JP3514595B2 - 作業機の走行制御システム - Google Patents
作業機の走行制御システムInfo
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Description
備えた複数の作業機の走行制御システムに関する。
し回収する技術として、苗箱敷設と苗箱回収とに変更可
能にした箱敷設回収用作業機と、箱敷設回収用作業機に
苗箱を供給する箱供給用作業機と、箱敷設回収用作業機
から苗箱を収集する箱収集用作業機とを設け、これら箱
敷設回収用作業機、箱供給用作業機及び箱収集用作業機
に、夫々制御部を設け、箱敷設回収用作業機の走行装置
と箱供給用作業機の走行装置と箱収集用作業機の走行装
置とを夫々の制御部により駆動制御するようにしたもの
がある(例えば特願平8−91397)。そして、苗箱
敷設作業の際に箱敷設回収用作業機と箱供給用作業機と
を互いに連結し、箱供給用作業機により箱敷設回収用作
業機に苗箱を供給しながら箱敷設回収用作業機により苗
箱を地面に敷設することにより、効率よく苗箱を敷設す
ることが考えられている。また、苗箱回収作業の際に箱
敷設回収用作業機と箱収集用作業機とを互いに連結し、
箱敷設回収用作業機により苗箱を地面から回収すると同
時に箱収集用作業機により箱敷設回収用作業機の苗箱を
収集することにより、効率よく苗箱を回収することが考
えられている。
作業機と箱供給用作業機とを互いに連結して作業する場
合や、箱敷設回収用作業機と箱収集用作業機とを互いに
連結して作業する場合には、連結した作業機を同時に同
一方向に同一速度で走行させる必要があるが、連結した
複数の作業機を別々にその走行操作すると、複数の作業
機の走行に不一致を生じて、スムーズな走行が困難にな
ったり、また別々に走行操作する場合には複数の作業機
を同時に操作する必要が生じて、走行操作が煩雑になる
と言う問題を生じる。
の作業機を互いに連結して作業する際に、作業機の走行
操作を簡単確実になし得て、連結した複数の作業機のス
ムーズな走行を可能にし、作業をより能率的になし得る
ようにしたものである。
る本発明の第1の技術的手段は、走行装置を有する複数
の作業機を、互いに連結可能に備え、該複数の作業機に
夫々制御部が設けられ、複数の作業機の各走行装置を夫
々の制御部により駆動制御するようにした作業機の走行
制御システムであって、複数の作業機を連結したとき、
連結した複数の作業機のうちの一方の作業機の走行装置
を駆動制御すれば、該一方の作業機の走行装置の駆動に
連動して他の作業機の走行装置を駆動制御するようにし
た点にある。
有する複数の作業機を、互いに連結可能に備え、該複数
の作業機に夫々制御部が設けられ、複数の作業機の各走
行装置を夫々の制御部により駆動制御するようにした作
業機の走行制御システムであって、複数の作業機を連結
したとき、連結した複数の作業機のうちの一方の作業機
の走行装置を駆動制御すれば、該一方の作業機の走行装
置の駆動に対応して他の作業機の走行装置を駆動制御す
るように、一方の作業機の制御部から他の作業機の制御
部に走行指令信号を出力するようにした点にある。
有する箱敷設回収用作業機と、走行装置を有する箱供給
用又は箱収集用作業機とを、互いに連結可能に備え、敷
設回収用作業機及び箱供給用又は箱収集用作業機に、夫
々制御部が設けられ、箱敷設回収用作業機の走行装置と
箱供給用又は箱収集用作業機の走行装置とを夫々の制御
部により駆動制御するようにした作業機の走行制御シス
テムであって、箱敷設回収用作業機と箱供給用又は箱収
集用作業機とを連結したとき、箱敷設回収用作業機と箱
供給用又は箱収集用作業機のうちの一方の作業機の走行
装置を駆動制御すれば、他方の作業機の走行装置を、前
記一方の作業機の走行装置の駆動に対応して駆動制御す
るように、一方の作業機の制御部から他方の作業機の制
御部に走行指令信号を出力するようにした点にある。
有する箱敷設回収用作業機と、走行装置を有する箱供給
用又は箱収集用作業機とを、互いに連結可能に備え、敷
設回収用作業機及び箱供給用又は箱収集用作業機に、夫
々レシーバと制御部とが設けられ、夫々のレシーバによ
り受信したリモコンからの走行指令信号に従って、箱敷
設回収用作業機の走行装置と箱供給用又は箱収集用作業
機の走行装置とを夫々の制御部により駆動制御するよう
にした作業機の走行制御システムであって、箱敷設回収
用作業機と箱供給用又は箱収集用作業機とを連結したと
き、箱敷設回収用作業機と箱供給用又は箱収集用作業機
のうちの一方の作業機のレシーバによりリモコンからの
走行指令信号を受信すれば、その受信した走行指令信号
に従って該一方の作業機の走行装置を駆動制御すると共
に、その走行指令信号を他方の作業機の制御部に送って
その走行指令信号に従って他方の作業機の走行装置を駆
動制御するようにしたことを特徴とする作業機の走行制
御システム。点にある。
数の作業機とのうちの一方の作業機のみのレシーバによ
り受信したリモコンからの走行指令信号に従って、各作
業機の走行装置を駆動制御するするようにした点にあ
る。本発明の第6の技術的手段は、走行装置を有する箱
敷設回収用作業機と、走行装置を有する箱供給用又は箱
収集用作業機とを、互いに前後に連結可能に備え、敷設
回収用作業機及び箱供給用又は箱収集用作業機に、夫々
レシーバと制御部とが設けられ、夫々のレシーバにより
受信したリモコンからの走行指令信号に従って、箱敷設
回収用作業機の走行装置と箱供給用又は箱収集用作業機
の走行装置とを夫々の制御部により駆動制御するように
した作業機の走行制御システムであって、箱敷設回収用
作業機と箱供給用又は箱収集用作業機とを前後に連結し
たとき、リモコンからの前進指令信号を箱敷設回収用作
業機と箱供給用又は箱収集用作業機のうちの前側の作業
機のレシーバにより受信して、その前進指令信号に従っ
て前側の作業機の走行装置を駆動制御すると共に、その
指令信号を後側の作業機の制御部に送ってその前進走行
指令信号に従って後側の作業機の走行装置を駆動制御
し、リモコンからの後進指令信号を箱敷設回収用作業機
と箱供給用又は箱収集用作業機のうちの後側の作業機の
レシーバにより受信して、その前進走行指令信号に従っ
て後側作業機の走行装置を駆動制御すると共に、その後
進走行指令信号を前側の作業機の制御部に送ってその後
進走行指令信号に従って前側の作業機の走行装置を駆動
制御するようにした点にある。
機に電源供給用ケーブルが着脱自在に接続可能に構成さ
れ、複数の作業機を連結したとき、一方の作業機に電源
供給用ケーブルを接続しておけば、該一方の作業機を介
して他の作業機に電源が供給されように一方の作業機側
と他の作業機側とが電源ケーブルにより接続されるよう
に構成されている点にある。
の走行装置が、クローラ走行部をモータで駆動するよう
に構成され、前記作業機は、クローラ走行部に対して機
本体を旋回自在に支持してなる点にある。
に基づいて説明する。図1〜5には、苗箱搬送処理機と
して、苗箱敷設機と苗箱回収機とに変更可能にした苗箱
敷設回収機の全体を示している。この苗箱敷設回収機は
中央に歩道を形成して左右各4枚計8枚(左右各8枚計
16枚又はその他の枚数でもよい)の苗箱Nを横並びに
同時に敷設しかつ回収できる構成である。
機Aと箱供給用作業機Bと箱収集用作業機Cの連結分離
可能な3作業機から構成されており、箱敷設回収用作業
機Aに箱供給用作業機Bを連結することにより苗箱敷設
機(図4に示す)となり、箱敷設回収用作業機Aに箱収
集用作業機Cを連結することにより苗箱回収機(図5に
示す)となり、箱敷設回収用作業機Aだけでもその上に
載置できる枚数の苗箱Nを敷設・回収することができ
る。
Aは大別して、苗箱Nを載置して左右方向中央部の基点
位置から左右の受け渡し位置への分配と左右受け渡し位
置から基点位置への収集とが可能でかつ受け渡し位置で
前後移動可能な縦横搬送機構5と、苗箱Nを載置して縦
横搬送機構5に対して受け渡し可能でかつ載置した苗箱
Nを地面に対して受け渡し可能な前後搬送機構6と、縦
横搬送機構5の基点位置への後方位置からの苗箱N移動
と基点位置から後方位置への苗箱N移動とが可能な受渡
機構7と、地面に放出した苗箱Nを前方へ押動して前後
間隔を詰める箱揃え手段16と、地面に敷設した苗箱N
の周縁Naを引っ掛けて前後搬送機構6上に持ち上げる
箱取り上げ機構17とを有し、これらを走行装置A2上
に装備している。
行台29に機本体31を上下方向の旋回軸心30回りに
旋回自在に支持し、この機本体31に電動モータ又はエ
ンジン等の駆動源28、油圧ポンプ、エアコンプレッ
サ、操作盤等を搭載し、走行台29の左右に配置した左
右クローラ走行部32を走行用の油圧モータで駆動する
ようになっており、単独で走行・操縦可能であり、後述
する如くラジコン等のリモコンで操縦するようになって
いるが、操作盤から手動操縦するようにしてもよい。機
本体31は走行台29に旋回自在に支持された板状の基
台31Aと、その上に固定された横長枠形状の基枠31
Bとを有する。
ており、中央の基点位置に配置されていて1枚の苗箱N
を載置して左右に分配可能でかつ左右から受入れ可能な
中央送り部5Cと、この中央送り部5Cの左右に位置し
てそれぞれ4枚の苗箱Nを横並びに載置可能でかつ中央
送り部5C及び前後搬送機構6と苗箱Nの受け渡しをす
る左右側送り部5L、5Rとを有する。
ように、前後多数枚のスラット板33をチェーン34で
連結してエンドレスに形成し、この各スラット板33に
複数個のコロローラ35をスラット板33移動方向に対
して45度の傾斜角を付けた軸を介して取り付け、チェ
ーン34をスプロケット及びモータを介して駆動可能に
してコンベア構造部が構成され、中央送り部5Cの前後
及び左右並びに左右側送り部5L、5Rの前後に配置さ
れる中ストッパ42、左ストッパ43、右ストッパ44
及び左右外端の壁と相まって、載置した苗箱Nを前後及
び左右に移動可能に構成されている。
3が前後に移動すると、その上に載置された苗箱Nも同
方向に移動するが、移動方向前側に移動を規制するスト
ッパが存在して苗箱Nがそのストッパに当接すると、そ
の反発力がコロローラ35に伝わり、苗箱Nをスラット
板33の移動方向と直交する方向に移動される。中央送
り部5Cと左側送り部5Lのコンベア構造部のコロロー
ラ35の軸心は同一方向に傾斜されており、右側送り部
5Rのそれはそれらと逆方向に傾斜されている。
右に、左右側送り部5L、5Rには前後にそれぞれ配置
され、左右側送り部5L、5Rの外側部の壁も苗箱Nの
移動を規制するストッパとなっている。中央送り部5C
と左右側送り部5L、5Rとの間のローラ50は受け渡
し案内ローラとなっている。中央送り部5C用の中前ス
トッパ42F及び左右側送り部5L、5R用の左右後ス
トッパ43B、44Bは、縦横搬送機構5の機構フレー
ム41に固定の壁板で形成されていて、ストッパ作用位
置に固定である。中央送り部5C用の中後ストッパ42
B及び左右前ストッパ43F、44Fはエアシリンダ4
6等によって下側から上昇して作用位置となり、中左右
ストッパ42L、42Rは機構フレーム41の中央に固
定の支持枠47に支持されたエアシリンダ48等によっ
て上側から下降して作用位置となる。すなわち、中後ス
トッパ42B、中左右ストッパ42L、42R、左右前
ストッパ43F、44Fは昇降自在なシャッタとなって
いる。
L、42Rを作用位置に配置した状態で、中央送り部5
Cのコンベア構造部を前方向(図8、10の矢印45方
向)に移動させて、苗箱Nを前方向に移動して中前スト
ッパ42Fに当接させ、その後に中後ストッパ42Bを
作用位置に配置しかつ中右ストッパ42Rを後退位置に
すると共に中央送り部5Cのコンベア構造部を後方向
(図8、10の矢印45方向と逆方向)に移動させ、そ
して、苗箱Nを中後ストッパ42Bに当接させて右移動
させ、かつ右側送り部5Rの前方向移動によって右前ス
トッパ44Fに当接させながら右移動を行わせる。これ
を4回繰り返すと、右側送り部5Rの全域に4個の苗箱
Nが配列される。
L、42Rを作用位置に配置した状態で、中央送り部5
Cのコンベア構造部を前方向に移動させて、苗箱Nを前
方向に移動して中前ストッパ42Fに当接させ、その後
に中左ストッパ42Lを後退させて左側送り部5Lに渡
し、左側送り部5Lの前方向移動によって左前ストッパ
43Fに当接しながら左移動を続けさせる。これを4回
繰り返すと、左側送り部5Lの全域に4個の苗箱Nが配
列される。
5Rの受け渡し位置に分散配置された状態で、左前スト
ッパ43Fと右前ストッパ44Fとを作用位置から下方
へ後退させ、左右側送り部5L、5Rを同時に前方移動
させると、8個の苗箱Nは同時に縦横搬送機構5から前
方へ移動され、前後搬送機構6に供給される。また逆
に、左右側送り部5L、5Rのコンベア構造部を後方移
動させて前方の前後搬送機構6から8個の苗箱Nを同時
に受け入れた後に、左前ストッパ43F、中後ストッパ
42B、中右ストッパ42R及び右前ストッパ44Fを
作用位置に進出させ、かつ左側送り部5Lの中央側から
2個目の位置の苗箱Nを電磁ソレノイド等で形成された
左停止具49Lで左前ストッパ43Fに押さえ付けて停
止させ、その状態で左側送り部5L及び中央送り部5C
のコンベア構造部を移動させ、苗箱Nを1つずつ中央送
り部5Cへ移動し、そして中央送り部5Cから後方位置
へ移動する。
5Cでは後方移動させて、その上の苗箱Nを左後ストッ
パ43Bと中後ストッパ42B及び中右ストッパ42R
とを介して中央送り部5Cへ移動収集し、中後ストッパ
42Bを後退させたのち中央送り部5Cで後方へ移動さ
せる。右側送り部5R上の苗箱Nは、右側送り部5Rを
後方移動させ中央送り部5Cとを前方移動させて、その
上の苗箱Nを右後ストッパ44Bと中左ストッパ42L
及び中前ストッパ42Fとを介して中央送り部5Cへ移
動し、右停止具49Rを作用して、後続の苗箱Nを停止
させながら中央送り部5Cへ1個ずつ搬送して収集し、
中後ストッパ42Bを下方へ後退させ中央送り部を後方
移動して苗箱をて後方移動させる。
には、苗箱Nを検出するために所要位置に光電センサ又
はマイクロスイッチ等の検出センサが多数設けられてお
り、中央送り部5C、左右側送り部5L、5Rへの苗箱
Nの搬入・搬出等を検出して、コンベア構造部、中後ス
トッパ42B、中左右ストッパ42L、42R、左右前
ストッパ43F、44F等の可動ストッパ、左右停止具
49L、49R等を適宜作動させるようになっている。
は、コロローラ35の軸心の傾斜方向を中央送り部5C
と右側送り部5Rとを同一方向にしたり、全送り部5
C、5L、5Rを同一方向にしたりしてもよく、苗箱N
の搬入・搬出も左右側送り部5L、5Rのどちらを先に
してもよい。図5〜8、14〜18において、前後搬送
機構6はベルトコンベヤ(又はチェーン、ホイール、ロ
ーラ等のコンベヤでもよい)で形成された前後搬送手段
18と、前後搬送手段18を前後水平移動させる水平移
動手段10と、前後搬送手段18を搬送面が前下向き傾
斜姿勢の状態から上昇させながら水平姿勢に変更する昇
降手段11とを有し、水平移動手段10及び昇降手段1
1は、左右各1組が走行部の左右側方、即ち左右側送り
部5L、5Rの下側で機本体31の基枠31Bに装備さ
れており、前後搬送手段18の前方には箱揃え手段16
が配置されている。
レーム37に4組のベルトコンベア38が支持され、支
持フレーム37の側面に設けたモータ39及び回転軸3
6によって同時駆動され、4個の苗箱Nを同時に載置し
て前後方向に搬送可能となっている。左右支持フレーム
37の側部にはモータ39より前側に接地輪51が設け
られ、前部には各ベルトコンベア38に対応してブラケ
ット40が設けられ、このブラケット40はベルトコン
ベア38の前側從動プーリを支持すると共にローラで形
成された当接具23が回転自在に支持されている。
長上で地面に近接して位置されるもので、箱揃え手段1
6を構成しており、前方移動で地上の苗箱Nを押して前
後位置を揃え、既に敷設された苗箱Nとの前後間隔をな
くすことができ、また、ベルトコンベア38から地上に
苗箱Nを放出するときに落差を少なくできるようにして
いる。この当接具23は接地輪51があるので接地しな
いが、接地させるようにしてもよい。
レーム37を支持した左右一対の支持アームで、前端の
横軸129を介して支持フレーム37の前後中央より後
側を枢支し、横軸129に遊嵌の受けアーム130を支
持フレーム37の前後方向略中央に当接し、かつ姿勢変
更具125を介して前後搬送手段18の姿勢を所要に保
持するようになっている。
面視略L字形状の板材で形成され、その後上端が回動軸
131に固定されており、この回動軸131は軸受を介
して移動枠132に回動自在に支持され、移動枠132
は車輪を介して機本体31の基枠31Bに固定の左右支
持レール126に前後移動可能に支持されている。基枠
31Bの左右各側部の下側には空気圧又は油圧の水平ア
クチュエータ128が設けられており、この水平アクチ
ュエータ128のピストンロッドは移動枠132に連結
されており、これらによって、水平アクチュエータ12
8の作動で前後搬送手段18を前後方向に水平移動させ
る水平移動手段10が構成されている。
タ133が設けられており、この昇降アクチュエータ1
33のピストンロッドは回動軸131に固定のアーム1
34に連結されている。前記移動枠132からブラケッ
ト135を突出して回動軸131と同心位置にスプロケ
ット136を固定し、横軸129にスプロケット137
を遊嵌して前記受けアーム130と固定し、支持アーム
127の中途2ヶ所に遊転スプロケット138を支持
し、これらスプロケット136、137、138等にチ
ェーン139を巻き掛けており、これらによって姿勢変
更具125が構成され、この姿勢変更具125、昇降ア
クチュエータ133及び回動軸131等によって昇降手
段11が構成されている。
133を作動して回動軸131を介して支持アーム12
7を回動することにより、前後搬送手段18を上位置の
縦横搬送機構5と略同一高さまで上昇し、これと同期し
て、姿勢変更具125のスプロケット136に対するチ
ェーン139の巻き掛け位置が変化してスプロケット1
37が回動し、支持アーム127に対して受けアーム1
30が上方向に屈曲し、前後搬送手段18を前下向き姿
勢から略水平姿勢に変更する。
れば、前記と逆に、前後搬送手段18は苗箱Nを縦横搬
送機構5と受け渡し可能な略水平姿勢上昇位置から、苗
箱Nを地面と受け渡し可能な前下向き姿勢下降位置まで
移動しながら姿勢変更される。前記姿勢変更具125
は、支持アーム127と受けアーム130との間に空気
圧又は油圧のシリンダ又はその他の揺動手段を設け構成
してもよく、支持アーム127の昇降と同期して受けア
ーム130を回動することにより前後搬送手段18の姿
勢を変更しているが、支持アーム127を上昇した後に
前後搬送手段18を前下向き姿勢から略水平姿勢に変更
し、下降した後に略水平姿勢から前下向き姿勢に変更し
てもよい。
に枢支されているが、受けアーム130に対しては担持
されているだけであり、前下向き姿勢で接地輪51が接
地しているとき、地面の凹凸に追従して上下動可能であ
る。受渡機構7は、図6〜8に示すように、縦横搬送機
構5の中央基点位置の後方に位置していて、中央送り部
5Cとそれより後方の位置との間で苗箱Nを前後方向に
搬送可能になっている。
た自転ローラを複数本有するローラコンベヤで形成さ
れ、そのフレーム142の前部は機本体31又は縦横搬
送機構5の機構フレーム41に対して横軸状枢支軸14
3回りに回動自在に連結され、その後部は箱供給機構8
及び箱収集機構9上に載置して連結可能になっている。
図1〜7、19〜23において、箱取り上げ機構17は
機本体31の基枠31Bの左右側部から前方に突出した
前フレーム56に、左右各4組計8組設けられている。
前フレーム56は側面視L字状で平面視コ字状であり、
左右両端は機本体31に対して支持ピン57を介して枢
支連結され、両方の三角状のブラケット58をボルト連
結することにより一体状にしており、ボルトの締結解除
によって前フレーム56を上方へ折り畳み可能になって
いる。
ム56の重量を支持する車輪52が設けられ、前下向き
に突出したブラケット53Aを介して光電センサ等でな
る前端センサ53Bが取り付けられている。前端センサ
53Bは回収時に苗箱Nの苗を検出して、苗箱Nの存在
を検出し、箱敷設回収用作業機Aの停止位置を決定する
ものである。
ーム56の前部には左右にそれぞれ4本の上方向のガイ
ドレール60が固定され、1個のブレーキ付き昇降シリ
ンダ62が支持され、2本のガイド杆59が上下動可能
に案内されており、2本のガイド杆59の下端に昇降台
61が取り付けられていて、この昇降台61を昇降すべ
く昇降シリンダ62のピストンロッドが連結されてい
る。
が固定され、この連結具63の下部にピンを介して側面
視L字状の揺動具64の中途部が枢支され、この揺動具
64に縦シリンダ67が取り付けられると共に、その上
部にガイドレール60に係合したコロ65が設けられて
いる。ガイドレール60は下部近傍が後方側に屈曲され
ていて、この屈曲部分60Aをコロ65が通過すると
き、揺動具64が揺動して縦シリンダ67の姿勢を変え
るようになっている。
部には前後動シリンダ68が取り付けられ、この前後動
シリンダ68のピストンロッドの前部には取り付け台6
9が取り付けられている。前記前後動シリンダ68及び
取り付け台69にはそれぞれ2本のガイド杆70、71
が固定されていて、それぞれのガイド杆70、71は縦
シリンダ67と前後動シリンダ68のシリンダを保持す
る部材に長手方向移動自在に案内されている。
72が取り付けられ、この側板72には前後に小さい車
輪と中央に大きい車輪73A、73B、73Cが設けら
れ、これら車輪73A、73B、73Cは接地して後述
する掛け爪の地面に対する位置及び姿勢を保持するよう
になっている。取り付け台69には角材状の支持体14
5が支持されると共にその後方に裏板146が取り付け
られている。前記支持体145は左右方向中央に縦軸1
47にナットを螺合することにより取り付け台69に取
り付けられていて、縦軸147を中心に若干揺動可能で
あり、裏板146に設けた左右一対の弾性受け体148
により中立位置(左右方向に沿う姿勢)に弾力的に保持
されるようになっている。
が前後方向に貫通され、その支持杆149の前端に爪取
り付け体150が取り付けられ、支持杆149に嵌装し
たスプリング151によって前方へ付勢されている。爪
取り付け体150にはツールバー152が設けられ、こ
のツールバー152に左右一対の掛け爪153が左右位
置調整可能に取り付けられている。左右一対の掛け爪1
53は前端が苗箱Nの周縁Naの下向きフランジとなっ
ている部分を下側から掛合する形状であり、下向きフラ
ンジの裏側のリブを回避して掛合できるように複数本設
けられている。
付け体150、スプリング151、ツールバー152及
び掛け爪153等は共に掛止具22を構成しており、こ
の掛止具22は掛け爪153を取り付け台69に直接取
り付けて構成することもできる。また、掛け爪153又
は掛止具22の代わりに当接具23を取り付けることに
より箱取り上げ機構17を箱揃え手段16とすることも
可能である。
5を介して設けらけれた苗箱検出センサであり、掛け爪
153が苗箱Nと当接して爪取り付け体150が後方移
動したときにそれを検出して、苗箱Nの存在を検出する
ようになっている。この苗箱検出センサ154は取り付
け板155を回動することにより前後位置を調整可能で
ある。
るために、前後動シリンダ68のピストンロッドに対し
て取り付け台69を前後軸回りに若干揺動できるように
しておくことが好ましい。この実施形態の箱取り上げ機
構17は、箱敷設回収用作業機Aを前進させて、前端セ
ンサ53Bで苗箱Nを検出して作業開始位置に停止さ
せ、車輪73を接地した状態で前後動シリンダ68を突
出作動させるか、又は前後動シリンダ68を突出作動状
態にしておいて作業走行機体2Aを再び前進させるかす
ると、掛止具22の掛け爪153が敷設状態の苗箱Nと
当接して爪取り付け体150が弾力的に後方移動し、苗
箱検出センサ154がそれを検出して前後動シリンダ6
8の突出作動又は走行機体2Aの前進を停止する(図2
0の状態)。
左右で不揃いになっていても、スプリング151を介し
て爪取り付け体150が前後動することにより吸収し、
苗箱Nが傾いていても、縦軸147及び左右一対の弾性
受け体148を介して支持体145が揺動することによ
り吸収され、一対の掛け爪153が苗箱Nの周縁Naと
適正に掛合する。
て昇降台61を少し上昇し、これにより全掛け爪153
で苗箱Nの周縁Naの下向きフランジとなっている部分
を下側から掛合し、かつ苗箱Nの後部を持ち上げる。こ
のとき、コロ65がガイドレール60の屈曲部分60A
に入るため、連結具63が上昇しながら揺動し、前後動
シリンダ68及び掛止具22を前後搬送手段18の上面
に略沿うように傾斜させる。
0で全掛止具22の下方まで移動し(図22の状態)、
前後搬送手段18の上に苗箱Nの略後半分を掬うように
配置した状態で縦シリンダ67を作動し、全苗箱Nを前
後搬送機構6の上に載置しかつ掛け爪153と苗箱Nの
周縁Naとの掛合を解除し、その後、掛止具22を前後
動シリンダ68で前後搬送手段18の上面に略沿わせな
がら後方移動して、苗箱Nから離脱させると共に昇降シ
リンダ62を作動して上昇させる(図23の状態)。
状又は前下向き傾斜した掬い板形状のデバイダを用いる
こともでき、そのデバイダはブラケット40に取り付
け、走行装置A2を前進させながら、前端から後上方に
傾斜した傾斜面で地上の苗箱Nを掬い上げるようにすれ
ばよい。箱供給用作業機Bは図1、2、4、24〜29
に示されており、苗箱Nを積層状態に収納していて受渡
機構7へ苗箱Nを1枚ずつ供給する箱供給機構8と、積
み卸し可能な箱受持体14上に受持した積層状態の苗箱
Nを箱受持体14上から箱供給機構8に供給する積層苗
箱供給機構12と、これらを搭載支持する走行装置B2
とを備えている。
タ等の駆動源75、油圧ポンプ、エアコンプレッサ、操
作盤等を搭載し、左右クローラ走行部77を走行用の油
圧モータで駆動するようになっており、単独で走行・操
縦可能である。また、走行装置B2は連結装置87及び
電気系接続コードを介して走行装置A2と着脱自在であ
り、走行装置A2に連結して一体的に走行・操縦され
る。
たフック状の連結具87Aと、走行装置B2の前部に設
けた連結ピン87Bとを有し、連結ピン87Bは走行装
置B2に対して上下動可能になっていて、走行装置A2
と走行装置B2とは連結状態で地面の凹凸に追従して屈
曲する。前記箱供給機構8は、ホイールコンベヤ又はロ
ーラコンベヤ等で形成された搬送コンベヤ手段54B
と、この搬送コンベヤ手段54Bに跨がって配置された
枠フレーム78に設けた箱保持手段79と、搬送コンベ
ヤ手段54B上の苗箱Nを箱保持手段79で保持する位
置まで昇降するリフト手段80とを備えている。
て、例えば30段に積層された苗箱Nを、搬送コンベヤ
手段54Bに載置した状態で後方から挿入可能になって
いる。箱保持手段79は枠フレーム78に支持された左
右一対の板形状の保持具81と、この左右保持具81を
枠フレーム78内方に出退させる出退手段82とを有す
る。
受持可能であり、搬送コンベヤ手段54Bから苗箱N1
枚分より離れた高さで積層苗箱Nを保持することがで
き、出退手段82で後退させることにより、保持してい
る積層苗箱Nを開放可能になっている。出退手段82は
保持具81を先端に取り付けたネジ軸をモータで軸方向
移動するもので、エアシリンダ等で構成することもでき
る。
の下方に位置し、搬送コンベヤ手段54Bのホイール間
から上方へ突出可能なリフト台83と、このリフト台8
3を昇降するリフト駆動装置84とを有している。前記
リフト台83は機本体76に昇降が案内されており、リ
フト駆動装置84はリフト台83の下面のカムフォロア
と当接するカム板85をモータ等で駆動して、リフト台
83を昇降するようになっている。このリフト駆動装置
84は油圧シリンダ等で構成することも可能である。
後退しておいて、搬送コンベヤ手段54Bで枠フレーム
78内に搬入された積層苗箱Nを、リフト駆動装置84
を作動してリフト台83を上昇させることにより持ち上
げ、下降するときに下から2枚目の苗箱Nを保持具81
を突出させることにより受持し(図27、29の状
態)、リフト台83を搬送コンベヤ手段54Bより下方
へ降下することにより最下位置の苗箱Nを搬送コンベヤ
手段54Bに再度載せて前方へ搬送する。
具81に受持されている積層苗箱Nが持ち上げられ、下
降するときに保持具81を1度後退させて最下苗箱Nを
降下させ、その後の保持具81の進出で下から2枚目の
苗箱Nを受持させる。積層苗箱供給機構12は、箱受持
体14を載置して横移動可能な横移動機構97と、横移
動機構97上の箱受持体14から積層苗箱Nを前方へ送
り出す積層苗箱送り手段92とを有する。
フォーク爪挿入可能なパレットで、苗箱Nを例えば30
段積み重ねたものを左右方向に5列載置可能に形成され
ている。この箱受持体14はフォークリフトで運搬可能
な枠体又は車輪付きの運搬車等でもよい。横移動機構9
7は、機本体76の後部上面に固定のフレーム89の前
後部に左右方向多数の車輪90が設けられ、この車輪9
0に係合する前後レール体を有する載置移動台91が左
右方向移動自在に配置され、機本体76又はフレーム8
9上に載置移動台91を駆動する駆動手段158が設け
られている。
されたスプロケットにチェーン159を巻き掛け、この
チェーン159を載置移動台91に連結し、電動モータ
160でスプロケットを駆動するようになっており、駆
動手段158を移動させずに前後レール体91を有する
載置移動台91をチェーン159で引っ張って移動する
ようになっている。載置移動台91の上面には、図28
に示すように、載置した箱受持体14を前後方向及び左
右方向の適正位置に保持する位置決め部材100が設け
られている。
Bへの積層苗箱Nの供給は、フレーム89の内部に配置
された積層苗箱送り手段92で行う。この積層苗箱送り
手段92は、昇降台93にモータ94で駆動されるベル
トコンベヤ95を支持し、昇降台93を昇降手段96で
昇降するようになっている。昇降手段96は昇降台93
に固定のロッドをラック・ピニオンを介して電動モータ
で上下駆動するものである。
電動モータを用いているが、空気圧シリンダ又は油圧シ
リンダ98で作動するように構成してもよい。前記箱受
持体14は5組の積層苗箱Nを載置可能であり、各苗箱
載置位置に対応してベルトコンベヤ95が顔出し可能な
窓14Aが形成されており、積層苗箱送り手段92は、
図27実線で示す状態から昇降手段96で昇降台93を
上昇させると、窓14Aからベルトコンベヤ95が上昇
して積層苗箱Nを持ち上げ(図27の2点鎖線、図28
実線の状態)、そして持ち上げ状態で駆動すると積層苗
箱Nを前方へ送ることができ、搬送コンベヤ手段54B
に移載できる。
きの左右バランスを採るため、箱受持体14上の積層苗
箱Nの取り出し順序は端から5、3、1、2、4番とな
っている。また、載置移動台91が機本体76から左右
に大きくオーバハングするので、左右支持をするために
機本体76の左右後部には支持アーム98を介して接地
輪99が設けられている。この接地輪99はキャスタ輪
が使用され、支持アーム98は外側方突出姿勢から後方
向に姿勢変更可能になっていて、箱供給用作業機Bを単
独走行させるときに、後部の支持ができるようになって
いる。
されており、受渡機構7から苗箱Nを1枚ずつ供給され
てその苗箱Nを上下多段に回収する箱収集機構9と、積
み卸し可能な箱収集枠体15に箱収集機構9から多段状
態の苗箱Nを送り込んで収納する箱多段収納機構19
と、これらを搭載支持する走行装置C2とを備えてい
る。
ータ等の駆動源106、油圧ポンプ、エアコンプレッ
サ、操作盤等を搭載し、左右クローラ走行部102を走
行用の油圧モータで駆動するようになっており、単独で
走行・操縦可能である。また、走行装置C2は連結装置
87を介して走行装置A2に着脱自在であり、走行装置
A2に連結して一体的に走行・操縦される。
コンベヤ等で形成された搬送コンベヤ手段54Cと、こ
の搬送コンベヤ手段54Cに跨がって配置された枠フレ
ーム103と、この枠フレーム103に支持されていて
搬送コンベヤ手段54C上の成長苗を有する苗箱Nを1
枚ずつ間隔を空けて持ち上げる箱多段持上手段104
と、この箱多段持上手段104上の全苗箱Nを後方へ押
し出すプッシャ手段105とを有する。
03に支持された上下軸107、108に前後複数のチ
ェーン109を巻き掛け、前後チェーン109に苗箱N
の側部を受持する受持金具110を一定間隔で取り付
け、これらを左右に対向配置して、搬送コンベヤ手段5
4C上から苗箱Nを左右受持金具110で持ち上げるよ
うに構成されており、苗箱Nを上下に間隔をおいて例え
ば30段に収集可能になっている。
03に箱多段持上手段104で収集された全苗箱Nと当
接するプッシャ体112と、このプッシャ体112を前
後動させる左右エアシリンダ113とを有しており、エ
アシリンダ113の伸縮作動によって、プッシャ体11
2を苗箱Nの前から左右受持金具110間に出退させ、
多段苗箱Nを枠フレーム103の後方まで押し出すこと
ができる。
と、これに載置される箱収集枠体15と、これらを左右
方向に移動する横移動機構97とを有する。箱収集枠体
15は箱受持体14に搭載されてフォークリフト等で運
搬されるもので、苗箱Nを上下間隔を空けて例えば30
段配置する受け片114を有し、この受け片114を左
右方向に5列配置して5列の収集部15aを形成してい
る。各収集部15aは多段苗箱Nをその前面側から挿入
可能であり、プッシャ手段105で箱収集機構9から押
し出されてくる多段苗箱Nを、上下間隔を空けたまま収
納する。
方向に移動させる横移動機構97は、図26に示した前
記箱供給機構8と略同一のもので、機本体101の後部
上面に固定のフレーム89の前後部に左右方向多数の車
輪90が設けられ、この車輪90に係合する前後レール
体を有する載置移動台91が左右方向移動自在に配置さ
れ、機本体101又はフレーム89上に載置移動台91
を駆動する駆動手段(図示せず)が設けられている。
構97及び接地輪等は箱供給機構8の積層苗箱供給機構
12と同一で、昇降手段は設けられていなく、箱収集枠
体15の左右方向5列の収集部15aへ苗箱Nを収集す
るための横移動機構97の横移動順序も、端から5、
3、1、2、4番となっている。次に、前記実施の形態
で示した苗箱搬送処理機を苗箱敷設機とした場合の苗箱
敷設方法を説明する。
とを別個に移動してハウス内で連結し、発芽処理後の苗
箱Nを多数載置した箱受持体14をリフト車両で運搬し
て載置移動台91上に載置する。積層苗箱供給機構12
の積層苗箱送り手段92を作動して、箱受持体14上の
積層苗箱Nを搬送コンベヤ手段54Bに移載し、箱供給
機構8内に供給する。5列の積層苗箱Nは、箱受持体1
4の中央側のものから供給に共され、横移動機構97を
介して箱受持体14を左右に移動して、左右バランスを
崩さないように順次供給される。
ト手段80を介して箱保持手段79で保持し、下段の苗
箱Nから搬送コンベヤ手段54B上に順次取り出し、搬
送コンベヤ手段54Bで受渡機構7へ供給する。この受
渡機構7で後方位置から縦横搬送機構5の中央送り部5
Cへ搬送する。縦横搬送機構5では、中左右ストッパ4
2L、42Rが作用位置にあり、中央送り部5Cのコン
ベヤ構造部が前方移動することにより、受渡機構7から
受け渡された苗箱Nを中前ストッパ42Fに当接し、次
に中後ストッパ42Bが作用位置に突出し、中右ストッ
パ42Rが後退し、かつ中央送り部5Cのコンベヤ構造
部が後方移動し、右側送り部5Rのコンベヤ構造部が前
方移動することにより、苗箱Nを中後ストッパ42B及
び右前ストッパ44Fで案内しながら右側送り部5R上
の受け渡し位置まで分配搬送する。
たら、中右ストッパ42Rを作用位置に、中左ストッパ
42Rを後退位置に配置し、中央送り部5Cと左側送り
部5Lのコンベヤ構造部を前方移動させ、左側送り部5
L上の受け渡し位置に4枚の苗箱Nを搬送する。左右側
送り部5L、5L上に苗箱Nを4枚ずつ計8枚の苗箱N
が準備されると、左右側送り部5L、5L及び前後搬送
機構6の前後搬送手段18を同時に前方移動させ、全苗
箱Nを縦横搬送機構5から前方へ移動させ、上昇水平位
置の前後搬送手段18上に受け渡しする。
搬送手段18を上昇水平位置から前下向き傾斜位置まで
下降傾動させ、下降前下向き傾斜位置に達したとき、箱
敷設回収用作業機Aを後進させながら前後搬送手段18
を前方移動させて、全苗箱Nを地上に放出し、放出した
苗箱Nから前後搬送手段18が一定距離離れた状態で箱
敷設回収用作業機Aの後進を停止する。
後搬送手段18を水平前方移動させ、その前部に配置し
た箱揃え手段16の当接具23を放出した全苗箱Nに当
接して先行敷設苗箱Nに当接するまで前方に押動し、全
苗箱Nの前後位置を揃え、前後苗箱間隔を詰める。水平
移動手段10を逆作動して前後搬送手段18を後退させ
た後又は後退させながら、昇降手段11を逆作動して、
前後搬送手段18を縦横搬送機構5から苗箱Nを受け渡
し可能な上昇水平位置に戻し、再び前記行程を繰り返
す。
央送り部5Cの幅に略相当する幅の歩道が形成される。
苗箱敷設機がハウス内の端部まで移動してくると、箱敷
設回収用作業機Aから箱供給用作業機Bを分離し、箱敷
設回収用作業機Aの縦横搬送機構5及び前後搬送手段1
8上に残っている苗箱Nを箱敷設回収用作業機Aのみで
敷設し、その後に箱敷設回収用作業機Aを方向転換し
て、別のハウス又は敷設域へ移動させ、移動後に箱供給
用作業機Bを再度連結する。
設する場合、前記箱敷設回収用作業機Aは横移動した後
にハウス内前端まで移動することになるが、その時、走
行装置A2の左右クローラ走行部32を左右逆に駆動し
て走行台29を方向転換(地面に対して回動)させるの
と同期して、走行台29に対して機本体31を逆方向に
旋回させると、機本体31及びその上の縦横搬送機構5
及び前後搬送機構6は方向性が不変のまま走行台29だ
けが方向転換され、苗箱Nの敷設方向と直角に移動でき
ることになり、縦横搬送機構5及び前後搬送機構6が左
右方向に長くとも、敷設域間移動のための空間を小さく
できる。
29に対して機本体31を90度旋回して縦横搬送機構
5及び前後搬送機構6の左右方向を前後方向に変更し、
箱敷設回収用作業機Aの横幅を狭くして出入口を通すよ
うにする。次に、前記実施の形態で示した苗箱搬送処理
機を苗箱回収機とした場合の苗箱回収方法を説明する。
機Aのみを移動し、敷設されている横1列計8枚の苗箱
Nに箱取り上げ機構17を対向させ、前端センサ53で
苗箱Nを検出するまで前進させる。このとき又はこの後
に、前後搬送手段18を前下向き傾斜位置で待機させ、
箱取り上げ機構17を作動して掛止具22の掛け爪15
3を苗箱Nに当接する地面近くまで降下させかつ突出
し、その状態で走行装置A2を前進させ、そして掛止具
22の掛け爪153を苗箱Nに当接して走行装置A2の
移動を停止する。このとき、走行装置A2を前進させる
代わりに前後動シリンダ68で掛け爪153を突出させ
るようにしてもよい。
シリンダ62で掛止具22を上昇させ、掛け爪153を
苗箱Nの周縁Naに下側から掛止して苗箱Nの後側を持
ち上げ、その持ち上げた苗箱Nの下側に前後搬送機構6
の前後搬送手段18を水平移動手段10の前進動作で挿
入し、苗箱Nの裏面が前後搬送手段18の先端に載るよ
うに掬う。
け爪153を降下させ、苗箱Nを前後搬送手段18に受
け渡し、更に前後動シリンダ68を後退作動させると共
に昇降シリンダ62又は縦シリンダ67を上昇作動させ
て、掛け爪153を苗箱Nの周縁Naから離脱させ、そ
の後に前後搬送手段18を後方移動させて、前後搬送手
段18上に苗箱Nが完全に載置されるようにする。
水平移動手段10の後進動作で後方移動した後又は同時
に、昇降手段11を作動して前下向き傾斜位置から上昇
水平位置へ上昇され、縦横搬送機構5と同高さの苗箱N
を受け渡し可能な位置に移動する。前後搬送手段18が
上昇水平位置に達すると、前後搬送手段18及び縦横搬
送機構5の左右側送り部5L、5Rのコンベヤ構造部が
後方移動し、後退位置にある左右前ストッパア43B、
44B上を通過して、前後搬送手段18上の苗箱Nが左
右側送り部5L、5R上に受け渡される。
左右前ストッパ43F、44F及び中右後ストッパ42
R、42Bを作用位置に配置し、かつ左停止具49Lで
中央送り部5C側から2番目の苗箱Nを停止させ、その
状態で左側送り部5L及び中央送り部5Cを後方移動さ
せ、中央送り部5C側1番目の苗箱Nを、左後ストッパ
43B及び中後ストッパ42Bで案内しながら中央送り
部5C上へ移動し、中後ストッパ42Bを後退させて、
中央送り部5Cから受渡機構7に受け渡して後方位置ま
で移動させる。
機構7へ受け渡されるころ、左停止具49Lが一旦解除
されて残りの苗箱Nが中央送り部5C側へ搬送され、1
箱分搬送されて後に左停止具49Lが再び作動して3番
目の苗箱Nを停止させる。これを繰り返して、1箱ずつ
順次中央送り部5Cへ送られ、受渡機構7で後方位置ま
で移動させる。
側送り部5Lの場合と略同様であるが、中左後ストッパ
42L、42Bを作用位置に配置し、かつ右停止具49
Lで中央送り部5C側から2番目の苗箱Nを停止させ、
その状態で右側送り部5Rを後方移動させ、中央送り部
5Cを前方移動させ、中央送り部5C側1番目の苗箱N
を、右後ストッパ44B及び中後ストッパ42Bで案内
しながら中央送り部5C上へ移動し、中前ストッパ42
Fを後退させて、中央送り部5C及び受渡機構7を後方
移動させて、苗箱Nを中央送り部5Cから受渡機構7に
受け渡し、更に後方位置の箱収集用作業機Cの搬送コン
ベヤ手段54C上まで移動する。
手段54Cで順次搬送される苗箱Nが箱収集機構9内に
供給され、この箱収集機構9の箱多段持上手段104で
持ち上げられ、かつ上下間隔を空けて多段に収集され
る。前記箱多段持上手段104内に所定枚数の苗箱Nが
収納されると、プッシャ手段105が作動して全苗箱N
を同時に後方へ押し、箱多段収納機構19上の箱収集枠
体15内に収納する。横移動機構97を介して箱収集枠
体15を左右に位置変更して、箱収集枠体15の5列の
収集部15aに多段苗箱Nが収納されると、箱受持体1
4に箱収集枠体15を載置したままリフト車両で降ろ
し、代わりに空の箱収集枠体15及び箱受持体14が載
置される。
へ苗箱Nが受け渡された後に、前後搬送手段18は昇降
手段11を介して下降し、次の敷設苗箱Nを回収するた
めの動作を行い、1又は2列の敷設苗箱Nが回収された
時点で、箱敷設回収用作業機Aに箱収集用作業機Cが連
結される。但し、前記苗箱搬送処理機において、ハウス
内が充分に広い場合は、苗箱敷設機も苗箱回収機も、最
初から箱敷設回収用作業機Aと箱供給用作業機B又は箱
収集用作業機Cとを連結しておいてもよい。
機A、箱供給用作業機B、箱収集用作業機Cをそれぞれ
独立構成して独立走行可能になっていて、各搭載の操作
盤から操作できるが、ラジオコントローラ等によりリモ
コン操縦も可能になっており、ハウス内には、空中ケー
ブル又は埋設ケーブルを架設しておいて、箱敷設回収用
作業機Aに設けたセンサで前記ケーブルを感知しながら
自動直線走行ができるように構成されている。
る時及びハウス内への出入りは、箱敷設回収用作業機A
と箱供給用作業機B又は箱収集用作業機Cとは個別にリ
モコン操縦されるが、連結状態では、後述の如く箱敷設
回収用作業機Aと箱供給用作業機B又は箱収集用作業機
Cのどちらか一方に供給された電力を他方に通電して他
方も同期駆動し、どちらか一方が受信した操縦指令で走
行及び作業動作が制御されるようになっている。図32
は、箱敷設回収用作業機A、箱供給用作業機B(又は箱
収集用作業機C)の制御系のブロック図を示し、箱敷設
回収用作業機Aには、前記走行用の油圧モータ161A
及び各種電磁弁等を制御するための制御部162Aが設
けられ、この制御部162Aに、箱敷設回収用作業機A
に設けたレシーバ163A、パトライト164、前記走
行用の油圧モータ161A、電磁弁ボックス165A、
センサボックス166A、操作盤167A等が接続され
ている。レシーバ163Aはアンテナ168Aとトラン
シーバボックス169Aとを有し、リモコン170Aか
らの前進走行指令信号、後進走行指令信号の走行指令信
号等を受信するようになっている。
C)には、油圧モータ161B(油圧モータ161C)
及び各種電磁弁等を制御するための制御部162B(制
御部162C)が設けられ、この制御部162B(制御
部162C)に、箱敷設回収用作業機Aに設けたレシー
バ163B(レシーバ163C)、走行用の油圧モータ
161B(油圧モータ161C)、電磁弁ボックス16
5B(電磁弁ボックス165C)、センサボックス16
6B(センサボックス166C)、操作盤167B(操
作盤167C)等が接続されている。レシーバ163B
(レシーバ163C)はアンテナ168B(アンテナ1
68C)とトランシーバボックス169B(トランシー
バボックス169C)とを有し、リモコン170B(リ
モコン170C)からの前進走行指令信号、後進走行指
令信号の走行指令信号等を受信するようになっている。
B(又は箱収集用作業機C)に、電源供給用ケーブル1
73を卷回したケーブルドラム174を着脱自在に連結
可能に構成され、箱敷設回収用作業機A、箱供給用作業
機B(又は箱収集用作業機C)にケーブルドラム174
を連結し、ケーブルドラム174に卷回した電源供給用
ケーブル173を介して箱敷設回収用作業機A、箱供給
用作業機B(又は箱収集用作業機C)に夫々電源を供給
するようになっている。
業機B(又は箱収集用作業機C)とが連結されれば、箱
敷設回収用作業機Aと箱供給用作業機B(又は箱収集用
作業機C)とが電源ケーブル175により自動的に接続
されるようになっており、例えば箱供給用作業機B(又
は箱収集用作業機C)にケーブルドラム174を連結
し、ケーブルドラム174に卷回した電源供給用ケーブ
ル173を介して箱供給用作業機B(又は箱収集用作業
機C)側に電源を供給するようにしておけば、電源ケー
ブル175により箱供給用作業機B(又は箱収集用作業
機C)を介して箱敷設回収用作業機Aに電源が自動的に
供給されように構成されている。また、箱敷設回収用作
業機Aと箱供給用作業機B(又は箱収集用作業機C)と
が連結されれば、箱敷設回収用作業機Aの制御部162
Aと箱供給用作業機B(又は箱収集用作業機C)の制御
部162B(制御部162C)とがリンクケーブル17
6により自動的に接続されるようになっており、このリ
ンクケーブル176を介して箱敷設回収用作業機Aの制
御部162Aと箱供給用作業機B(又は箱収集用作業機
C)の制御部162B(制御部162C)との間で、後
述するように走行指令信号を入出力できるようになって
いる。
部162Aは、箱敷設回収用作業機Aと箱供給用作業機
B(又は箱収集用作業機C)とが前後に連結されていな
ければ、アンテナ168A(レシーバ163A)に受信
した前進又は後進等の走行指令信号に従って箱敷設回収
用作業機Aの油圧モータ161A(走行装置A2)を駆
動し、これにより、箱敷設回収用作業機Aをアンテナ1
68Aに受信した走行指令信号に従って単独で前進走
行、後進走行等の走行をさせるようになっている。
2Aは、箱敷設回収用作業機Aと箱供給用作業機B(又
は箱収集用作業機C)とが前後に連結されれば、油圧モ
ータ161Aを次のように制御する。即ち、箱敷設回収
用作業機Aと箱供給用作業機Bとを前後に連結したと
き、アンテナ168Aに前進走行指令信号を受信すれ
ば、箱敷設回収用作業機Aの油圧モータ161Aを前進
走行指令信号に従って駆動すると共に、リンクケーブル
176を介して箱供給用作業機Bの制御部162Bに前
進走行指令信号を出力する。また、アンテナ168Aに
よる前進走行指令信号の受信が停止すれば、箱敷設回収
用作業機Aの油圧モータ161Aを停止させると共に、
箱供給用作業機Bの制御部162Bへの前進走行指令信
号の出力を停止する。
162Bから後進走行指令信号を入力すれば、箱敷設回
収用作業機Aの油圧モータ161Aを、入力した後進走
行指令信号に従って後進駆動する。また、後述する箱供
給用作業機Bの制御部162Bからの後進走行指令信号
の入力が停止すれば、箱敷設回収用作業機Aの油圧モー
タ161Aを停止させる。
作業機Bとを前後に連結したとき、アンテナ168Aに
後進走行指令信号を受信しても、この後進走行指令信号
の受信を無視し、油圧モータ161Aを駆動しないし、
また後進走行指令信号の受信の停止によっても油圧モー
タ161Aを駆動したり停止させたりしないようになっ
ている。
は、箱敷設回収用作業機Aと箱供給用作業機Bとが前後
に連結されていなければ、アンテナ168Bに受信した
前進又は後進等の走行指令信号に従って箱供給用作業機
Bの油圧モータ161B(走行装置B2)を駆動し、こ
れにより、箱供給用作業機Bをアンテナ168Bに受信
した走行指令信号に従って単独で前進走行、後進走行等
の走行をさせるようになっている。
は、箱敷設回収用作業機Aと箱供給用作業機Bとが前後
に連結されれば、油圧モータ161Bを次のように制御
する。即ち、アンテナ168Bに後進走行指令信号を受
信すれば、箱供給用作業機Bの油圧モータ161Bを後
進走行指令信号に従って駆動すると共に、箱敷設回収用
作業機Aの制御部162Aに後進走行指令信号を出力す
る。また、アンテナ168Bによる後進走行指令信号の
受信が停止すれば、箱供給用作業機Bの油圧モータ16
1Bを停止させると共に、箱敷設回収用作業機Aの制御
部162Aへの後進走行指令信号の出力を停止する。
御部162Aから前進走行指令信号を入力すれば、箱供
給用作業機Bの油圧モータ161Bを、入力した前進走
行指令信号に従って前進駆動する。また、前述した箱敷
設回収用作業機Aの制御部162Aからの前進走行指令
信号の入力が停止すれば、箱供給用作業機Bの油圧モー
タ161Bを停止させる。
作業機Bとを前後に連結したとき、アンテナ168Bに
前進走行指令信号を受信しても、この後進走行指令信号
の受信を無視し、油圧モータ161Bを駆動しないし、
また後進走行指令信号の受信の停止によっても油圧モー
タ161Bを駆動したり停止させたりしないようになっ
ている。
作を図33のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ1で、箱敷設回収用作業機Aと箱供給用作業機
Bとが連結されているか否かを判別し、連結されていな
ければステップ2に進み、ステップ2でアンテナ168
Aに受信した前進又は後進等の走行指令信号に従って箱
敷設回収用作業機Aの油圧モータ161Aを駆動する。
これにより、箱敷設回収用作業機Aはアンテナ168A
に受信した走行指令信号に従って単独で前進走行、後進
走行等の走行をする。
給用作業機Bとが連結されていると判別すれば、ステッ
プ3に進み、ステップ3でアンテナ168Aに前進走行
指令信号を受信したか否かを判別する。前進走行指令信
号を受信していれば、ステップ4で箱敷設回収用作業機
Aの油圧モータ161Aを前進走行指令信号に従って駆
動すると共に、箱供給用作業機Bの制御部162Bに前
進走行指令信号を出力する。
作業機Bとが連結されていると、箱敷設回収用作業機A
のアンテナ168Aに前進走行指令信号を受信すれば、
箱敷設回収用作業機Aが前進走行し、同時に箱供給用作
業機Bの制御部162Bにその前進走行指令信号が出力
する。ステップ4からステップ5に進み、ステップ5
で、アンテナ168Aによる前進走行指令信号の受信が
停止したか否かを判別し、前進走行指令信号の受信が停
止しなければ、ステップ4に戻る。ステップ5で前進走
行指令信号の受信が停止したと判別すれば、ステップ5
からステップ6に進み、箱敷設回収用作業機Aの油圧モ
ータ161Aを停止させると共に、箱供給用作業機Bの
制御部162Bへの前進走行指令信号の出力を停止す
る。
168Aに前進走行指令信号を受信している間、箱敷設
回収用作業機Aが前進走行を続けると共に、箱敷設回収
用作業機Aの制御部162Aから箱供給用作業機Bの制
御部162Bに前進走行指令信号を出力し続ける。ステ
ップ3でアンテナ168Aに前進走行指令信号を受信し
ていないと判別すれば、ステップ3からステップ7に進
み、ステップ7で、箱供給用作業機Bの制御部162B
から後進走行指令信号を入力したか否かを判別し、後進
走行指令信号を入力していなければステップ1に戻る。
箱供給用作業機Bの制御部162Bから後進走行指令信
号を入力していれば、ステップ8に進み、ステップ8
で、箱敷設回収用作業機Aの油圧モータ161Aを、入
力した後進走行指令信号に従って後進駆動する。
用作業機Bの制御部162Bから後進走行指令信号を入
力して後進走行する。ステップ8からステップ9に進
み、ステップ9で、箱供給用作業機Bの制御部162B
からの後進走行指令信号の入力が停止したか否かを判別
し、後進走行指令信号の入力が停止していなければ、ス
テップ8に戻る。箱供給用作業機Bの制御部162Bか
らの後進走行指令信号の入力が停止すれば、ステップ1
0に進み、ステップ10で、箱敷設回収用作業機Aの油
圧モータ161Aを停止させる。
62Aが箱供給用作業機Bの制御部162Bから後進走
行指令信号を入力する間、箱敷設回収用作業機Aは後進
走行する。次に、箱供給用作業機Bの走行制御動作を図
34のフローチャートを参照しながら説明する。
供給用作業機Bとが連結されているか否かを判別し、連
結されていなければステップ2に進み、ステップ2でア
ンテナ168Bに受信した前進又は後進等の走行指令信
号に従って箱供給用作業機Bの油圧モータ161Bを駆
動する。これにより、箱供給用作業機Bはアンテナ16
8Bに受信した走行指令信号に従って単独で前進走行、
後進走行等の走行をする。
給用作業機Bとが連結されていると判別すれば、ステッ
プ3に進み、ステップ3でアンテナ168Bに後進走行
指令信号を受信したか否かを判別する。後進走行指令信
号を受信していれば、ステップ4で箱供給用作業機Bの
油圧モータ161Bを後進走行指令信号に従って駆動す
ると共に、箱敷設回収用作業機Aの制御部162Aに後
進走行指令信号を出力する。
作業機Bとが連結されていると、箱供給用作業機Bのア
ンテナ168Bに後進走行指令信号を受信すれば、箱供
給用作業機Bが後進走行し、同時に箱敷設回収用作業機
Aの制御部162Aにその前進走行指令信号が出力す
る。ステップ4からステップ5に進み、ステップ5で、
アンテナ168Bによる後進走行指令信号の受信が停止
したか否かを判別し、後進走行指令信号の受信が停止し
なければ、ステップ4に戻る。ステップ5で後進走行指
令信号の受信が停止したと判別すれば、ステップ5から
ステップ6に進み、箱供給用作業機Bの油圧モータ16
1Bを停止させると共に、箱敷設回収用作業機Aの制御
部162Aへの後進走行指令信号の出力を停止する。
8Bに後進走行指令信号を受信している間、箱供給用作
業機Bが後進走行を続けると共に、箱供給用作業機Bの
制御部162Bから箱敷設回収用作業機Aの制御部16
2Aに後進走行指令信号を出力し続ける。ステップ3で
アンテナ168Bに後進走行指令信号を受信していない
と判別すれば、ステップ3からステップ7に進み、ステ
ップ7で、箱敷設回収用作業機Aの制御部162Aから
前進走行指令信号を入力したか否かを判別し、前進走行
指令信号を入力していなければステップ1に戻る。箱敷
設回収用作業機Aの制御部162Aから前進走行指令信
号を入力していれば、ステップ8に進み、ステップ8
で、箱供給用作業機Bの油圧モータ161Bを、入力し
た前進走行指令信号に従って前進駆動する。
用作業機Aの制御部162Aから前進走行指令信号を入
力して前進走行する。ステップ8からステップ9に進
み、ステップ9で、箱敷設回収用作業機Aの制御部16
2Aからの前進走行指令信号の入力が停止したか否かを
判別し、前進走行指令信号の入力が停止していなけれ
ば、ステップ8に戻る。箱敷設回収用作業機Aの制御部
162Aからの前進走行指令信号の入力が停止すれば、
ステップ10に進み、ステップ10で、箱供給用作業機
Bの油圧モータ161Bを停止させる。
Bが箱敷設回収用作業機Aの制御部162Aから前進走
行指令信号を入力する間、箱供給用作業機Bは前進走行
する。従って、図33に示す箱敷設回収用作業機Aの走
行制御動作と図34に示す箱供給用作業機Bの走行制御
動作により、箱敷設回収用作業機Aと箱供給用作業機B
とが連結されていれば、箱敷設回収用作業機Aのアンテ
ナ168Aに前進走行指令信号を受信している間、箱敷
設回収用作業機Aが前進走行を続けると共に、箱供給用
作業機Bの制御部162Bが箱敷設回収用作業機Aの制
御部162Aから前進走行指令信号を入力して箱供給用
作業機Bが前進走行するので、箱敷設回収用作業機Aの
アンテナ168Aに前進走行指令信号を受信すると、箱
敷設回収用作業機Aと箱供給用作業機Bとが互いに連動
して同時に前進走行する。また、箱供給用作業機Bのア
ンテナ168Bに後進走行指令信号が受信している間、
箱供給用作業機Bが後進走行を続けると共に、箱敷設回
収用作業機Aの制御部162Aが箱供給用作業機Bの制
御部162Bから後進走行指令信号を入力して箱敷設回
収用作業機Aが後進走行するので、箱供給用作業機Bの
アンテナ168Bに後進走行指令信号を受信すると、箱
敷設回収用作業機Aと箱供給用作業機Bとが互いに連動
して同時に後進走行する。
業機Cとが連結された場合の走行制御動作は、箱敷設回
収用作業機Aと箱供給用作業機Bとが連結された場合の
走行制御動作と同様であり、箱敷設回収用作業機Aと箱
供給用作業機Bとが連結された場合の走行制御動作にお
いて箱供給用作業機B側を箱収集用作業機C側に置き換
えればよいため、箱敷設回収用作業機Aと箱収集用作業
機Cとが連結された場合の走行制御動作の説明は省略す
る。
フローチャートである。これは、箱敷設回収用作業機A
と箱供給用作業機B(又は箱収集用作業機C)とを連結
したとき、前側の箱敷設回収用作業機Aのアンテナ16
8Aで受信した走行指令信号のみに従って箱敷設回収用
作業機Aの油圧モータ161A及び箱供給用作業機B
(又は箱収集用作業機C)の油圧モータ161B(油圧
モータ161C)を制御するようにしたものである。
Aと箱供給用作業機B(又は箱収集用作業機C)とが前
後に連結されていなければ、前記実施の形態と同様に夫
々のアンテナ168Aに受信した前進又は後進等の走行
指令信号に従って箱敷設回収用作業機A、箱供給用作業
機B(又は箱収集用作業機C)の油圧モータ161を駆
動する。
作業機Bとを連結したとき、箱敷設回収用作業機Aの制
御部162Aは、油圧モータ161Aを次のように制御
する。即ち、アンテナ168Aに前進走行指令信号を受
信すれば、箱敷設回収用作業機Aの油圧モータ161A
を前進走行指令信号に従って駆動すると共に、箱供給用
作業機Bの制御部162Bに前進走行指令信号を出力す
る。また、アンテナ168Aによる前進走行指令信号の
受信が停止すれば、箱敷設回収用作業機Aの油圧モータ
161Aを停止させると共に、箱供給用作業機Bの制御
部162Bへの前進走行指令信号の出力を停止する。
号を受信すれば、箱敷設回収用作業機Aの油圧モータ1
61Aを後進走行指令信号に従って駆動すると共に、箱
供給用作業機Bの制御部162Bに後進走行指令信号を
出力する。また、アンテナ168Aによる後進走行指令
信号の受信が停止すれば、箱敷設回収用作業機Aの油圧
モータ161Aを停止させると共に、箱供給用作業機B
の制御部162Bへの後進走行指令信号の出力を停止す
る。
は、箱敷設回収用作業機Aと箱供給用作業機Bとを前後
に連結すれば、油圧モータ161Bを次のように制御す
る。即ち、箱敷設回収用作業機Aの制御部162Aから
前進走行指令信号を入力すれば、箱供給用作業機Bの油
圧モータ161Bを、入力した前進走行指令信号に従っ
て前進駆動する。また、箱敷設回収用作業機Aの制御部
162Aからの前進走行指令信号の入力が停止すれば、
箱供給用作業機Bの油圧モータ161Bを停止させる。
2Aから後進走行指令信号を入力すれば、箱供給用作業
機Bの油圧モータ161Bを、入力した後進走行指令信
号に従って後進駆動する。また、箱敷設回収用作業機A
の制御部162Aからの後進走行指令信号の入力が停止
すれば、箱供給用作業機Bの油圧モータ161Bを停止
させる。
作業機Bとを前後に連結したとき、箱供給用作業機Bの
アンテナ168Bに前進走行指令信号又は後進走行指令
信号を受信しても、この走行指令信号の受信を無視し、
油圧モータ161Bを駆動しないし、また前進走行指令
信号又は後進走行指令信号の受信の停止によっても油圧
モータ161Bを駆動したり停止させたりもしないよう
になっている。
作を図35のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ1で、箱敷設回収用作業機Aと箱供給用作業機
Bとが連結されているか否かを判別し、連結されていな
ければステップ2に進み、ステップ2でアンテナ168
Aに受信した前進又は後進等の走行指令信号に従って箱
敷設回収用作業機Aの油圧モータ161Aを駆動する。
これにより、箱敷設回収用作業機Aはアンテナ168A
に受信した走行指令信号に従って単独で前進走行、後進
走行等の走行をする。
給用作業機Bとが連結されていると判別すれば、ステッ
プ3に進み、ステップ3でアンテナ168Aに前進走行
指令信号を受信したか否かを判別する。前進走行指令信
号を受信していれば、ステップ4で箱敷設回収用作業機
Aの油圧モータ161Aを前進走行指令信号に従って駆
動すると共に、箱供給用作業機Bの制御部162Bに前
進走行指令信号を出力する。
作業機Bとが連結されていると、箱敷設回収用作業機A
のアンテナ168Aに前進走行指令信号を受信すれば、
箱敷設回収用作業機Aが前進走行し、同時に箱供給用作
業機Bの制御部162Bにその前進走行指令信号が出力
する。ステップ4からステップ5に進み、ステップ5
で、アンテナ168Aによる前進走行指令信号の受信が
停止したか否かを判別し、前進走行指令信号の受信が停
止しなければ、ステップ4に戻る。ステップ5で前進走
行指令信号の受信が停止したと判別すれば、ステップ5
からステップ6に進み、箱敷設回収用作業機Aの油圧モ
ータ161Aを停止させると共に、箱供給用作業機Bの
制御部162Bへの前進走行指令信号の出力を停止す
る。
168Aに前進走行指令信号を受信している間、箱敷設
回収用作業機Aが前進走行を続けると共に、箱敷設回収
用作業機Aの制御部162Aから箱供給用作業機Bの制
御部162Bに前進走行指令信号を出力し続ける。ステ
ップ3でアンテナ168Aに前進走行指令信号を受信し
ていないと判別すれば、ステップ3からステップ7に進
み、ステップ7でアンテナ168Aに後進走行指令信号
を受信したか否かを判別し、後進走行指令信号を受信し
ていなければステップ1に戻る。後進走行指令信号を受
信していれば、ステップ8で箱敷設回収用作業機Aの油
圧モータ161Aを後進走行指令信号に従って駆動する
と共に、箱供給用作業機Bの制御部162Bに後進走行
指令信号を出力する。
作業機Bとが連結されていると、箱敷設回収用作業機A
のアンテナ168Aに後進走行指令信号を受信すれば、
箱敷設回収用作業機Aが後進走行し、同時に箱供給用作
業機Bの制御部162Bにその後進走行指令信号が出力
する。ステップ8からステップ9に進み、ステップ9
で、アンテナ168Aによる後進走行指令信号の受信が
停止したか否かを判別し、後進走行指令信号の受信が停
止しなければ、ステップ8に戻る。ステップ9で後進走
行指令信号の受信が停止したと判別すれば、ステップ9
からステップ10に進み、箱敷設回収用作業機Aの油圧
モータ161Aを停止させると共に、箱供給用作業機B
の制御部162Bへの後進走行指令信号の出力を停止す
る。
168Aに後進走行指令信号を受信している間、箱敷設
回収用作業機Aが後進走行を続けると共に、箱敷設回収
用作業機Aの制御部162Aから箱供給用作業機Bの制
御部162Bに後進走行指令信号を出力し続ける。次
に、箱供給用作業機Bの走行制御動作を図36のフロー
チャートを参照しながら説明する。
供給用作業機Bとが連結されているか否かを判別し、連
結されていなければステップ2に進み、ステップ2でア
ンテナ168Bに受信した前進又は後進等の走行指令信
号に従って箱供給用作業機Bの油圧モータ161Bを駆
動する。これにより、箱供給用作業機Bはアンテナ16
8Bに受信した走行指令信号に従って単独で前進走行、
後進走行等の走行をする。
給用作業機Bとが連結されていると判別すれば、ステッ
プ3に進む。ステップ3で、箱敷設回収用作業機Aの制
御部162Aから前進走行指令信号を入力したか否かを
判別し、箱敷設回収用作業機Aの制御部162Aから前
進走行指令信号を入力していれば、ステップ4に進み、
ステップ4で、箱供給用作業機Bの油圧モータ161B
を、入力した前進走行指令信号に従って前進駆動する。
用作業機Aの制御部162Aから前進走行指令信号を入
力して前進走行する。ステップ4からステップ5に進
み、ステップ5で、箱敷設回収用作業機Aの制御部16
2Aからの前進走行指令信号の入力が停止したか否かを
判別し、前進走行指令信号の入力が停止していなけれ
ば、ステップ4に戻る。箱敷設回収用作業機Aの制御部
162Aからの前進走行指令信号の入力が停止すれば、
ステップ6に進み、ステップ6で、箱供給用作業機Bの
油圧モータ161Bを停止させ、ステップ1に戻る。
Bが箱敷設回収用作業機Aの制御部162Aから前進走
行指令信号を入力する間、箱供給用作業機Bは前進走行
する。ステップ3で箱敷設回収用作業機Aの制御部16
2Aから前進走行指令信号を入力していないと判別すれ
ば、ステップ3からステップ7に進み、ステップ7で、
箱敷設回収用作業機Aの制御部162Aから後進走行指
令信号を入力したか否かを判別し、後進走行指令信号を
入力していなければステップ1に戻る。箱敷設回収用作
業機Aの制御部162Aから後進走行指令信号を入力し
ていれば、ステップ8に進み、ステップ8で、箱供給用
作業機Bの油圧モータ161Bを、入力した後進走行指
令信号に従って後進駆動する。
用作業機Aの制御部162Aから後進走行指令信号を入
力して後進走行する。ステップ8からステップ9に進
み、ステップ9で、箱敷設回収用作業機Aの制御部16
2Aからの後進走行指令信号の入力が停止したか否かを
判別し、後進走行指令信号の入力が停止していなけれ
ば、ステップ8に戻る。箱敷設回収用作業機Aの制御部
162Aからの後進走行指令信号の入力が停止すれば、
ステップ10に進み、ステップ10で、箱供給用作業機
Bの油圧モータ161Bを停止させる。
Bが箱敷設回収用作業機Aの制御部162Aから後進走
行指令信号を入力する間、箱供給用作業機Bは後進走行
する。従って、図35に示す箱敷設回収用作業機Aの走
行制御動作と図36に示す箱供給用作業機Bの走行制御
動作により、箱敷設回収用作業機Aと箱供給用作業機B
とが連結されていれば、箱敷設回収用作業機Aのアンテ
ナ168Aに前進走行指令信号を受信している間、箱敷
設回収用作業機Aが前進走行を続けると共に、箱供給用
作業機Bの制御部162Bが箱敷設回収用作業機Aの制
御部162Aから前進走行指令信号を入力して箱供給用
作業機Bが前進走行するので、箱敷設回収用作業機Aの
アンテナ168Aに前進走行指令信号を受信すると、箱
敷設回収用作業機Aと箱供給用作業機Bとが互いに連動
して同時に前進走行する。また、箱敷設回収用作業機A
のアンテナ168Aに後進走行指令信号が受信している
間、箱敷設回収用作業機Aが後進走行を続けると共に、
箱供給用作業機Bの制御部162Bが箱敷設回収用作業
機Aの制御部162Aから後進走行指令信号を入力して
箱敷設回収用作業機Aが後進走行するので、箱敷設回収
用作業機Aのアンテナ168Aに後進走行指令信号を受
信すると、箱敷設回収用作業機Aと箱供給用作業機Bと
が互いに連動して同時に後進走行する。
業機Cとが連結された場合の走行制御動作は、箱敷設回
収用作業機Aと箱供給用作業機Bとが連結された場合の
走行制御動作と同様であり、箱敷設回収用作業機Aと箱
供給用作業機Bとが連結された場合の走行制御動作にお
いて箱供給用作業機B側を箱収集用作業機C側に置き換
えればよいため、箱敷設回収用作業機Aと箱収集用作業
機Cとが連結された場合の走行制御動作の説明は省略す
る。
フローチャートである。これは、箱敷設回収用作業機A
と箱供給用作業機B(又は箱収集用作業機C)とを連結
したとき、後側の箱供給用作業機B(又は箱収集用作業
機C)のアンテナ168Aで受信した走行指令信号のみ
に従って箱敷設回収用作業機Aの油圧モータ161A及
び箱供給用作業機B(又は箱収集用作業機C)の油圧モ
ータ161Aを制御するようにしたものである。
6の実施形態の場合と、走行指令信号を受信するアンテ
ナが、前側の箱敷設回収用作業機Aのアンテナ168A
であるか後側の箱供給用作業機B(又は箱収集用作業機
C)のアンテナ168B(アンテナ168C)であるか
が互いに逆である点が異なるのみで、その制御動作は図
37及び図38に示すフローチャートの通りであり、前
記図35及び図36の実施形態における制御動作で十分
推測できるため、具体的な動作の説明は省略する。
収用作業機A、箱供給用作業機B(又は箱収集用作業機
C)の各レシーバに異なるリモコンで夫々別個に走行指
令信号を送信するように、前記リモコンを各作業機に対
応して夫々別個に設けているが、これに代え、箱敷設回
収用作業機A、箱供給用作業機B(又は箱収集用作業機
C)の各レシーバに対して、一個のリモコンを共通にし
て設けてもよく、さらにこの場合スイッチの切替え等に
よっていずれのレシーバに対する信号かを特定するよう
にしてもよい。
回収用作業機Aと後側の箱供給用作業機B(又は箱収集
用作業機C)とを前後に連結するようにしているが、こ
れに代え、箱敷設回収用作業機Aを後側にし箱供給用作
業機B(又は箱収集用作業機C)を前側にして前後に連
結するようにしてもよいし、また箱敷設回収用作業機A
と箱供給用作業機B(又は箱収集用作業機C)とを左右
に連結するようにしてもよい。さらに、互いに連結され
る作業機は箱敷設回収用作業機Aと箱供給用作業機B
(又は箱収集用作業機C)とには限定されず、走行装置
を有する作業機であれば他の作業機であってもよい。さ
らに、互いに連結される作業機は2機に限定されず、3
機以上を連結するようにしてもよい。
た箱敷設回収用作業機Aと箱供給用作業機B(又は箱収
集用作業機C)うちの一方の作業機のみのレシーバによ
り受信した前進走行指令信号によって各作業機を前進走
行さし、他方の作業機のレシーバにより受信した前進走
行指令信号を無視するように構成しているが、これに代
え、互いに連結した作業機のうちの一方の作業機のレシ
ーバにより受信した前進走行指令信号によって各作業機
を前進走行させると共に、他方の作業機のレシーバによ
り受信した前進走行指令信号によっても各作業機を前進
走行させるようにしてもよい。また、前記実施の形態で
は、互いに連結した箱敷設回収用作業機Aと箱供給用作
業機B(又は箱収集用作業機C)うちの一方の作業機の
みのレシーバにより受信した後進走行指令信号によって
各作業機を後進走行さし、他方の作業機のレシーバによ
り受信した前進走行指令信号を無視するように構成して
いるが、これに代え、互いに連結した作業機のうちの一
方の作業機のレシーバにより受信した後進走行指令信号
によって各作業機を後進走行させると共に、他方の作業
機のレシーバにより受信した後進走行指令信号によって
も各作業機を後進走行させるようにしてもよい。
装置が、クローラ走行部をモータで駆動するように構成
されているが、これに代え、走行装置が、車輪をエンジ
ン等の動力で駆動するように構成されたものであっても
よい。
機を連結すれば、連結した複数の作業機のうちの一方の
作業機が走行すると、これに連動して他の作業機も走行
し、連結した複数の作業機が同時に同一方向に同一速度
で進む。従って、複数の作業機を互いに連結して作業す
る際に、作業機の走行操作を簡単確実になし得て、連結
した複数の作業機を一体として確実に走行させることが
でき、連結した複数の作業機のスムーズな走行を可能に
し、複数の作業機による同時作業をより能率的になし得
る。
れば、連結した複数の作業機のうちの一方の作業機が走
行すると、他の作業機の制御部が、一方の作業機の走行
に連動して他の作業機を走行するように制御し、連結し
た複数の作業機が同時に同一方向に同一速度で進む。請
求項3によれば、箱敷設回収用作業機と箱供給用作業機
(又は箱収集用作業機)とを連結すれば、箱敷設回収用
作業機が走行すると、これに連動して箱供給用作業機
(又は箱収集用作業機)が走行し、箱供給用作業機(又
は箱収集用作業機)が走行すると、これに連動して箱敷
設回収用作業機が走行し、連結した箱敷設回収用作業機
と箱供給用作業機(又は箱収集用作業機)とが常に同時
に同一方向に同一速度で進む。
箱供給用作業機(又は箱収集用作業機)とを連結すれ
ば、リモコン操作によって箱敷設回収用作業機が走行す
ると、これに連動して箱供給用作業機(又は箱収集用作
業機)が走行し、リモコン操作によって箱供給用作業機
(又は箱収集用作業機)が走行すると、これに連動して
箱敷設回収用作業機が走行し、連結した箱敷設回収用作
業機と箱供給用作業機(又は箱収集用作業機)とがリモ
コン操作によって常に同時に同一方向に同一速度で進
む。
れば、連結した複数の作業機のうちの一方の作業機のみ
のレシーバにより受信した走行指令信号に従って、各作
業機が走行し、他の作業機のレシーバにより受信した走
行指令信号は無視される。請求項6によれば、箱敷設回
収用作業機と箱供給用作業機(又は箱収集用作業機)と
を前後に連結すれば、リモコンからの前進走行指令信号
を前側の作業機が受信すると、前側の作業機が前進走行
すると共にこれに連動して後側の作業機も前進走行し、
リモコンからの後進走行指令信号を後側の作業機が受信
すると、前側の作業機が後進走行すると共にこれに連動
して後側の作業機も後進走行し、前後に連結した箱敷設
回収用作業機と箱供給用作業機とがリモコン操作によっ
て常に同時に同一方向に同一速度で進む。なお、この場
合リモコンからの前進走行指令信号を後側の作業機が受
信したとき、或いはリモコンからの前進走行指令信号を
後側の作業機が受信したときには、これらの走行指令信
号は無視される。
たとき、一方の作業機に電源供給用ケーブルを接続して
おけば、該一方の作業機を介して他の作業機に電源が供
給されるため、他方の作業機に電源供給用ケーブルを接
続する必要がなくなり、電源供給用ケーブルを接続する
手間が省け、複数の作業機を連結して作業する際により
スムーズに作業をなし得るようになる。
きに拘わらず、作業装置の向きを任意に設定することが
でき、作業がより一層やり易くなる。
ての苗箱敷設回収機の分離状態の側面図である。
の平面図である。
ある。
示す平面図である。
機構下部の断面側面図である。
ある。
図である。
の断面正面図である。
チャートである。
チャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 走行装置を有する箱敷設回収用作業機
と、走行装置を有する箱供給用又は箱収集用作業機と
を、互いに連結可能に備え、敷設回収用作業機及び箱供
給用又は箱収集用作業機に、夫々制御部が設けられ、箱
敷設回収用作業機の走行装置と箱供給用又は箱収集用作
業機の走行装置とを夫々の制御部により駆動制御するよ
うにした作業機の走行制御システムであって、 箱敷設回収用作業機と箱供給用又は箱収集用作業機とを
連結したとき、箱敷設回収用作業機と箱供給用又は箱収
集用作業機のうちの一方の作業機の走行装置を駆動制御
すれば、他方の作業機の走行装置を、前記一方の作業機
の走行装置の駆動に対応して駆動制御するように、一方
の作業機の制御部から他方の作業機の制御部に走行指令
信号を出力するようにしたことを特徴とする作業機の走
行制御システム。 - 【請求項2】 走行装置を有する箱敷設回収用作業機
と、走行装置を有する箱供給用又は箱収集用作業機と
を、互いに連結可能に備え、敷設回収用作業機及び箱供
給用又は箱収集用作業機に、夫々レシーバと制御部とが
設けられ、夫々のレシーバにより受信したリモコンから
の走行指令信号に従って、箱敷設回収用作業機の走行装
置と箱供給用又は箱収集用作業機の走行装置とを夫々の
制御部により駆動制御するようにした作業機の走行制御
システムであって、 箱敷設回収用作業機と箱供給用又は箱収集用作業機とを
連結したとき、箱敷設回収用作業機と箱供給用又は箱収
集用作業機のうちの一方の作業機のレシーバによりリモ
コンからの走行指令信号を受信すれば、その受信した走
行指令信号に従って該一方の作業機の走行装置を駆動制
御すると共に、その走行指令信号を他方の作業機の制御
部に送ってその走行指令信号に従って他方の作業機の走
行装置を駆動制御するようにしたことを特徴とする作業
機の走行制御システム。 - 【請求項3】 連結した複数の作業機のうちの一方の作
業機のみのレシーバにより受信したリモコンからの走行
指令信号に従って、各作業機の走行装置を駆動制御する
するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載
の作業機の走行制御システム。 - 【請求項4】 走行装置を有する箱敷設回収用作業機
と、走行装置を有する箱供給用又は箱収集用作業機と
を、互いに前後に連結可能に備え、敷設回収用作業機及
び箱供給用又は箱収集用作業機に、夫々レシーバと制御
部とが設けられ、夫々のレシーバにより受信したリモコ
ンからの走行指令信号に従って、箱敷設回収用作業機の
走行装置と箱供給用又は箱収集用作業機の走行装置とを
夫々の制御部により駆動制御するようにした作業機の走
行制御システムであって、 箱敷設回収用作業機と箱供給用又は箱収集用作業機とを
前後に連結したとき、リモコンからの前進指令信号を箱
敷設回収用作業機と箱供給用又は箱収集用作業機のうち
の前側の作業機のレシーバにより受信して、その前進指
令信号に従って前側の作業機の走行装置を駆動制御する
と共に、その指令信号を後側の作業機の制御部に送って
その前進走行指令信号に従って後側の作業機の走行装置
を駆動制御し、リモコンからの後進指令信号を箱敷設回
収用作業機と箱供給用又は箱収集用作業機のうちの後側
の作業機のレシーバにより受信して、その後進走行指令
信号に従って後側の作業機の走行装置を駆動制御すると
共に、その後進走行指令信号を前側の作業機の制御部に
送ってその後進走行指令信号に従って前側の作業機の走
行装置を駆動制御するようにしたことを特徴とする作業
機の走行制御システム。 - 【請求項5】 前記各作業機に電源供給用ケーブルが着
脱自在に接続可能に構成され、複数の作業機を連結した
とき、一方の作業機に電源供給用ケーブルを接続してお
けば、該一方の作業機を介して他の作業機に電源が供給
されように一方の作業機側と他の作業機側とが電源ケー
ブルにより接続されるように構成されていることを特徴
とする請求項1〜4のいずれかに記載の作業機の走行制
御システム。 - 【請求項6】 前記作業機の走行装置が、クローラ走行
部をモータで駆動するように構成され、前記作業機は、
クローラ走行部に対して機本体を旋回自在に支持してな
ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の作
業機の走行制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29132096A JP3514595B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 作業機の走行制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29132096A JP3514595B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 作業機の走行制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10127110A JPH10127110A (ja) | 1998-05-19 |
JP3514595B2 true JP3514595B2 (ja) | 2004-03-31 |
Family
ID=17767388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29132096A Expired - Fee Related JP3514595B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 作業機の走行制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3514595B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013102749A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Piporii Giken Seisakusho:Kk | 苗箱敷設機に苗箱を補給する苗箱補給システム |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP29132096A patent/JP3514595B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013102749A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Piporii Giken Seisakusho:Kk | 苗箱敷設機に苗箱を補給する苗箱補給システム |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10127110A (ja) | 1998-05-19 |
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