JPS6340032Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6340032Y2 JPS6340032Y2 JP1983082499U JP8249983U JPS6340032Y2 JP S6340032 Y2 JPS6340032 Y2 JP S6340032Y2 JP 1983082499 U JP1983082499 U JP 1983082499U JP 8249983 U JP8249983 U JP 8249983U JP S6340032 Y2 JPS6340032 Y2 JP S6340032Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable part
- cushion
- rear seat
- opening
- trunk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車両用リヤシート、特にトランクス
ルータイプの車両に設けられるリヤシートに関す
るものである。
ルータイプの車両に設けられるリヤシートに関す
るものである。
従来、この種のリヤシートにおいては、実公昭
57−58019号公報に開示されているように、バツ
クレストを車幅方向に複数分割して両端側を固定
部とし、中央寄りを可動部として設け、可動部が
リンクを介して固定部前面に重合するよう移動可
能であるとともに、固定部間の可動部収納位置の
背後がトランクルームに通じる開口に形成されて
いるもの、いわゆるトランクスルータイプの車両
に設けられるものが案出されている。またバツク
レストに開口を有しこの開口に開閉部材を設けて
なるシートにおいては、実公昭57−42112号公報
に開示されているものがある。
57−58019号公報に開示されているように、バツ
クレストを車幅方向に複数分割して両端側を固定
部とし、中央寄りを可動部として設け、可動部が
リンクを介して固定部前面に重合するよう移動可
能であるとともに、固定部間の可動部収納位置の
背後がトランクルームに通じる開口に形成されて
いるもの、いわゆるトランクスルータイプの車両
に設けられるものが案出されている。またバツク
レストに開口を有しこの開口に開閉部材を設けて
なるシートにおいては、実公昭57−42112号公報
に開示されているものがある。
しかしながら従来のトランクスルータイプの車
両に設けられるリヤシートにおいては、荷物の出
入れ、およびトランクルームとクツシヨンとにわ
たつて長尺物を収納するとき、荷物がクツシヨン
上面を擦つてクツシヨン上面の表皮材が破損し易
いという欠点があつた。
両に設けられるリヤシートにおいては、荷物の出
入れ、およびトランクルームとクツシヨンとにわ
たつて長尺物を収納するとき、荷物がクツシヨン
上面を擦つてクツシヨン上面の表皮材が破損し易
いという欠点があつた。
本考案は、上記した従来の欠点を考慮してなさ
れたもので、バツクレストが固定部とこの固定部
に枢支されて回動自在に設けられた可動部とに分
割されてなるトランクスルータイプのリヤシート
において、可動部がクツシヨン上面を摺接状態で
回動し、この回動する可動部に追従して扇状に開
閉する保護シートを可動部の背面下縁から開口の
下縁に架設したことから、可動部を回動させてク
ツシヨンの座面上に位置した際、トランクルーム
とともに載置スペースとなる可動部側クツシヨン
の上面を荷物から保護し、荷物の座りを安定させ
るリヤシートを提供することを目的とするもので
ある。
れたもので、バツクレストが固定部とこの固定部
に枢支されて回動自在に設けられた可動部とに分
割されてなるトランクスルータイプのリヤシート
において、可動部がクツシヨン上面を摺接状態で
回動し、この回動する可動部に追従して扇状に開
閉する保護シートを可動部の背面下縁から開口の
下縁に架設したことから、可動部を回動させてク
ツシヨンの座面上に位置した際、トランクルーム
とともに載置スペースとなる可動部側クツシヨン
の上面を荷物から保護し、荷物の座りを安定させ
るリヤシートを提供することを目的とするもので
ある。
つぎに、本考案を図示の一実施例に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
図中1はリヤシートであり、該リヤシート1の
バツクレスト2は車幅方向に2等分割されてバツ
クレスト2の左半分が固定部3となり、右半分が
可動部4となつている。前記固定部3は車体に固
設されており、可動部4は第2図に示すように、
固定部3の車室中央側側面aに設けられた複数個
のヒンジ8を介して収納位置からクツシヨン5中
央までの90度の間を回動自在に設けられている。
そして可動部4は上下2分割されており、それぞ
れ回動する上可動体40と下可動体41とで形成
されている。可動部4の収納位置の背後は開口さ
れており、可動部4を前方に回動させるとトラン
クルームと車室とが連通し、荷物の出入れができ
るとともに、トランクルームとクツシヨン5とに
わたつて長尺物、例えばスキーなどを収納するこ
とができる。また回動してクツシヨン5中央に位
置した下可動体41は、その底部がクツシヨン5
中央の隆起部50に当接して隆起部50から押圧
されることにより位置決め固定され、固定部3側
に乗員が着座すると乗員の側部に在る下可動体4
1をアームレストとして利用することができる。
バツクレスト2は車幅方向に2等分割されてバツ
クレスト2の左半分が固定部3となり、右半分が
可動部4となつている。前記固定部3は車体に固
設されており、可動部4は第2図に示すように、
固定部3の車室中央側側面aに設けられた複数個
のヒンジ8を介して収納位置からクツシヨン5中
央までの90度の間を回動自在に設けられている。
そして可動部4は上下2分割されており、それぞ
れ回動する上可動体40と下可動体41とで形成
されている。可動部4の収納位置の背後は開口さ
れており、可動部4を前方に回動させるとトラン
クルームと車室とが連通し、荷物の出入れができ
るとともに、トランクルームとクツシヨン5とに
わたつて長尺物、例えばスキーなどを収納するこ
とができる。また回動してクツシヨン5中央に位
置した下可動体41は、その底部がクツシヨン5
中央の隆起部50に当接して隆起部50から押圧
されることにより位置決め固定され、固定部3側
に乗員が着座すると乗員の側部に在る下可動体4
1をアームレストとして利用することができる。
6は保護シートで、一端縁が下可動体41の背
面下縁に鋲止めされており他端縁が開口の下縁に
鋲止めされている。そして保護シート6には下可
動体41の回転軸を中心にして放射状に複数の折
り目60が設けられており、回動する下可動体4
1に追従して扇状に開閉し、下可動体41が収納
位置にあるときは下可動体41の背面下部に折り
畳まれた状態となる。下可動体41をクツシヨン
5中央に回動させて保護シート6を下可動体41
と開口との間に張ることにより、クツシヨン5上
面の形状にかかわりなく保護シート6上にて荷物
の座りを安定させることができるとともに、前述
したようにスキーなどの長尺物をトランクルーム
とクツシヨン5とにわたつて収納する場合でも長
尺物が直接クツシヨン5上面に接することはなく
クツシヨン5の表皮材を傷めることがない。なお
折り目60に鉄芯などのリブを通せばクツシヨン
5上面の形状にかかわりなく、積載物の座りをよ
り一層安定させることができる。
面下縁に鋲止めされており他端縁が開口の下縁に
鋲止めされている。そして保護シート6には下可
動体41の回転軸を中心にして放射状に複数の折
り目60が設けられており、回動する下可動体4
1に追従して扇状に開閉し、下可動体41が収納
位置にあるときは下可動体41の背面下部に折り
畳まれた状態となる。下可動体41をクツシヨン
5中央に回動させて保護シート6を下可動体41
と開口との間に張ることにより、クツシヨン5上
面の形状にかかわりなく保護シート6上にて荷物
の座りを安定させることができるとともに、前述
したようにスキーなどの長尺物をトランクルーム
とクツシヨン5とにわたつて収納する場合でも長
尺物が直接クツシヨン5上面に接することはなく
クツシヨン5の表皮材を傷めることがない。なお
折り目60に鉄芯などのリブを通せばクツシヨン
5上面の形状にかかわりなく、積載物の座りをよ
り一層安定させることができる。
7は上下可動体40,41を収納位置に在ると
き上下可動体40,41を車体に固定するロツク
装置で、該ロツク装置7は上下可動体40,41
の車壁側側面に設けられており、ロツク装置7に
対応して車体に固設されたストライカ70にロツ
ク装置7の爪が係止することにより上下可動体4
0,41が車体に固定され、またレバー操作によ
り爪をストライカ70から外すことにより上下可
動体40,41それぞれが回動自在となる。
き上下可動体40,41を車体に固定するロツク
装置で、該ロツク装置7は上下可動体40,41
の車壁側側面に設けられており、ロツク装置7に
対応して車体に固設されたストライカ70にロツ
ク装置7の爪が係止することにより上下可動体4
0,41が車体に固定され、またレバー操作によ
り爪をストライカ70から外すことにより上下可
動体40,41それぞれが回動自在となる。
したがつて本考案によれば、リヤシートのクツ
シヨンの上面を摺接状態で可動部が回動し、この
可動部の背面下縁から可動部収納位置の背後の開
口下縁に保護シートが架設されているので、トラ
ンクルームとリヤシートのクツシヨンとにわたつ
て長尺物を収納する場合でも、可動部を車室側に
回動させるだけで保護シートが開き、長尺物が直
接クツシヨンの表皮材に接触することなく表皮材
を容易に保護し、またクツシヨン上面の形状にか
かわりなく荷物の座りを安定させるなど、実用性
にすぐれた効果を奏するものである。
シヨンの上面を摺接状態で可動部が回動し、この
可動部の背面下縁から可動部収納位置の背後の開
口下縁に保護シートが架設されているので、トラ
ンクルームとリヤシートのクツシヨンとにわたつ
て長尺物を収納する場合でも、可動部を車室側に
回動させるだけで保護シートが開き、長尺物が直
接クツシヨンの表皮材に接触することなく表皮材
を容易に保護し、またクツシヨン上面の形状にか
かわりなく荷物の座りを安定させるなど、実用性
にすぐれた効果を奏するものである。
第1図は本考案に係るトランクスルータイプの
車両用リヤシートの一実施例を示す説明図、第2
図は第1図−線に沿つて切断し一部省略した
断面図である。 1……リヤシート、2……バツクレスト、4…
…可動部、6……保護シート。
車両用リヤシートの一実施例を示す説明図、第2
図は第1図−線に沿つて切断し一部省略した
断面図である。 1……リヤシート、2……バツクレスト、4…
…可動部、6……保護シート。
Claims (1)
- バツクレストが固定部とこの固定部に枢支され
て回動自在に設けられた可動部とに分割されてお
り、可動部を車室側に回動すると可動部収納位置
の背後に設けられた開口を通してトランクルーム
と車室とが連通する車両用リヤシートにおいて、
前記可動部がクツシヨン上面を摺接状態で回動
し、この回動する可動部に追従して扇状に開閉す
る保護シートを可動部の背面下縁から開口の下縁
に架設したことを特徴とするトランクスルータイ
プの車両用リヤシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983082499U JPS59187533U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | トランクスル−タイプの車両用リヤシ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983082499U JPS59187533U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | トランクスル−タイプの車両用リヤシ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59187533U JPS59187533U (ja) | 1984-12-12 |
JPS6340032Y2 true JPS6340032Y2 (ja) | 1988-10-20 |
Family
ID=30212450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983082499U Granted JPS59187533U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | トランクスル−タイプの車両用リヤシ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59187533U (ja) |
-
1983
- 1983-05-31 JP JP1983082499U patent/JPS59187533U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59187533U (ja) | 1984-12-12 |
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