JPH10127113A - 移動機構 - Google Patents

移動機構

Info

Publication number
JPH10127113A
JPH10127113A JP29132296A JP29132296A JPH10127113A JP H10127113 A JPH10127113 A JP H10127113A JP 29132296 A JP29132296 A JP 29132296A JP 29132296 A JP29132296 A JP 29132296A JP H10127113 A JPH10127113 A JP H10127113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
moving
seedling
frame
moving body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29132296A
Other languages
English (en)
Inventor
Mizuki Tanaka
瑞樹 田中
Retsu Fujioka
烈 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP29132296A priority Critical patent/JPH10127113A/ja
Publication of JPH10127113A publication Critical patent/JPH10127113A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Machines (AREA)
  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 往復移動する移動体を停止位置で確実かつ簡
単に停止させることができる共に、レール及びフレーム
の幅も小さくなし得るようにする。 【解決手段】 フレーム89に対して移動体91を往復
移動自在に保持し、移動体91を原動機160を介して
往復移動させるようにした移動機構において、フレーム
89に、移動体91の移動方向に間隔をおいて複数個の
車輪90が設けられると共に、前記複数個の車輪90の
転動に伴って移動体91がフレーム89に対して往復移
動するように前記複数個の車輪90に係合するレール9
1aが、移動体91に設けられ、フレーム89に、前記
原動機160により往復回転駆動される無端索体159
が移動体91の移動方向に設けられ、無端索体の往復回
転駆動によって移動体91が往復移動するように、前記
無端索体159の中途部が移動体91に連結されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレームに対して
移動体を原動機を介して往復移動させるようにした移動
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、苗箱を敷設・回収する苗箱搬送
処理機は、苗箱敷設と苗箱回収とに可変可能な作業装置
と作業装置に苗箱を供給する箱供給装置と作業装置から
苗箱を収集する箱収集装置とから構成され、そのうちの
箱供給装置に、苗箱を積層した箱受持体を載置した移動
体を、フレームに対して左右往復移動自在に保持し、こ
の移動体をモータを介して左右往復移動させるようにし
た横移動機構が設けられている。
【0003】ところが、この種の従来の移動機構は、移
動体に車輪を設けると共に、フレームに移動体の車輪が
転動する左右方向にレールを設け、モータにより前記車
輪の車軸に設けたスプロケット(ギヤ)を回転駆動し、
これにより移動体を左右方向に往復移動させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、技術では、移
動体を停止させる際にフレームのレールに対して移動体
の車輪がスリップするため、モータの停止と同時に車輪
等に設けたブレーキを作動させても正確な位置に停止さ
せるのが困難であった。また、従来の場合、移動体が往
復移動する全範囲に亘ってレールを設ける必要があるた
め、長いレールが必要になるし、これに対応してフレー
ムの幅が大きくなるという問題があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑み、往復移動する
移動体を停止位置で確実かつ簡単に停止させることがで
きる共に、レール及びフレームの幅も小さくなし得るよ
うにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の第1の技術的手段は、フレーム89に対して
移動体91を往復移動自在に保持し、移動体91を原動
機160を介して往復移動させるようにした移動機構に
おいて、フレーム89に、移動体91の移動方向に間隔
をおいて複数個の車輪90が設けられると共に、前記複
数個の車輪90の転動に伴って移動体91がフレーム8
9に対して往復移動するように前記複数個の車輪90に
係合するレール91aが、移動体91に設けられ、フレ
ーム89に、前記原動機160により往復回転駆動され
る無端索体159が移動体91の移動方向に設けられ、
無端索体159の往復回転駆動によって移動体91が往
復移動するように、前記無端索体159の中途部が移動
体91に連結されている点にある。
【0007】本発明の第2の技術手段は、前記無端索体
159が、移動体91の移動方向に離間した一対のスプ
ロケット164間に卷回したチェーンにより構成されて
いる点にある。本発明の第3の技術手段は、前記レール
91aが、移動体91の前記移動方向に直交する方向の
両側に設けられ、前記フレーム89に移動体91の移動
方向に間隔をおいて設けられた複数の車輪90が、前記
各レール91aに対応して二列に設けられ、前記一対の
レール91aが、移動体91を往復移動自在に保持する
ように、前記複数個の車輪90の列に夫々係合されてい
る点にある。
【0008】従って、原動機160の動力は無端索体1
59に伝達されて無端索体159が回転駆動する。無端
索体159の回転駆動によって移動体91が無端索体1
59により引っ張られ、これによりレール91aが複数
個の車輪90の転動に伴ってレール91a長手方向に移
動し、その結果車輪90の定位置での転動によって移動
体91がスムーズに移動する。そして、原動機160の
駆動停止によって無端索体159の回転駆動を停止させ
ると、移動体91がフレーム89との間でスリップする
ことなく停止位置で正確に停止する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜5には、苗箱搬送処理機と
して、苗箱敷設機と苗箱回収機とに変更可能にした苗箱
敷設回収機の全体を示している。この苗箱敷設回収機は
中央に歩道を形成して左右各4枚計8枚(左右各8枚計
16枚又はその他の枚数でもよい)の苗箱Nを横並びに
同時に敷設しかつ回収できる構成である。
【0010】前記苗箱敷設回収機は、作業装置Aと箱供
給装置Bと箱収集装置Cの連結分離可能な3装置から構
成されており、作業装置Aに箱供給装置Bを連結するこ
とにより苗箱敷設機(図4に示す)となり、作業装置A
に箱収集装置Cを連結することにより苗箱回収機(図5
に示す)となり、作業装置Aだけでもその上に載置でき
る枚数の苗箱Nを敷設・回収することができる。
【0011】図1〜22において、作業装置Aは大別し
て、苗箱Nを載置して左右方向中央部の基点位置から左
右の受け渡し位置への分配と左右受け渡し位置から基点
位置への収集とが可能でかつ受け渡し位置で前後移動可
能な縦横搬送機構5と、苗箱Nを載置して縦横搬送機構
5に対して受け渡し可能でかつ載置した苗箱Nを地面に
対して受け渡し可能な前後搬送機構6と、縦横搬送機構
5の基点位置への後方位置からの苗箱N移動と基点位置
から後方位置への苗箱N移動とが可能な受渡機構7と、
地面に放出した苗箱Nを前方へ押動して前後間隔を詰め
る箱揃え手段16と、地面に敷設した苗箱Nの周縁Na
を引っ掛けて前後搬送機構6上に持ち上げる箱取り上げ
機構17とを有し、これらを作業走行機体A2上に装備
している。
【0012】図1、4〜7において、作業走行機体A2
は走行台29に機本体31を上下方向の旋回軸心30回
りに旋回自在に支持し、この機本体31に電動モータ又
はエンジン等の駆動源28、油圧ポンプ、エアコンプレ
ッサ、操作盤等を搭載し、走行台29の左右に配置した
左右クローラ走行部32を油圧モータで駆動するように
なっており、単独で走行・操縦可能であ、ラジコン操縦
するようになっているが、操作盤から手動操縦するよう
にしてもよい。機本体31は走行台29に旋回自在に支
持された板状の基台31Aと、その上に固定された横長
枠形状の基枠31Bとを有する。
【0013】縦横搬送機構5は基枠31B上に配置され
ており、中央の基点位置に配置されていて1枚の苗箱N
を載置して左右に分配可能でかつ左右から受入れ可能な
中央送り部5Cと、この中央送り部5Cの左右に位置し
てそれぞれ4枚の苗箱Nを横並びに載置可能でかつ中央
送り部5C及び前後搬送機構6と苗箱Nの受け渡しをす
る左右側送り部5L、5Rとを有する。
【0014】前記縦横搬送機構5は、図6〜13に示す
ように、前後多数枚のスラット板33をチェーン34で
連結してエンドレスに形成し、この各スラット板33に
複数個のコロローラ35をスラット板33移動方向に対
して45度の傾斜角を付けた軸を介して取り付け、チェ
ーン34をスプロケット及びモータを介して駆動可能に
してコンベア構造部が構成され、中央送り部5Cの前後
及び左右並びに左右側送り部5L、5Rの前後に配置さ
れる中ストッパ42、左ストッパ43、右ストッパ44
及び左右外端の壁と相まって、載置した苗箱Nを前後及
び左右に移動可能に構成されている。
【0015】すなわち、コンベア構造部のスラット板3
3が前後に移動すると、その上に載置された苗箱Nも同
方向に移動するが、移動方向前側に移動を規制するスト
ッパが存在して苗箱Nがそのストッパに当接すると、そ
の反発力がコロローラ35に伝わり、苗箱Nをスラット
板33の移動方向と直交する方向に移動される。中央送
り部5Cと左側送り部5Lのコンベア構造部のコロロー
ラ35の軸心は同一方向に傾斜されており、右側送り部
5Rのそれはそれらと逆方向に傾斜されている。
【0016】前記ストッパは中央送り部5Cには前後左
右に、左右側送り部5L、5Rには前後にそれぞれ配置
され、左右側送り部5L、5Rの外側部の壁も苗箱Nの
移動を規制するストッパとなっている。中央送り部5C
と左右側送り部5L、5Rとの間のローラ50は受け渡
し案内ローラとなっている。中央送り部5C用の中前ス
トッパ42F及び左右側送り部5L、5R用の左右後ス
トッパ43B、44Bは、縦横搬送機構5の機構フレー
ム41に固定の壁板で形成されていて、ストッパ作用位
置に固定である。中央送り部5C用の中後ストッパ42
B及び左右前ストッパ43F、44Fはエアシリンダ4
6等によって下側から上昇して作用位置となり、中左右
ストッパ42L、42Rは機構フレーム41の中央に固
定の支持枠47に支持されたエアシリンダ48等によっ
て上側から下降して作用位置となる。すなわち、中後ス
トッパ42B、中左右ストッパ42L、42R、左右前
ストッパ43F、44Fは昇降自在なシャッタとなって
いる。
【0017】中前ストッパ42F、中左右ストッパ42
L、42Rを作用位置に配置した状態で、中央送り部5
Cのコンベア構造部を前方向(図8、10の矢印45方
向)に移動させて、苗箱Nを前方向に移動して中前スト
ッパ42Fに当接させ、その後に中後ストッパ42Bを
作用位置に配置しかつ中右ストッパ42Rを後退位置に
すると共に中央送り部5Cのコンベア構造部を後方向
(図8、10の矢印45方向と逆方向)に移動させ、そ
して、苗箱Nを中後ストッパ42Bに当接させて右移動
させ、かつ右側送り部5Rの前方向移動によって右前ス
トッパ44Fに当接させながら右移動を行わせる。これ
を4回繰り返すと、右側送り部5Rの全域に4個の苗箱
Nが配列される。
【0018】中前ストッパ42F、中左右ストッパ42
L、42Rを作用位置に配置した状態で、中央送り部5
Cのコンベア構造部を前方向に移動させて、苗箱Nを前
方向に移動して中前ストッパ42Fに当接させ、その後
に中左ストッパ42Lを後退させて左側送り部5Lに渡
し、左側送り部5Lの前方向移動によって左前ストッパ
43Fに当接しながら左移動を続けさせる。これを4回
繰り返すと、左側送り部5Lの全域に4個の苗箱Nが配
列される。
【0019】左右各4個の苗箱Nが左右側送り部5L、
5Rの受け渡し位置に分散配置された状態で、左前スト
ッパ43Fと右前ストッパ44Fとを作用位置から下方
へ後退させ、左右側送り部5L、5Rを同時に前方移動
させると、8個の苗箱Nは同時に縦横搬送機構5から前
方へ移動され、前後搬送機構6に供給される。また逆
に、左右側送り部5L、5Rのコンベア構造部を後方移
動させて前方の前後搬送機構6から8個の苗箱Nを同時
に受け入れた後に、左前ストッパ43F、中後ストッパ
42B、中右ストッパ42R及び右前ストッパ44Fを
作用位置に進出させ、かつ左側送り部5Lの中央側から
2個目の位置の苗箱Nを電磁ソレノイド等で形成された
左停止具49Lで左前ストッパ43Fに押さえ付けて停
止させ、その状態で左側送り部5L及び中央送り部5C
のコンベア構造部を移動させ、苗箱Nを1つずつ中央送
り部5Cへ移動し、そして中央送り部5Cから後方位置
へ移動する。
【0020】このとき、左側送り部5L及び中央送り部
5Cでは後方移動させて、その上の苗箱Nを左後ストッ
パ43Bと中後ストッパ42B及び中右ストッパ42R
とを介して中央送り部5Cへ移動収集し、中後ストッパ
42B後退させたのち中央送り部5Cで後方へ移動させ
る。右側送り部5R上の苗箱Nは、右側送り部5Rを後
方移動させ中央送り部5Cを前方移動させて、その上の
苗箱Nを右後ストッパ44Bと中左ストッパ42L及び
中後ストッパ42Fとを介して中央送り部5Cへ移動
し、右停止具49Rを作用して、後続の苗箱Nを停止さ
せながら中央送り部5Cへ1個ずつ搬送して収集し、中
後ストッパ42Bを下方へ後退させ中央送り部を後方移
動して苗箱をて後方移動させる。
【0021】前記縦横搬送機構5の機構フレーム41上
には、苗箱Nを検出するために所要位置に光電センサ又
はマイクロスイッチ等の検出センサが多数設けられてお
り、中央送り部5C、左右側送り部5L、5Rへの苗箱
Nの搬入・搬出等を検出して、コンベア構造部、中後ス
トッパ42B、中左右ストッパ42L、42R、左右前
ストッパ43F、44F等の可動ストッパ、左右停止具
49L、49R等を適宜作動させるようになっている。
【0022】また、縦横搬送機構5のコンベア構造部
は、コロローラ35の軸心の傾斜方向を中央送り部5C
と右側送り部5Rとを同一方向にしたり、全送り部5
C、5L、5Rを同一方向にしたりしてもよく、苗箱N
の搬入・搬出も左右側送り部5L、5Rのどちらを先に
してもよい。図5〜8、14〜18において、前後搬送
機構6はベルトコンベヤ(又はチェーン、ホイール、ロ
ーラ等のコンベヤでもよい)で形成された前後搬送手段
18と、前後搬送手段18を前後水平移動させる水平移
動手段10と、前後搬送手段18を搬送面が前下向き傾
斜姿勢の状態から上昇させながら水平姿勢に変更する昇
降手段11とを有し、水平移動手段10及び昇降手段1
1は、左右各1組が走行部の左右側方、即ち左右側送り
部5L、5Rの下側で機本体31の基枠31Bに装備さ
れており、前後搬送手段18の前方には箱揃え手段16
が配置されている。
【0023】前記左右の各前後搬送手段18は、支持フ
レーム37に4組のベルトコンベア38が支持され、支
持フレーム37の側面に設けたモータ39及び回転軸3
6によって同時駆動され、4個の苗箱Nを同時に載置し
て前後方向に搬送可能となっている。左右支持フレーム
37の側部にはモータ39より前側に接地輪51が設け
られ、前部には各ベルトコンベア38に対応してブラケ
ット40が設けられ、このブラケット40はベルトコン
ベア38の前側從動プーリを支持すると共にローラで形
成された当接具23が回転自在に支持されている。
【0024】この当接具23はベルトコンベア38の延
長上で地面に近接して位置されるもので、箱揃え手段1
6を構成しており、前方移動で地上の苗箱Nを押して前
後位置を揃え、既に敷設された苗箱Nとの前後間隔をな
くすことができ、また、ベルトコンベア38から地上に
苗箱Nを放出するときに落差を少なくできるようにして
いる。この当接具23は接地輪51があるので接地しな
いが、接地させるようにしてもよい。
【0025】127は左右各前後搬送手段18の支持フ
レーム37を支持した左右一対の支持アームで、前端の
横軸129を介して支持フレーム37の前後中央より後
側を枢支し、横軸129に遊嵌の受けアーム130を支
持フレーム37の前後方向略中央に当接し、かつ姿勢変
更具125を介して前後搬送手段18の姿勢を所要に保
持するようになっている。
【0026】支持アーム127は後部が立ち上がった側
面視略L字形状の板材で形成され、その後上端が回動軸
131に固定されており、この回動軸131は軸受を介
して移動枠132に回動自在に支持され、移動枠132
は車輪を介して機本体31の基枠31Bに固定の左右支
持レール126に前後移動可能に支持されている。基枠
31Bの左右各側部の下側には空気圧又は油圧の水平ア
クチュエータ128が設けられており、この水平アクチ
ュエータ128のピストンロッドは移動枠132に連結
されており、これらによって、水平アクチュエータ12
8の作動で前後搬送手段18を前後方向に水平移動させ
る水平移動手段10が構成されている。
【0027】また、移動枠132には昇降アクチュエー
タ133が設けられており、この昇降アクチュエータ1
33のピストンロッドは回動軸131に固定のアーム1
34に連結されている。前記移動枠132からブラケッ
ト135を突出して回動軸131と同心位置にスプロケ
ット136を固定し、横軸129にスプロケット137
を遊嵌して前記受けアーム130と固定し、支持アーム
127の中途2ヶ所に遊転スプロケット138を支持
し、これらスプロケット136、137、138等にチ
ェーン139を巻き掛けており、これらによって姿勢変
更具125が構成され、この姿勢変更具125、昇降ア
クチュエータ133及び回動軸131等によって昇降手
段11が構成されている。
【0028】この昇降手段11は、昇降アクチュエータ
133を作動して回動軸131を介して支持アーム12
7を回動することにより、前後搬送手段18を上位置の
縦横搬送機構5と略同一高さまで上昇し、これと同期し
て、姿勢変更具125のスプロケット136に対するチ
ェーン139の巻き掛け位置が変化してスプロケット1
37が回動し、支持アーム127に対して受けアーム1
30が上方向に屈曲し、前後搬送手段18を前下向き姿
勢から略水平姿勢に変更する。
【0029】前記昇降アクチュエータ133を逆作動す
れば、前記と逆に、前後搬送手段18は苗箱Nを縦横搬
送機構5と受け渡し可能な略水平姿勢上昇位置から、苗
箱Nを地面と受け渡し可能な前下向き姿勢下降位置まで
移動しながら姿勢変更される。前記姿勢変更具125
は、支持アーム127と受けアーム130との間に空気
圧又は油圧のシリンダ又はその他の揺動手段を設け構成
してもよく、支持アーム127の昇降と同期して受けア
ーム130を回動することにより前後搬送手段18の姿
勢を変更しているが、支持アーム127を上昇した後に
前後搬送手段18を前下向き姿勢から略水平姿勢に変更
し、下降した後に略水平姿勢から前下向き姿勢に変更し
てもよい。
【0030】前記前後搬送手段18は支持アーム127
に枢支されているが、受けアーム130に対しては担持
されているだけであり、前下向き姿勢で接地輪51が接
地しているとき、地面の凹凸に追従して上下動可能であ
る。受渡機構7は、図6〜8に示すように、縦横搬送機
構5の中央基点位置の後方に位置していて、中央送り部
5Cとそれより後方の位置との間で苗箱Nを前後方向に
搬送可能になっている。
【0031】前記受渡機構7は例えば、モータを内蔵し
た自転ローラを複数本有するローラコンベヤで形成さ
れ、そのフレーム142の前部は機本体31又は縦横搬
送機構5の機構フレーム41に対して横軸状枢支軸14
3回りに回動自在に連結され、その後部は箱供給機構8
及び箱収集機構9上に載置して連結可能になっている。
図1〜7、19〜23において、箱取り上げ機構17は
機本体31の基枠31Bの左右側部から前方に突出した
前フレーム56に、左右各4組計8組設けられている。
前フレーム56は側面視L字状で平面視コ字状であり、
左右両端は機本体31に対して支持ピン57を介して枢
支連結され、両方の三角状のブラケット58をボルト連
結することにより一体状にしており、ボルトの締結解除
によって前フレーム56を上方へ折り畳み可能になって
いる。
【0032】前フレーム56の左右側部には、前フレー
ム56の重量を支持する車輪52が設けられ、前下向き
に突出したブラケット53Aを介して光電センサ等でな
る前端センサ53Bが取り付けられている。前端センサ
53Bは回収時に苗箱Nの苗を検出して、苗箱Nの存在
を検出し、作業装置Aの停止位置を決定するものであ
る。
【0033】箱取り上げ機構17において、前記前フレ
ーム56の前部には左右にそれぞれ4本の上方向のガイ
ドレール60が固定され、1個のブレーキ付き昇降シリ
ンダ62が支持され、2本のガイド杆59が上下動可能
に案内されており、2本のガイド杆59の下端に昇降台
61が取り付けられていて、この昇降台61を昇降すべ
く昇降シリンダ62のピストンロッドが連結されてい
る。
【0034】昇降台61には側面視L字状の連結具63
が固定され、この連結具63の下部にピンを介して側面
視L字状の揺動具64の中途部が枢支され、この揺動具
64に縦シリンダ67が取り付けられると共に、その上
部にガイドレール60に係合したコロ65が設けられて
いる。ガイドレール60は下部近傍が後方側に屈曲され
ていて、この屈曲部分60Aをコロ65が通過すると
き、揺動具64が揺動して縦シリンダ67の姿勢を変え
るようになっている。
【0035】前記縦シリンダ67のピストンロッドの下
部には前後動シリンダ68が取り付けられ、この前後動
シリンダ68のピストンロッドの前部には取り付け台6
9が取り付けられている。前記前後動シリンダ68及び
取り付け台69にはそれぞれ2本のガイド杆70、71
が固定されていて、それぞれのガイド杆70、71は縦
シリンダ67と前後動シリンダ68のシリンダを保持す
る部材に長手方向移動自在に案内されている。
【0036】取り付け台69は左右に略三角形状の側板
72が取り付けられ、この側板72には前後に小さい車
輪と中央に大きい車輪73A、73B、73Cが設けら
れ、これら車輪73A、73B、73Cは接地して後述
する掛け爪の地面に対する位置及び姿勢を保持するよう
になっている。取り付け台69には角材状の支持体14
5が支持されると共にその後方に裏板146が取り付け
られている。前記支持体145は左右方向中央に縦軸1
47にナットを螺合することにより取り付け台69に取
り付けられていて、縦軸147を中心に若干揺動可能で
あり、裏板146に設けた左右一対の弾性受け体148
により中立位置(左右方向に沿う姿勢)に弾力的に保持
されるようになっている。
【0037】前記支持体145には2本の支持杆149
が前後方向に貫通され、その支持杆149の前端に爪取
り付け体150が取り付けられ、支持杆149に嵌装し
たスプリング151によって前方へ付勢されている。爪
取り付け体150にはツールバー152が設けられ、こ
のツールバー152に左右一対の掛け爪153が左右位
置調整可能に取り付けられている。左右一対の掛け爪1
53は前端が苗箱Nの周縁Naの下向きフランジとなっ
ている部分を下側から掛合する形状であり、下向きフラ
ンジの裏側のリブを回避して掛合できるように複数本設
けられている。
【0038】前記支持体145、支持杆149、爪取り
付け体150、スプリング151、ツールバー152及
び掛け爪153等は共に掛止具22を構成しており、こ
の掛止具22は掛け爪153を取り付け台69に直接取
り付けて構成することもできる。また、掛け爪153又
は掛止具22の代わりに当接具23を取り付けることに
より箱取り上げ機構17を箱揃え手段16とすることも
可能である。
【0039】154は取り付け台69に取り付け板15
5を介して設けらけれた苗箱検出センサであり、掛け爪
153が苗箱Nと当接して爪取り付け体150が後方移
動したときにそれを検出して、苗箱Nの存在を検出する
ようになっている。この苗箱検出センサ154は取り付
け板155を回動することにより前後位置を調整可能で
ある。
【0040】なお、前記車輪73を地面の凹凸に倣わせ
るために、前後動シリンダ68のピストンロッドに対し
て取り付け台69を前後軸回りに若干揺動できるように
しておくことが好ましい。この実施形態の箱取り上げ機
構17は、作業装置Aを前進させて、前端センサ53B
で苗箱Nを検出して作業開始位置に停止させ、車輪73
を接地した状態で前後動シリンダ68を突出作動させる
か、又は前後動シリンダ68を突出作動状態にしておい
て作業走行機体2Aを再び前進させるかすると、掛止具
22の掛け爪153が敷設状態の苗箱Nと当接して爪取
り付け体150が弾力的に後方移動し、苗箱検出センサ
154がそれを検出して前後動シリンダ68の突出作動
又は走行機体2Aの前進を停止する(図20の状態)。
【0041】このとき、敷設状態の苗箱Nの前後位置が
左右で不揃いになっていても、スプリング151を介し
て爪取り付け体150が前後動することにより吸収し、
苗箱Nが傾いていても、縦軸147及び左右一対の弾性
受け体148を介して支持体145が揺動することによ
り吸収され、一対の掛け爪153が苗箱Nの周縁Naと
適正に掛合する。
【0042】停止した状態で昇降シリンダ62を作動し
て昇降台61を少し上昇し、これにより全掛け爪153
で苗箱Nの周縁Naの下向きフランジとなっている部分
を下側から掛合し、かつ苗箱Nの後部を持ち上げる。こ
のとき、コロ65がガイドレール60の屈曲部分60A
に入るため、連結具63が上昇しながら揺動し、前後動
シリンダ68及び掛止具22を前後搬送手段18の上面
に略沿うように傾斜させる。
【0043】次に、前後搬送手段18を水平移動手段1
0で全掛止具22の下方まで移動し(図22の状態)、
前後搬送手段18の上に苗箱Nの略後半分を掬うように
配置した状態で縦シリンダ67を作動し、全苗箱Nを前
後搬送機構6の上に載置しかつ掛け爪153と苗箱Nの
周縁Naとの掛合を解除し、その後、掛止具22を前後
動シリンダ68で前後搬送手段18の上面に略沿わせな
がら後方移動して、苗箱Nから離脱させると共に昇降シ
リンダ62を作動して上昇させる(図23の状態)。
【0044】箱取り上げ機構17としては、断面三角形
状又は前下向き傾斜した掬い板形状のデバイダを用いる
こともでき、そのデバイダはブラケット40に取り付
け、作業走行機体A2を前進させながら、前端から後上
方に傾斜した傾斜面で地上の苗箱Nを掬い上げるように
すればよい。箱供給装置Bは図1、2、4、24〜29
に示されており、苗箱Nを積層状態に収納していて受渡
機構7へ苗箱Nを1枚ずつ供給する箱供給機構8と、積
み卸し可能な箱受持体14上に受持した積層状態の苗箱
Nを箱受持体14上から箱供給機構8に供給する積層苗
箱供給機構12と、これらを搭載支持する供給走行機体
B2とを備えている。
【0045】前記供給走行機体B2は機本体76に電動
モータ等の駆動源75、油圧ポンプ、エアコンプレッ
サ、操作盤等を搭載し、左右クローラ走行部77を油圧
モータで駆動するようになっており、単独で走行・操縦
可能である。また、供給走行機体B2は連結装置87及
び電気系接続コードを介して作業走行機体A2と着脱自
在であり、作業走行機体A2に連結して一体的に走行・
操縦される。
【0046】連結装置87は作業走行機体A2の後部に
設けたフック状の連結具87Aと、供給走行機体B2の
前部に設けた連結ピン87Bとを有し、連結ピン87B
は供給走行機体B2に対して上下動可能になっていて、
作業走行機体A2と供給走行機体B2とは連結状態で地
面の凹凸に追従して屈曲する。前記箱供給機構8は、ホ
イールコンベヤ又はローラコンベヤ等で形成された搬送
コンベヤ手段54Bと、この搬送コンベヤ手段54Bに
跨がって配置された枠フレーム78に設けた箱保持手段
79と、搬送コンベヤ手段54B上の苗箱Nを箱保持手
段79で保持する位置まで昇降するリフト手段80とを
備えている。
【0047】枠フレーム78は後方側が開放されてい
て、例えば30段に積層された苗箱Nを、搬送コンベヤ
手段54Bに載置した状態で後方から挿入可能になって
いる。箱保持手段79は枠フレーム78に支持された左
右一対の板形状の保持具81と、この左右保持具81を
枠フレーム78内方に出退させる出退手段82とを有す
る。
【0048】前記左右保持具81は苗箱Nの周縁Naを
受持可能であり、搬送コンベヤ手段54Bから苗箱N1
枚分より離れた高さで積層苗箱Nを保持することがで
き、出退手段82で後退させることにより、保持してい
る積層苗箱Nを開放可能になっている。出退手段82は
保持具81を先端に取り付けたネジ軸をモータで軸方向
移動するもので、エアシリンダ等で構成することもでき
る。
【0049】リフト手段80は搬送コンベヤ手段54B
の下方に位置し、搬送コンベヤ手段54Bのホイール間
から上方へ突出可能なリフト台83と、このリフト台8
3を昇降するリフト駆動装置84とを有している。前記
リフト台83は機本体76に昇降が案内されており、リ
フト駆動装置84はリフト台83の下面のカムフォロア
と当接するカム板85をモータ等で駆動して、リフト台
83を昇降するようになっている。このリフト駆動装置
84は油圧シリンダ等で構成することも可能である。
【0050】前記リフト手段80は、左右保持具81を
後退しておいて、搬送コンベヤ手段54Bで枠フレーム
78内に搬入された積層苗箱Nを、リフト駆動装置84
を作動してリフト台83を上昇させることにより持ち上
げ、下降するときに下から2枚目の苗箱Nを保持具81
を突出させることにより受持し(図27、29の状
態)、リフト台83を搬送コンベヤ手段54Bより下方
へ降下することにより最下位置の苗箱Nを搬送コンベヤ
手段54Bに再度載せて前方へ搬送する。
【0051】次に、リフト台83を上昇させると、保持
具81に受持されている積層苗箱Nが持ち上げられ、下
降するときに保持具81を1度後退させて最下苗箱Nを
降下させ、その後の保持具81の進出で下から2枚目の
苗箱Nを受持させる。積層苗箱供給機構12は、箱受持
体14を載置して横移動可能な横移動機構97と、横移
動機構97上の箱受持体14から積層苗箱Nを前方へ送
り出す積層苗箱送り手段92とを有する。
【0052】箱受持体14は緑化行程で使用されている
フォーク爪挿入可能なパレットで、苗箱Nを例えば30
段積み重ねたものを左右方向に5列載置可能に形成され
ている。この箱受持体14はフォークリフトで運搬可能
な枠体又は車輪付きの運搬車等でもよい。横移動機構9
7は、機本体76の後部上面に固定のフレーム89の前
後部に、左右方向多数の車輪90の列が設けられ、この
車輪90に係合する前後一対のレール91aを前後両側
に有する載置移動体91が左右方向移動自在に配置さ
れ、機本体76又はフレーム89上に載置移動体91を
駆動する駆動手段158が設けられている。
【0053】この駆動手段158は、フレーム89に支
持されかつ左右に離間したスプロケット164間にチェ
ーン159を巻き掛け、このチェーン159の中途部を
連結片165を介して載置移動体91に連結し、電動モ
ータ160で一方のスプロケット164を駆動するよう
になっており、電動モータ160、スプロケット164
等の駆動手段158や車輪90を移動させずに前後一対
のレール91aを有する載置移動体91をチェーン15
9で引っ張って移動するようになっている。載置移動体
91の上面には、図28に示すように、載置した箱受持
体14を前後方向及び左右方向の適正位置に保持する位
置決め部材100が設けられている。
【0054】箱受持体14上から搬送コンベヤ手段54
Bへの積層苗箱Nの供給は、フレーム89の内部に配置
された積層苗箱送り手段92で行う。この積層苗箱送り
手段92は、昇降台93にモータ94で駆動されるベル
トコンベヤ95を支持し、昇降台93を昇降手段96で
昇降するようになっている。昇降手段96は昇降台93
に固定のロッドをラック・ピニオンを介して電動モータ
で上下駆動するものである。
【0055】前記駆動手段158及び昇降手段96は、
電動モータを用いているが、空気圧シリンダ又は油圧シ
リンダ98で作動するように構成してもよい。前記箱受
持体14は5組の積層苗箱Nを載置可能であり、各苗箱
載置位置に対応してベルトコンベヤ95が顔出し可能な
窓14Aが形成されており、積層苗箱送り手段92は、
図27実線で示す状態から昇降手段96で昇降台93を
上昇させると、窓14Aからベルトコンベヤ95が上昇
して積層苗箱Nを持ち上げ(図27の2点鎖線、図28
実線の状態)、そして持ち上げ状態で駆動すると積層苗
箱Nを前方へ送ることができ、搬送コンベヤ手段54B
に移載できる。
【0056】横移動機構97は積層苗箱Nを供給すると
きの左右バランスを採るため、箱受持体14上の積層苗
箱Nの取り出し順序は端から5、3、1、2、4番とな
っている。また、載置移動体91が機本体76から左右
に大きくオーバハングするので、左右支持をするために
機本体76の左右後部には支持アーム98を介して接地
輪99が設けられている。この接地輪99はキャスタ輪
が使用され、支持アーム98は外側方突出姿勢から後方
向に姿勢変更可能になっていて、箱供給装置Bを単独走
行させるときに、後部の支持ができるようになってい
る。
【0057】箱収集装置Cは図5、30、31に示され
ており、受渡機構7から苗箱Nを1枚ずつ供給されてそ
の苗箱Nを上下多段に回収する箱収集機構9と、積み卸
し可能な箱収集枠体15に箱収集機構9から多段状態の
苗箱Nを送り込んで収納する箱多段収納機構19と、こ
れらを搭載支持する収集走行機体C2とを備えている。
【0058】前記収集走行機体C2は機本体101に電
動モータ等の駆動源106、油圧ポンプ、エアコンプレ
ッサ、操作盤等を搭載し、左右クローラ走行部102を
油圧モータで駆動するようになっており、単独で走行・
操縦可能である。また、収集走行機体C2は連結装置8
7を介して作業走行機体A2に着脱自在であり、作業走
行機体A2に連結して一体的に走行・操縦される。
【0059】箱収集機構9はホイールコンベヤ、ローラ
コンベヤ等で形成された搬送コンベヤ手段54Cと、こ
の搬送コンベヤ手段54Cに跨がって配置された枠フレ
ーム103と、この枠フレーム103に支持されていて
搬送コンベヤ手段54C上の成長苗を有する苗箱Nを1
枚ずつ間隔を空けて持ち上げる箱多段持上手段104
と、この箱多段持上手段104上の全苗箱Nを後方へ押
し出すプッシャ手段105とを有する。
【0060】前記箱多段持上手段104は枠フレーム1
03に支持された上下軸107、108に前後複数のチ
ェーン109を巻き掛け、前後チェーン109に苗箱N
の側部を受持する受持金具110を一定間隔で取り付
け、これらを左右に対向配置して、搬送コンベヤ手段5
4C上から苗箱Nを左右受持金具110で持ち上げるよ
うに構成されており、苗箱Nを上下に間隔をおいて例え
ば30段に収集可能になっている。
【0061】前記プッシャ手段105は、枠フレーム1
03に箱多段持上手段104で収集された全苗箱Nと当
接するプッシャ体112と、このプッシャ体112を前
後動させる左右エアシリンダ113とを有しており、エ
アシリンダ113の伸縮作動によって、プッシャ体11
2を苗箱Nの前から左右受持金具110間に出退させ、
多段苗箱Nを枠フレーム103の後方まで押し出すこと
ができる。
【0062】前記箱多段収納機構19は、箱受持体14
と、これに載置される箱収集枠体15と、これらを左右
方向に移動する横移動機構97とを有する。箱収集枠体
15は箱受持体14に搭載されてフォークリフト等で運
搬されるもので、苗箱Nを上下間隔を空けて例えば30
段配置する受け片114を有し、この受け片114を左
右方向に5列配置して5列の収集部15aを形成してい
る。各収集部15aは多段苗箱Nをその前面側から挿入
可能であり、プッシャ手段105で箱収集機構9から押
し出されてくる多段苗箱Nを、上下間隔を空けたまま収
納する。
【0063】前記箱受持体14及びこれを載置して左右
方向に移動させる横移動機構97は、図26に示した前
記箱供給機構8と略同一のもので、機本体101の後部
上面に固定のフレーム89の前後部に左右方向多数の車
輪90が設けられ、この車輪90に係合する前後一対の
レール91aを有する載置移動体91が左右方向移動自
在に配置され、機本体101又はフレーム89上に載置
移動体91を駆動する駆動手段(図示せず)が設けられ
ている。
【0064】この駆動手段、載置移動体91、横移動機
構97及び接地輪等は箱供給機構8の積層苗箱供給機構
12と同一で、昇降手段は設けられていなく、箱収集枠
体15の左右方向5列の収集部15aへ苗箱Nを収集す
るための横移動機構97の横移動順序も、端から5、
3、1、2、4番となっている。次に、前記実施の形態
で示した苗箱搬送処理機を苗箱敷設機とした場合の苗箱
敷設方法を説明する。
【0065】作業装置Aと箱供給装置Bとを別個に移動
してハウス内で連結し、発芽処理後の苗箱Nを多数載置
した箱受持体14をリフト車両で運搬して載置移動体9
1上に載置する。積層苗箱供給機構12の積層苗箱送り
手段92を作動して、箱受持体14上の積層苗箱Nを搬
送コンベヤ手段54Bに移載し、箱供給機構8内に供給
する。5列の積層苗箱Nは、箱受持体14の中央側のも
のから供給に共され、横移動機構97を介して箱受持体
14を左右に移動して、左右バランスを崩さないように
順次供給される。
【0066】箱供給機構8内に入った積層苗箱Nはリフ
ト手段80を介して箱保持手段79で保持し、下段の苗
箱Nから搬送コンベヤ手段54B上に順次取り出し、搬
送コンベヤ手段54Bで受渡機構7へ供給する。この受
渡機構7で後方位置から縦横搬送機構5の中央送り部5
Cへ搬送する。縦横搬送機構5では、中左右ストッパ4
2L、42Rが作用位置にあり、中央送り部5Cのコン
ベヤ構造部が前方移動することにより、受渡機構7から
受け渡された苗箱Nを中前ストッパ42Fに当接し、次
に中後ストッパ42Bが作用位置に突出し、中右ストッ
パ42Rが後退し、かつ中央送り部5Cのコンベヤ構造
部が後方移動し右側送り部5Rのコンベヤ構造部が前方
移動することにより、苗箱Nを中後ストッパ42B及び
右前ストッパ44Fで案内しながら右側送り部5R上の
受け渡し位置まで分配搬送する。
【0067】右側送り部5R上に4枚の苗箱Nを供給し
たら、中右ストッパ42Rを作用位置に、中左ストッパ
42Rを後退位置に配置し、中央送り部5Cと左側送り
部5Lのコンベヤ構造部を前方移動させ、左側送り部5
L上の受け渡し位置に4枚の苗箱Nを搬送する。左右側
送り部5L、5L上に苗箱Nを4枚ずつ計8枚の苗箱N
が準備されると、左右側送り部5L、5L及び前後搬送
機構6の前後搬送手段18を同時に前方移動させ、全苗
箱Nを縦横搬送機構5から前方へ移動させ、上昇水平位
置の前後搬送手段18上に受け渡しする。
【0068】そして、昇降手段11を作動させて、前後
搬送手段18を上昇水平位置から前下向き傾斜位置まで
下降傾動させ、下降前下向き傾斜位置に達したとき、作
業装置Aを後進させながら前後搬送手段18を前方移動
させて、全苗箱Nを地上に放出し、放出した苗箱Nから
前後搬送手段18が一定距離離れた状態で作業装置Aの
後進を停止する。
【0069】その後に、水平移動手段10を作動して前
後搬送手段18を水平前方移動させ、その前部に配置し
た箱揃え手段16の当接具23を放出した全苗箱Nに当
接して先行敷設苗箱Nに当接するまで前方に押動し、全
苗箱Nの前後位置を揃え、前後苗箱間隔を詰める。水平
移動手段10を逆作動して前後搬送手段18を後退させ
た後又は後退させながら、昇降手段11を逆作動して、
前後搬送手段18を縦横搬送機構5から苗箱Nを受け渡
し可能な上昇水平位置に戻し、再び前記行程を繰り返
す。
【0070】敷設された左右各4枚の苗箱N間には、中
央送り部5Cの幅に略相当する幅の歩道が形成される。
苗箱敷設機がハウス内の端部まで移動してくると、作業
装置Aから箱供給装置Bを分離し、作業装置Aの縦横搬
送機構5及び前後搬送手段18上に残っている苗箱Nを
作業装置Aのみで敷設し、その後に作業装置Aを方向転
換して、別のハウス又は敷設域へ移動させ、移動後に箱
供給装置Bを再度連結する。
【0071】既敷設の苗箱Nの横に平行に新苗箱Nを敷
設する場合、前記作業装置Aは横移動した後にハウス内
前端まで移動することになるが、その時、作業走行機体
A2の左右クローラ走行部32を左右逆に駆動して走行
台29を方向転換(地面に対して回動)させるのと同期
して、走行台29に対して機本体31を逆方向に旋回さ
せると、機本体31及びその上の縦横搬送機構5及び前
後搬送機構6は方向性が不変のまま走行台29だけが方
向転換され、苗箱Nの敷設方向と直角に移動できること
になり、縦横搬送機構5及び前後搬送機構6が左右方向
に長くとも、敷設域間移動のための空間を小さくでき
る。
【0072】また、ハウスの出入口が狭いとき、走行台
29に対して機本体31を90度旋回して縦横搬送機構
5及び前後搬送機構6の左右方向を前後方向に変更し、
作業装置Aの横幅を狭くして出入口を通すようにする。
次に、前記実施の形態で示した苗箱搬送処理機を苗箱回
収機とした場合の苗箱回収方法を説明する。
【0073】ハウス内の敷設域端部に作業装置Aのみを
移動し、敷設されている横1列計8枚の苗箱Nに箱取り
上げ機構17を対向させ、前端センサ53で苗箱Nを検
出するまで前進させる。このとき又はこの後に、前後搬
送手段18を前下向き傾斜位置で待機させ、箱取り上げ
機構17を作動して掛止具22の掛け爪153を苗箱N
に当接する地面近くまで降下させかつ突出し、その状態
で作業走行機体A2を前進させ、そして掛止具22の掛
け爪153を苗箱Nに当接して作業走行機体A2の移動
を停止する。このとき、作業走行機体A2を前進させる
代わりに前後動シリンダ68で掛け爪153を突出させ
るようにしてもよい。
【0074】掛止具22が苗箱Nを検出した後に、昇降
シリンダ62で掛止具22を上昇させ、掛け爪153を
苗箱Nの周縁Naに下側から掛止して苗箱Nの後側を持
ち上げ、その持ち上げた苗箱Nの下側に前後搬送機構6
の前後搬送手段18を水平移動手段10の前進動作で挿
入し、苗箱Nの裏面が前後搬送手段18の先端に載るよ
うに掬う。
【0075】この状態から縦シリンダ67を作動して掛
け爪153を降下させ、苗箱Nを前後搬送手段18に受
け渡し、更に前後動シリンダ68を後退作動させると共
に昇降シリンダ62又は縦シリンダ67を上昇作動させ
て、掛け爪153を苗箱Nの周縁Naから離脱させ、そ
の後に前後搬送手段18を後方移動させて、前後搬送手
段18上に苗箱Nが完全に載置されるようにする。
【0076】全苗箱Nを載置した前後搬送手段18は、
水平移動手段10の後進動作で後方移動した後又は同時
に、昇降手段11を作動して前下向き傾斜位置から上昇
水平位置へ上昇され、縦横搬送機構5と同高さの苗箱N
を受け渡し可能な位置に移動する。前後搬送手段18が
上昇水平位置に達すると、前後搬送手段18及び縦横搬
送機構5の左右側送り部5L、5Rのコンベヤ構造部が
後方移動し、後退位置にある左右前ストッパア43B、
44B上を通過して、前後搬送手段18上の苗箱Nが左
右側送り部5L、5R上に受け渡される。
【0077】左側送り部5L上からの苗箱Nの搬出は、
左右前ストッパ43F、44F及び中右後ストッパ42
R、42Bを作用位置に配置し、かつ左停止具49Lで
中央送り部5C側から2番目の苗箱Nを停止させ、その
状態で左側送り部5L及び中央送り部5Cを後方移動さ
せ、中央送り部5C側1番目の苗箱Nを、左後ストッパ
43B及び中後ストッパ42Bで案内しながら中央送り
部5C上へ移動し、中後ストッパ42Bを後退させて、
中央送り部5Cから受渡機構7に受け渡して後方位置ま
で移動させる。
【0078】1番目の苗箱Nが中央送り部5Cから受渡
機構7へ受け渡されるころ、左停止具49Lが一旦解除
されて残りの苗箱Nが中央送り部5C側へ搬送され、1
箱分搬送されて後に左停止具49Lが再び作動して3番
目の苗箱Nを停止させる。これを繰り返して、1箱ずつ
順次中央送り部5Cへ送られ、受渡機構7で後方位置ま
で移動させる。
【0079】右側送り部5L上からの苗箱Nの搬出は左
側送り部5Lの場合と略同様であるが、中左後ストッパ
42L、42Bを作用位置に配置し、かつ右停止具49
Lで中央送り部5C側から2番目の苗箱Nを停止させ、
その状態で右側送り部5Rを後方移動させ、中央送り部
5Cを前方移動させ、中央送り部5C側1番目の苗箱N
を、右後前ストッパ44B及び中前ストッパ42Fで案
内しながら中央送り部5C上へ移動し、中後ストッパ4
2Bを後退させて、中央送り部5C及び受渡機構7を後
方移動させて、苗箱Nを中央送り部5Cから受渡機構7
に受け渡し、更に後方位置の箱収集装置Cの搬送コンベ
ヤ手段54C上まで移動する。
【0080】前記箱収集装置Cでは、搬送コンベヤ手段
54Cで順次搬送される苗箱Nが箱収集機構9内に供給
され、この箱収集機構9の箱多段持上手段104で持ち
上げられ、かつ上下間隔を空けて多段に収集される。前
記箱多段持上手段104内に所定枚数の苗箱Nが収納さ
れると、プッシャ手段105が作動して全苗箱Nを同時
に後方へ押し、箱多段収納機構19上の箱収集枠体15
内に収納する。横移動機構97を介して箱収集枠体15
を左右に位置変更して、箱収集枠体15の5列の収集部
15aに多段苗箱Nが収納されると、箱受持体14に箱
収集枠体15を載置したままリフト車両で降ろし、代わ
りに空の箱収集枠体15及び箱受持体14が載置され
る。
【0081】前記前後搬送手段18から縦横搬送機構5
へ苗箱Nが受け渡された後に、前後搬送手段18は昇降
手段11を介して下降し、次の敷設苗箱Nを回収するた
めの動作を行い、1又は2列の敷設苗箱Nが回収された
時点で、作業装置Aに箱収集装置Cが連結される。但
し、前記苗箱搬送処理機において、ハウス内が充分に広
い場合は、苗箱敷設機も苗箱回収機も、最初から作業装
置Aと箱供給装置B又は箱収集装置Cとを連結しておい
てもよい。
【0082】前記苗箱搬送処理機は、作業装置A、箱供
給装置B、箱収集装置Cをそれぞれ独立構成して独立走
行可能になっていて、各搭載の操作盤から操作できる
が、ラジオコントローラにより無線操縦も可能になって
おり、ハウス内には、空中ケーブル又は埋設ケーブルを
架設しておいて、作業装置Aに設けたセンサで前記ケー
ブルを感知しながら自動直線走行ができるように構成さ
れている。
【0083】そのため、苗箱Nの敷設域・回収域を変え
る時及びハウス内への出入りは、作業装置Aと箱供給装
置B又は箱収集装置Cとは個別に無線操縦されるが、連
結状態では、作業装置Aと箱供給装置B又は箱収集装置
Cのどちらか一方に供給された電力を他方に通電して他
方も同期駆動し、どちらか一方が受信した操縦指令で走
行及び作業動作が制御されるようになっている。
【0084】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、種々変形することができる。例えば、
苗箱敷設回収機の1度に敷設・回収する苗箱Nの枚数
は、中央歩道を挟んで各4枚以外の多数枚に設定しても
よく、その場合、縦横搬送機構5の長さ、前後搬送手段
18の組数、箱揃え手段16の当接具23及び箱取り上
げ機構17の掛止具22の数等が苗箱Nの枚数に応じて
設定される。
【0085】箱供給機構8及び箱受持体14、箱収集機
構9及び箱収集枠体15でそれぞれ取り扱う苗箱Nの枚
数は、30段を例示しているが、1度に敷設・回収する
苗箱Nの枚数に応じてその倍数に設定しておくことが好
ましい。縦横搬送機構5は中央送り部5Cに相当する送
り部と左右一方の側送り部とで形成して、箱供給機構8
から搬送されてきた苗箱Nを左右一側方に並べ、前後搬
送機構6から受け渡された苗箱Nを左右一側方にのみ回
収するようにしてもよい。
【0086】各機構に設けたシリンダ46、48、6
2、67、68、113及びアクチュエータ128、1
33等は油圧シリンダ、エアシリンダのどちらでもよ
く、また、その他の機械式駆動手段でもよい。苗箱搬送
処理機はハウス内で使用できるように駆動源28、7
5、106に電動モータを用いているが、屋外で使用す
る場合は駆動源にエンジンを用いてもよく、クローラ走
行部32、77、102の代わりに車輪を用いてもよ
い。
【0087】作業装置Aの後部に、駆動源及びクローラ
走行部を持たない箱供給装置Bと箱収集装置Cとを着脱
自在に連結するか、又は作業走行機体A2上に箱供給機
構8及び/又は箱収集機構9を搭載するようにしてもよ
い。なお、前記実施の形態では、移動体91を往復移動
させる原動機としてモータ160を使用しているが、こ
れに代え、油圧装置、エンジンその他の原動機を使用す
るようにしてもよい。
【0088】また、前記実施の形態では、原動機160
により往復回転駆動される無端索体としてチェーン15
9を使用しているが、これに代え、プーリに卷回したベ
ルトその他を使用するようにしてもよい。また、無端索
体としてベルトを使用する場合には、プーリとの間に滑
りを生じないようにするためにタイミングベルト等を使
用することが好ましい。
【0089】また、前記実施の形態では、移動体90に
レール91aを前後一対設けると共に、左右方向の複数
の車輪90の列を、フレーム89の前後に一対設けてい
るが、これに代え、例えば車輪90を前後方向に長いも
のを用いることによって複数の車輪90の列を一列のみ
設けるようにし、これに対応して移動体91にレール9
1aを1個のみ設けるようにすることも可能である。ま
た、移動体90にレール91aを3個以上設けると共
に、複数の車輪90の列を3列以上設けるようにしても
よい。
【0090】
【発明の効果】以上詳述した本発明の請求項1によれ
ば、従来のように車輪がレールをスリップするようなこ
とがなくなり、往復移動する移動体91を停止位置で確
実かつ簡単に停止させることができる。また、従来のよ
うに移動体が往復移動する全範囲に亘ってレールを設け
る必要がなくなり、レール91a及びフレーム89の幅
も小さくなし得、移動機構全体を小型化することが可能
になる。
【0091】請求項2によれば、原動機の動力をチェー
ンによりほとんどスリップすることなく移動体91に確
実に伝達することができ、移動体91を停止位置でより
一層正確に停止させることができる。請求項3によれ
ば、移動体91の両側に設けられたレール91aによっ
て移動体91をガタ付かないように安定に保持して、移
動体91をスムーズに往復移動させることができ、移動
体91を停止位置でより一層正確に停止させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す苗箱搬送処理機とし
ての苗箱敷設回収機の分離状態の側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】作業装置の正面図である。
【図4】苗箱敷設機の全体側面図である。
【図5】苗箱回収機の全体側面図である。
【図6】作業装置の全体平面図である。
【図7】同側面図である。
【図8】作業装置の要部の平面図である。
【図9】図8のX−X線断面図である。
【図10】図8のY−Y線断面図である。
【図11】図8のZ−Z線断面図である。
【図12】縦横搬送機構の拡大平面図である。
【図13】図12のW−W線断面図である。
【図14】前後搬送機構の前後搬送手段及び箱揃え手段
の平面図である。
【図15】前後搬送機構の断面側面図である。
【図16】前後搬送手段の水平移動を示す断面側面図で
ある。
【図17】前後搬送機構の水平移動手段及び昇降手段を
示す平面図である。
【図18】図16のS−S線断面図である。
【図19】箱取り上げ機構の正面図である。
【図20】箱取り上げ動作の爪掛け時を示す箱取り上げ
機構下部の断面側面図である。
【図21】箱取り上げ機構下部の平面図である。
【図22】箱取り上げ動作の取り上げ時の側面説明図で
ある。
【図23】箱取り上げ動作の苗箱受け渡し時の側面説明
図である。
【図24】箱供給装置の側面図である。
【図25】同平面図である。
【図26】同背面図である。
【図27】同断面側面図である。
【図28】同断面背面図である。
【図29】箱供給装置の箱保持手段及びリフト駆動装置
の断面正面図である。
【図30】箱収集装置の断面側面図である。
【図31】箱収集機構の断面正面図である。
【符号の説明】
89 フレーム 90 車輪 91 載置移動体 91a レール 159 無端索体(チェーン) 160 原動機(モータ) 164 スプロケット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム(89)に対して移動体(9
    1)を往復移動自在に保持し、移動体(91)を原動機
    (160)を介して往復移動させるようにした移動機構
    において、 フレーム(89)に、移動体(91)の移動方向に間隔
    をおいて複数個の車輪(90)が設けられると共に、前
    記複数個の車輪(90)の転動に伴って移動体(91)
    がフレーム(89)に対して往復移動するように前記複
    数個の車輪(90)に係合するレール(91a)が、移
    動体(91)に設けられ、フレーム(89)に、前記原
    動機(160)により往復回転駆動される無端索体(1
    59)が移動体(91)の移動方向に設けられ、無端索
    体(159)の往復回転駆動によって移動体(91)が
    往復移動するように、前記無端索体(159)の中途部
    が移動体(91)に連結されていることを特徴とする移
    動機構。
  2. 【請求項2】 前記無端索体(159)が、移動体(9
    1)の移動方向に離間した一対のスプロケット(16
    4)間に卷回したチェーンにより構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の移動機構。
  3. 【請求項3】 前記レール(91a)が、移動体(9
    1)の前記移動方向に直交する方向の両側に設けられ、
    前記フレーム(89)に移動体(91)の移動方向に間
    隔をおいて設けられた複数の車輪(90)が、前記各レ
    ール(91a)に対応して二列に設けられ、前記一対の
    レール(91a)が、移動体(91)を往復移動自在に
    保持するように、前記複数個の車輪(90)の列に夫々
    係合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の移動機構。
JP29132296A 1996-11-01 1996-11-01 移動機構 Pending JPH10127113A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29132296A JPH10127113A (ja) 1996-11-01 1996-11-01 移動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29132296A JPH10127113A (ja) 1996-11-01 1996-11-01 移動機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10127113A true JPH10127113A (ja) 1998-05-19

Family

ID=17767414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29132296A Pending JPH10127113A (ja) 1996-11-01 1996-11-01 移動機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10127113A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3391641B2 (ja) 苗箱回収機
JPH10127113A (ja) 移動機構
JP3305964B2 (ja) 苗箱搬送処理機
JP3514595B2 (ja) 作業機の走行制御システム
JP2001320922A (ja) 苗移植機
JP3415729B2 (ja) 苗箱搬送処理機
JPH10146134A (ja) 苗箱搬送処理機
JP3285756B2 (ja) 苗箱回収機
JPH10127170A (ja) 苗箱搬送処理機
JPH10127173A (ja) 苗箱搬送処理機
JPH10127174A (ja) 苗箱搬送処理機
JPH10127176A (ja) 苗箱搬送処理機
JP3414960B2 (ja) 苗箱対地処理機
JP3415735B2 (ja) 苗箱収集機構
JPH0213385Y2 (ja)
JP3499764B2 (ja) 苗箱回収機
JP3520153B2 (ja) 苗箱敷設機
JPH1189435A (ja) 苗箱対地処理機
JPS6323373Y2 (ja)
JPH10150856A (ja) 苗箱回収機
JPS6341373Y2 (ja)
JPH1132585A (ja) 箱展開機構
JPH10262462A (ja) 苗箱回収方法および苗箱回収装置
JPH10201372A (ja) 苗箱対地処理機の箱取り上げ機構
JP3523791B2 (ja) 苗箱回収機における箱取り上げ機構