JPH021575B2

JPH021575B2 -

Info

Publication number: JPH021575B2
Application number: JP58206148A
Authority: JP
Inventors: Yoichi Muneda; Suehiro Hiratsutsumi
Original assignee: Hitachi Zosen Corp
Current assignee: Hitachi Zosen Corp
Priority date: 1983-11-02
Filing date: 1983-11-02
Publication date: 1990-01-12
Also published as: JPS6099441A

Description

【発明の詳細な説明】本発明はプレス成形品自動積込装置に関する。

従来、プレス成形品を搬送パレツトに積込む装
置は、プレス成形品を保持解放自在な保持具と、
この保持具をフイードバーからの保持位置とパレ
ツト上の解放位置との間で移動させる移動装置と
から成り、またその積込みは、プレス成形品１個
づつ行なわれており、従つて積込みに多くの時間
を要するという欠点があつた。

そこで、本発明は上記欠点を解消し得るプレス
成形品自動積込装置を提供することを目的とす
る。

即ち、本発明はフイードバーからのプレス成形
品受取部とパレツトへのプレス成形品積込部との
間に設けられたプレス成形品保持部に、プレス成
形品の保持移送装置を設けると共に該保持移送装
置下方に架台を配置し、該架台のプレス成形品受
取部とプレス成形品保持部とに亘つて搬送コンベ
ヤを設けると共に、上記架台の両側部にプレス成
形品を多段状にガイドするガイド体を上記搬送コ
ンベヤに沿つて往復移動自在に設け、上記架台の
プレス成形品受取部に、フイードバーによつて搬
送されてきたプレス成形品を受取る受取リフター
を、フイードバー近傍位置と搬送コンベヤの搬送
面下方位置との間で昇降自在に設け、上記架台の
保持移送装置下方位置に、上記ガイド体によつて
案内されると共に搬送コンベヤによつて搬送され
てきた多段積プレス成形品をその搬送向前後から
ガイドするガイド部材を有するアイドルリフター
を昇降自在に設け、且つ上記保持移送装置は、ア
イドルリフターによつて保持された多段積プレス
成形品を保持解放自在な保持具及び該保持具をプ
レス成形品保持部とプレス成形品積込部との間で
往復移動させる走行台車により構成し、更に上記
ガイド体を、プレス成形品の搬送方向に沿つて配
置されたガイドレールと、該ガイドレールに案内
されると共にシリンダー装置に連結されてプレス
成形品受取部とプレス成形品保持部との間で往復
移動自在にされた左右一対の可動板と、プレス成
形品を案内可能なガイド溝を有するとともに上記
各可動板に搬送方向と直角方向で揺動可動にそれ
ぞれ支持された左右一対のガイド枠と、これら各
ガイド枠をプレス成形品のガイド位置とプレス成
形品の解放位置との間で揺動させるシリンダー装
置とから構成したことを特徴とするプレス成形品
自動積込装置ある。本発明のかかる構成による
と、フイードバーからのプレス成形品を受取るリ
フター上に多段に積重ねると共に、この多段積み
されたプレス成形品をガイド体及び搬送コンベヤ
によりプレス成形品保持部まで搬送し、そしてこ
の多段積プレス成形品をプレス成形品保持移送装
置により一度にパレツト内に自動的に積込むこと
ができるため、従来のものに比べて、大幅に積込
時間を短縮することができる。また、プレス成形
品のガイド体の構成により、多段積みされたプレ
ス成形品を一対のガイド枠により保持した状態
で、プレス成形品を崩さずに受取部から保持部ま
で確実に移動させることができる。

以下、本発明の一実施例を第１図〜第７図に基
づき説明する。１は樋状のプレス成形品（以下、
単にパネルと称す）２をプレスするプレス機で、
パネル２の搬送方向Ａ下手には、フイードバー３
によつて搬送されてきたパネル２をパレツト４内
に複数列例えば３列で多段状に積重ねた状態で一
度に積込む自動積込装置５が設けられている。以
下、この自動積込装置５を詳細に説明する。６は
プレス機１の下手に配置されたフレームで、複数
本の支柱７と、これら支柱７上部に連結された上
部枠体８とにより構成されている。そして、その
内側空間はパネル搬送方向Ａに沿つて、上手から
下手に向つて順に、フイードバー３の後端がその
上方空間に来るようにされたパネル受取部（以
下、パネル受取位置と称す）ａと、上方空間にパ
ネル２を保持すると共にパレツト４上に移送する
パネル保持移送装置９が配置されたパネル保持部
（以下、パネル保持位置と称す）ｂと、下方にパ
レツト４の搬送装置（後述する）が配置されたパ
ネル積込部（以下、パネル積込位置と称す）ｃと
が設けられている。１０はフレーム６内下方のパ
ネル受取位置ａとパネル保持位置ｂとの間に亘つ
て配置された架台で、フイードバー３下面近傍位
置と床面１１上近傍位置との間で昇降自在にされ
ている。即ち、床面１１上にはパネル２の搬送方
向Ａ前後位置において４本のねじ棒１２が立設さ
れると共にこのねじ棒１２に螺合するめねじ棒１
３が架台１０の前後端面に取付けられ、更にこれ
らめねじ体１３は伝動軸１４を介して架台１０に
取付けられた駆動モータ１５により回転駆動され
る。また、上記架台１０には、その略全長に亘つ
て、搬送方向Ａに沿う複数条例えば４条のチエー
ンコンベヤ（搬送コンベヤ）１６が一定間隔置き
で並列に配置されている。そして、更にパネル受
取位置ａにおける架台１０には、フイードバー３
からのパネル２を順次多段状に受取つてチエーン
コンベヤ１６上に載せる受取リフター１７が設け
られている。即ち、受取リフター１７は、各チエ
ーンコンベヤ１６，１６間に配置された３個パネ
ル受取台１８と、これらパネル受取台１８を、そ
れぞれ前後一対の支持棒１９及び全支持棒１９を
連結する連結板２０を介して、フイードバー３下
面位置とチエーンコンベヤ１搬送面より下方位置
との間で昇させるシリンダー装置２１とから構成
されている。なお、上記各支持棒１９は架台１０
に設けられたガイド筒２２によつて案内される。
更に、パネル保持位置ｂにおける架台１０には、
パネル受取位置ａからチエーンコンベヤ１６によ
つて搬送される多段状に積まれたパネル（以下、
多段積パネルと称す）２を前檎方向に倒れないよ
うにガイドする第１、第２及び第３アイドルリフ
ター２３Ａ，２３Ｂ，２３Ｃが搬送方向Ａ上手か
ら下手に向つて順に配置されている。即ち、各ア
イドルリフター２３Ａ，２３Ｂ，２３Ｃは、各チ
エーンコンベヤ１６，１６間に配置された３組の
フオーク状のガイド部材（各組のガイド部材は、
受台２４ａ上に立設された前後一対又は２対のフ
オーク爪２４ｂから成る）２４と、これらガイド
部材２４を、前後一対の支持棒２５、及び全支持
棒２５を連結する連結板２６を介して、パネル保
持移送装置９下面近傍位置とチエーンコンベヤ１
６搬送面より下方位置との間で昇降させるシリン
ダー装置２７とから構成されている。２８は上記
架台１０の両側部にそれぞれ配置されたガイド体
で、多段積パネル２がチエーンコンベヤ１６によ
つて搬送される際に、側端部から多段積パネル２
を抱くと共にチエーンコンベヤ１６と一緒に移動
して多段積パネル２がくずれないようにガイドす
るためのものである。即ち、ガイド体２８は、第
３図及び第４図に示すように、架台１０の両側に
突設された突出部１０ａ上に且つ搬送方向Ａに沿
つて配置された左右一対のガイドレール２９，２
９′と、これらガイドレール２９，２９′に案内さ
れると共にシリンダー装置３０に連結されてパネ
ル受取位置ａとパネル保持位置ｂととの間で往復
移動自在にされた一対の可動板３１，３１′と、
パネル２の幅より少し広いガイド溝３３ａ，３
３′ａを有し且つ上記可動板３１，３１′内端部に
前後方向の水平ピン３２を介してパネル２長手方
向で揺動可能に支持された左右一対のガイド枠３
３，３３′と、これらガイド枠３３，３３′をパネ
ルガイド位置とパネル解放位置との間でそれぞれ
揺動させるシリンダー装置３４と、更に上記ガイ
ドレール２９，２９′を互いに接近させてパネル
２の長さに応じて左右のガイド枠３３，３３′間
の距離を調整する調整装置３５とから構成されて
いる。なお、上記調整装置３５は、パネル２長手
方向に沿つて配置されると共に両ガイドレール２
９，２９′に螺合された前後一対のねじ棒３６，
３６′と、これら両ねじ棒３６，３６′を回転させ
る駆動モータ３７とから構成されている。勿論、
ねじ棒３６，３６′の左右に設けられるねじ部は
互いに逆ねじにされている。また、パネル２をパ
レツト４内に積込むためのパネル保持移送装置９
は、フレーム６の上部枠体８に且つパネル保持位
置ｂとパネル積込位置ｃとの間で搬送方向Ａに沿
つて配設された一対の第１走行レール３８，３
８′上を、走行自在な走行台車３９と、この走行
台車３９上に且つパネル長手方向に沿つて配置さ
れた一対の第２走行レール４０，４０′を走行自
在な左右一対の横行台４１，４１′と、これら各
横行台４１，４１′にガイド体４２，４２′介して
それぞれ昇降可能に保持された昇降軸体４３，４
３′と、この昇降軸体４３，４３′下端に水平ピン
４４を介してパネル長手方向に沿う鉛直面内で揺
動可能に取付けられた保持爪（保持具）４５，４
５′と、上記昇降軸体４３，４３′と、上記昇降さ
せる昇降駆動装置（ラツク７５Ａ、ピニオン７５
Ｂ及びピニオン駆動用モータ７５ｃ）７５と、上
記昇降軸体４３，４３′に取付けられ上記保持爪
４５，４５′を多段積パネル２保持位置と多段積
パネル２解放位置との間でそれぞれ揺動させるシ
リンダー装置４６，４６′と、上記走行台車３９
の駆動装置（ラツク４７Ａ、ピニオン４７Ｂ及び
ピニオン駆動用モータ４７Ｃより成る）４７と、
横行台４１，４１′を走行させて保持爪４５，４
５′間距離を調整する駆動装置（めねじ体４８Ａ、
ねじ棒４８Ｂ及びねじ棒駆動用モータ４８Ｃ）４
８とから構成されている。なお、４９，４９′は
各昇降軸体４３，４３′の内側下部に取付けられ
たパネルガイド用の側板である。５０はパネル積
込位置ｃ下方に設けられたパレツト搬送装置で、
その一端側に配置されたパレツト搬入用ローラコ
ンベヤ５１から空のパレツト４を受取ると共にパ
ネル積込位置ｃ直下に搬送し、更にパネル２が積
込まれたパレツト４を他端側に配置されたパレツ
ト搬送用ローラコンベヤ５２に受渡すためのもの
である。なお、上記パレツト搬入及び搬送用ロー
ラコンベヤ５１，５２はパレツト４の自重を利用
してそ搬出入を行なうようにしているため、パレ
ツト搬送用ローラコンベヤ５１はパレツト搬送装
置５０に向つて下向きに傾斜され、またパレツト
搬送用ローラコンベヤ５２はパレツト搬送装置５
２から搬送方向に下向きに傾斜されている。上記
パレツト搬送装置５０はパレツト搬送方向Ａと直
角方向に配置された左右一対のパレツト搬送チエ
ーン５３，５３′と、この一対のパレツト搬送チ
エーン５３，５３′間に且つ一端側から他端側に
向つて順に配置されたパレツト受取用のローラ付
第１昇降テーブル５４、パレツト方向転換用の昇
降ターンテーブル５５及びパレツト受渡用のロー
ラ付第２昇降テーブル５６とから構成されてい
る。上記第１及び第２昇降テーブル５４，５６の
各ローラ面はそれぞれパレツト搬入用及び搬出用
ローラコンベヤ５１，５２のローラ面と同一傾斜
にされると共に、それぞれその下部に設けられた
昇降用シリンダー装置５７，５８によつて、パレ
ツト搬送チエーン５３，５３′の搬送面より上方
位置で且つパレツト搬入及び搬出用ローラコンベ
ヤ５１，５２の搬送面と一致する搬出入可能位置
と、パレツト搬送チエーン５３，５３′の搬送面
より下方位置となる搬送可能位置との間で昇降自
在にされている。また、昇降自在ターンテーブル
５５は、その下部に設けられたシリンダー装置５
９によつて、パレツト搬送チエーン５３，５３′
の搬送面より下方位置となる搬送可能位置と、搬
送面より上方位置となるパレツト４のターン可能
位置との間で昇降自在にされている。６０はパレ
ツト搬入用ローラコンベヤ５１の中央に且つパレ
ツト搬送装置５０側位置で設けられたパレツト４
のストツパー装置で、水平ピン６１を介して鉛直
面内で揺動可能に支持されたストツパー本体６２
と、このストツパー本体６２を、パレツト４に係
合する係合位置とパレツト４を解放する解放位置
との間で揺動させるシリンダー装置（図示せず）
とから構成されている。なお、６３はパネル受取
位置ａの上方部に設けられたサブスタツカーで、
多段積パネル２をガイドするガイド体２８がチエ
ーンコンベヤ１６と一緒に移動している間に、フ
イードバー３によつて搬送されてくるパネル２を
一時的に保持するためのものである。即ち、第７
図に示すように、上記サブスタツカー６３は、フ
レーム６の上部枠体からシリンダー装置６４によ
つて昇降自在に保持された昇降体６５と、この昇
降体６５に水平方向で出退可能に保持されると共
にパネル２を先端部に支持する左右一対の出退杆
６６と、これら各出退杆６６の下面に形成された
ラツク歯６６ａに噛合するピニオン６７と、上記
昇降体６５に設けられたシリンダー装置６８によ
り昇降自在に保持されると共に上記ピニオン６７
に噛合するラツク歯６９ａを有するラツク体６９
と、上記出退杆６６の先端部に設けられたパネル
２の固定ガイド棒７０と、同じく出退杆６６の先
端部で且つ固定ガイド棒７０よりフイードバー３
寄り位置に水平ピン７１を介して矢印方向Ｂに揺
動可能に設けられた可動ガイド棒７２と、この可
動ガイド棒７２をパネル保持位置（第７図実線位
置）とパネル解放位置（第７図仮想線位置）との
間で揺動させるシリンダー装置７３とから構成さ
れている。なお、７４は昇降体６５用の左右一対
のガイド棒である。

次に、パネルの積込み動作について説明する。

まず、ガイド体２８がパネル受取位置ａにある
と共に受取りリフター１７のパネル受取台１８が
フイードバー３直下に上昇している状態におい
て、フイードバー３によつて搬送されてきたパネ
ル２はパネル受取台１８上に順番に多段状に載置
されていく。この時、パネル２が積重ねられるに
従つてパネル受取台１８が徐々に下がると共にガ
イド枠３３，３３′のガイド溝３３ａ，３３′ａに
よつてくずれないように多段積される。パネル受
取台１８がチエーンコンベヤ１６の搬送面まで降
下すると、チエーンコンベヤ１６及びガイド体２
８が一緒に矢印Ａ方向に移動して、多段積パネル
２をパネル受取位置ａからパネル保持位置ｂの第
３アイドルリフター２３Ｃ上まで搬送する。次
に、第３アイドルリフター２３Ｃガイド部材２４
が上昇して多段積パネル２をその位置で保持し、
そきてガイド体２８が第５図矢印Ｃ方向に揺動し
て多段積パネル２を解放した後、再び元のパネル
受取位置ａに戻ると共に矢印Ｄ方向に起立する。
なお、ガイド体２８が移動している間、フイード
バー３によつて搬送されてくるパネル２は一時的
にサブスタツカー６３によつて保持されている。
ガイド体２８が元の位置に戻ると、受取リフター
１７が作動してパネル受取台１８上にパネル２を
多段状に保持し、そして再びチエーンコンベヤ１
６及びガイド体２８によつて多段積パネル２は第
２アイドルリフター２３Ｂ上まで搬送された後、
第２アイドルリフター２３Ｂのガイド部材２４に
よつてその位置で保持される。そして、もう一列
多段積パネル２が第３アイドルリフター２３Ａに
よつて保持されると、今度は架台１０が第１図仮
想線位置即ちパネル保持移送装置９直下まで上昇
する。次に、パネル保持移送装置９の昇降軸体４
３，４３′が少し降下すると共にその保持爪４５，
４５′が作動して３列の多段積パネル２をすべて
保持すると、各アイドルリフター２３Ａ，２３
Ｂ，２３Ｃ又は架台１０がゆつくり降下して各ガ
イド部材２４が多段積パネル２から離脱する。次
に、昇降軸体４３，４３′が少し上昇した後、走
行台車がゆつくりパネル積込位置ｃまで移動す
る。そして、昇降軸体４３，４３′がゆつくり降
下して多段積パネル２を昇降ターンテーブル５５
上方位置に搬送されたパレツト４内に位置させる
と共に保持爪４５，４５′が解放位置に揺動し、
３列の多段積パネル２をパレツト４内に移す。次
にパレツト搬送チエーン５３，５３′が駆動され
てパレツト４が第２昇降テーブル５６上まで搬送
されると、第２昇降テーブル５６がパレツト搬送
チエーン５３，５３′の搬送面より上方に上昇す
る。すると、パレツト４は自重により第２昇降テ
ーブル５６からパレツト搬送ローラコンベヤ５２
上に乗り移ると共にそのまま所定の場所まで搬送
される。このように、上記手順を繰返してパネル
２は多段積みで且つ３列状態で一度にパレツト４
に自動的に積込まれる。なお、空のパレツト４
は、パレツト搬入用ローラコンベヤ５１からスト
ツパー装置６０により１個づつパレツト搬送チエ
ーン５３，５３′上に搬入される。また、上昇タ
ーンテーブル５５は、パネル２の積込方向を変更
したい場合に、回転駆動される。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図
は全体側面図、第２図は全体平面図、第３図は第
１図の−断面図、第４図はガイド体の斜視
図、第５図はガイド体の正面図、第６図はパレツ
ト搬送装置の斜視図、第７図はサブスタツカーの
側面図である。２……プレス成形品（パネル）、３……フイー
ドバー、４……パレツト、５……自動積込装置、
９……パネル保持移送装置、１０……架台、１６
……チエーンコンベヤ（搬送コンベヤ）、１７…
…受取リフター、１８……パネル受取台、２１…
…シリンダー装置、２３Ａ，２３Ｂ，２３Ｃ……
アイドルリフター、２４……ガイド部材、２４ｂ
……フオーク爪、２７……シリンダー装置、２８
……ガイド体、３３，３３′……ガイド枠、３３
ａ，３３′ａ……ガイド溝、３９……走行台車、
４３，４３′昇降軸体、４５，４５′……保持爪
（保持具）、５０……パレツト搬送装置、５１……
パレツト搬入用ローラコンベヤ、５２……パレツ
ト搬出用ローラコンベヤ、５３，５３′……パレ
ツト搬送チエーン、５４……第１昇降テーブル、
５６……第２昇降テーブル、６３……サブスタツ
カー、７５……昇降駆動装置。

Claims

【特許請求の範囲】

１フイードバーからのプレス成形品受取部とパ
レツトへのプレス成形品積込部との間に設けられ
たプレス成形品保持部に、プレス成形品の保持移
送装置を設けると共に該保持移送装置下方に架台
を配置し、該架台のプレス成形品受取部とプレス
成形品保持部とに亘つて搬送コンベヤを設けると
共に、上記架台の両側部にプレス成形品を多段状
にガイドするガイド体を上記搬送コンベヤに沿つ
て往復移動自在に設け、上記架台のプレス成形品
受取部に、フイードバーによつて搬送されてきた
プレス成形品を受取る受取リフターを、フイード
バー近傍位置と搬送コンベヤの搬送面下方位置と
の間で昇降自在に設け、上記架台の保持移送装置
下方位置に、上記ガイド体によつて案内されると
共に搬送コンベヤによつて搬送されてきた多段積
プレス成形品をその搬送方向前後からガイドする
ガイド部材を有するアイドルリフターを昇降自在
に設け、且つ上記保持移送装置は、アイドルリフ
ターによつて保持された多段積プレス成形品を保
持解放自在な保持具及び該保持具をプレス成形品
保持部とプレス成形品積込部との間で往復移動さ
せる走行台車により構成し、更に上記ガイド体
を、プレス成形品の搬送方向に沿つて配置された
ガイドレールと、該ガイドレールに案内されると
共にシリンダー装置に連結されてプレス成形品受
取部とプレス成形品保持部との間で往復移動自在
にされた左右一対の可動板と、プレス成形品を案
内可能なガイド溝を有するとともに上記各可動板
に搬送方向と直角方向で揺動可動にそれぞれ支持
された左右一対のガイド枠と、これら各ガイド枠
をプレス成形品のガイド位置とプレス成形品の解
放位置との間で揺動させるシリンダー装置とから
構成したことを特徴とするプレス成形品自動積込
装置。