JPS634341B2 - - Google Patents
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- JPS634341B2 JPS634341B2 JP16442079A JP16442079A JPS634341B2 JP S634341 B2 JPS634341 B2 JP S634341B2 JP 16442079 A JP16442079 A JP 16442079A JP 16442079 A JP16442079 A JP 16442079A JP S634341 B2 JPS634341 B2 JP S634341B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- dielectric
- multilayer ceramic
- ceramic capacitor
- rubber
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Ceramic Capacitors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
この発明はデラミネーシヨン、ヒビ割れ、変形
などが生じない積層セラミツクコンデンサの製造
方法に関するものである。 従来の積層セラミツクコンデンサの製造法では
第1図に示す誘電体生シート1と第2図のように
電極2を塗布した誘電体シート1′とを第3図の
ように積み重ね、これを第4図のように積み重ね
た生シート1,1′の両側にプラスチツクフイル
ムまたは紙3を敷きプレス4で加圧を行い、第5
図のように積層したブロツク5を得て、これを切
削加工して第6図のような焼成前の積層セラミツ
クコンデンサの単体6を得て、これを1200〜1300
℃で焼成することによつて積層セラミツクコンデ
ンサの焼結体を得ていた。 しかし、このような従来方法で大容量の積層コ
ンデンサを得ようとすると、積み重ねる誘電体生
シートの枚数が増え、積層体の電極部分の厚みが
その他の部分に比べて第7図に示すように厚くな
る。このような積層体に平滑性が高く柔軟性のな
いプラスチツク、紙などで圧力を加えると、電極
部分に集中的に大きな圧力が加わるため、焼成さ
れた積層セラミツクコンデンサは、デラミネーシ
ヨン、ヒビ割れ、変形などが多発し良品率の低下
をきたすという原因になつていた。 この発明は上記のような欠点を解消した積層セ
ラミツクコンデンサの製造方法を提供することを
目的とする。 以下、この発明を第8図に示した一実施例に従
がつて説明する。 第8図において、誘電体生シートと誘電体生シ
ートに電極を塗布したシート7を積層し、その両
側にケイ素樹脂またはフツ化樹脂等の離型剤で離
型処理したポリウレタンゴム8を敷き、プレス9
で加圧する。これを従来工法と同様に切削加工し
て焼成後、積層セラミツクコンデンサが得られ
る。この製造法であれば、ゴムを使用することに
よつて、厚みの厚い電極部分とその他の部分との
加圧の差がゴムによつて吸収され、従来の積層セ
ラミツクコンデンサに多発していたデラミネーシ
ヨン、ヒビ割れ、変形不良が解決される。 ここで、離型処理をほどこしたゴムを使用する
のは、単なるゴムであれば誘電体生シートがゴム
に付着しゴムから剥離の際に破けるからである。 次に、本発明工法と、従来工法、すなわち誘電
体生シートと誘電体生シートに電極を塗布したシ
ートとを積層し、その両側にプラスチツクフイル
ムまたは紙を敷き、プレスで加圧する方法による
デラミネーシヨン、変形、ヒビ割れの数を示し、
またヒビ割れ、変形のない良品の中の電気的特性
を測定した結果を次表に示す。
などが生じない積層セラミツクコンデンサの製造
方法に関するものである。 従来の積層セラミツクコンデンサの製造法では
第1図に示す誘電体生シート1と第2図のように
電極2を塗布した誘電体シート1′とを第3図の
ように積み重ね、これを第4図のように積み重ね
た生シート1,1′の両側にプラスチツクフイル
ムまたは紙3を敷きプレス4で加圧を行い、第5
図のように積層したブロツク5を得て、これを切
削加工して第6図のような焼成前の積層セラミツ
クコンデンサの単体6を得て、これを1200〜1300
℃で焼成することによつて積層セラミツクコンデ
ンサの焼結体を得ていた。 しかし、このような従来方法で大容量の積層コ
ンデンサを得ようとすると、積み重ねる誘電体生
シートの枚数が増え、積層体の電極部分の厚みが
その他の部分に比べて第7図に示すように厚くな
る。このような積層体に平滑性が高く柔軟性のな
いプラスチツク、紙などで圧力を加えると、電極
部分に集中的に大きな圧力が加わるため、焼成さ
れた積層セラミツクコンデンサは、デラミネーシ
ヨン、ヒビ割れ、変形などが多発し良品率の低下
をきたすという原因になつていた。 この発明は上記のような欠点を解消した積層セ
ラミツクコンデンサの製造方法を提供することを
目的とする。 以下、この発明を第8図に示した一実施例に従
がつて説明する。 第8図において、誘電体生シートと誘電体生シ
ートに電極を塗布したシート7を積層し、その両
側にケイ素樹脂またはフツ化樹脂等の離型剤で離
型処理したポリウレタンゴム8を敷き、プレス9
で加圧する。これを従来工法と同様に切削加工し
て焼成後、積層セラミツクコンデンサが得られ
る。この製造法であれば、ゴムを使用することに
よつて、厚みの厚い電極部分とその他の部分との
加圧の差がゴムによつて吸収され、従来の積層セ
ラミツクコンデンサに多発していたデラミネーシ
ヨン、ヒビ割れ、変形不良が解決される。 ここで、離型処理をほどこしたゴムを使用する
のは、単なるゴムであれば誘電体生シートがゴム
に付着しゴムから剥離の際に破けるからである。 次に、本発明工法と、従来工法、すなわち誘電
体生シートと誘電体生シートに電極を塗布したシ
ートとを積層し、その両側にプラスチツクフイル
ムまたは紙を敷き、プレスで加圧する方法による
デラミネーシヨン、変形、ヒビ割れの数を示し、
またヒビ割れ、変形のない良品の中の電気的特性
を測定した結果を次表に示す。
【表】
以上の結果からも明らかなように、本発明工法
により得られた積層セラミツクコンデンサは、不
良率も小さく、電気的特性も優れたコンデンサが
得られた。 以上のように、この発明のよれば、得られた積
層セラミツクコンデンサはデラミネーシヨン、ヒ
ビ割れ、変形などが生じないものであり、特に積
層数の多い大容量の積層セラミツクコンデンサを
製造する場合に適している。
により得られた積層セラミツクコンデンサは、不
良率も小さく、電気的特性も優れたコンデンサが
得られた。 以上のように、この発明のよれば、得られた積
層セラミツクコンデンサはデラミネーシヨン、ヒ
ビ割れ、変形などが生じないものであり、特に積
層数の多い大容量の積層セラミツクコンデンサを
製造する場合に適している。
第1図から第6図までは従来工法による製造工
程を説明するもので、第1図は誘電体生シートの
正面図、第2図は電極が塗布された誘電体生シー
トの正面図、第3図は誘電体生シートと電極を塗
布した誘電体生シートの積み重ね状態を示す正面
図、第4図は積み重ねシートを積層・加圧する状
態を示す概略構成図、第5図は誘電体シートを加
圧して得られたブロツクの斜視図、第6図はブロ
ツクから切削された焼成前の単体の斜視図、第7
図は第6図の拡大した分解斜視図、第8図は本発
明方法による積層・加圧の状態を説明する概略構
成図である。 7……シート、8……ゴム。
程を説明するもので、第1図は誘電体生シートの
正面図、第2図は電極が塗布された誘電体生シー
トの正面図、第3図は誘電体生シートと電極を塗
布した誘電体生シートの積み重ね状態を示す正面
図、第4図は積み重ねシートを積層・加圧する状
態を示す概略構成図、第5図は誘電体シートを加
圧して得られたブロツクの斜視図、第6図はブロ
ツクから切削された焼成前の単体の斜視図、第7
図は第6図の拡大した分解斜視図、第8図は本発
明方法による積層・加圧の状態を説明する概略構
成図である。 7……シート、8……ゴム。
Claims (1)
- 1 誘電体生シートを積層・加圧して得られる積
層セラミツクコンデンサの製造方法において、積
み重ねたシートの上に離型処理をほどこしたゴム
を敷き、加圧をしたことを特徴とする積層セラミ
ツクコンデンサの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16442079A JPS5687311A (en) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | Method of manufacturing laminated ceramic condenser |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16442079A JPS5687311A (en) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | Method of manufacturing laminated ceramic condenser |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5687311A JPS5687311A (en) | 1981-07-15 |
JPS634341B2 true JPS634341B2 (ja) | 1988-01-28 |
Family
ID=15792799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16442079A Granted JPS5687311A (en) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | Method of manufacturing laminated ceramic condenser |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5687311A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4759792B2 (ja) * | 1999-10-18 | 2011-08-31 | パナソニック株式会社 | 積層体加圧装置 |
JP2008192696A (ja) * | 2007-02-01 | 2008-08-21 | Tdk Corp | 積層型電子部品の製造方法 |
-
1979
- 1979-12-17 JP JP16442079A patent/JPS5687311A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5687311A (en) | 1981-07-15 |
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