお、上記実施例では、2極双投型のスイッチ構成を示
したが、他の型式のスイッチでも本考案の技術思想が適
用可能なのはもちろんのことである。
[考案の効果] 本考案は上述のように、可動子を平板錠に形成しケース
に固定された平板状の支点部端子板に先端縁を圧接さ
せ、可動子の両側縁に対応してケースの内周面に一対の
支持リブを一体に形成し、両支持リブの対向面にそれぞ
れ可動子の先端側ほど幅を狭くする略V形に開口して可
動子の揺動支点を規制する切欠内に可動子の両側部を差
し込んでいるものであり、ケースの内周面に一体に突設
された支持リブに設けた切欠によって、可動子の両端縁
を支持して可動子の揺動中心を規制するから、可動子の
揺動中心の位置決めがケースの加工精度のみで決定さ
れ、位置精度が向上するという利点がある。すなわち、
従来構成ではケースに対して固定された支点部端子板に
設けた支点溝に可動子の先端縁を挿入することで可動子
の揺動支点の位置決めを行っていたが、上記構成ではケ
ースに設けた略V形の切欠に可動子の両側縁を差し込む
構成を採用し、切欠によって可動子の揺動支点の位置決
めを行うから、可動子の揺動支点がケースの加工精度で
決まるという利点を有する。一般にこの種のケースは合
成樹脂の成形品であるから金型精度により可動子の揺動
支点の位置決めがなされ、揺動支点が組立時にばらつく
ことがなく、揺動支点のばらつきのない製品を提供する
ことができるという利点を有するのである。また、可動
子は支点部端子板の支持片に圧接するのみであって、可
動子の揺動中心はケース側で規制されているから、支点
部端子板の形状が単純な形状になり、加工費用が低減さ
れるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す分解斜視図、第2図は同
上の要部分解斜視図、第3図は従来例を示す断面図であ
る。 10…ケース、16…支持リブ、16a…切欠、31…接点端子
板、31c…固定接点、33…支点部端子板、33b…支持片、
37…可動子、37a…可動接点、41…ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースに対して揺動自在なハンドルを備
    え、ハンドルの揺動に連動する可動子の揺動に伴って、
    可動子に設けた可動接点と、可動接点に対向して配置さ
    れた固定接点とが離接するスイッチにおいて、可動子は
    平板状に形成されていてケースに固定された平板状の支
    点部端子板に先端縁が圧接し、可動子の両側縁に対応し
    てケースの内周面に一対の支持リブが一体に形成され、
    両支持リブの対向面にそれぞれ可動子の先端側ほど幅を
    狭くする略V形に開口して可動子の揺動支点を規制する
    切欠内に可動子の両側部が差し込まれて成るスイッチ。
JP1988069425U 1988-05-26 1988-05-26 スイッチ Expired - Lifetime JPH0711388Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102269302B1 (ko) * 2019-12-26 2021-06-28 진흥전기 주식회사 전원 스위치 어셈블리

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5555918U (ja) * 1978-10-12 1980-04-16

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KR102269302B1 (ko) * 2019-12-26 2021-06-28 진흥전기 주식회사 전원 스위치 어셈블리

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