JPS6343392Y2 - - Google Patents

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JPS6343392Y2
JPS6343392Y2 JP1983075613U JP7561383U JPS6343392Y2 JP S6343392 Y2 JPS6343392 Y2 JP S6343392Y2 JP 1983075613 U JP1983075613 U JP 1983075613U JP 7561383 U JP7561383 U JP 7561383U JP S6343392 Y2 JPS6343392 Y2 JP S6343392Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
fan case
bonnet
upper wall
recoil starter
fan
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983075613U
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English (en)
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JPS59181227U (ja
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Publication date
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Priority to JP7561383U priority Critical patent/JPS59181227U/ja
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Publication of JPS6343392Y2 publication Critical patent/JPS6343392Y2/ja
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、リコイルスタータ付き強制空冷縦軸
エンジンに関する。
一般に、強制空冷縦軸エンジン上のリコイルス
タータを覆うボンネツトは、前後非対称にした流
麗なデザインにしてエンジンの商品価値を高める
ようにしてある。
そして、このエンジンは例えば農用管理機や田
植機等、種々の機械に搭載されるのであるが、エ
ンジンが各種の機械に対して個々の搭載条件に合
せて前向きに搭載されることもあれば後ろ向きに
搭載されることもある。
機械に対して、エンジンが後ろ向きに搭載され
る場合、エンジンの最上部のボンネツトもエンジ
ンと一緒に後ろ向きになつてしまうと、機械全体
のデザインを悪化させる。これを防ぐために、ボ
ンネツトは機械と同じ向きになるように、後ろ向
きに搭載するエンジンに対しては後ろ向きに取付
ける必要がある。
ところが、エンジン上のフアンケース上にボン
ネツトを前向きに取付ける場合と後ろ向きに取付
ける場合とでは、その取付部の位置・形状・寸法
が異るため、ボンネツト及びフアンケースを、ボ
ンネツト前向き取付け用のものと、ボンネツト後
ろ向き取付け用のものとの2種類を別々に製造し
なければならなかつた。このため、量産性が悪
く、製造コストが嵩むうえ、部品の管理も繁雑に
なる欠点がある。
本考案は上記欠点を解決するために提案された
もので、強制空冷縦軸エンジンの冷却フアンを覆
うフアンケースの上壁上にリコイルスタータを固
定するとともに、リコイルスタータを覆うボンネ
ツトを前後非対称に形成してフアンケース上に固
定し、リコイルスタータの始動ハンドルをフアン
ケースの上壁の前部と後部とのどちらかに配設
し、フアンケースの一側部から燃料タンクの燃料
注入部を突出させる構造にした場合に、フアンケ
ースの上壁の前部と後部とにそれぞれ折れ下り面
を互いにほぼ前後対称形に形成し、これら両折れ
下り面のうち始動ハンドル配設側の折れ下り面か
ら燃料注入部が突出するように構成し、ボンネツ
トの前部と後部とのうち一方をフアンケースの上
壁上に位置させ、他方をフアンケースの上壁の前
部及び後部の折れ下り面上にまで延出させ、この
延出部の下縁を折れ下り面に沿う折れ下り状に形
成するとともに、この延出部のうち燃料注入部と
干渉する部分に切り欠き部を形成することによ
り、1種類のボンネツトをエンジンに対して前向
き姿勢と後向き姿勢とのどちらの姿勢にでも選択
して固定できるようにして、エンジンの搭載状態
の前向き後向きにかかわらず、搭載機械のデザイ
ン性を損なうことなく、ボンネツト及びフアンケ
ースを共通部品化できるようにするものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基き説明す
る。
第1図は、田植機や管理機等の作業機に搭載さ
れるリコイルスタータ付き強制空冷縦軸エンジン
の縦断側面図を示し、このエンジン1はクランク
ケース2の側方にシリンダブロツク3を一体に形
成し、クランクケース2の上下に亘つて回転可能
に枢支させたクランク軸4を上下に突出させてあ
る。
クランクケース2の上壁2a上に突出したクラ
ンク軸4の上端部4aには冷却フアン5を設けて
あり、この冷却フアン5の上面及び外周面は、冷
却フアン5で起風した冷却風をシリンダブロツク
3及びシリンダヘツド7に案内するフアンケース
8で覆つてある。
フアンケース8は、冷却フアン5の筒部9の外
周を覆うクランクケース2から一体に形成した筒
壁10にボルト11で固着してあり、フアンケー
ス2の内方の後ろ寄り部には燃料タンク12が設
けてある。
フアンケース8の上壁8a上にはリコイルスタ
ータ13のスタータケース14が取付けてあり、
リコイルスタータ13の上面及び外周面はボンネ
ツト15で覆つてある。覆つてある。そして、フ
アンケース8の前後端部分が傾斜状に形成されて
いて、これら両折れ下り面8b,8bが互いにほ
ぼ前後対称形に形成されており、後方の折れ下り
面(リコイルスタータ13の始動ハンドル16が
配設されている側の折れ下り面)8bからは燃料
タンク12の燃料注入部12aが突出している。
上記ボンネツト15には、リコイルスタータ1
3の始動ハンドル16を受止める受口17が形成
してあり、ボンネツト15の下縁18は始動ハン
ドル16の受口17を設けた後寄部を折れ下り状
に延出形成し、前後対称に形成されたフアンケー
ス8の上面にボンネツト15の向きを付け変える
ことにより、始動ハンドル16の引張り方向を変
更できるようになつている。
即ち、フアンケース8の後方の折れ下り面8b
にボンネツト15の後寄りの延出部15aの下縁
18aを沿わせ、リコイルケース14から左右に
突出形成した取付ボス19にビス20でボンネツ
ト15を固定して始動ハンドル16を後方に引張
るようにしたもので、これを始動ハンドル16を
前方へ引張るように変更する場合は、先ず、ボン
ネツト15を取付ボス19に固着しているビス2
0を螺解し、フアンケース8の上壁8a上からボ
ンネツト15を取外し、次いで、リコイルケース
13をフアンケース8の上面に取付けているボル
ト21を外してリコイルスタータ13を180゜回転
させて再びリコイルスタータ13をフアンケース
8に固着した後、ボンネツト15に形成した始動
ハンドル16の受口17が前に向くようにボンネ
ツト15を180゜回動させてスタータケース14に
設けた取付ボス19にビス20で固着することに
より、始動ハンドル16の操作方向を変更するこ
とができる。
また、ボンネツト15の後寄りの延出部15a
には、燃料タンク12の燃料注入部12aと干渉
しないように、切り欠き部22が形成されてお
り、前寄りの部分はフアンケース8の上壁8a上
に位置するように形成されている。このため、ボ
ンネツト15を前後に入れ変えても、ボンネツト
15が燃料タンク12の燃料注入部12aと干渉
することはない。
本考案は、以上述べたように、強制空冷縦軸エ
ンジンにおいてフアンケースの上壁上にリコイル
スタータを固定するとともに、このリコイルスタ
ータを覆うボンネツトを前後非対称に形成してフ
アンケース上に固定し、リコイルスタータの始動
ハンドルをフアンケースの上壁の前部と後部との
どちらかに配設し、フアンケースの一側部から燃
料タンクの燃料注入部を突出させる場合に、フア
ンケースの上壁の前部と後部とにそれぞれ折れ下
り面を互いにほぼ前後対称形に形成し、これら両
折れ下り面のうち始動ハンドル配設側の折れ下り
面から燃料注入部が突出するように構成し、ボン
ネツトの前部と後部とのうち一方をフアンケース
の上壁上に位置させ、他方をフアンケースの上壁
の前部及び後部の折れ下り面上にまで延出させ、
この延出部の下縁を折れ下り面に沿う折れ下り状
に形成するとともに、この延出部のうち燃料注入
部と干渉する部分に切り欠き部を形成することに
より、ボンネツトの向きを変更できるようにした
ので、エンジンを作業機に前向きに搭載した時で
も後向きに搭載した時でも、ボンネツトの下縁の
延出部をフアンケースの折れ下り面に合致させて
位置決めして固定すれば常に前向きになるように
取付けられる。従つて、エンジンの搭載向きの前
後にかかわらず、ボンネツトのデザイン性を損う
ことなく共通化でき、エンジンを安価に実施する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は強制空
冷縦軸エンジンの縦断側面図、第2図及び第3図
はそれぞれ要部の側面図及び平面図である。 1……エンジン、2……クランクケース、4…
…クランク軸、4a……4の上端部、5……冷却
フアン、8……フアンケース、8a……8の上
壁、8b……8の折れ下り面、13……リコイル
スタータ、15……ボンネツト、15a……15
の延出部、18……15aの下縁、18a……1
5aの下縁、22……切り欠き部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 強制空冷縦軸エンジン1のクランクケース2上
    でクランク軸4の上端部4aに冷却フアン5を固
    定し、冷却フアン5の上面及び外周面を覆うフア
    ンケース8をクランクケース2に固定し、冷却フ
    アン5の中央部上でフアンケース8の上壁8a上
    にリコイルスタータ13を固定するとともに、リ
    コイルスタータ13の始動ハンドル16をフアン
    ケース8の上壁8aの前部と後部とのどちらかに
    配設し、フアンケース8の一側部から燃料タンタ
    12の燃料注入部12aを突出させ、リコイルス
    タータ13の上面及び外周面を覆うボンネツト1
    5をフアンケース8上に固定し、ボンネツト15
    は前後非対称に形成し、リコイルスタータ13の
    始動ハンドル16の受口17をボンネツト15に
    開口してなるリコイルスタータ付き強制空冷縦軸
    エンジン1において、フアンケース8の上壁8a
    の前部と後部とにそれぞれ折れ下り面8b,8b
    を互いにほぼ前後対称形に形成し、これら両折れ
    下り面8b,8bのうち始動ハンドル16配設側
    の折れ下り面8bから燃料注入部12aが突出す
    るように構成し、ボンネツト15の下縁18をフ
    アンケース8の上壁8aに沿う形に形成し、ボン
    ネツト15の前部と後部とのうち一方をフアンケ
    ース8の上壁8a上に位置させ、他方をフアンケ
    ース8の上壁8aの前部及び後部の折れ下り面8
    b,8b上にまで延出させ、この延出部15aの
    下縁18aを折れ下り面8bに沿う折れ下り状に
    形成するとともに、この延出部15aのうち燃料
    注入部12aと干渉する部分に切り欠き部22を
    形成し、延出部下縁18aをフアンケース8の折
    れ下り面8bに、ボンネツト下縁18をフアンケ
    ース8の上壁8aに沿わせる状態となるように、
    ボンネツト15をフアンケース8に対して前向き
    姿勢と後ろ向き姿勢とのどちらの姿勢にでも選択
    して固定できるように構成した事を特徴とするリ
    コイルスタータ付き強制空冷縦軸エンジン。
JP7561383U 1983-05-19 1983-05-19 リコイルスタ−タ付き強制空冷縦軸エンジン Granted JPS59181227U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7561383U JPS59181227U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 リコイルスタ−タ付き強制空冷縦軸エンジン

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JP7561383U JPS59181227U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 リコイルスタ−タ付き強制空冷縦軸エンジン

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Publication Number Publication Date
JPS59181227U JPS59181227U (ja) 1984-12-03
JPS6343392Y2 true JPS6343392Y2 (ja) 1988-11-11

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ID=30205678

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JP7561383U Granted JPS59181227U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 リコイルスタ−タ付き強制空冷縦軸エンジン

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE444968B (sv) * 1985-02-13 1986-05-20 Electrolux Ab Anordning for intag av kyl- och forbrenningsluft
JPH0765516B2 (ja) * 1987-07-01 1995-07-19 株式会社共立 作業機械の内燃機関取付装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS564627B2 (ja) * 1973-10-31 1981-01-31

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910349Y2 (ja) * 1979-06-25 1984-04-02 三菱重工業株式会社 刈払機用エンジン

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JPS564627B2 (ja) * 1973-10-31 1981-01-31

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JPS59181227U (ja) 1984-12-03

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