JPS6342909A - 安全ヘルメット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は運転者または乗客に対する安全ヘルメットにし
て、１ｎ頭、頭ｉＷ、側頭、後り０および首筋を保護す
るための剛直な耐衝撃殻体と、該殻体と関連し、ヘルメ
ットを装置すると共に該ヘルメットが衝撃によって離脱
するのを阻ｔｉ−するようになった顎帯とを右りるヘル
メットに関する。

（従来の技術） 一方にＪ３いてはＷＪ！４！ｎ、ｙに光生する応力の如
何にかかわらず頭部おＪ：び首筋に対するヘルメットの
保護ＩＩ　／ｌ″を確実にし、他方においてはこの衝撃
に起因するヘルメットの離脱を阻止せんとする試みはす
でに提案されており、さらに該ヘルメットを快Ｊなりの
とすると共に、その使用を容易にしかつ、事故に起因し
てヘルメットに歪みが生じた時にこれを取はずし得るよ
うにすることも試みられている。しかしながらこのよう
な種々の試みの欠点は匍述の目的との間に相当の開きが
あると言うことである。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明の目的は前記の如き欠点を消除すると共に、ヘル
メットにして、その一体的栴逍を有する殻体がその全表
面にわたって一様な強さを有し、したがって頭部および
首筋の傷つきやずい部分およびヘルメットの壊れやすい
部分を効果的に保護し得るようになったヘルメットを供
することであり、さらに前記ヘルメットが次の如き利点
、す＜＜わら螺着された顎帯によってヘルメットを容易
にかつ自動的に装着することができ、頭部に対するその
着用および取はすしが非常に容易であり、顎帯を作動位
置に錠止して、衝７が生じた時にその方向の如何にかか
わらず、これに起因するヘルメットのｔｆＩｌｌを阻止
し、かつ殻体に歪みが生じた時にＪ５いてもヘルメット
を取はずし得ると言う利点を有するようになすことであ
る。

（問題点を解決するための手段） 前記目的を達成するために本発明においては、一つの顎
帯端部が前記殻体に固定され、かつその軸線が耳を通る
直線と実質的に平行に延び、他の布帯９Ｎ部が制御部材
をイアする装置によって前記殻体に結合され、該制御部
材がピボットにして、前記殻体に装着されかつ実質的に
前記直線と平行に延びる軸線を有するピボットに回転自
在に装架され、前記装着が顎帯を二つの端部位置、すな
わちヘルメットを頭に載せ、またはこれを頭から取はず
す第１位置にして、１該顎帯が顎の萌方に突出して、ヘ
ルメットの間口を完全に聞くようになった位置と、ヘル
メットを定位置に装着１Ｊる位置に対応する第２位置に
して、顎の下に触圧し、ヘルメットを装着すべき顎帯部
分が顎の下に触圧づる位置との間で動かずように配置さ
れており、ざらに前記装置が一方においては、顎帯がそ
の第１端部位置から第２端部位置に移動する時に、前記
顎帯部分の各点が実質的に円弧にして、その中心が顎の
まわりを回転する制衡ｔ　？ｊ３材のビボツ１〜の軸線
の上に位置するようになった円弧を描き、次に前記部分
が顎の下に触圧し、ヘルメットを装着する位置にきた時
に、前記顎帯部分が前記ピボットｌｌ！ｌｌ線の方向に
向って実質的に直線状並進運動を行なって、顎の下に堅
く触圧するようにし、他方においては、顎帯がその第２
端部位置から第１端部位置に移動する時に、前記顎帯部
分が顎からｌ１ｌｌＩれ−、実質的に直線状並進運動に
よって前記ピボット軸線から遠ざかり、次いで実質的に
円運動を行い、顎のまわりを移動してヘルメットの開口
を釈放するように配置されており、さらに前記装置が錠
止装置を廂え、顎帯がその′；ＸＳ２端部位置にきた時
に該顎帯を錠止するようになっている。

本発明の特別の実施例においては、両方の布帯端部は前
記装置によって殻体に結合され、この時該装置は同様な
ものとされ、それぞれ前記イ１１郡部材と、顎帯を定位
置に錠ＩＦするための装置とを有し、この制御部材は殻
体に固定されたピボットにして、ぞの軸線が耳を通る直
線と一致し、かつ実質的にこれと平行に延びるピボット
に装架されるようになっている。

本発明の好適な実施例においては、前記装置に対する制
御部材はフープによって相互に結合され、該フープは顎
の前方に位置し、顎帯がその第１端部位置にきた時にヘ
ルメットの開［］を完全に開くようになっている。

特に好適な本発明の実施例においては、前記フープは′
ｙＭ部材を含むように成形されでいる。

本発明の伯の詳細および特徴は添付図面によって次に説
明する実施例によって明らかとなる。

（実施例） 図にＪ３いて同じ参照数字は同様なまたは類似の部材を
示１−０図に示された本発明によるヘルメットは剛直な
Ｍｌ！１ｉｉ９材料より一体部品として形成された殻体
１（第１図〜第３図において破線によって示された）を
右し、頭部のすべての傷つきやづ゛い部分、すなわち殻
体１ど関連する少なくとも前頭、頭蓋、側頭、後頭およ
びｉ筋を保護し、衝撃を受けた時にその方向の如何にか
かわらず殻体１と関連する顎帯２がヘルメットを堅く定
位置に保持すると共に、その１１１１　ｌｌ１２を閉止
するようになっている。第１図に示された実施例におい
ては、顎帯２の端部３は殻体に固定されたピボット４に
回転自在に装架され、該ピボットの軸線５は１４を通る
直線６（第９図）と平行に延び、前記顎帯２の端部７は
制御部材９を有する装置８によって殻体に結合されてい
る。この制御部材は殻体１に固定されたピボット１０に
回転自在に装架され、該ピボットの軸線１１は前記直線
６と平行に延びている。

前記装置８は顎帯２を二つの端部位置、すなわら前記ヘ
ルメットを頭に載せ、またはこれを頭から外す第１位置
（破線）にして、顎帯が顎の前方に突出し、ヘルメット
の底部に位置する間口を完全に釈放する位置と、ヘルメ
ットを定位置に装着する位置に対応する第２位置（実線
）にして、顎の下にヘルメットを装着するための顎帯２
の部分１２が顎の下に触圧するようにする位置との間を
移動せしめ得るように配置されている。前記装置８はさ
らに一方においては、顎帯２がその第１端部位置から第
２端部位置に移動した時に、該顎帯の部分１２の各点が
実質的に円弧を描き、この円弧の中心が前記制御部材９
のピボット１０の（ＩＩ！ｉｆ上に位置し、顎り１）が
顎のまわりを回転するようにし、かつ１宵闇顎帯部分１
２が顎の下に触圧してヘルメットを定位置に装着させる
ようになった時に、ピボット１０の軸線１１の方向に向
って前記顎帯部分１２の実質的に直線的な並進運動を行
なわしめ、さらにこれを顎に近ずけると共に、その下に
堅く触圧させるようになってあり、他方においては、顎
帯がその第２端部位置から第１端部位置に移動する時に
、顎帯部分１２が顎から実゛ｄ的に直線状の並進運動を
行なってピボット軸線１１から離れ、次に実質的に円弧
を描いて顎のまわりを回転してベルメツ１〜底部の開口
を完全に釈放するようになっており、ざらに前記装置８
は錠止装置１３（第５図）を含み、前記顎帯がその第２
端部位置にぎた時に該顎帯を定位置に錠止し、したがっ
て衝撃に起因してこれが受ける応力の如何にかかわらず
、この顎帯によってヘルメットのｍｔ　ｌｌ１２が効巣
的に阻止されるようになっている。

第２図に示されたヘルメットの実施例においては、顎帯
２の両端３、７はそれぞれ前述の如き装置８によって殻
体１に結合されている。前記顎帯の端部３、７と関連す
る装置８は同様なもので、それぞれ制御部材９と、顎帯
がその第２端部位置にぎた時にこれを錠止する錠止装置
１３を有し、両方の制御部材９は殻体１に固定された二
つのピボット１０に装架されている。このピボットの軸
線１１は前記直線６と一致し、かつこれと平行している
。制御部材９は別個に作動されるようになっており、か
つ顎帯２をその第１端部位置から第２端部位置に、また
はその逆に周Ｉｔ、￥に移動さ已“るようになっている
。

顎帯２の制御を容易に、かつ一度で行ない（ｑるように
するために＋１ｆｆ記制御１１部材９はなるべくは第３
図に示される如く、ピボット１０の反対側で該部材９の
端部を結合するフープ１４ににつて相Ｈに結合される。

このフープ１４は、部′４Ａ９が顎帯２の第１端部位置
に対応する位置にきた時に、顎の前方に突出己、ヘルメ
ットの底部に位置する開口を完全に釈放するように配置
されている。前記フープ１４は第４図に示される如く、
いわゆる一体ヘルメツトの場合に顎を衝撃から守るため
の顎部材１５を有している。この顎部材１５は顎帯２が
その第２端部位置を占め、画一？に起因して顎部材に動
く応力が殻体１に伝達される時に該殻体の形に適合し、
かつ１２１６に沿ってこれに触圧づるような形を有して
いる。

衝撃が生じた時にヘルメットが１！１脱するのを阻１卜
するために、前記顎帯錠「−装置１３は顎帯２がその第
２！ｌａ部位置にきた時、すなわちこの顎帯が顎を押圧
した時に、一つの制御部材または両方の制御部（４９の
ビボツ１〜１０の軸線１１のまわり１こ１１月〕る前記
顎帯２の回転をｒ４１止し、かつ該軸、ｖＡｌｌにス・
１する一つの方向または他の方向における顎帯の横運動
を阻止するように配「？されている。

衝撃が生じた時に制御部材９（単数または複数）の不測
の移動を阻止するために、本発明のヘルメットは第４図
Ｊ３よび第８図から第１０図までに示される如く、なる
べくは殻体１に対する制御部材（単数または複数）の芸
名装置１７を有するものとされる。この装置１７は部材
９が布掛２の第２端部位１ｄに対応する位置、ずなわら
ヘルメットの装着位置にきた時に、ピボツｌ−１０（’
Ｆ数また（よ複Ｐｉ！）の軸線１１のまわりにおける部
材９の回転を用１卜するように配置されている。

第５図から第７図までに示される如く、顎帯２の端部３
、７をヘルメット殻体１に装架するための装置８は該殻
体に固定された耳片１８にして、その軸線が前記■を通
る直線６と平行関係を右ψる耳片と、顎帯２の端部上に
位置し、該顎帯の回転および並進運動を行なわけ−るよ
うに成形された切欠き１９にして、その中を前記Ｉｌ１
片１８が移動し１ｑるようになったり欠きと、第１リン
ク２ｏにして、その端部２１がｊｉｆｆ記制６０部材９
上に部初自在に装架され、かつその他端２２が布帯端部
３゜７に揺動自在に装架されている第１リンクと、第２
リンク２３にして、その端部２４が前記第１リンク２０
と共通の軸線のまわりにおいＣ顎帯２に揺動自在に装架
され、かつその他端２６がベルメツｌ−殻体１に揺動自
在に装架された第２リンクとよりなり、これらリンクの
軸線２５．２７．２８は前記直線６と平行に延びている
。１゛１ａ記装胃８はざらに直線６と平行な軸線をイ：
＋　′？ｌる［（片２９を備え、該１（Ｈは顎帯２に固
定され、かつ顎帯がその第１端部位置から第２端部位置
に移動する峙に、ヘルメット殻体１に設けられた傾斜路
３０と係合し、殻体内に形成された貞すぐな凹所３１に
して、制ね（１部材９に対する回転ピボット１０に面す
る凹所３１に中に入るようになっている。

顎帯２に対する前記錠止装置１３は、該装置がその第２
端部位置、す゛なわちヘルメットを装着する位置にきた
時に、一方においては前記耳片２９を捕捉して顎帯２の
回転を阻止する前記凹所３１と、他方においてはｉｔ、
１１御部材９内に設けられかつ実質的に凹所３１に対し
て直角に延びる第２凹所３２とによって形成される。前
記凹所３２の中にはリンク２０．２３の共通軸線２５が
受は入れられ、それによって制御部材９の螺着されてい
るピボット１０に対する顎帯の近；妄または離退運動を
■１庄するにうになっている。

ヘルメット殻体１に対する制御部材９（’！１敗または
？！２数）の前記装着装置１７は、顎帯２がヘルメツ（
−を定位置に装着する位置く第２喘部位ｉＦｆ　）にあ
る時は第４図に示される如く、殻体に固定された雄部材
３３と、部材９内に設けられた対応する１＠部月３４と
よりなり、これら部材は前記部材９が顎帯２の第２端部
位置に対応する（３７首にきたＩｌ；’ｉに、該部材９
を自動的に殻体１の上に錠止するように配置され、かつ
殻体の上にはこの部材９の釈放を行うための制御ノブ３
５が設けられている。

１）１１記装る装置１７はなお第８図から第１０図に示
される如く、二つの可１発竹部材３６よりなり、該部ｌ
はその端部３７によって殻体１に固定され、かつ顎部材
１５の底部に８．焚けられた二つのチャンネル３８の中
を摺動する。前記部材３６の端部３８′は、ｍ帯がヘル
メットを装着する位置に対応　４゜する位置（第９図）
にきた時に、該部材を堅く保持するボルト４０のクラン
プ３９に自動的に入るように成形されている。前記ボル
ト４０はヘルメットの内側から矢印４１の方向に圧力を
加えた時に部材３６が釈放され、かつ顎の１γｆ方に突
出する顎部材１５（第１０図）を移動させるように設計
されている。チャンネル３８内における部材３６の廖動
を阻止するような顎部材の歪みが生じた時に該部材の運
動を可能にするために、前記可撓性部材３６はねじ４２
によってヘルメット殻体１に結合され、該ねじを扱いた
時に前記部材３６の端部３７を釈放し得るようになって
いる。

本発明は前述の実施例に制限されるものではなく、特許
請求の範囲を離れることなく種々の変型を行い得るもの
と解すべきである。

たとえば一方においては前記装置８はｍ帯２に前記運動
を行なわＩＬるカムとなすことができ、他方においては
錠［計装置１３および装着装置１７は自動錠止ボルトを
有するらのとなすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるヘルメットの１実施例を示す略立
面図で、ｍ帯およびその制御部材は、該ヘルメットを定
位欝に装着する位置に対応するその端部位置においては
実線によって示され、別の端部位置においては破線によ
って示されており、第２図（よ第１図とｌＯ１様である
が、第１図に示されたヘルメットの変型を示すもので、
ｍ帯およびそのあり御部材はそれぞれ前記端部位置に１
１３ける状態が実線および破線によって示されてＪ３す
、第３図ｄ３よび第４図も第１図と同様な図であるが、
本発明によるヘルメットの別の変型を承りものであり、
第５′図、第６図および第７図はｍ帯をヘルメット殻体
と組立てるための一つまたは二つのｍ帯す＝部と関連す
る装置の詳細を示す略立面図で、第５図はｍ帯がヘルメ
ット装着位置に対応するその第２端部位置にきた時にお
ける前記装置を示し、第７図はｍ帯がこれを着用し、ま
たは取外す位置に対応するその第１端部位置にきた時に
おける前記装置を示し、第６図はｍ帯が回転運動から並
進運動に、またはその反対に移行する時に対応する中間
１ｑ置における前記装置を示し、第８図は本発明の詳細
を示ず略立面図、第９図および第１０図は第８図に対応
する平面図および断面図で、二つの異なる位置における
構成部材を示す。 １　殻体、２　ｍ帯、９　制御部材、１３　錠止装置、
１４　〕−ブ、１５　顎部材、１７　装着装置、２０　
第１リンク、　２３　第２リンク、２９　耳片、３１．
３２　　凹所、３６　可撓性部材、３９　クランプ。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. （１）運転者または乗客に対する安全ヘルメットにして
   、前頭、頭蓋、側頭、後頭および首筋を保護するための
   剛直な耐衝撃殻体（１）と、該殻体と関連し、ヘルメッ
   トを定位置に装着すると共に、該ヘルメットが衝撃によ
   って離脱するのを阻止するようになつた顎帯（２）とを
   有し、一つの顎帯端部（３）が前記殻体に固定されかつ
   耳を通る直線（６）と実質的に平行に延びる軸線（５）
   を有するピボット（４）に回転自在に装架され、他の顎
   帯端部（７）が、前記殻体（１）に固定されかつ実質的
   に前記直線と平行に延びる軸線（１１）を有するピボッ
   ト（１０）に回転自在に装架された制御部材（９）を有
   する装置（８）を通して該殻体に結合されるようになつ
   ているヘルメットにおいて、前記装置が顎帯（２）を二
   つの端部位置、すなわらヘルメットを頭に載せ、または
   これを頭から取はずす第１位置にして、該顎帯（２）が
   顎の前方に突出して、ヘルメットの開口を完全に開くよ
   うになつた位置と、ヘルメットを定位置に装着する位置
   に対応する第２位置にして、顎の下に触圧すべき顎帯部
   分（１２）が顎の下に触圧する位置との間で動かすよう
   に配置されており、さらに前記装置（８）が一方におい
   ては、顎帯（２）がその第１端部位置から第２端部位置
   に移動する時に、前記顎帯部分（１２）の各点が実質的
   に円弧にして、その中心が顎のまわりを回転する制御部
   材（９）のピボット（１０）の軸線（１１）の上に位置
   するようになつた円弧を描き、次に前記部分（１２）が
   顎の下に触圧し、ヘルメットを定位置に装着する位置に
   きた時に、前記顎帯部分（１２）が前記ピボット軸線（
   １１）の方向に向つて実質的に直線状並進運動を行なつ
   て、顎の下に堅く触圧するようにし、他方においては、
   顎帯（２）がその第２端部位置から第１端部位置に移動
   する時に、前記顎帯部分（１２）が顎から離れ、実質的
   に直線状並進運動によつて前記ピボット軸線（１１）か
   ら遠ざかり、次いで実質的に円運動を行い、顎のまわり
   を移動してヘルメットの開口を釈放するように配置され
   ており、さらに前記装置（８）が錠止装置（１３）を備
   え、顎帯（２）がその第２端部位置にきた時に該顎帯を
   錠止するようになつていることを特徴とするヘルメット
   。
2. （２）特許請求の範囲第１項記載のヘルメットにおいて
   、両方の顎帯端部（３、７）が前記装置（８）を通して
   殻体（１）に結合され、該装置が同様なものであり、か
   つそれぞれ前記制御部材（９）および顎帯錠止装置（１
   ３）よりなり、前記制御部材（９）が殻体に固定された
   ピボット（１０）にして、その軸線（１１）が耳を通る
   直線と一致し、かつ実質的にこれと平行に延びているヘ
   ルメット。
3. （３）特許請求の範囲第２項記載のヘルメットにおいて
   、前記装置（８）に対する制御部材（９）がフープ（１
   ４）によつて相互に結合され、顎帯（２）がその第１端
   部位置にきた時に前記フープが顎の前方に位置し、ヘル
   メットの開口を完全に釈放するようになつているヘルメ
   ット。
4. （４）特許請求の範囲第３項記載のヘルメットにおいて
   、前記フープ（１４）が顎部材（１５）を含むように成
   形されているヘルメット。
5. （５）特許請求の範囲第４項記載のヘルメットにおいて
   、前記顎帯（２）がその第２端部位置にきた時に、前記
   顎部材（１５）がヘルメット殻体（１）に触圧するよう
   に配置されているヘルメット。
6. （６）特許請求の範囲第１項から第５項までの伺れか一
   項に記載のヘルメットにおいて、前記顎帯（２）に対す
   る錠止装置（１３）が、前記顎帯（２）がその第２端部
   位置にきた時に、制御部材（９）のピボット（１０）の
   軸線（１１）のまわりにおける該顎帯（２）の回転連動
   と、前記軸線に対するその横方向運動とを阻止するよう
   になつているヘルメット。
7. （７）特許請求の範囲第１項から第６項までの何れか一
   項に記載のヘルメットにおいて、さらに前記制御部材を
   ヘルメット殻体（１）に装着するための装置（１７）を
   有し、制御部材が顎帯の第２端部位置に対応する位置に
   きた時に、該装置（１７）が前記ピボット（１０）のま
   わりにおける前記制御部材の回転運動を阻止するように
   配置されているヘルメット。
8. （８）特許請求の範囲第１項から第７項までの何れか一
   項に記載のヘルメットにおいて、前記顎帯端部（３、７
   ）をヘルメット殻体（１）に装架するための前記装置（
   ８）がこれに固定された耳片（１８）にして、前記耳を
   通る直線（６）と平行な軸線を有する耳片と、顎帯の回
   転および並進運動を行わせるように成形された切欠き（
   １９）にして、顎帯端部（３、７）の上に位置し、かつ
   その中を前記耳片（１８）が移動し得るようになつた切
   欠きと、第１リンク（２０）にして、その一端が前記制
   御部材（９）に揺動自在に装架され、かつその他端が顎
   帯端部（３、７）に揺動自在に装架されているリンクと
   、第２リンク（２３）にして、その一端が前記第１リン
   ク（２０）と共通な軸線（２５）のまわりにおいて顎帯
   （２）に揺動自在に装架され、かつその他端（２６）が
   ヘルメット殻体（１）に揺動自在に装架されているリン
   クとを有し、これらリンクの揺動軸線（２５、２７、２
   ８）が前記直線（６）と平行に延びており、さらに前記
   装置が前記直線と平行な軸線を有する耳片（２９）にし
   て、顎帯（２）に固定され、該顎帯がその第１端部位置
   から第２端部位置に移動する時にヘルメット殻体内に設
   けられた傾斜路（３０）と係合し、その中に設けられた
   凹所（３１）にして、前記制御部材（９）の回転ピボッ
   ト（１０）と相対する凹所に入るように設計されており
   、顎帯をその第２位置に錠止するための装置が顎帯の回
   転運動を阻止する前記凹所（３１）と、第２凹所（３２
   ）にして、前記凹所（３１）に対して実質的に直角に延
   びるように前記制御部材（９）の中に位置し、かつその
   中に前記両リンク（２０、２３）の共通軸線（２５）を
   受入れ、それによつて顎帯の並進運動を阻止するように
   なつた凹所とよりなつているヘルメット。
9. （９）特許請求の範囲第７項または第８項に記載のヘル
   メットにおいて、顎帯がその第２端部位置にきた時に前
   記制御部材（９）をヘルメット殻体に装着する装置（１
   ７）がそれぞれ該殻体（１）および制御部材（９）に固
   定された雄および雌部材（３３、３４）よりなり、前記
   制御部材（９）が顎帯の第２端部位置に対応する位置に
   きた時に共動して、自動的相互錠止運動を行うようにな
   つているヘルメット。
10. （１０）特許請求の範囲第９項記載のヘルメットにおい
    て、前記雄または雌部材（３３、３４）の一つがヘルメ
    ット殻体（１）または制御部材（９）に取りはずし自在
    に固定されているヘルメット。