JPH06344826A - ポジションランプ付自動二輪車 - Google Patents

ポジションランプ付自動二輪車

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Publication number
JPH06344826A
JPH06344826A JP16515893A JP16515893A JPH06344826A JP H06344826 A JPH06344826 A JP H06344826A JP 16515893 A JP16515893 A JP 16515893A JP 16515893 A JP16515893 A JP 16515893A JP H06344826 A JPH06344826 A JP H06344826A
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JP
Japan
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leg shield
position lamp
lamp
scooter
motorcycle
Prior art date
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JP16515893A
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English (en)
Inventor
Minato Okamura
港 岡村
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 他車からの視認性を向上させると共に自車付
近における照明範囲を広げることを可能とする。 【構成】 右側レッグシールド6の下方で前輪後方側の
右側レッグシールド突設部9に右側ポジションランプ1
1を一体に設け、左側レッグシールド7の下方で前輪後
方側の左側レッグシールド突設部10に左側ポジション
ランプ12を一体に設け、右側ポジションランプ11及
び左側ポジションランプ12を前輪4及び後輪8の各車
軸中心を結ぶ線よりも下方側に配置する。左側ポジショ
ンランプ12を、左側レッグシールド突設部10に対し
一体成形されたランプ取付部13と,バルブ14と,レ
ンズ15等から構成し、右側ポジションランプ11も同
様にランプ取付部と,バルブと,レンズ等から構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポジションランプ付自
動二輪車に係り、特に、他車からの視認性を向上させる
場合等に好適なポジションランプ付自動二輪車に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、スクータには、ポジションランプ
(薄暮灯)が装備されているが、当該ポジションランプ
は、ヘッドランプ(前照灯)に内蔵された構造となって
いる。ポジションランプは、ウインカー(方向指示灯)
とは異なって、ヘッドランプと同時に若しくはヘッドラ
ンプとは別途に点灯させることにより、他車に当該スク
ータの位置を視認させ易くするようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スクータ等
の自動二輪車では、乗用車等と比較して被視認性が相対
的に低くなるものであるため、自車の位置を出来るだけ
他車に目立たせることが要求されるが、前述した従来の
スクータに装備したポジションランプは、ヘッドランプ
に内蔵された構造となっているため、他車からはポジシ
ョンランプとヘッドランプとが略同一位置にあるように
視認され易く、その結果、特に夜間走行時には、他車か
ら視認されにくいという問題があった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記従来例の有する不都合を
改善し、特に、他車からの視認性を向上させると共に自
車付近における照明範囲を広げることを可能としたポジ
ションランプ付自動二輪車を提供することを、その目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動二輪車本
体と、該自動二輪車本体の前側部分に配設され前輪の上
方部を覆う前部レッグシールドと、該前部レッグシール
ドの幅方向一方の端部から後輪側へかけて延設された第
1の側部レッグシールドと、前記前部レッグシールドの
幅方向他方の端部から後輪側へかけて延設された第2の
側部レッグシールドとを備えた自動二輪車において、ポ
ジションランプを、そのランプ面を前記自動二輪車本体
の進行方向側へ向けた状態で前記第1の側部レッグシー
ルド及び前記第2の側部レッグシールドの各前輪側部分
に対して各々一体に設けた構成としている。これによ
り、前述した目的を達成しようとするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、ポジションランプを,そのラ
ンプ面を自動二輪車本体の進行方向側へ向けた状態で,
ヘッドランプの下方に位置する第1の側部レッグシール
ド及び第2の側部レッグシールドの各前輪側部分に対し
て各々一体に設けた構造であるため、点灯時にはヘッド
ランプと第1及び第2のポジションランプとが離間した
位置でそれぞれ点灯することとなり、従って、特に自動
二輪車の夜間走行時には他車の運転者からは点灯時のヘ
ッドランプとポジションランプとが離間した状態で見え
るため、他車からの自車の位置(存在)の視認性を向上
させることが可能となる。また、ポジションランプがヘ
ッドランプの補助的な照明手段としての機能も果たすた
め、自車の運転者にとっては前輪側周囲の状況を従来よ
りも把握し易くなる。更に、ポジションランプを第1及
び第2の側部レッグシールドに対して一体に設けている
ため、自動二輪車の外観デザインを良好に保つことも可
能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明のポジションランプ付自動二輪
車をスクータに適用してなる各実施例を図面に基づいて
説明する。
【0008】(1)第1実施例。 本第1実施例によるスクータのポジションランプ取付構
造を図1乃至図3に基づき説明すると、スクータ1のハ
ンドルカバー2には、ヘッドランプ3が一体に装着され
ており、ヘッドランプ3の下方には、前輪4を覆うフロ
ントレッグシールド5がスクータ走行方向斜め前方へ向
けて配設されている。フロントレッグシールド5の右側
には、側面形状が弓形状を成す右側レッグシールド6が
前輪4側から後輪8側へかけて配設されており、同様
に、フロントレッグシールド6の左側には、側面形状が
弓形状を成す左側レッグシールド7が前輪4側から後輪
8側へかけて配設されている。
【0009】右側レッグシールド6の下方で前輪4の後
方側には、右側レッグシールド突設部9が一体成形によ
り形成されており、同様に、左側レッグシールド7の下
方で前輪4の後方側には、左側レッグシールド突設部1
0が一体成形により形成されている。また、右側レッグ
シールド突設部9には、右側ポジションランプ11が一
体に配設されており、同様に、左側レッグシールド突設
部10には、左側ポジションランプ12が一体に配設さ
れている。右側ポジションランプ11及び左側ポジショ
ンランプ12は、前輪4及び後輪8の各車軸中心を結ぶ
線よりも下方側に配置されている。
【0010】左側ポジションランプ12は、図3に示す
如く、左側レッグシールド突設部10に対し一体成形さ
れた断面台形状を有するランプ取付部13と,点灯用の
バルブ14と,バルブ14の光を照射する断面台形状を
有するレンズ15とを備える構成となっている。レンズ
15には、突起15aと,ネジ穴15bとが形成され、
ランプ取付部13には、突起15aと係合する突起係合
部13aと,ネジ穴15bと対応するネジ取付部13b
と,バルブ14が装着されるバルブ装着部13cとが形
成されている。この場合、右側ポジションランプ11も
左側ポジションランプ12と同一構造であるため、図示
及び説明を省略する。
【0011】左側ポジションランプ12の組立時には、
バルブ14をランプ取付部13のバルブ装着部13cに
装着した後、レンズ15の突起15aをランプ取付部1
3の突起係合部13aに嵌め込むと共に,レンズ15と
ランプ取付部13とをネジ穴15b,ネジ取付部13b
を介してネジ16で固定するようになっている。この場
合、ランプ取付部13に対するレンズ15の装着時にお
けるレンズ面は、斜め前方を指向するようになってい
る。右側ポジションランプ11の組付も、左側ポジショ
ンランプ12の場合と同様である。
【0012】スクータ1の操作ハンドル17の近傍に
は、イグニッションスイッチ,ランプ点灯スイッチ等
(図示略)が装備されており、エンジンキーによりイグ
ニッションスイッチを操作してエンジンを始動させた
後、ランプ点灯スイッチを操作すると、右側ポジション
ランプ11及び左側ポジションランプ12がヘッドラン
プ3と同時に点灯し、前輪4付近の側方及びスクータ前
方の路面付近を照射するようになっている。右側ポジシ
ョンランプ11及び左側ポジションランプ12の点灯に
より、他車に対してスクータ1の位置(存在)を明確に
視認させるようになっている。
【0013】また、右側ポジションランプ11及び左側
ポジションランプ12の点灯時に、前輪4付近の側方及
びスクータ前方の路面付近を照射することにより、スク
ータ1の夜間走行時には、右側ポジションランプ11及
び左側ポジションランプ12がヘッドランプ3の補助的
な照明手段としての機能も果たすようになっている。こ
れにより、運転者が夜間走行時にスクータ1の周囲の状
況を把握し易くするようになっている。
【0014】次に、上記の如く構成した本第1実施例の
作用を説明する。
【0015】スクータ1の運転者が、例えば夜間に走行
を行うべく、エンジンキーによりイグニッションスイッ
チを操作してエンジンを始動させた後、ランプ点灯スイ
ッチを操作すると、ハンドル付近に配置されているヘッ
ドランプ3が点灯すると共に、前輪4及び後輪8の各車
軸中心を結ぶ線より下方側に配置されている右側ポジシ
ョンランプ11及び左側ポジションランプ12が点灯す
る。これにより、ヘッドランプ3は、スクータ1前方の
広範囲を照射し、右側ポジションランプ11及び左側ポ
ジションランプ12は、前輪4付近の側方及びスクータ
前方の路面付近を照射する。
【0016】右側ポジションランプ11及び左側ポジシ
ョンランプ12の点灯により、例えばスクータ1の走行
車線の対向車線を走行してくる他車の運転者からは、ス
クータ1の前輪4両側の右側レッグシールド突設部9及
び左側レッグシールド突設部10付近が照明されて見え
るため、スクータ1が当該車線のどの位置を走行中であ
るかを容易に視認することが可能となる。
【0017】また、スクータ1の運転者にとっては、右
側ポジションランプ11及び左側ポジションランプ12
がヘッドランプ3の補助的な照明手段として機能するこ
とにより、前輪4付近の側方及びスクータ前方の路面付
近が照射されて見えるため、夜間走行時におけるスクー
タ前輪側周囲の状況を従来よりも把握することが可能と
なる。
【0018】上述したように、本第1実施例によれば、
右側ポジションランプ11及び左側ポジションランプ1
2を,レンズ面を斜め前方へ向けて右側レッグシールド
突設部9及び左側レッグシールド突設部10に一体に配
設すると共に,前輪4及び後輪8の各車軸中心を結ぶ線
よりも下方側に配置した構造であるため、換言すればヘ
ッドランプ3の点灯位置と右側ポジションランプ11及
び左側ポジションランプ12の点灯位置とを離間させる
と共に,右側及び左側ポジションランプ11,12を左
右対称に配置した構造であるため、特にスクータ1の夜
間走行時には、他車の運転者からスクータ1の位置(存
在)の視認性が向上すると共に、スクータ1の運転者か
らは前輪側周囲の状況を把握し易くなるという効果があ
る。
【0019】また、右側ポジションランプ11及び左側
ポジションランプ12を右側レッグシールド突設部9及
び左側レッグシールド突設部10に対して一体に設けて
いるため、スクータ1の外観デザインを良好に保つこと
も可能となる。
【0020】(2)第2実施例。 図4乃至図6は本第2実施例の構成を示す図であり、第
2実施例が第1実施例と相異する点は、スクータ20の
右側ポジションランプ21及び左側ポジションランプ2
2を,フロントレッグシールド5の正面側最大幅部5a
よりも下方側の右側レッグシールド6及び左側レッグシ
ールド7の上方部で,且つ前輪4及び後輪8の各車軸中
心を結ぶ線よりも上方側に一体に配設した点である。こ
の場合、図4及び図5に示す各部と上記図1及び図2に
示す各部との共通する構成については、同一符号を付し
説明を省略する。
【0021】左側ポジションランプ22は、図6に示す
如く、左側レッグシールド7に対し一体成形された断面
台形状を有するランプ取付部23と,点灯用のバルブ2
4と,バルブ24の光を照射する断面台形状を有するレ
ンズ25とを備える構成となっている。レンズ25に
は、ネジ穴25a,25bが形成され、ランプ取付部2
3には、ネジ穴25a,25bと対応するネジ取付部2
3a,23bと,バルブ24が装着されるバルブ装着部
23cとが形成されている。この場合、右側ポジション
ランプ21も左側ポジションランプ22と同一構造であ
るため、図示及び説明を省略する。
【0022】左側ポジションランプ22の組立時には、
バルブ24をランプ取付部23のバルブ装着部23cに
装着した後、レンズ25とランプ取付部23とをネジ穴
25a,25b,ネジ取付部23a,23bを介してネ
ジ26,27で固定するようになっている。この場合、
ランプ取付部23に対するレンズ25の装着時における
レンズ面は、スクータ走行方向側の斜め下方を指向する
ようになっている。右側ポジションランプ21の組立
も、左側ポジションランプ22の場合と同様である。
【0023】スクータ20のエンジン始動後、ランプ点
灯スイッチを操作すると、右側ポジションランプ21及
び左側ポジションランプ22がヘッドランプ3と同時に
点灯し、前輪4の側方及び前方の路面付近を照射するよ
うになっている。右側ポジションランプ21及び左側ポ
ジションランプ22の点灯により、他車に対してスクー
タ20の位置(存在)を明確に視認させるようになって
いる。
【0024】また、右側ポジションランプ21及び左側
ポジションランプ22の点灯時に、前輪4の側方及び前
方の路面付近を照射することにより、スクータ20の夜
間走行時には、右側ポジションランプ21及び左側ポジ
ションランプ22がヘッドランプ3の補助的な照明手段
としての機能も果たすようになっている。これにより、
運転者が夜間走行時にスクータ20の周囲の状況を把握
し易くするようになっている。
【0025】即ち、本第2実施例によれば、右側ポジシ
ョンランプ21及び左側ポジションランプ22を,レン
ズ面を斜め下方へ向けて右側レッグシールド6及び左側
レッグシールド7に一体に配設すると共に,前輪4及び
後輪8の各車軸中心を結ぶ線よりも上方側に配設した構
造であるため、換言すればヘッドランプ3の点灯位置と
右側ポジションランプ21及び左側ポジションランプ2
2の点灯位置とを離間させると共に,右側及び左側ポジ
ションランプ21,22を左右対称に配置した構造であ
るため、特にスクータ20の夜間走行時には、他車の運
転者からスクータ20の位置(存在)の視認性が向上す
ると共に、スクータ20の運転者からは前輪側周囲の状
況を把握し易くなるという効果がある。
【0026】また、右側ポジションランプ21及び左側
ポジションランプ22を右側レッグシールド6及び左側
レッグシールド7に対して一体に設けているため、スク
ータ20の外観デザインを良好に保つことも可能とな
る。
【0027】(3)第3実施例。 図7乃至図9は本第3実施例の構成を示す図であり、第
3実施例が第1実施例と相異する点は、スクータ30の
右側ポジションランプ31及び左側ポジションランプ3
2を,ヘッドランプ3より下方のフロントレッグシール
ド5の上方部両側で,且つ前輪4及び後輪8の各車軸中
心を結ぶ線よりも上方側に一体に配設した点である。こ
の場合、図7及び図8に示す各部と上記図1及び図2に
示す各部との共通する構成については、同一符号を付し
説明を省略する。
【0028】左側ポジションランプ32は、図9に示す
如く、フロントレッグシールド5に予め形成された略台
形状の開口部33と係合する形状を有するランプ取付部
34と,点灯用のバルブ35と,バルブ35が装着され
ると共にリード線36a,コネクタ36bを介して電源
(図示略)へ接続されるソケット36と,ランプ取付部
34の外形と同一形状を有しバルブ35の光を照射する
レンズ37とを備える構成となっている。
【0029】レンズ37には、ネジ穴37a,37bが
形成され、ランプ取付部34には、ネジ穴37a,37
bと対応するネジ取付部34a,34bと,突起34c
と,ソケット装着穴34dと,ネジ穴33bと対応する
ネジ取付部(図示略)が形成され、開口部33には、突
起34cが係合する突起係合部33aと,ネジ穴33b
とが形成されている。この場合、右側ポジションランプ
31も左側ポジションランプ32と同一構造であるた
め、図示及び説明を省略する。
【0030】左側ポジションランプ32の組立時には、
ランプ取付部34の突起34cを開口部33の突起係合
部33aに係合させると共に,ランプ取付部34を開口
部33にネジ取付部(図示略)及びネジ穴33bを介し
てネジ38で固定し、バルブ35を接続したソケット3
6をランプ取付部34のソケット装着穴34dに装着
し、更に、レンズ37とランプ取付部34とをネジ穴3
7a,37b,ネジ取付部34a,34bを介してネジ
39a,39bで固定するようになっている。
【0031】スクータ30のエンジン始動後、ランプ点
灯スイッチを操作すると、右側ポジションランプ31及
び左側ポジションランプ32がヘッドランプ3と同時に
点灯し、フロントレッグシールド5の側方及び前方を照
明するようになっている。右側ポジションランプ31及
び左側ポジションランプ32の点灯により、他車に対し
てスクータ30の位置(存在)を明確に視認させるよう
になっている。
【0032】また、右側ポジションランプ31及び左側
ポジションランプ32の点灯時に、フロントレッグシー
ルド5の側方及び前方を照射することにより、スクータ
30の夜間走行時には、右側ポジションランプ31及び
左側ポジションランプ32がヘッドランプ3の補助的な
照明手段としての機能も果たすようになっている。これ
により、運転者が夜間走行時にスクータ30の周囲の状
況を把握し易くするようになっている。
【0033】即ち、本第3実施例によれば、右側ポジシ
ョンランプ31及び左側ポジションランプ32を,ヘッ
ドランプ3より下方のフロントレッグシールド5の上方
部両側に一体に配設すると共に,前輪4及び後輪8の各
車軸中心を結ぶ線よりも上方側に配設した構造であるた
め、換言すればヘッドランプ3の点灯位置と右側ポジシ
ョンランプ31及び左側ポジションランプ32の点灯位
置とを離間させると共に,右側及び左側ポジションラン
プ31,32を左右対称に配置した構造であるため、特
にスクータ30の夜間走行時には、他車の運転者からス
クータ30の位置(存在)の視認性が向上すると共に、
スクータ30の運転者からは前輪側周囲の状況を把握し
易くなるという効果がある。
【0034】また、右側ポジションランプ31及び左側
ポジションランプ32をフロントレッグシールド5に対
して一体に設けているため、スクータ30の外観デザイ
ンを良好に保つことも可能となる。
【0035】(4)第4実施例。 図10乃至図12は本第4実施例の構成を示す図であ
り、第4実施例が第1実施例と相異する点は、スクータ
40の右側ポジションランプ41及び左側ポジションラ
ンプ42を,ヘッドランプ3より下方のフロントレッグ
シールド5の下方部両側で,且つ前輪4及び後輪8の各
車軸中心を結ぶ線よりも上方側に一体に配設した点であ
る。この場合、図10及び図11に示す各部と上記図1
及び図2に示す各部との共通する構成については、同一
符号を付し説明を省略する。
【0036】左側ポジションランプ42は、図12に示
す如く、フロントレッグシールド5に一体に形成される
と共にレンズ外形と同形状を有するランプ取付部43
と,点灯用のバルブ44と,バルブ44の光を照射する
2つのレンズ面を有する断面略L字状のレンズ45とを
備える構成となっている。レンズ45には、突起45a
と,ネジ穴45bとが形成され、ランプ取付部43に
は、突起45aが係合する突起係合穴43aと,ネジ穴
45bと対応するネジ取付部43bと,バルブ44が装
着されるバルブ装着穴43cとが形成されている。この
場合、右側ポジションランプ41も左側ポジションラン
プ42と同一構造であるため、図示及び説明を省略す
る。
【0037】左側ポジションランプ42の組立時には、
バルブ44をランプ取付部43のバルブ装着穴43cに
装着した後、レンズ45の突起45bをランプ取付部4
3の突起係合穴43bに係合してレンズ45をランプ取
付部43へ位置決めし、レンズ45とランプ取付部43
とをネジ穴45a,ネジ取付部43aを介してネジ46
で固定するようになっている。
【0038】スクータ40のエンジン始動後、ランプ点
灯スイッチを操作すると、右側ポジションランプ41及
び左側ポジションランプ42がヘッドランプ3と同時に
点灯し、前輪4付近を照明するようになっている。右側
ポジションランプ41及び左側ポジションランプ42の
点灯により、他車に対してスクータ40の位置(存在)
を明確に視認させるようになっている。
【0039】また、右側ポジションランプ41及び左側
ポジションランプ42の点灯時に、前輪4付近を照射す
ることにより、スクータ40の夜間走行時には、右側ポ
ジションランプ41及び左側ポジションランプ42がヘ
ッドランプ3の補助的な照明手段としての機能も果たす
ようになっている。これにより、運転者が夜間走行時に
スクータ40の周囲の状況を把握し易くするようになっ
ている。
【0040】即ち、本第4実施例によれば、右側ポジシ
ョンランプ41及び左側ポジションランプ42を,ヘッ
ドランプ3より下方のフロントレッグシールド5の下方
部両側に一体に配設すると共に,前輪4及び後輪8の各
車軸中心を結ぶ線よりも上方側に配設した構造であるた
め、換言すればヘッドランプ3の点灯位置と右側ポジシ
ョンランプ41及び左側ポジションランプ42の点灯位
置とを離間させると共に,右側及び左側ポジションラン
プ41,42を左右対称に配置した構造であるため、特
にスクータ40の夜間走行時には、他車の運転者からス
クータ40の位置(存在)の視認性が向上すると共に、
スクータ40の運転者からは前輪側周囲の状況を把握し
易くなるという効果がある。
【0041】また、右側ポジションランプ41及び左側
ポジションランプ42を右側レッグシールド6及び左側
レッグシールド7に対して一体に設けているため、スク
ータ40の外観デザインを良好に保つことも可能とな
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のポジショ
ンランプ付自動二輪車によれば、ポジションランプを,
そのランプ面を自動二輪車本体の進行方向側へ向けた状
態で,ヘッドランプの下方に位置する第1の側部レッグ
シールド及び第2の側部レッグシールドの各前輪側部分
に対して各々一体に設けた構造であるため、点灯時には
ヘッドランプと第1及び第2のポジションランプとが離
間した位置でそれぞれ点灯することとなり、従って、特
に自動二輪車の夜間走行時には他車の運転者からは点灯
時のヘッドランプとポジションランプとが離間した状態
で見えるため,他車に対して自車の位置(存在)の視認
性を向上させることが可能となり、また、ポジションラ
ンプが前輪側付近を照明することによりヘッドランプの
補助的な照明手段としての機能も果たすため、自車の運
転者にとっては前輪側付近の状況を従来よりも把握し易
くなり、更に、ポジションランプを第1及び第2の側部
レッグシールドに対して一体に設けているため、自動二
輪車の外観デザインを良好に保つことも可能となる、等
の効果を奏することができる。
【0043】また、ポジションランプを,そのランプ面
を自動二輪車本体の進行方向側へ向けた状態で前部レッ
グシールドの幅方向に間隔を置いて前部レッグシールド
に対して一体に設けた場合にも、上記と同様に、自動二
輪車の夜間走行時に他車の運転者に対して自車の位置
(存在)の視認性が向上する,自車の運転者にとって前
輪側付近の状況が把握し易くなる,外観デザインを良好
に保つことができる、等の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例におけるスクータ
の構成を示す正面図である。
【図2】図1に示すスクータの右側面図である。
【図3】図2に示す左側ポジションランプの説明図であ
る。
【図4】第2実施例におけるスクータの構成を示す正面
図である。
【図5】図4に示すスクータの前輪側部分の右側面図で
ある。
【図6】図5に示す左側ポジションランプの説明図であ
る。
【図7】第3実施例におけるスクータの構成を示す正面
図である。
【図8】図7に示すスクータのフロントレッグシールド
部分の右側面図である。
【図9】図8に示す左側ポジションランプの説明図であ
る。
【図10】第4実施例におけるスクータの構成を示す正
面図である。
【図11】図10に示すスクータの前輪側部分の右側面
図である。
【図12】図11に示す左側ポジションランプの説明図
である。
【符号の説明】
1,20,30,40 自動二輪車としてのスクータ 3 ヘッドランプ 4 前輪 5 前部レッグシールドとしてのフロントレッグシール
ド 6 第1の側部レッグシールドとしての右側レッグシー
ルド 7 第2の側部レッグシールドとしての左側レッグシー
ルド 8 後輪 9 右側レッグシールド突設部 10 左側レッグシールド突設部 11,21,31,41 ポジションランプとしての右
側ポジションランプ 12,22,32,42 ポジションランプとしての左
側ポジションランプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動二輪車本体と、該自動二輪車本体の
    前側部分に配設され前輪の上方部を覆う前部レッグシー
    ルドと、該前部レッグシールドの幅方向一方の端部から
    後輪側へかけて延設された第1の側部レッグシールド
    と、前記前部レッグシールドの幅方向他方の端部から後
    輪側へかけて延設された第2の側部レッグシールドとを
    備えた自動二輪車において、 ポジションランプを、そのランプ面を前記自動二輪車本
    体の進行方向側へ向けた状態で前記第1の側部レッグシ
    ールド及び前記第2の側部レッグシールドの各前輪側部
    分に対して各々一体に設けたことを特徴とするポジショ
    ンランプ付自動二輪車。
  2. 【請求項2】 自動二輪車本体と、該自動二輪車本体の
    前側部分に配設され前輪の上方部を覆う前部レッグシー
    ルドと、該前部レッグシールドの幅方向一方の端部から
    後輪側へかけて延設された第1の側部レッグシールド
    と、前記前部レッグシールドの幅方向他方の端部から後
    輪側へかけて延設された第2の側部レッグシールドとを
    備えた自動二輪車において、 ポジションランプを、そのランプ面を前記自動二輪車本
    体の進行方向側へ向けた状態で前記前部レッグシールド
    の幅方向に間隔を置いて当該前部レッグシールドに対し
    て一体に設けたことを特徴とするポジションランプ付自
    動二輪車。
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