JPS6341373Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6341373Y2
JPS6341373Y2 JP1982135694U JP13569482U JPS6341373Y2 JP S6341373 Y2 JPS6341373 Y2 JP S6341373Y2 JP 1982135694 U JP1982135694 U JP 1982135694U JP 13569482 U JP13569482 U JP 13569482U JP S6341373 Y2 JPS6341373 Y2 JP S6341373Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
pallet
hook
hanging
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982135694U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5940236U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13569482U priority Critical patent/JPS5940236U/ja
Publication of JPS5940236U publication Critical patent/JPS5940236U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6341373Y2 publication Critical patent/JPS6341373Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、プレス製品のパレツト積載装置、
とくに板状プレス製品をパレツトに平積みをする
装置に関する。
従来の技術とその問題点 上述のような製品をパレツトに積載する場合、
パレツトに多数の製品を立掛けた状態で積層する
ことがある。そうすると、製品同志が接触するこ
とになるために、製品に擦り傷や当て傷が付くこ
とがある。これを防止するために、例えば、実開
昭56−154940号公報に開示されているもののよう
に、各々の製品の間に紙材等の薄い保護シートを
介在させることも知られているが、そうするには
大層面倒な手数を必要とする。
この考案は、上述の問題点を解決したプレス製
品のパレツト積載装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段 この考案によるプレス製品のパレツト積載装置
は、柱付ボツクスパレツトの柱に設けられた水平
棒状製品吊掛用ハンガに板状プレス製品を吊掛積
載する装置であつて、プレスから製品を水平姿勢
で搬出する製品搬出装置の搬送経路終端に配置さ
れかつ製品を水平姿勢から垂直姿勢となるように
回転させる製品回転装置と、製品回転装置から垂
直姿勢の製品を受けとつてハンガに吊掛ける製品
吊掛装置とよりなり、製品吊掛装置が、垂直姿勢
の製品と直交する水平方向に往復動自在なフツク
キヤリアと、フツクキヤリヤに上下方向に揺動自
在に取り付けられかつ垂直姿勢の製品の上縁部を
係止離脱自在に係止する吊掛フツクと、フツクキ
ヤリアを移動量可変に移動させる手段とを備えて
おり、フツクキヤリヤ移動経路の下方にボツクス
パレツトがハンガをフツクキヤリヤ移動方向と平
行にして搬入されるようになされているものであ
る。
実施例 この考案の実施例を図面を参照してつぎに説明
する。
この明細書において、前後とは、プレスから製
品が搬出される方向(第1図に矢印Aで示す)を
基準として、製品が送られて進む側を前、これと
反対側を後といい、左右とは前に向かつていう。
プレス製品のパレツト積載装置は、図示しない
プレスから前方に向かつてプレス製品Mを搬出す
る製品搬出装置11と、製品搬出装置11の前方
に配置されかつ製品Mを降下または回転させる製
品降下回転装置12と、製品搬出装置11と製品
降下回転装置12と、製品搬出装置11と製品降
下回転装置12にまたがつて配置されかつ製品搬
出装置11から製品Mを受け取り、これを水平姿
勢のままで製品降下回転装置12に渡す製品受け
渡し装置13と、製品降下回転装置12の下方に
配置されかつ製品降下回転装置12で降下された
製品Mを順次上下方向に所定間隔をおいて保持す
る製品スタツカ14と、製品スタツカ14の前方
に配置された製品吊掛装置15とからなる。
製品Mは、種類が2つあり、その1つは自動車
のルーフパネルM1であり、いま1つはサイドパ
ネルM2である。ルーフパネルM1には平積み用
パレツトP1が、サイドパネルM2には立て積み
用パレツトP2がそれぞれ用意されている。
製品搬出装置11の前方の床16には左右方向
にのびたピツト17が形成されている。ピツト1
7内にはパレツトリフタ18が配置されており、
その上に平積み用パレツトP1がのせられてい
る。ピツト17前方の床18には前後方向にのび
たローラコンベア19が配置され、その上に立積
み用パレツトP2がのせられている。両パレツト
P1,P2はいずれも柱付ボツクスパレツトであ
る。平積み用パレツトP1は前後および左右に間
隔をおいて立てられた4つの柱21を有してい
る。各柱21には、第12図に示すように、複数
の製品支持爪12が取付けられている。支持爪2
2は起伏自在であり、その尾部をノツクアウトプ
レート23で押圧すると、その先端部が柱21よ
り内方に突出し、ノツクアウトプレート23によ
る押圧を解除すると、自重によりり支持爪22が
復帰してその先端部が柱21の内に隠れるように
なつている。立積み用パレツトP2は、その前縁
部を立てられた2つの柱24を有している。各柱
24の上端部にはそこから後向きにのびた水平棒
状製品吊掛用ハンガ25が設けられている。
ピツト17前後の床16上には左右方向に間隔
をおいて全部で4つの支柱31が立てられてい
る。左右で対をなす支柱31の上端には前後の梁
32がそれぞれ渡され、これらの梁32にブラケ
ツト33を介して下方開口箱形フレーム34が支
持されている。箱形フレーム34の前後両側壁外
面には後方突出状後ルーフフレーム35および前
方突出状前ルーフフレーム36がそれぞれ設けら
れている。
製品搬出装置11は、床16から所定高さのと
ころに設置されたベルトコンベアであつて、その
前端部は後部左右支柱31の間に入り込んでい
る。
製品搬出装置11の前端部下方には製品保持装
置37が配置されている。製品保持装置37は、
製品スタツカ14を用いることなく、製品降下装
置12から直接に製品M1を平積みパレツトP1
に積載する場合に用いられるものであり、パレツ
トP1を交換する際に製品M1を一時受けておく
ための前後方向に進退自在な可動フオーク38を
備えている。
製品降下回転装置12は、主に4図から第8図
に示すように、箱形フレーム34内の上部に装備
されかつ左右方向にのびたクランク軸41と、ク
ランク軸41にコネクタテイングロツド42によ
り連結されたスライド43と、スライド4の下方
に配置されかつスライド43により作動される枠
組状昇降スイングフレーム45と、昇降スイング
フレーム45の下面に取付けられている複数の下
向きバキユムカツプ46とを備えている。クラン
ク軸41は、前ルーフフレーム36上に取付けら
れているモータ47およびブレーキ付クラツチ4
8により駆動される。箱形フレーム34の前壁に
は前斜め下に突出した左右の二又状支持ブラケツ
ト49が設けられ、これらに昇降スイングフレー
ム45がその前縁部において着脱自在に連結され
ている。その連結構造が第6図に示されている。
昇降スイングフレーム45には前方突出耳50が
設けられ、これが支持ブラケツト49の下端間に
はさまれ、耳50および支持ブラケツト49の同
端部を第1連結ピン51がブツシユ52を介して
貫通している。第1連結ピン51はその軸方向に
移動自在である。支持ブラケツト49の同端部内
面がわには筒状取付部材53を介して第1流体圧
シリンダ54が取付けられ、そのピストンロツド
55が第1連結ピン51に連結されている。スラ
イド43と昇降スイングフレーム45は互いに前
後の連結ロツド56,57により連結されてい
る。昇降スイングフレーム45と前後の連結ロツ
ド50,57の連結部のうち、昇降スイングフレ
ーム45と後連結ロツド57の下端部の連結部
は、上述した第1連結ピン51によるものと同様
に、第2連結ピン58により着脱自在に連結さ
れ、それ以外の連結部は通常の水平ピンによる連
結である。昇降スイングフレーム45の後連結ロ
ツド57との連結部には、後連結ロツド57の下
端部をはさみ付ける二又状上方突出耳59が設け
られ、同下端部および耳59を第2連結ピン58
が貫通している。第2連結ピン58の移動は第2
流体圧シリンダ60による。
第1連結ピン51による連結状態を解除し、か
つ第2連結ピン58による連結状態を保持した状
態でスライド43が昇降すると、これにしたがつ
て昇降スイングフレーム45が昇降する。一方、
第1連結ピン51による連結状態を保持し、かつ
第2連結ピン58による連結状態を解除した状態
でスライド43が昇降すると、昇降スイングフレ
ーム45は第1連結ピン51を支点として回転す
る。このように両連結ピン51,58の着脱によ
り、製品降下回転装置12の作動が平積用から立
積用に、またこの逆に切換えられる。
製品受け渡し装置13は、主に第1図および第
2図を参照して、箱形フレーム34の左右両側壁
外面に設けられた案内レール61にそつて移動す
る左右に昇降低62と各昇降体62に2つずつ吊
り下げられかつ下端に内方突出状水閉部63が設
けられている前後2対のスイングアーム64と、
前後で対をなすスイングアーム64の水平部63
にまたがつてのせられている左右の製品引取りコ
ンベア65と、製品搬出装置11から製品引き取
りコンベア65まで製品Mを完全に浮き上がらせ
ることなく吊り上げながら搬送するサブキヤリア
66とを備えている。箱形フレーム34の左右両
側壁外面における昇降体62の下方には昇降体作
動用流体圧シリンダ67が垂直上向きに取付けら
れている。昇降体62の下面には左右方向にのび
た水平レール68が設けられ、これに摺動部材6
9が取付けられている。揺動部材69には前後方
向にのびた水平吊下げ軸70が設けられ、これに
スイングアーム64の上端が取付けられている。
揺動部材69にはアーム作動用流体圧シリンダ7
1が取付けられている。製品引取りコンベア65
は電動式スチールベルトコンベアである。昇降体
62がその昇降ストロークの下限に位置するとき
に、引取りコンベア65の搬送面は製品搬出装置
11のそれと面一である。引取りコンベア65周
囲の複数適所には整列位置決め用流体圧シリンダ
72が取付けられている。サブキヤリア66は、
第1図、第7図および第8図を参照して、箱形フ
レーム34中央部下方および後ルーフフレーム3
5の後端部下方にそれぞれ配置された前後スプロ
ケツト73,74と、これらのスプロケツト7
3,74に掛けられたチエーン75と、チエーン
75に取付けられているキヤリア本体76と、キ
ヤリア本体76の垂直下向きに取付けられかつロ
ツドの下端にバキユームカツプ77が下向きに取
付けられている製品吊り上げ用流体圧シリンダ7
8とからなる。キヤリア本体76の上面には案内
溝79が設けられ、これに後ルーフフレーム35
の下面に設けられた案内レール80がはめ入れら
れている。
製品スタツカ14は、第1図および第2図に示
すように、左右の垂直状支持部材81を備えてい
る。支持部材81はその高さの中程において台車
82に取付けられており、その下半部はピツト1
7の内に入り込んでいる。台車82はピツト17
の開口前後両縁部に敷設された左右方向にのびて
いるレール83にのせられている。支持部材81
対向面の上端に上駆動スプロケツト84が、その
高さの中程よりやや上に上従動スプロケツト85
およびその横に並んで下駆動スプロケツト86
が、その下端に下従動スプロケツト87がそれぞ
れ2つずつ前後方向に間隔をおいて取付けられて
いる。上駆動スプロケツト84および上従動スプ
ロケツト85には上チエーン88が、下駆動スプ
ロケツト86および下従動スプロケツト87には
下チエーン89がそれぞれ掛けられている。上お
よび下駆動スプロケツト84,86は、支持部材
81の外面がわに取付けられたモータ90によつ
て上下の減速付クラツチ91,92を介して個別
に駆動される。そして、上下のチエーン88,8
9には多数の製品支持爪93が取付けられてい
る。製品支持爪93は、第12図に示すように、
起伏自在であり、支持爪93がチエーン88,8
9の下向き移動経路にあるときは、支持爪93は
その自重により、図中鎖線で示すように、傾倒し
ている。1つの支持爪93が起立すると、起立し
た支持爪93がその1つ上位の支持爪93を押圧
して起立させるようになつていて、起立した支持
爪93の先端部で製品Mの左右両縁部を支持する
ようになつている。
製品吊掛装置15は、第1図および第3図に示
すように、前ルーフフレーム36の下面に左右方
向に移動自在に設けられた左右の可動体101
と、各可動体101に左右方向に間隔をおいて1
つずつ設けられている第1および第2フツクキヤ
リア102,103と、第1および第2フツクキ
ヤリア102,103にそれぞれ上下方向に揺動
自在に取付けられている第1および第2吊掛フツ
ク10,105とを備えている。さらに、左右の
可動体101にはサブスタツカ106がそれぞれ
装備されている。左右の可動体101は、前ルー
フフレーム36の下面に設けられた左右方向にの
びている3条のレール107に案内されて移動す
るようになつており、製品の大きさにあわせて左
右の可動体101の間隔が調整される。2つの第
1フツクキヤリア102は2つの第2フツクキヤ
リア103の左右方向いずれも外側にあり、かつ
いずれも可動体101の下面に設けられた前後方
向にのびているレール108に案内されて移動す
る。両フツクキヤリア102,103の構造はほ
ぼ同一であり、両者を代表するものとして、第1
0図および第11図を参照して、第1フツクキヤ
リア102およびこれに関連するものについて説
明するとと、同フツクキヤリア102は中空箱形
のものであり、その中空内部にはチエーン109
が挿通され、その下側移動経路にフツクキヤリヤ
102が取付けられている。チエーン109は、
前ルーフフレーム36の下面に取付けられた後部
従動スプロケツト110および前部駆動スプロケ
ツト111に掛けられている。両フツクキヤリヤ
102,103がそれぞれ取付けられている全部
で4つのチエーン109は、第3図に示すよう
に、4つのパルスモータ112によりそれぞれ個
別に駆動される。フツクキヤリヤ102の後部下
端には水平軸113が設けられ、これにフツク1
04がその上端近くにおいて前向きに取付けられ
ており、フツク104の上端にはフツクキヤリヤ
102に後向きに取付けられている流体圧シリン
ダ114が連結されている。
サブスタツカ106は、第11図に示すよう
に、第1および第2フツクキヤリア102,10
3の間に配置されている左右のアームキヤリヤ1
15と、これらに後向きに取付けられている左右
の製品支持アーム116とを備えている。アーム
キヤリヤ115は、フツクキヤリヤ102,10
3と同様に前後方向に移動自在であり、かつチエ
ーン117、従動および駆動スプロケツト11
8,119並びにパルスモータ120により駆動
される。アームキヤリヤ115の後部下端に上水
平軸121が回転自在に設けられている。一方、
アーム116の基部には下水平軸122が固定さ
れている。両水平軸121,122にはボス12
3,124がはめ被せられ、両ボス123,12
4はロツド125により連結されている。さら
に、両水平軸121,122の両端部にはスプロ
ケツト126,127がそれぞれ取付けられ、両
スプロケツト126,127の上下で対をなすも
の同志にはチエーン128が掛けられている。そ
して、下ボス124にはアームキヤリヤ115の
前部に前向きに取けられている流体圧シリンダ1
29が連結されている。この流体圧シリンダ12
9を作動させると、ロツド125が上水平軸12
1を支点として揺動し、これにしたがつてアーム
116が移動するが、ロツド125の揺動にとも
なつて上水平軸121が回転し、その回転がスプ
ロケツト126,127およびチエーン128よ
り下水平軸122に回転伝達されて、これととも
にアーム116が回転する。したがつて、第9図
に示すように、アーム116が実線で示される位
置と鎖線で示される位置の間を移動する間、アー
ム116は常に水平姿勢に保持される。
つぎに、製品Mのパレツト積載作業について説
明する。
製品搬出装置11は、プレスの加工動作に呼応
して間欠的に駆動される。製品搬出装置11の前
端部まで運ばれてきた製品Mは、サブキヤリヤ6
6の吊上用シリンダ78により、その所要部分が
吸着されて吊上げられる。この吊上げにより、製
品Mの変型が防止される。ついで、製品搬出装置
11が駆動されるとともに、これに同期してサブ
キヤリヤ66が駆動されるとと、製品Mは前方に
運ばれて、製品搬出装置1から引取りコンベア6
5に乗り移る。このとき昇降体62は下限位置に
ある。そして、引取りコンベア65上において、
製品Mが位置決めシリンダ72によつて所定位置
に位置決めされる。なお、引取りコンベア65
は、常時駆動されており、位置決め時には、その
スチールベルトと製品Mとの間にスリツプが生じ
る。ついで、昇降体62が上昇することにより、
スイングアーム64を介して引取りコンベア65
が持上げられ、その上限位置で製品降下回転装置
12の昇降スイングフレーム45の下面に取付け
られた複数個のバキユームカツプ46によつて製
品Mが吸着される。このとき、昇降スイングフレ
ーム45は下限位置に位置し、これへの受渡しが
完了すると、昇降体62は直ちに下降するととも
に、スイングアーム64が外方に回転することに
より、昇降スイングフレーム45に吸着された製
品Mの下降または回転動作の支障にならないよう
に、その下方から引取りコンベア65が退避する
(第2図に鎖線で示す)。
さて、こうして製品降下回転装置12に受渡し
された製品Mは、下降または回転させられること
になるが、製品降下回転装置12の作動は、あら
かじめ製品Mの形状に応じて、上述したようにし
て切換えられる。
まず、製品MがルーフパルM1で、平積み用パ
レツトP1に積載される場合について説明する。
昇降スイングフレーム45は、ルーフパネルM1
を吸着したまま下降する。製品スタツカ14は、
そのチエーン88,89がルーフパネルM1の左
右両側部に位置するように台車82が配備されて
おり、昇降スイングフレーム45がその下限位置
においてルーフパネルM1の吸着を解除すると、
上チエーン88の爪93上に同ルーフパネルM1
がのせられる。こうして爪93がルーフパネルM
1を受取ると、これを支持したまま上チエーン8
8がその送り側を下向きに移動させるように1回
転駆動される。これにより、ルーフパネルM1
は、上チエーン88の下端部から下チエーン89
の上端部に位置する爪93で支持される。ルーフ
パネルM1を受取つた下チエーン89は、その爪
93の1ピツチ分だけ駆動される。これにより、
ルーフパネルM1を支持している爪93は、これ
を支持したまま上端部から1ピツチ分下方に移動
する。この爪93の1ピツチ分上方には、上駆動
スプロケツト84を乗り越えてきた別の爪93が
出現し、この爪93に、つぎのルーフパネルM1
が支持される。こうして、製品降下回転装置12
によつて順次送られてきたルーフパネルM1は、
つぎつぎとスタツカ14に積載されていく。そし
て、このスタツカ14に規定枚数のルーフパネル
M1が積載されると、ルーフパネルM1は平積パ
レツトP1に移し替えられる。
この移し替えは、つぎのようにして行なわれ
る。平積み用パレツトP1は、リフタ18に載せ
られて持上げられる。パレツトP1の上昇時に
は、製品支持爪22を傾倒状態にして、その先端
を柱21内に隠しておく。そして、パレツトP1
が所定の高さまで持ち上げられると、爪22にこ
れの背後からノツクアウトプレート23を押し当
てることにより、爪22を一斉に起立させて、そ
の先端を柱21から内方に向かつて突出させる。
こうして爪22を起立させたときに、その先端部
が下チエーン89の爪93によつて支持されたル
ーフパネルM1相互の間に入り込むようにパレツ
トP1の持上げ高さが調整されている。さて、こ
の状態で下チエーン89を爪93が下方に移動す
るように回転駆動すると、ルーフパネルM1が下
チエーン89の爪93から柱21の爪22へと乗
り移る。下チエーン89の爪93は、柱21の爪
22のルーフパネルM1を引渡した後に、自重ま
たはルーフパネルM1に当つて傾倒する。こうし
て、スタツカ14からパレツトP1へルーフパネ
ルM1や移し替えられると、リフタ18を下降さ
せて、そのパレツトP1を空のものと交換する。
このパレツト交換時においても、ルーフパネル
M1は中断されることなくスタツカ14に送り込
まれてくる。このときに、一時的に上チエーン8
8を連続駆動から下チエーン89と同様の間欠ピ
ツチ駆動に切換えて、上チエーン88にルーフパ
ネルM1を保持させる。これにより、パレツト積
載作業が中断することなく、連続して行なわれ
る。
つぎに、製品MがサイドパネルM2の場合につ
いて説明する。サイドパネルM2は、昇降スイン
グフレーム45に吸着されて90゜回転下降して、
水平姿勢から垂直姿勢になる。こうして垂直に向
きを変えられたサイドパネルM2の上方には、製
品吊掛装置15のフツクキヤリア102,103
が待機している。そして、吊掛用フツク104,
105を水平から垂直にすると、その下端部がサ
イドパネルM2にあけられた窓に引掛けられる。
こうして、サイドパネルM2をフツク104,1
05から吊り下げ状態にしてフツクキヤリア10
2,103を前進させると、その下方に配備され
た立積み用パレツトP2上にサイドパネルM2が
運び込まれ、サイドパネルM2の窓に吊掛用ハン
ガ25が挿通される。フツクキヤリア104,1
05が停止したところで、フツク104,105
を水平姿勢に房すことにより、吊掛用ハンガ25
にサイドパネルM2が吊掛積載される。フツクキ
ヤリヤ102,103の移動距離は、パルスモー
タ112により、1つのパレツトP2に対し漸次
小さくなるように設定され、サイドパネルM2は
ハンガ25上に、その基端部から先端部にかけて
一定間隔で順次積載されていく。また、吊掛用フ
ツク104,105は2ついあるから、対をなす
ものによつて、吊掛積載作業が交互に行なわれ
る。
パレツトP2に規定枚数のパネルM2が積載さ
れると、パレツト交換が行なわれる。この交換時
に、フツク104,105で吊掛けられて運ばれ
てくるサイドパネルM2をサブスタツカ106の
アーム116で支持しておき、空のパレツトP2
が所定位置に設置されると、これにアーム116
で支持されているパネルM2を移し替える。
考案の効果 この考案によれば、製品吊掛装置15のフツク
キヤリア102,103が垂直姿勢の製品M2と
直交する水平方向に往復動自在であるために、製
品回転装置12で垂直姿勢となされた製品M2
を、フツク104,105で係止してフツクキヤ
リヤ102,103を移動させ、フツク104,
105から製品M2を係止離脱させることによ
り、その下方に搬入されたパレツトP2のハンガ
25に製品M2を吊掛積載することができる。
さらに、フツクキヤリア102,103を移動
量可変に移動させる手段により、1つのパレツト
P2に対してフツクキヤリヤ102,103の移
動量を漸次少なくなるようにその移動量を設定す
ることができるから、ハンガ25に製品M2相互
間に間隔をおいて吊掛積載することができ、製品
M2の擦り傷や当て傷が付くことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は側面
図、第2図および第3図は、それぞれ第1図の
−線および−線矢視図、第4図から第6図
は、製品降下回転装置を示すもので、第4図は正
面図、第5図は第4図の−線にそう断面図、
第6図は第5図の−線にそう断面図、第7図
および第8図は、受渡し装置のサブキヤリヤを示
すもので、第7図は第4図の−線にそう断面
図、第8図は第7図の−線にそう断面図、第
9図はサブスタツカの側面図、第10図は吊掛装
置の側面図、第11図はサブスタツカおよび吊掛
装置の垂直縦断面図、第12図はパレツト積載作
業の説明図である。 11……製品搬出装置、12……製品降下回転
装置、14……製品スタツカ、15……製品吊掛
装置、21,24……柱、22,93……爪、2
5……ハンガ、81……支持部材、84〜87…
…スプロケツト、88,89……チエーン、10
2,103……フツクキヤリア、104,105
……フツク、M1,M2……製品、P1,P2…
…パレツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 柱付ボツクスパレツトP2の柱24に設けられ
    た水平棒状製品吊掛用ハンガ25に板状プレス製
    品M2を吊掛積載する装置であつて、 プレスから製品M2を水平姿勢で搬出する製品
    搬出装置11の搬送経路終端に配置されかつ製品
    M2を水平姿勢から垂直姿勢となるように回転さ
    せる製品回転装置12と、 製品回転装置12から垂直姿勢の製品M2を受
    けとつてハンガ25に吊掛ける製品吊掛装置15
    とよりなり、 製品吊掛装置15が、垂直姿勢の製品M2と直
    交する水平方向に往復動自在なフツクキヤリヤ1
    02,103と、フツクキヤリア102,103
    に上下方向に揺動自在に取り付けられかつ垂直姿
    勢の製品M2の上縁部を係止離脱自在に係止する
    吊掛フツク104,105と、フツクキヤリヤ1
    02,103を移動量可変に移動させる手段とを
    備えており、 フツクキヤリヤ102,103移動経路の下方
    にボツクスパレツトP2がハンガ25をフツクキ
    ヤリヤ102,103移動方向と平行にして搬入
    されるようになされている、 プレス製品のパレツト積載装置。
JP13569482U 1982-09-06 1982-09-06 プレス製品のパレツト積載装置 Granted JPS5940236U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13569482U JPS5940236U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 プレス製品のパレツト積載装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13569482U JPS5940236U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 プレス製品のパレツト積載装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5940236U JPS5940236U (ja) 1984-03-14
JPS6341373Y2 true JPS6341373Y2 (ja) 1988-10-31

Family

ID=30305343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13569482U Granted JPS5940236U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 プレス製品のパレツト積載装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5940236U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS504233A (ja) * 1972-12-18 1975-01-17
JPS5064969A (ja) * 1973-10-18 1975-06-02
JPS5064982A (ja) * 1973-10-19 1975-06-02

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53113579U (ja) * 1977-02-17 1978-09-09
JPS6011860Y2 (ja) * 1980-04-21 1985-04-18 セントラル硝子株式会社 板状体の移載装置における保護シート材保持装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS504233A (ja) * 1972-12-18 1975-01-17
JPS5064969A (ja) * 1973-10-18 1975-06-02
JPS5064982A (ja) * 1973-10-19 1975-06-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5940236U (ja) 1984-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4764074A (en) Pallet loading apparatus
GB2211811A (en) Transferring press-formed parts
JP3187564B2 (ja) パネル積込み方法及び装置とパレット装置
JPS6341373Y2 (ja)
JPS6323373Y2 (ja)
JPH0213385Y2 (ja)
JP3252528B2 (ja) 成形品積込方法およびその装置
JPS6121890B2 (ja)
CN214568518U (zh) 一种车身板件挂钩自动回收装置
JPH0462967B2 (ja)
JPS5851151Y2 (ja) 重畳匣鉢の分割搬送装置
JP3506091B2 (ja) 物品収納装置
JP3415735B2 (ja) 苗箱収集機構
JP3305964B2 (ja) 苗箱搬送処理機
JPS59102667A (ja) 搬送ライン上に於けるワ−ク組付け作業台車
JP3414960B2 (ja) 苗箱対地処理機
JPH10127113A (ja) 移動機構
JPH053472Y2 (ja)
JPH01110422A (ja) 物品移載装置
JPH02106510A (ja) パレット循環装置
JPH10127176A (ja) 苗箱搬送処理機
JPH10146134A (ja) 苗箱搬送処理機
JPH021575B2 (ja)
JPH10127170A (ja) 苗箱搬送処理機
JPS61197321A (ja) 複写機移載方法及びその装置