JPS6341155Y2 - - Google Patents

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JPS6341155Y2
JPS6341155Y2 JP1983135262U JP13526283U JPS6341155Y2 JP S6341155 Y2 JPS6341155 Y2 JP S6341155Y2 JP 1983135262 U JP1983135262 U JP 1983135262U JP 13526283 U JP13526283 U JP 13526283U JP S6341155 Y2 JPS6341155 Y2 JP S6341155Y2
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JP
Japan
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sheet
roll
slide base
supply roll
presser
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JP1983135262U
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JPS6041228U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、タイヤ成形機においてカーカスバン
ドの成形、該バンドに対するビードセツト、ター
ンナツプ等の第1段階成形作業を行なうに当り、
ターンナツプされたバンド折返し端上に、ポリシ
ートを自動的に供給し、かつ巻付けるための新し
い自動装置の提供に関する。
周知のようにタイヤ成形機乃至はタイヤ成形装
置において、テール並びにヘツドストツク、更に
はステツチヤを具備した成形ドラム上において、
カーカスバンドの両開口端側にビードをセツト
し、両開口端をターンナツプするに当り、ビード
上に反転状にターンナツプされた両開口端の折返
し端には、ポリシートと一般に通称されているテ
ープ状のシートを巻付けるのであるが、このポリ
シートの巻付け作業はいうまでもなく手作業によ
つて作業者が行なうのである。通常このポリシー
トの巾員は100mm程度のものを用いるが、ドラム
の両側においてターンナツプされた折返し端上
に、2本のポリシートを巻付けることは、相当の
労力と手間を要し、また作業結果としても左右に
おけるバラツキや歪み、曲り等を生じ易く、均一
安定性を欠くとともに生産性の向上にも限度があ
る。また最近の傾向としてはタイヤにおける第1
段階成形作業の全自動化が目途されており、この
ようなポリシートの巻付け作業の自動化は、全自
動化のプロセスとしても望まれる処である。
ところで、タイヤ成形ドラムに、帯状タイヤ材
料を定寸送出して切断して供給するのを、自動化
した技術として、特開昭57−105336号公報のもの
がある。
しかしながら、この従来技術は、供給材料がロ
ール状に巻かれた帯状ではないため、帯状材料を
支持する載置台が長大になるという不具合があつ
た。
また、材料送り機構と材料逆戻り防止機構とが
個別に設けられているため、材料送りと材料逆戻
り阻止との動作の関連ずけが難しいものとなつて
いた。更に、供給材料の帯幅に大小があるとき
は、これに応じたものに調整できず、帯幅一定の
材料の供給しかできないものであつた。
本考案は、供給材料であるシートをロール巻と
しておき、ロール巻されたシートを繰出して送出
することにより、シート長手方向に関して装置を
短かくし、しかも、送出抵抗を短かくしただけ少
なくすることで確実かつ円滑なシート供給ができ
るとともに、シートの幅方向に大小があつても、
シート幅に応じて調整した下での供給を可能にし
たことを目的とする。
この目的を達成するために、本考案では、シー
ト材料を定寸送出し切断して成形ドラムに供給し
て巻付けるようにしたものにおいて、 並設された一対の架構のそれぞれに、ロール状
に巻周したシートロールを横軸心回りに繰出自在
に設け、シートロールより繰出されたシートを案
内するスライドベースを各ロール前方に設け、該
スライドベースの各前方に、シート供給ロールを
設けて、該シート供給ロールとスライドベースと
の配置関係を維持してシート供給ロールを成形ド
ラムの周面に接離自在にするとともに、シート供
給ロールのそれぞれに接離自在とされてシートを
押付け開放自在にする押えロールを設け、該押え
ロールがシート供給ロール上のシートを押付けて
いるときスライドベースから離れ、かつ押えロー
ルがシート供給ロール上のシートを開放している
ときスライドベース上のシートを押付けるクラン
プを設け、各押えロールの前方側に、クランプが
スライドベース上のシートを押付けているとき、
各押えロール上のシートを切断するヒートカツタ
を設け、更に、並設されている架構の並設間隔を
調整自在にするとともにシート供給ロールが成形
ドラムに接触されることで該成形ドラムの回転に
伴つてシート供給ロールをシート繰出方向に回転
するようにしたことを特徴とするものである。
以下図示の実施例に基いて本考案を詳述する
と、第1図および第2図は、本考案によるポリシ
ート自動供給装置12とタイヤ成形用の成形ドラ
ム2との位置関係を示したものであつて、図示の
ように装置12は成形ドラム2の周面一側に正対
状に配置され、一対のポリシートロール132,
132と、各ロール132を個別に支持するとと
もに、後述するようなポリシートの定寸、送出、
切断手段を具備した架構133,133とによつ
て構成される。ここで一対のポリシートロール1
32架構133を示したのは、周知のように成形
ドラム2上におけるカーカスバンドに対するビー
ドセツト、ターンナツプは、バンドの両開口端近
傍において行なわれ、従つて2本のポリシートが
必要とされるからである。
このさい両架構133は第1図に示すように、
左右相反のネジ部134a,134bを有する幅
方向調整ネジ軸134に、ガイド軸135′を介
しかつ図示省略してあるがそれぞれネジナツトを
介しネジ部134a,134bに各別に螺嵌支持
されることによつて、両架構の間隔、即ち一対の
ポリシートロール132,132の間隔を調整可
能として、カーカスバンドの種類、サイズによつ
て、そのターンナツプ折返し端の位置が相違して
も、常に適正な巻付位置に正対可能とするための
ものである。また第2図において示した13は、
成形ドラム2に対するカーカス材料の供給用サー
ビサであり、また4はステツチヤを示している。
前記架構133,133に設けられるポリシート
132の定寸送出切断手段は何れも同一であるた
め、その一方についてのみ説明する。第3,4両
図において、架構133には、前端両側にロール
支持ブラケツト135を具備したスライドベース
136が、架構133側に設置した進退用シリン
ダ137のピストンロツド137aを前記ブラケ
ツト135の一方に連結することによつて、成形
ドラム2の周側に向つて進退自在に設けられ、ロ
ール支持ブラケツト135にはポリシートの供給
ロール138が可回動に軸架されるとともに、ス
ライドベース136の後端には、複数の支承ロー
ル139上に、巻軸132a上に繰出自在にロー
ル状に巻周されたポリシートロール132が可回
動に支架される。これはポリシートロール132
の交換着脱を容易とするためである。スライドベ
ース136上には、枢軸140を支点として揺動
自在に枢支され、駆動シリンダ141によつて供
給ロール138の周面に接離可能とされるポリシ
ート切断用のヒートカツタ142が設けられると
ともに、このカツタ142の後方には、枢軸14
3によつて支持されかつ作動シリンダ144によ
つて揺動自在とされるベルクランク状のシート押
え部材145が配置され、同押え部材145の供
給ロール138の周面に向う前端には、同ロール
周面と接離自在な押えロール146が遊転自在に
軸支され、スライドベース136の上面、即ちポ
リシートの移動面に向う後端には、ピン軸147
によつてクランプ148を揺動自在に設けるので
ある。同クランプ148は図示のように略3角形
の形状であるとともに、ピン軸147は3角形の
一角に近い偏心位置を占め、クランプ148の自
重によつて揺動自在に吊持されている。また前記
供給ロール138の後方で、押えロール146と
クランプ148の中間位置におけるスライドベー
ス136の上面にはガイドロール149が可回動
に配設されている。
上記構造による本考案のポリシート自動供給装
置12によれば、以下のようにしてカーカスバン
ドのターンナツプされたバンド折返し端上へのポ
リシート供給、巻付けが自動的に得られる。第3
図は装置12のスタート(待機)位置を示してお
り、スライドベース136は後退位置にあり、ポ
リシートロール132から繰り出されているポリ
シートの前端は供給ロール138の周上において
図示の位置に止つており、ヒートカツタ142は
避退位置にあるとともに、シート押え部材145
は作動シリンダ144によつて、その前端の押え
ロール146は供給ロール138に接支してポリ
シートを挾持し、クランプ148はポリシートの
上方に避退した位置にある。次いで第4図に示す
ように、進退用シリンダ137を駆動してスライ
ドベース136を成形ドラム2に向つて前進さ
せ、供給ロール138をドラム周面(正確にはカ
ーカスバンド外周)に接支させることにより、成
形ドラム2の図矢印方向の回転とともに、供給ロ
ール138が同行回転され、ポリシート一端はシ
ート押え部材145における押えロール146に
よるニツプを介し、ポリシートロール132側か
らの引き出しとともに、供給ロール138の周面
に沿つて送出され、同ロール138と成形ドラム
2とのニツプを介し、逐次ドラム2の周面に自動
的に巻付けが行なわれることになる。かくしてポ
リシートが成形ドラム2の周上に外端されている
カーカスバンドにおけるターンナツプ折返し端上
の所定位置に周回されるとともに、第5図に示す
ように、駆動シリンダ141を駆動してヒートカ
ツタ142を供給ロール138の周上におけるポ
リシート面に押圧させ、同時に作動シリンダ14
4を駆動してシート押え部材145を枢軸143
を支点として逆転させ、押えロール146を供給
ロール138の周面から避退させるとともに反対
側のクランプ148をスライドベース上面に圧支
させることにより、同クランプ148によるポリ
シート132の後退阻止下に供給ロール138上
におけるポリシートの切断が得られ、切断端は既
に巻付けられているポリシートの一端に接合貼着
されることになつて、自動巻付けが終了する。次
いで第6図に示すように、ヒートカツタ142を
避退させた状態でスライドベース136の全体を
後退させて、第3図のスタート位置に復帰させ、
作動シリンダ144によりシート押え部材145
を、枢軸143を支点として復動させ、クランプ
148をポリシート上方に避退すると同時に、押
えロール146を再び供給ロール138の周面上
に接支させることによつて復元するのであり、こ
れによつてポリシートの自動供給巻付サイクルが
完了する。勿論この動作は、巻付ドラム2上にお
けるターンナツプ処理が終り、ポリシート巻付ス
テツプに到達するとともに、反復されることにな
る。
本考案は以上の通りであり、次の利点がある。
並設された一対の架構のそれぞれに、ロール状
に巻周したシートロールを横軸回り繰出し自在に
設けたので、成形ドラムにシートを切断供給して
巻付けるためのシート供給長さが、短かくでき、
装置をコンパクトにするのみならず、シート供給
抵抗を大幅に軽減できる。
また、並設された架構の並設間隔は大小に調整
自在であることから、シート幅に応じた適正な間
隔にでき、カーカスバンドの種類、サイズによつ
て、ターンナツプ折返し端の位置が相違しても適
正な巻付位置に正対可能となる。
更に、ロール前方にスライドベースを設け、こ
のスライドベース前方にシート供給ロールを設
け、しかも、両者の配置関係を維持して供給ロー
ルを成形ロールの回転により従動回転させてシー
トを繰出すようにしているので、繰出し中のシー
トのたるみも少なく、正確かつ定寸の下で供給が
できる。
また、シート供給ロールのシートを押付けるロ
ールを設け、この押付けロールでシートを押付け
ての繰出しができるし、この際、クランプはスラ
イドベース上のシートから離れているので、繰出
し抵抗は小さく、円滑な繰出し供給ができる。
更に、押付けロールの前方に設けたヒートカツ
タで、シートを定寸切断するとき、スライドベー
ス上のシートをクランプで押付けているので、切
断中にシートのブレはなく、正確でかつシープな
ロール切断ができる。
以上のように、本考案は、生産性を著しく向上
させることができるとともに省力化が得られ、こ
れによつてタイヤ成形作業の全自動化に寄与でき
る。また装置自体もコンパクトに組立構成でき、
従来のタイヤ成形機乃至装置に容易に組込み可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置実施例の配置平面図、第2
図は同側面図、第3図は同装置要部構造の側面
図、第4図は同シート供給状態の側面図、第5図
は同切断状態の側面図、第6図は同装置後退状態
の側面図である。 132……ポリシートロール、133……架
構、136……スライドベース、138……供給
ロール、142……ヒートカツタ、143……枢
軸、145……シート押え部材、146……押え
ロール、148……クランプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シート材料を定寸送出し切断して成形ドラムに
    供給して巻付けるようにしたものにおいて、 並設された一対の架構のそれぞれに、ロール状
    に巻周したシートロールを横軸心回りに繰出自在
    に設け、シートロールより繰出されたシートを案
    内するスライドベースを各ロール前方に設け、該
    スライドベースの各前方に、シート供給ロールを
    設けて、該シート供給ロールとスライドベースと
    の配置関係を維持してシート供給ロールを成形ド
    ラムの周面に接離自在とするとともに、シート供
    給ロールのそれぞれに接離自在とされてシートを
    押付け開放自在にする押えロールを設け、該押え
    ロールがシート供給ロール上のシートを押付けて
    いるときスライドベースから離れ、かつ押えロー
    ルがシート供給ロール上のシートを開放している
    ときスライドベース上のシートを押付けるクラン
    プを設け、各押えロールの前方側に、クランプが
    スライドベース上のシートを押付けているとき、
    各押えロール上のシートを切断するヒートカツタ
    を設け、更に、並設されている架構の並設間隔を
    調整自在にするとともにシート供給ロールが成形
    ドラムに接触されることで該成形ドラムの回転に
    伴つてシート供給ロールをシート繰出方向に回転
    するようにしたことを特徴とするタイヤ成形機用
    シート材料自動供給装置。
JP13526283U 1983-08-30 1983-08-30 タイヤ成形機用シート材料自動供給装置 Granted JPS6041228U (ja)

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JP13526283U JPS6041228U (ja) 1983-08-30 1983-08-30 タイヤ成形機用シート材料自動供給装置

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JP13526283U JPS6041228U (ja) 1983-08-30 1983-08-30 タイヤ成形機用シート材料自動供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS6041228U JPS6041228U (ja) 1985-03-23
JPS6341155Y2 true JPS6341155Y2 (ja) 1988-10-27

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ID=30304505

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13526283U Granted JPS6041228U (ja) 1983-08-30 1983-08-30 タイヤ成形機用シート材料自動供給装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57105336A (en) * 1980-12-23 1982-06-30 Yokohama Rubber Co Ltd:The Method and apparatus for feeding and winding material in green tire forming process

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57105336A (en) * 1980-12-23 1982-06-30 Yokohama Rubber Co Ltd:The Method and apparatus for feeding and winding material in green tire forming process

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JPS6041228U (ja) 1985-03-23

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