JPS6341287A - 鞍乗型車両の前照灯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鞍乗型車両の前照灯装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、鞍乗型車両の前照灯装置として、バーハンドルに
前照灯を設けたものおよびフロントフェンダ或いはフレ
ームに前照灯を設けたものが知られている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、バーハンドルに前照灯を設けた場合には車体
の近傍の照射範囲が狭く、またフレームやフロントフェ
ンダに設けた場合にはハンドルを回動させた際に、進行
方向の照射範囲が狭かった。

本発明はこれらを向上させるためになされたものであっ
て、車体の近傍および前方の広い範囲に亘って充分な照
射範囲を有するとともにハンドルを操作した際にその進
行方向をも照射することのできる鞍乗型車両の前照灯装
置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点を解決するため、本発明である鞍乗型車両の
前照灯装置は、バーハンドルおよびフロントフェンダに
前照灯をそれぞれ配設するとともに、バーハンドルに設
けた前照灯の照射範囲をフロントフェンダに設けた前照
灯の照射範囲より前方としたことを特徴とする。

〔作　用〕

上記の構成とすることにより、フロントフェンダに設け
た前照灯により車体の近傍を照射するとともにバーハン
ドルに設けた前照灯によりその前方を照射し、車体の前
方を広範囲に亘って照射するとともにバーハンドルに設
けた前照灯によりバーハンドル操作時に進行方向を照射
することができる。

〔実施例〕

つぎに本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図乃至第３図は本発明を四輪式の鞍乗型車両に適用
した場合の一実施例を示すもので、車体フレーム１にＩ
ＮＮ２２３を介して一対の前輪４゜４および後輪５，５
がそれぞれ配設されており、前部には幅広のフロントフ
ェンダ６がまた後部にはりャフエンダ７が取付けられて
いる。そしてフロントフェンダ６は前記前輪４，４を覆
うフェンダ部８，８とその間を覆うカバ一部９とが一体
に形成されている。カバ一部９の後方には前輪４゜４を
操舵するためのバーハンドル１０が、更にその後方には
シート１１が配設されている。更に前記フロントフェン
ダ６のカバ一部９の前端部９ａには一対の前照灯１２．
１２が、前記バーハンドル１０の中央前部にはバーハン
ドル１０と一体に回動する角形の前照灯１３が設けられ
ており、その前照灯１３の照射範囲は第４図に示すよう
に前記フロントフェンダ６に設けられている前照灯１２
．１２の照射Ｉｌ！卯よりも前方に位置するように設定
されている。殊に本実施例では前照灯１３は前照灯１２
．１２よりも高い位置に設置されている。尚、１４はエ
ンジン、１５．１６はそれぞれ前および後のバンバであ
る。

このように構成した本実施例において、第４図に示すよ
うに前記フロントフェンダ６に設けられている前照灯１
２．１２が車体の近傍を照射するとともにバーハンドル
１０の前部に設けられている前照灯１３が更にその前方
を照射することとなるためきわめて広い範囲に亘って照
射をすることができる。殊に本実施例では前照灯１３は
前照灯１２．１２よりも高い位置に設置されているため
、両照射の重複部分を少なくすることができ、進行方向
に対して大きな照射範囲を得ることができる。

また、第５図に示すように、バーハンドル１０を回動さ
せて進行方向を変える場合には、前照灯１２．１２が車
体の近傍を照射するとともにバーハンドル１０の前部に
設けられている前照灯１３が進行方向を照射し、車体の
近傍および進行方向の両方向を照射することとなる。し
たがって山間部などの照明のない道路でも余裕のある走
行が可能であり、特に荒地走行に用いられる車両には効
果がある。

また、第６図乃至第１０図に示すものは本発明の他の実
施例を示すものであり、第６図に示す実施例では前照灯
１４がフロントフェンダ６のカバ一部９の後方に設けら
れている。また、第７図に示す実施例では一対の前照灯
１５．１５がフロントフェンダ６の両側に形成されてい
るフェンダ部８．８にそれぞれ設けられている。この実
施例では前照灯１５．１５の照射範囲が車体幅方向に広
がりより広い範囲で車体の近傍を照射することかできる
。次に、第８図および第１０図に示すものは前照灯１６
．１７が前記第６図に示した実施例と同様にフロントフ
ェンダ６のカバ一部９の後方に設けられており、第８図
に示すものは前照灯１６が第９図に示すように一対のラ
ンプ１８．１８により構成され、第１０図に示すものは
前照灯１７が第１１図に示すように中央に大型のランプ
１９、その両側に照射軸をやや外側に拡開させた小型の
ランプ２０．２０を配置した構成であり、それらのラン
プ１９．２０．２０が車両の近傍を広範囲に照射するこ
とは勿論のこと大型のランプ１９が車両の前方をも照射
し、バーハンドル１０に設けられた前照灯１３と相俟っ
て前方の照射範囲を更に広げ、或いは照度を上げること
ができる。

更に第１２図に示すものは前記第７図に示す実施例と同
様に一対の前照灯２１．２１がフロントフェンダ６の両
側に形成されているフェンダ部８゜８に設けられている
構成であるが、前照灯２１゜２１がそれぞれ円形の一対
のランプ２２．２２により構成される。

〔発明の効果〕

本発明は以上のように、バーハンドルおよびフロントフ
ェンダに前照灯をそれぞれ配設するとともにバーハンド
ルに設けた前照灯の照射範囲をフロントフェンダに設け
た前照灯の照射範囲より前方としたから、車体の近傍お
よび前方の広い範囲に亘って充分な照射範囲を有すると
ともにハンドルを操作した際にその進行方向をも照射す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す側面図、第２図はその
平面図、第３図はその正面図、第４図および第５図はそ
の照射状態を示す説明図、第６図乃至第１２図は本発明
の他の実施例を示す部分斜視図である。 ６・・・フロントフェンダ　　１ｏ・・・バーハンドル
１３・・・前照灯　　１２，１４，１５．１６．１７゜
２１・・・前照灯

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、バーハンドルおよびフロントフェンダに前照灯をそ
   れぞれ配設するとともに、バーハンドルに設けた前照灯
   の照射範囲をフロントフェンダに設けた前照灯の照射範
   囲より前方としたことを特徴とする鞍乗型車両の前照灯
   装置。 ２、前記バーハンドルに設けた前照灯は、その取付位置
   がフロントフエンダに設けた前照灯の取付位置よりも高
   いことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の鞍乗型
   車両の前照灯装置。