JPS5928642B2 - ヘルメツトを固定するための改良締着装置 - Google Patents

ヘルメツトを固定するための改良締着装置

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JPS5928642B2
JPS5928642B2 JP53137756A JP13775678A JPS5928642B2 JP S5928642 B2 JPS5928642 B2 JP S5928642B2 JP 53137756 A JP53137756 A JP 53137756A JP 13775678 A JP13775678 A JP 13775678A JP S5928642 B2 JPS5928642 B2 JP S5928642B2
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skirt
locking device
protective helmet
helmet
tongue
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    • A42B3/00Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は防護ヘルメット、特に2輪車の運転者及び同乗
者用の防護ヘルメットの改良に関するものである。
防護ヘルメット用の慣例の締着装置は簡単なあとひもで
あり、このあごひもは一般に織物帯又は皮ひもから構成
され、この、織物帯は実質的に下顎骨の関節のレベルで
ヘルメットの堅固な外殻ノ各側に各々一端を固定した2
つの条件からなっている。
このあごひもはあごの下に位置し、2つの条体はバック
ルで又は所定位置で締付け、保持できる類似要素によっ
て結合する。
この装置は極めてしばしば起ることであるが、転倒して
はね返った場合後ろから前へ向う激しい衝撃を受けた場
合にヘルメットが頭から脱落するとい・う欠点をもつ。
慣例のヘルメット用締着装置をもつヘルメットのかかる
脱落を儀けるため、あとひもはできるだけ喉頭に接近し
て位置させること、そしてそれを耐え得る最大限まで引
締めることが必要である。
しかしこうすることは気持の良くないことである。
更に、このように注意しても、あごひもは、ヘルメット
の各個の固定点でヘルメット装着者の頭がいの横中央面
に対して明らかに片寄った力を加え、これは衝撃又は落
下を起そうとするトルクを生じ、実質的に装着者の耳を
通る軸線の回りに回iすることによってヘルメットを後
ろから前へ傾けることになる。
それ故この装置は装着者の頭に確実にかつ有効に締着す
ることを保証することはできず、如何なる場合にも単純
な衝撃又は重複衝撃を受けた場合にヘルメットが頭を離
れることを解実に防止することはできない。
本発明の目的は、上述の欠点を除去し、衝撃を受けた(
!:きに又は数回の相継ぐ衝撃を受けたとき、特に転落
した。
L:きに如何なる応カカ珈ゎ゛っても頭がい防護の役目
を完全に果すことのできるヘルメット用の改良した締着
装置を有する防護ヘルメットを提供することにある。
本発明によるヘルメットを頭に締着するための改良され
た装置は、頭の下部分に首て物を介在さセテヘルメット
外殻の基部に延びる堅固なスカートを備え、前記スカー
トは前記基部の対向点でヘルメットにヒンジ結合した2
つの半一スカートからなり、又前記半一スカートをヘル
メット外殻の基部と協働せしめる2つのロック装置と固
定装置を本質的に備えていることを特徴とする。
本文中、スカートは次のことを意味する。
即ち中に当て物を挿入した状態で、2つの半一スカート
がヘルメット装着者の頭の下部分と実質的に添接し、前
記半一スカートが前述の如くヘルメット外殻の基部に延
びる如き形状をもつ2つの半一スカートの組合せを意味
するものとする。
スカートを構成する材料は堅固でなければならないが、
その種類は如何なるものであってもよい。
スカートはヘルメット外殻自体を構成する材料と同じ材
料又は異なった材料で作ることができる。
使用するロック装置の形式は限定されない。
装着者の頭にヘルメットを完全に確実に締着するように
半一スカートを所定位置に保持せしめるロック装置は如
何なるものであっても使用することができる。
堅固なスカートの当て物は、前記スカートと接触して配
置した第一エネルギー吸収層と、装着者の頭の下部に適
合せしめる熱成形可能の材料を満たした封鎖クッション
から形成した第二層から構成される。
本発明による装置に於ては、ヘルメット基部がほぼ円形
をなすものとすれば、2つの半一スカートのヒンジ結合
部は正反対位置にあり、前記2つの半一スカートは正反
対方向に開くことができるものとする。
ロック装置に対するヒンジ結合部の相対的位置は限定的
なものではない。
しかしロック装置は半一スカートのヒンジ結合部により
形成される軸線の中央面内に配置するのが便利である。
各半一スカートのヒンジ結合部は外殻基部上の如何なる
平面にも配置することができる。
ヘルメットの取扱いを便利にするためには半一スカート
は外殻の前基部に一方を配置し、他方はヒンジ又は類似
物により外殻の後基部に配置するのが特に興味があり、
有利でありかつ実際的である。
l実施例によれば、2つの半一スカートは一方を外殻の
左側基部にヒンジ又は類似物によりヒンジ結合し、他方
を外殻の右側基部にヒンジ結合する。
ヘルメット装着者の頭の形態の相異を考慮して、ヒンジ
又は類似物の移動によってヘルメット上の2つの半一ス
カートのヒンジ結合部の位置を高さが調節可能となすこ
とが可能である。
しかし、前記スカートと頭の下部間に挿入する尚て物が
頭の種々の形状についての埋合せをするに十分の弾性を
もつことは認められる。
それ故ヘルメット上のスカートヒンジ結合部用の特別の
調節手段は一般に省略することができる。
2つの十−スカートを閉鎖位置においたとき、即ちヘル
メットの外殻と接触する位置へもってきたとき、その際
もし必要ならばヘルメット上の防護マスク(visor
)の配置の可能性を考慮すれば、ヘルメット外殻の前部
の下に配置した1つ又はそれ以上の半一スカートはヘル
メット内部の換気を確保する開口を通して外部空気を取
入れる通気ダクトを含むべきであることは特に指摘され
る。
この通気ダクトは又防護マスクの曇るのを防ぎ、こうし
て良好な視界を写えることを可能となす。
特に好適な実施例では、1つ又はそれ以上の前部半一ス
カート上の通気ダクトは防護ヘルメットの前方下部分に
配置した通気系統と置換えられる。
この場合、この通気系統はヘルメット外殻上に配置した
少なくとも1つの水平ポートと1つの垂直みぞ穴を含み
、又ヘルメット外殻内で水平ポートの両側に配置した2
つの肩部を含んで、少なくとも一列の開口を備えたシャ
ッターの案内を可能となし、前記シャッターは垂直みぞ
穴に沿って滑動するものとなしている。
好適実施例に於ては、本発明のヘルメット用締着装置は
ヘルメットの対称縦平面に対して対称的に配置した2つ
の通気系統を含み、各系統は2つの水平ポートと、2列
の開口をもつシャッターを含んでいる。
本発明の装置は2つの異なった形状に構成することがで
きる。
その第一実施例では、2つのロック装置はヘルメット外
殻の基部により担持し、固定装置は少なくとも1つの半
一スカートにより担持する。
第二実施例に於ては、ロック装置は1つの半一スカート
により相持し、固定装置は前記外殻の内部に配置し、ロ
ツ久装置を担持する前記半一スカートはロック装置を含
んでいない第二半一スカートに形成した他方のヒールの
下に掛合せしめられるヒールを有している。
以下、これら2つの可能な実施例を順次観察してみる。
第一実施例では、ロック装置と協働する固定装置は単一
の半一スカートか又は2つの半一スカートにより担持す
るこ、とができる。
固定装置はヘルメット上に配置したロック装置に掛合せ
しめることのできる適当な形状をもつ形式のものとする
固定装置を2つの半一スカートにより担持するとき、こ
れらは各半一スカートの端に夫々配置することができる
この場合、前記固定装置は、例えば、円弧の形のヒンジ
結合した舌片状固定装置とし、これは旋回の大きさを限
定する止めを有し、又凹面区域に刻み目を有しかつ上向
きに配置されている。
舌片状固定装置はヘルメットの外殻内に納められ、かつ
ヘルメット上に置いたロック装置に掛合せしめられる。
2つの半一スカートを閉鎖しかつロックした状態に保つ
ことのできるロック装置は如伺なる形式のものも使用で
き、ヘルメットの脱落や前方又は後方への傾斜を起す危
険なしにヘルメットを完全に締着できるようになすもの
とする。
ロック装置は例えば自己−くさび締め形式のものとし、
その各々は中心に2つの直径をもつ滑り落しラッチを含
み、これはばねにより所定位置に保持され、又押ボタン
部によりヘルメットの外側から操作することができ、ま
た2つの偏心カムを含み、これらのカムは周囲に刻み目
を付されており、取付用の固定ボルト上で旋回し、プレ
ストレスを加えられた螺旋ばねの作用により一方向に回
転するように偏倚せしめられており、カムの刻み目は2
つの半一スカートをロックするように舌片状固定装置の
刻み目と協働する。
2つの半一スカートかロックされるとき、各舌片状固定
装置はその刻み目上に押付けられた刻み目付き偏心カム
と滑り落しラッチ間にくさび締めされ、このラッチは外
殻上に見える押ボタン部で指を押す作用により前記固定
装置を解放することができる。
滑り落しラッチはばねによりロック位置に保持されてい
る。
ロック装置は又半一スカートの閉鎖の高さを調節可能と
なす。
本発明のこの締着装置はそれ数頭の形状に合わせること
ができる。
固定装置が単一の半一スカートにより担持されるとき、
固定装置は前記半一スカートの端に配置される。
この場合、前記固定装置を担持する半一スカートはヒー
ルを有し、このヒールは固定装置をもたない方の半一ス
カートに形成した今1つのヒールの下に掛合するように
なされる。
前述の如く、固定装置はもしこれらがロック装置に掛合
する適当な形状をもちさえすればその形式は問わない。
これらの固定装置は例えば舌片状固定装置とし、ロック
装置と協働する前記舌片状固定装置の構造と形状は前述
のものと同じとする。
しかし、この場合、ロック装置は自己−くさび締め形式
のものとし、その各々は中心に滑り落しラッチを含み、
これは2つの直径をもち、ばねにより所定位置に保持さ
れ、押ボタン部及び偏心カムによりヘルメットの外側か
ら操作することができ、前記カムはその周囲に刻み目を
もち、ロック装置の固定ボルト上で旋回し、予応力を与
えた螺旋ばねの作用により一方向に回転するように偏倚
せしめられており、各カムの刻み目は前記半一スカート
をロックするように各舌片状固定装置の刻み目と協働す
るようになしている。
一実施例に於ては、固定装置はフランス国で第2.27
1,781号として公告されたフランス国特許第7,5
16,001号中に記載されている如き凹部を各々もつ
舌片状固定装置とする。
この場合、前記舌片状固定装置の各々は前記特許中に記
載したロック装置と協働する。
これらのロック装置の各々はばねにより押圧されたロッ
クピンを含み、前記ピンは、舌片状固定装置の挿入方向
と直角方向の横断面に於て、2つの翼部と1つの右部を
もつ■形をもち、前記翼部の内部限定表面は傾斜してお
り、前記舌片状固定装置は、そのロック装置への挿入時
に、ばねの弾力に抗して前記傾斜した翼部と協働し、ロ
ック装置の開口に完全に掛合したときロック位置に掛止
されるようになっている。
フランス国特許第乙516,001号に記載した如キロ
ツク装置が2つの半一スカートの保持とロックのために
使われたとき、前記半一スカートの閉鎖高さの調節は半
一スカート上に挿入した当て物材料により得られる。
かくして前述の如く半一スカートの閉鎖高さの調節は本
発明による装置では不可欠のものではない。
第二実施例では、ロック装置は1つの半一スカートによ
り担持し、固定装置は外殻の内側に配置する。
この場合、ヘルメットの外殻を実際的に変形不能にする
ため、2つの半一スカートは、実際上ヘルメット外殻を
接合する線の全長にわたって肩部を含み、前記肩部は閉
鎖及びロックするとき外殻の下に掛合する。
半一スカート上のこの肩部の存在により3つの本質的利
点がもたらされる: (a) それは実際上外殻の破断とヘルメットを構成
する材料の弾性限界を越えさせる如き極端な変形を除去
する。
(b) それは外部応力を受けた状態でヘルメットの
内部空間の形状の完全性を維持せしめ、このため装着者
の頭を完全に保護することを保証する。
(c) それは2つの半一スカートの存在によりもた
らされる剛性の高い補強性を考慮すれば外殻の軽量化を
可能となす。
実際上半一スカートの全長にわたり肩部が存在すること
はヘルメット外殻に対する前記スカートの組立体の滑り
位置ずれを避けることを可能となす。
本発明のヘルメット用締着装置を更に改善するため、閉
鎖したとき2つの半一スカートをヒールと迅速に整列せ
しめる構成となす。
前記ヒールは相互に上下関係に掛合するようなるもので
あり、このように構成して、ロック装置を有していない
方の半一スカートを閉鎖位置に保持せしめる。
事実、ヘルメットに加わった引張り力がヘルメットを上
に引き離そうとしたとき(例えば事故に会ったとき)頭
の下部はその重量を半一スカート上に加え、それ故ロッ
ク装置を有していない半一スカートはヘルメットの小直
径の方向でそれ自身上に閉じようとするか、又は曲げに
より、ロック装置を有する半一スカート上を摺動しよう
としそしてこのロック装置を引張って変形させようとす
る傾向をもつ。
それ故、本発明によれは、各側にかつロック装置を有す
る半一スカートにボスを備え、このボスはロック装置を
もたない半一スカートのヒールが支持されることになる
区域に置かれ、この後者の半一スカートは両側に対応す
る凹部をもっており、ロック装置を有する半一スカート
は更に各ロック装置の区域に外側舌片部を含み、この舌
片部はヘルメット外殻の外縁に形成した凹部に嵌入させ
ている(第15.16図)。
本発明の防護ヘルメットの締着装置のこの掛合系統によ
れば、ロック装置を有していない半一スカートはロック
装置を有する半一スカート上で摺動する危険がなく、又
そのロック装置はそれ自身の上に閉じる危険もない。
3つの部品、即ちロック装置を有しないスカート、1ン
ク装置を有するスカート及び外殻の絹は相互の部品の相
対的移動によって変形することのない堅固な組立体を形
成することができる。
本発明による締着装置の第二実施例によれば、2つの固
定装置は外殻内に配置し、これらは各々丸い凹部をもつ
舌片状固定装置の形をもつ。
これらの舌片状固定装置は単一の半一スカート上に配置
した2つのロック装置と協働して、ヘルメットを完全に
締付は位置に保持するようになし、その際ヘルメットを
脱離したり、前方へも、後方へも又側方へも傾ける危険
性が生じないようになされる。
装着者の頭上でのこの完全な安定性は一方では一定の大
きさの視野を保証し、他方では大きな心地良さを与える
半一スカート上に取付けたこれらのロック装置は自己−
くさび締め作用を有し、その各々はばねにより押圧され
そして回動できるロックラッチを含んでおり、前記ラッ
チは舌片状固定装置の導入方向と直角の横断面内でほぼ
■形の形状をもち、この■形は2つの傾斜した挿入傾胴
路と筋部をもっており、前記舌片状固定装置はロック装
置に挿入したとき、ばねの弾力に抗して前記傾斜した傾
斜路と協働し、そしてロック装置の開口にこの傾斜路が
完全に掛合したときロック位置にロックされる。
上記利点の他に、本発明の二重ロック装置は2つのロッ
ク装置のうちの1つが外れてもヘルメットの引離れを防
ぐことを可能となす。
試験の結果によれば、かかる前提の下では、ヘルメット
は装着者の頭から脱離することなしに100kg・fま
での力に耐えることができた。
本発明を要約すれば下記の如くなる。
本発明は防護ヘルメットの改良に関するものである。
前記防護ヘルメットは本質的にヘルメット外殻基部に延
びる堅固なスカートにより構成されかつ頭の下部に適用
するための当て物を挿入している締着装置を含む。
前記スカートは前記基部の対向点でヘルメットにヒンジ
結合した2つの半一スカーN、2からなり、ヘルメット
外殻の基部は少なくとも1つの半一スカートにより担持
された固定装置48と夫々協働する2つのロック装置1
1゜11を含んでいる。
本発明は防護ヘルメットに適用される。
本発明の締着装置は頭上でのヘルメットの保持を確実と
なしかつ、転落して相継ぐ衝撃を受けた場合でもヘルメ
ットの脱離を防止することができる。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図は慣例のあとひもJを有するヘルメットCを装着
者の頭に取付けた状態で示す。
本発明装置では、あとひもJはその固定点Aに平面XX
’に対してはっきり片寄った力Fを及ぼす。
この力Fは衝撃が加わったとき矢印M方向にヘルメット
を傾斜させる傾向のトルクを生じ、これがヘルメットの
脱離を生せしめることになる。
第2,3図に示す如く、本発明による締着装置はヘルメ
ット外殻C1の基部に配置した2つの前部と後部の半一
スカート1と2を含む。
前部半一スカート1はヒンジ3を用いてヘルメット外殻
の基部の前部にヒンジ結合し、後部半一スカート2はヒ
ンジ4によりヘルメット外殻の基部の後部にヒンジ結合
する。
ヒンジ3と4はヘルメット外殻C1の下に固定した夫々
の対応部品30と31と協働する。
これらの2つの半一スカートは外殻と同じ材料又はその
他の堅固な材料で型込成形又は射出成形により作られる
各端で両生−スカート1と2は内側に水平軸線をもつ枢
軸7を有し、前記枢軸上に舌片状固定装置8をヒンジ結
合する。
これらの舌片状固定装置は刻み目を有し、夫々両ヒンジ
の軸線上に中心を翁する半径rの円弧をなして湾曲して
おり、それらの枢軸7のまわりの旋回運動は上記固定装
置の平面部9により制限されて、半一スカートに成形し
た今1つの平面部上に支持されるようになされる。
ロック装置11はヘルメット外殻の下部に配置され、滑
り落しラッチ23と2つの偏心カム20を有する。
ロック装置は第5〜9図を参照して説明する。
前部の半一スカート1はその前部分に顔の下部分に開口
した穴部12を含み、開口13がこの穴部に作られてい
てヘルメットの内部通気を可能ならしめている。
2つの半一スカートのうちの前部のものは当て物14を
一体に裏張りしており、この当て物はあご先と下顎部の
下に当接するようになり、又後部の半一スカートは当て
物15を一体に裏張りされており、この当て物はうなじ
に当接することになる。
これらの当て物は半一スカートにしつかり固定され、更
に半一スカートの凹面形状によって拘置される。
装着者の頭上に置かれたヘルメット外殻C1は2つの前
部と後部の半一スカート1と2が夫々のヒンジ3と4上
でそれらを旋回させることにより閉鎖される。
刻み目付きの舌片状固定装置8はロック装置11に掛合
せしめられ、こうしてヘルメットは完全ζこ締着される
ことになる。
第4図は分解斜視図で、第2,3図に示す如き本発明の
締着装置の種々の構成要素を示す。
同じ構成要素には同じ参照数字を付している。
前部の半一スカート1はヒンジ3、顔の下部に開口する
穴部12、伺らかの形状をもつ開口13、及び舌片状固
定装置8がその上に位置することになる水平軸線をもつ
枢軸7を含む。
舌片状固定装置8(1つだけを示す)は平面部9及び凹
面区域にある刻み目10を含む。
ヒンジ3は外殻上にボルト(図示せず)により固定した
その対応部材32と協働する。
ヒンジ3は半一スカート1の旋回用の軸線をなす棒34
により対応部材32に固定する。
半一スカート2はヒンジ4と枢軸7を含み、この枢軸上
に半一スカート1のものと同じ舌片状固定装置8が配置
せしめられることになる。
ヒンジ4は外殻上にボルト(図示せず)により固定した
対応部材33と協働する。
ヒンジ4は半一スカート2の旋回用の軸線をなす棒35
により対応部材33に連結する。
対応部材32と33の固定板部と外殻内の取付区域は切
り口5と長円形固定孔6を備えていて、高さ方向に旋回
軸線の位置を調節できるようになしている。
第5.6.7図に詳記したロック装置11は主体16と
カバー17からなり、これらはお互に組合わされて、第
8図に示す2つの特別の螺合するボルト18によりヘル
メットの外殻に取付けられる。
各ボルト18上に置くリング19(第8図)は間隔子を
なし、主体16とカバー17間に締付けられる。
各間隔子19は舌片状固定装置8に付した刻み目と同じ
形状の刻み目をその外周に付したカム20用の枢軸とし
て作用する。
各カム20は第9図に示すばね21により矢印Nの回転
方向に押圧されていて、間隔子19と同心的に主体16
の円形凹部内に納められる。
各カムはばねにより与えられる回転方向Nにおける回転
の大きさを制限する止め22と協働する。
主体16とカバー17の中心には2つの直径をもつ円筒
形の孔を形成しており、最大直径の孔はカバー17内に
ある。
主体16の孔に面しているのはヘルメット外殻を貫通す
る対応する孔である。
上記両孔に対応する2つの直径をもちかっばね24によ
り保持される落しラッチ23は上記両孔内に滑り込まさ
れて、大直径部の端面が主体16の小孔入口に衝接する
ようになされる。
2つの半一スカートが閉じたとき(第5図の右側部分)
、舌片状固定装置はロック装置11に挿入される。
その際舌片状固定装置8の平滑な凸面区域が落しラッチ
23の大直径部に接触、支持され、刻み目の付された凹
面区域がカム20の刻み目に掛合して、カムを矢印へと
反対方向に、ばね21の偏倚力に抗して回動させ、この
ようにして舌片状固定装置8は上方へ挿入されていき、
舌片状固定装置8のロック装置11内への完全な挿入が
可能となる。
舌片状固定装置8の挿入後はばね21がカム20を矢印
N方向に回動させてカムと落しラッチ間の間隔を狭めよ
うとする傾向を生じるため舌片状固定装置8は落しラッ
チ23とカム20間にくさび締めされることになり、こ
の固定装置8の下方への脱出は不可能にされる。
落しラッチ23、カム20及び舌片状固定装置の形状寸
法は上記の如き挿入とくさび締め効果が生じるように選
択構成される。
次に、落しラッチ23を指でばね24の負荷に抗して矢
印に方向に押してその小直径部を舌片状固定装置8に対
向する位置にもってくると、前記固定装置は大直径部に
よる支持を失ない、カム20の矢印N方向の回動と共に
カム20と小直径部間の拡大した間隙を通って下方へ釈
放され、カムはばね21の効果により止め22上の衝接
部の位置に戻されることになる。
落しラッチの小直径部の幅は舌片状固定装置の幅より太
きい。
舌片状固定装置8がロック装置から完全に出され、落し
ラッチ23上への指の抑圧作用を止めたとき、落しラッ
チはばね24の作用でその元の所定位置を再び占めるこ
とになる。
ヘルメットを締着するためには、ヘルメットを頭上に載
せた後、2つの半一スカート1と2を夫夫のヒンジの回
りに旋回させて上昇せしめ、舌片状固定装置8をロック
装置11に掛合させ、所望の調節を、2つの半一スカー
トを同時に又は別々に多少上昇させて1切欠きづつ行な
う。
この際下向き移動は不可能である。
ヘルメットを脱ぐためには、各側に片手を尚ててヘルメ
ットを掴み、各手の人さし指で押ボタン状の落しラッチ
23の一部をに方向に(第6図)同時に押し、これによ
り上記の如く舌片状固定装置8がカム20と落しラッチ
23間のくさび締めから釈放されることになり、次いで
ヘルメットを持上げるとこれは頭から容易に除去される
こうして一旦頭に締着されたヘルメットは車輌の偶発的
転倒によっては、もしそれが2つの押ボタン状の落しラ
ッチに作用することによるロック解放操作を起すもので
なければ、如何なる方法によっても頭から脱離すること
はできないものであることは理解されるだろう。
もし、両側の一方に偶発的衝撃か加わって、一方の落し
ラッチが押出されても、他方の側のロック装置と固定装
置はヘルメットを十分に保持し、装着者の頭から離れる
ことを防止し、それ故実面上完全な安全性がもたらされ
ることになる。
安全性に加えて、このヘルメット用締着装置はヘルメッ
トが頭に対して動く如何なる位置ずれをも防止する。
従って展望用の前部開口の位置が不変に保たれ、視野を
妨げられることが起こらずに、ヘルメット着用に対して
申分のない心地良さが保証される。
第10図に示すロック装置11の変更例では、2つの半
一スカート1,2は引っかかり部をもち、両生−スカー
トは閉鎖位置で一線に整列して固定されるようになって
いる。
この引っかかり部はヒール25.26により形成され、
このヒール25は半一スカート1の下半分の高さを占め
、半一スカート2の下半分の高さを占めるヒール26の
下に嵌込まれ掛合することになる。
この例では、半一スカート1のみが舌片状固定装置8を
有し、これが前記のロック装置と同じ原理で働くロック
装置に掛合せしめられる。
第10図のロック装置11は構造が単純化されていて落
しラッチ23と1個のカム20のみを含む。
このカムは前述のカムと同様にばね力により矢印方向に
回転するように偏倚せしめられ、止め22によりその回
転の大きさが制限される。
ヘルメットを締着するためには、先ず半一スカー′ト2
を上昇させ、次いで半一スカート1を上昇させる。
舌片状固定装置8が前述のものと同様にしてロックされ
ると半一スカート2は半一スカート1の引っかかり部2
5と前者の引っかかり部26との掛合によって保持、固
定されることになる。
この単純化したヘルメット用締着装置はコスト及び重量
の面で宿料となるが、頭に合わせるために各半一スカー
トの位置を個別に調節することはできない。
この場合、着用者の頭のいろいろな寸法(こ対しては、
半一スカート内側に取付けた当て物の変形によって各半
一スカートを各頭に順応せしめるようになす。
第10図中の矢印はばね21により加えられる偏倚力の
方向を示す。
第11.12図に示す実施例の本発明の締着装置はヘル
メット外殻C1の基部に配置した2つの十−スカート4
1と42を含む。
半一スカート41はヒンジ43によりヘルメット外殻の
基部の前部でヒンジ結合し、十−スカート42はヒンジ
44によりヘルメット外殻の基部の後部でヒンジ結合さ
れる。
ヒンジ43と44は前記半一スカート用の軸線をなす棒
56の回りに半一スカート41と42を旋回可能となす
ようにヘルメット外殻C1の下部に固定した夫々の対応
部品45と46と協働する。
ロック装置47は半一スカート41上に備え、これはヘ
ルメット外殻C1内側に固定した固定装置48と協働す
る。
ロック装置47と固定装置48は第14乃至23図を参
照して更に詳述する。
半一スカート41は半一スカート42中に形成した今1
つのヒール50の下に嵌合するヒール49を含む。
前記半一スカート42はそれ自身に属する固定装置を含
んでいない。
この半一スカート42はヒール49と50の存在により
ヒール50をヒール49により下から掛合、保持する状
態でロック位置に支持される。
前部の半一スカート41と後部の半一スカート42の内
側に夫々備えた当て物は51と52により示す。
前述の如く、当て物51と52は2つの層からなる。
前記半一スカートと接触して配置した第一エネルギー吸
収層は前記スカート自体に衝撃が加わった場合に保護作
用を供するように設計される。
この第一の層はヘルメット外殻の内層54のものと同じ
又は類似の材料からなる。
第二層は熱成形可能の材料を満たした封鎖クッションで
形成される。
この材料は次の如きものとする。即ち曲折した形状をも
つある成形物品を熱成形可能の材料に当てたときこの材
料が上記物品の形状をとり、上記物品を取除いた後にそ
の物品の形状に一致する形状を保持如きものとする。
この材料を使用すれば頭の下部分の可撓性の型を作って
各装置者に適合するようになすことができ、又前記スカ
ートを装着位置に閉鎖させたときにその高さ方向に過度
の締付は力を及ぼすことなくヘルメットを完全に所定位
置に保持させることが可能となる。
第12図に明示する如く、2つの半一スカート41と4
2は実際上外殻C1の基部との接合線の全長にわたって
、位置決め肩部53を含み、前記肩部は前記半一スカー
トを閉鎖しそしてロックした時に外殻の下に掛合する。
この肩部の存在は実際上外殻の側面、前面又は後面に応
力を受けた場合にも外殻が長円形に変形することを防止
し、同時に前記スカート自身に応力を受けた状態で外殻
に対してスカート組立体が滑って位置ずれすることを防
止する。
第13図は第11図に示す本発明によるヘルメット用締
着装置の各要素を分解斜視図で示す。
同じ要素は第11図と同じ参照数字を付している。
前部の半一スカート41はヒンジ43を含み、又両側面
にはロック装置47を含む。
このロック装置は丸い凹部55をもつ固定装置48と協
働して、ヘルメットを装着者の頭上に完全に締着するよ
うになす。
後部の半一スカート42はロック装置も固定装置も含ま
ず、そのヒンジ44の回りに旋回する。
第11〜13図に示す本発明による締着装置は、2つの
半一スカートを堅固にするための系統(第14〜16図
)と、半一スカート部分上にある装着者の首に衝撃が加
わる場合のための制動系統を備えることにより更に改善
される。
第14〜16図は2つの半一スカートが相互に滑動する
のを避けるようになし又2つの半スカートがお互に密接
するのを避けるようになす系統を示す。
上記目的のため、前部の半一スカート41の両側にかつ
内側に円形のボス90を備え、このボスは後部半一スカ
ート42のヒールが支持されるようになる区域に配置さ
れる。
2つの半一スカートを閉鎖したとき、このボス90は後
部の半一スカートに設けた対応する凹部91内に置かれ
るごとくなされる。
更に、前部半一スカート41に設けた舌片部92は外殻
C1の外縁に形成した凹部93内に納められるようにな
し、後部の半一スカート42により押圧された前部半一
スカートカ釦ツク装置と固定装置48を押し曲げて閉鎖
されることのないようになす。
装着者の首は可撓性の発泡体51.52の厚い尚て物に
よって半一スカートの全周にわたって半一スカート部分
から保護されるが、発泡体の当て物がその最大圧縮を生
じた場合のための系統を半一スカート自体に備える。
第14〜17図を参照すれば、この衝撃を吸収する緩衝
系統は半一スカートの内側輪郭に沿った孔98によって
構成される。
この孔は発泡体51の剪断を避けるのに十分の低さのリ
ム97により内方を限定されており、このリムは矢印に
方向の応力を十分に支持する表面をもっている。
ヘルメットの引き裂き時に受ける応力りによってこのリ
ム97が下がるのを避けるために、リム97は2つのリ
ブ95と96により半一スカートの主体に連結される。
この緩衝系統は前部半一スカートと後部半一スカート(
図示せず)に形成されていて、発泡体を所定位置に正し
く保持しそして発泡体の変形によりヘルメットから頭が
抜は出るのを避けるものであるが、この緩衝系統は矢印
に方向の力の衝撃を吸収し、このため喉頭と顎骨の両方
に加わる衝撃を最小限度となす働きをする。
ロック装置47は第18.19図に詳記している。
このロック装置は半一スカート41に設けた対応する凹
部67内に配置したラッチ70を含む。
この凹部6γの一端は半一スカートの外側に開口してお
り、他端は半一スカートの内側に開口している。
この凹部67に対して直角方向にみぞ穴68が延びてお
り、このみぞ穴の上部入口は末広がりになっておりかつ
下方へ開口している。
このみぞ穴は固定装置48の挿入を可能とするように設
けている。
ロック装置47のラッチ70は凹部67の形状に合うが
、実質的に断面■形をなしている。
このラッチは第23図に示す如く一方に傾斜した筋部γ
2をもつ。
要部72の両側には傾斜した挿入傾斜路73がある。
ラッチ70は軸線ej efI+をもつ半一円筒形のボ
ス74をもち、このボスは半一スカート41と一体の部
分86の内部くぼみ内に入れられる。
みぞ穴68は固定装置48の通過を可能とし、この固定
装置は丸い凹部55をもつ舌片状固定装置である。
この凹部55はラッチの筋部に沿って滑動するよう下方
へ開口しており、又この凹部は傾斜した挿入傾斜路73
の直径に一致した直径をもつ。
舌片状固定装置48はヘルメットCの外殻に設けた2つ
のボス75と75′に嵌合する2つの対応した切欠部を
有し、これらの切欠部を上記両ボスに嵌合させることに
よって前記外殻に固定される。
クリップ37により軸線方向移動を不可能にされたねじ
76aは舌片状固定装置にねし込まね、この固定装置が
ボス75と75’から外れないようにする。
二重ねじりばね71は凹部67の内方端に納められ、こ
のばねの中央のU形アームはラッチ70の背面に支えら
れ、前記ラッチ10に設けた切欠き77に掛合してラッ
チを所定位置に保持するようになっており、2つの外側
の自由アームはラッチに形成されたハウジング76内に
支持され、ばね71の螺旋状部分は肩部88上に載って
いる。
半一スカートを閉鎖するとき、舌片状固定装置48はみ
ぞ穴68に挿入される。
ラッチの挿入傾斜路73に押付けることにより、上記固
定装置はラッチを圧して、これを軸線”e f ” (
第20〜23図)の回りに矢印f+ 891方向に旋回
させて、ばね11を緊張させる。
舌片状固定装置48の前端がラッチ70に完全に掛合す
ると、挿入傾斜路73は上記固定装置の凹部55に導入
され、ロック作用を生ずる。
ロック作用を解くためには、ラッチ70を矢印”S 9
1方向に押して、ラッチを旋回させて、上記傾斜路を凹
部から離脱させることによって舌片状固定装置48を解
放させるだけでよい。
こうすることにより舌片状固定部材はみぞ穴68から外
れ出ることができる。
外殻C1上への舌片状固定装置48の固定は次の如く設
計する。
即ちロック装置が偶発的に作動しなくなった場合、ねじ
76aをねじ外す方向に数回回転させて舌片状固定装置
48をボス75゜75′から離脱させて、半一スカート
41を開いて装着者を解放できるように設計する。
実際に、ねじ外し方向に回転じても抜は出すことのでき
ないねじ76aが舌片状固定装置48を押してボスから
外れるようになし、半一スカートをその解放ができるよ
うになす。
第20〜23図はラッチ70を示す。
このラッチはボス74の存在により軸線+1 ef I
+の回りに回動する。
このボスは半一スカートの内部くほみ内に嵌込まれる。
このラッチは更に筋部72を有し、この筋部に沿って、
舌片状固定装置の凹部の開口が舌片状固定部材の挿入時
に滑動、案内されて、挿入傾斜路に嵌合せしめられてロ
ック作用を生ずることになる。
かくして挿入傾斜路73は自己−閉塞ロック作用を生ず
ることを可能となす。
ラッチ70は更に切欠き77を有し、これにばね71の
U形の中央部のアームが掛合することになる。
このばねは二重の機能をもつ。即ち、それは一方ではラ
ッチ70を半一スカート上の所定位置に弾力保持せしめ
、又他方では所望に応じてロック作用とロック外しを可
能となす戻り力を生ずる。
第24〜26図はヘルメットの前方下部分を示す、即ち
あご先の前に位置する部分を示し、この部分に調節可能
の内部通気系統を備える。
この通気系統は4つの水平のポート78を含み、これら
はヘルメットの縦対称面に対して対をなして配置し、更
に2つの小さな垂直みぞ穴79が各対の水平のポート7
8の両側に配置した肩部80と水平のポート78間に前
記対称面に対して対称的に配置している。
これらの肩部はシャッター81(第27図)を案内する
働きをし、このシャッターはヘルメット外殻の内側に配
置している。
各シャッター81は操作ノブ82により所定位置に保持
し、このノブはその軸線の回りに90°回動させて垂直
みぞ穴に挿入する。
各シャッター81はグリッドを形成する四角形の開口8
3の2つの水平列を含み、このグリッドは、シャッター
81が上方位置(最大通気)にあるとき外殻に形成した
ポートに対向した位置となり、又シャッターが下方位置
(通気無し)にあるときふさがれる。
速妾効果によりポート78に入る空気はあごひもの裏張
りに形成したダクト84(第26図)を通って導かれる
ダクト84はシャッターの背後に緩衝チャンバを形成し
ており、ここで空気はその速度を失い、オリフィス85
を通ってヘルメットの包囲空間内へ達する。
このオリフィスは適当な内径をもちかつ方向を有してい
て、気持を悪くするか又は特に眼を痛める空気噴射流が
顔に当るのを避ける方向に向けている。
第25図の左側部分は垂直みぞ穴79から外し。
たシャッター81を示し、右側部分はヘルメット外殻上
の所定位置に取付けたシャッター81を示す。
本発明のヘルメットには他の利点のあることも明らかで
ある。
事実、あごひもをもつ慣例のヘルメットでは、ヘルメッ
トの装着者がそのあごひもを締めないか又はあご先の下
に不充分に位置せしめておくのみとすること即ち不充分
に締めておくことがしばしばある。
このことはあごひもを締付けることにより心地悪くなる
ことが多いものと考えられることに起因する。
成る場合には又、あとひものバックル自体が緩むことも
ある。
本発明のヘルメットでは、かかる欠点は起る恐れはない
事実、このヘルメットは前記スカートをロックした後に
実際上着用される。
それ故必然的に頭上に最適状態に締着される。
本発明の範囲は上記実施例にのみ限定されるものではな
い。
本発明は本発明の基本的構成を含むものであり、即ち例
えばヘルメット基部にヒンジ結合されかつヘルメット上
に着脱自在にロックできる2つの部品からなる1つの堅
固なスカートによりヘルメット外殻の基部を延長するこ
とも含むという程度にまで本発明装置は種々に設計変更
できるものである。
従って上記ロック装置、スカート及びこれらと協働する
装置の設計、構造は本発明の範囲を逸脱することなく必
要に応じてかなり変更し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は既知のヘルメット用締着装置の仲立面図、第2
図は本発明による改良した締着装置の一実施例の仲立面
図で、十−スカートをヘルメット外殻の基部の前部と後
部にヒンジ結合した状態を示すもの、第3図は第2図の
装置の部分底面図、第4図は第2,3図に示した本発明
装置の各要素の分解斜視図、第5図は第2図の装置に用
いた2つのロック装置のうちの1つの立面図で、右側部
分はロックした半一スカートの舌片状固定装置を示し、
左側部分はロックを外した舌片状固定装置を示すもの、
第6図は第5図の線Vl−VI上でとったロック装置の
断面図、第7図は第5図の線■−■上でとったロック装
置の断面図、第8図はロック装置を固定する装置の斜視
図、第9図はロック装置のばねを示す図、第10図は本
発明の締着装置に用いたロック装置の第二実施例の仲立
面図、第11図は本発明の改良した締着装置の他の実施
例の仲立面図で、半一スカートをヘルメット外殻の基部
の前部と後部にヒンジ結合した状態を示すもの、第12
図は第11図の装置の垂直断面図、第13図は第11図
に示した本発明の装置の各要素の分解斜視図、第14図
は本発明の締着装置の前部の半一スカートの上面図で、
半一スカートと衝撃吸収系統を固定するかぎ留め系統を
示すもの、第15図は第14図の線v−v上でとった断
面図で、前部の半一スカートを後部の半一スカートと共
(こヘルメットに取付けたものを示すもの、第16図は
第15図の実施例の側面図、第17図は第14図の線■
−■上でとった断面図、第18図は第11〜13図の装
置に用いたロック装置と固定装置の立面図、第19図)
ま第18図の線■−■上でとったロック装置と固定装置
の断面図、第20図は第18.19図に示したロック装
置のラッチの斜視図、第21図と第22図は夫々第20
図のラッチの側面図と上面図、第23図は第21図の線
XI−XI上でとったラッチの断面図、第24図は2つ
の内部通気系統を含むヘルメットの下部前部分の正面図
、第25図は第24図の線W→■上でとった通気系統の
断面図、第26図は第24図のXVI−XV1線上でと
った通気系統の断面図、第27図は第24〜26図の通
気系統のシャッターを示す図である。 1.2・・・・・・半一スカート、3,4・・・・・・
ヒンジ、8・・・・・・舌片状固定装置、11・・・・
・・ロック装置、15・・・・・・坐て物、20・・・
・・・偏心カム、21・・・・・・ばね、23・・・・
・・滑り落しラッチ、41.42・・・・・・半一スカ
ート、47・・・・・・ロック装置、48・・・・・・
固定装置、49.50・・・・・・ヒール、51,52
・・・・・・当て物、55・・・・・・丸い凹部、70
・・・・・・ラッチ、73・・・・・・傾斜路、77・
・・・・・切欠き、80・・・・・・肩部、81・・・
・・・シャッター、84・曲汐゛クト、9o・・・・・
・円形ボス、92・・・・・・舌片状固定装置、93・
・・山凹部、95,96・・・・・四ブ、97・・・・
・四ム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 堅固な保護用ヘルメット外殻C1と、着用者の頭の
    下部を取囲むために前記外殻の基部を延長させる締付は
    用スカートとを含み、前記スカートは同様に堅固であり
    かつ少なくともその1つを可動とした複数のスカート部
    分からなり、また前記ヘルメット外殻又はスカート部分
    により担持したロック装置と、前記スカート部分又は前
    記外殻により担持されかつ外殻C1に対して可動のスカ
    ート部分を確実にロックする固定装置と、頭の下部に適
    合する当て物を備えたことを特徴とする特に車輌の運転
    者又は同乗者の頭用の防護ヘルメット。 2、特許請求の範囲1記載の防護ヘルメットに於て、当
    て物15を少なくともスカートの内側に配置したことを
    特徴とする防護ヘルメット。 3 特許請求の範囲2記載の防護ヘルメットに於て、ス
    カートは旋回軸により外殻C1上にヒンジ結合した2つ
    の可動の半一スカート1,2から実質的になることを特
    徴とする防護ヘルメット。 4 特許請求の範囲3肥載の防護ヘルメットに於て、ロ
    ック装置は第一の半一スカート41により相持し、固定
    装置は外殻の内側に配置し、前記半一スカートはロック
    装置を担持し、前記第一の半一スカートはヒールを含み
    、このヒールはロック装置を含んでいない第二の十−ス
    カート42に形成した今1つのヒールの下に嵌込まれる
    ようになることを特徴とする防護ヘルメット。 5 特許請求の範囲3記載の防護ヘルメットに於て、ロ
    ック装置はヘルメットの外殻の基部により相持し、固定
    装置は半一スカートにより担持し、半一スカートの前記
    固定装置は対応する半一スカートの旋回軸線上に実質的
    に中心を有する円弧の形状としたヒンジ結合した舌片状
    固定装置8とし、前記舌片状固定装置はその回動の大き
    さを制限する止め9を有しかつ前記外殻の方へ延びてい
    ることを特徴とする防護ヘルメット。 6 %許請求の範囲5記載の防護ヘルメットに於て、固
    定装置47は第一の半一スカート41により担持し、前
    記半一スカート41はヒールを含み、このヒールは固定
    装置を含まない第二の半一スカート42に形成した今1
    つのヒールの下に嵌り込むようになることを特徴とする
    防護ヘルメット。 7 特許請求の範囲6記載の防護ヘルメットに於て、ロ
    ック装置は自己−くさび締め形式とし、その各々は中心
    に滑り蓬しラッチを含※、フレは異なった直径をもち2
    つの部分をもち、ばね24により所定位置に保持され、
    押ボタン部と2つの偏心カム20によりヘルメットの外
    部から操作可能であり、前記カムはその周囲に刻み目を
    付されていて、ロック装置の固定ボルト上で回動し、そ
    してフルストレスを加えられた螺旋はね21の作用によ
    り一方向に回転するように偏倚せしめられており、カム
    20の刻み目は2つの半一スカートをロックするように
    舌片状固定装置8の刻み目と協働することを特徴とする
    防護ヘルメット。 8 特許請求の範囲5乃至1の何れか1つに記載の防護
    ヘルメットに於て、各ロック装置はばね71により押圧
    されるラッチ70をもち、前記ラッチは、1つの中央の
    筋部72、挿入傾斜路73及び対向する端部分を含んで
    いて、舌片状固定装置の挿入方向と直角をなす平面内で
    ほぼ1形の断面をもっており、挿入傾斜路73の内側を
    限定する表面はi頃斜しており、前記舌片状固定装置4
    8はロック装置内に挿入する際、ばね71の弾力に抗し
    て前記挿入傾斜路と協働し、又それがロック装置の前記
    凹部に完全に掛合するときロック位置にロックされるこ
    とを特徴とする防護ヘルメット。 9 特許請求の範囲4記載の防護ヘルメットに於て、2
    つの半一スカートが実際上ヘルメット外殻と接合するそ
    れらの縁の長さの全長にわたり肩部を含み、前記肩部は
    半一スカートを閉鎖してロックする際外殻の下縁に掛合
    するこ七を特徴とする防護ヘルメット。 10特許請求の範囲9記載の防護ヘルメットに於て、ロ
    ック装置を担持する半一スカート41の両側の内側にボ
    ス90を有し、このボスはロック装置を担持しない半一
    スカート42のヒールが支持されることになる区域に置
    かれ、前記第二の半一スカート42が、それに対応して
    、両側に凹部91を含み、又ロック装置を相持する半一
    スカート41が更(こ各ボスの区域に外側舌片部92を
    含み、この舌片部はヘルメット外殻の外縁に形成した四
    部93内に嵌合されることを特徴とする防護ヘルメット
    。 11 特許請求の範囲4,9及び10の何れか1つに記
    載の防護ヘルツノット)こ於て、外殻の内側に配置した
    固定装置は各々が1つの丸い凹部55をもつ舌片状固定
    装置48とすることを特徴とする防護ヘルメット。 12特許請求の範囲11記載の防護ヘルメットに於て、
    半一スカートにより担持されたロック装置は自己−くさ
    び締め形式のものであり、各々は回動できかつばね71
    により押圧されるロックラッチを含み、前記ラッチは舌
    片状固定装置の挿入の方向と直角をなす横断面内でほぼ
    1形を有し、2つの傾斜した挿入傾斜路70.73と筋
    部72をもち、前記舌片状固定装置48はロック装置に
    挿入する際はね71の弾力に抗して前記傾斜した挿入傾
    斜路と協働し、それがロック装置の凹部に完全に掛合し
    たときロック位置に閉塞されることを特徴とする防護ヘ
    ルメット。 13 特許請求の範囲11又は12記載の防護ヘルメッ
    トに於て、舌片状固定装置48はボス75゜75′から
    引出し可、止となっていて、普通は舌片状固定装置をボ
    ス上に保持するねじ76aを操作することによって半一
    スカートの開放を可能ならしめていることを特徴とする
    防護ヘルメット。 14堅固なスカートの涌て物が衝撃エネルギーを吸収す
    るためのかつ前記スカートと接触して置かれた第一エネ
    ルギー吸収層と、装着者の頭の下部分に合うようになす
    こさができる熱成形可能の材料を満たした封鎖クッショ
    ンにより形成した第三層と(・こより構成したことを特
    徴とする特許請求の範囲1乃至13の伺れか1つに記載
    の防護ヘルメッ ト。 152つの半一スカートのヒンジ43,44゜45.4
    6が、ヘルメットの基部をほぼ円形と仮定した場合直径
    線りで正反対位置にあることを特徴とする特許請求の範
    囲3乃至14の何れか1つに記載の防護ヘルメット。 162つのロック装置48が、ヘルメットの基部をほぼ
    円形と仮定した場合直径線上で正反対位置にあることを
    特徴とする特許請求の範囲3乃至15の何れか1つに記
    載の防護ヘルメット。 17 ロック装置48は半一スカート41.42のヒン
    ジ43,44,45.46により形成した軸線の中央平
    面内に装置したことを特徴とする特許請求の範囲3乃至
    16の何れか1つに言己載の防護ヘルメット。 182つの半一スカート4L42が一方は外殻の前部で
    基部にあるヒンジと外殻の後部で基部lであるヒンジ結
    合されていることを特徴とする特許請求の範囲3乃至1
    7の何れか1つに記載の防護ヘルメット。 192つの半一スカートが一方は外殻の左側基部で、他
    方は外殻の右側基部でヒンジによりヒンジ結合されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲3乃至17の何れか
    1つに記載の防護ヘルメット。 20ヘルメツト上の2つの半一スカートのヒンジ43.
    44,45,46の位置は外殻上の又は半一スカート4
    1.42上の前記ヒンジ45,46の固定点を動かすこ
    とにより高さを調節可能とすることを#!f徴とする特
    許請求の範囲3乃至19の何れか1つに記載の防護ヘル
    メット。
JP53137756A 1977-11-08 1978-11-08 ヘルメツトを固定するための改良締着装置 Expired JPS5928642B2 (ja)

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