JPS6339752A

JPS6339752A - インデツクス装置

Info

Publication number: JPS6339752A
Application number: JP61182338A
Authority: JP
Inventors: Yasuyuki Kawada; 泰幸川田
Original assignee: KAWADA TEKKO KK
Current assignee: KAWADA TEKKO KK
Priority date: 1986-08-02
Filing date: 1986-08-02
Publication date: 1988-02-20
Also published as: EP0256628A1; DE3768369D1; JPH0436822B2; US4884474A; EP0256628B1; US4991463A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はマシニングセンタの切削装置等に取り付けられ
るワークを所定角度でＳす出すようＧこしたインデック
ス装置の改良に関する。

（従来の技術）従来より、この種のインテ、・クス装置としてしよ、機
械的な連結や電気的なカウンタ処理等を利用し、ワーク
を所定の角度で割出すようにしたものは知られている。

例えば、前者としては、インデックステーブルに同一円
周上に形成された複数のインテ・ノクス孔とインデック
スプランジャとの保合をマイクロスイッチで検出するこ
とにより、ドライブモータの回転を適宜タイミングギア
を介して前記インデックステーブル用駆動軸に伝え、イ
ンデックステーブルを所定角度回転させてワーク等の割
出を行うようにしたものがある。また、後者としては、
例えば、パルス発生器を設けてインデックステーブルに
パルス信号をあて、該パルス信号をカウンタ装置等でカ
ウンタ処理することにより、前記インデックステーブル
をドライブモータ等により基準位置から所定量だけ適宜
回転させてワーク等のルリ出しを行うようにしたものが
ある。

また、操作レバーを操作して、インデックス装置のアン
クランプ２所定角度の割出およびクランプを適宜行うこ
とにより、ワークの割出を手動で行うようにしたものは
ある。

（考案が解決しようとする問題点）ところが、上記の如き機械的又は電気的に割出を行うイ
ンデックス装置では、マシニングセンタに設けられた切
削装置等に対応して、インデックステーブルや、該イン
デックステーブルを％ｔＫ　ｔ’」させるだめの各種装
置、例えばドライブモータやタイミングギア等をそれぞ
れ設けなければならないので、装置が大掛かりなものに
なってコストアップにつながってしまうという欠点があ
った。

また、前記切削装置等のツールは、通常、ＮＣ装置によ
って所定のプログラムに従って制御されるようになされ
ているが、上記の如きインデックス装置では、ツールの
動作とは無関係に割出加工が行われるので、インデック
ステーブルの駆動をワークへの切削加工と独立して行わ
なければならず、割出を伴う切削等の加工が厄介なもの
になっていた。

さらに、前記インデックステーブルは・電気的に駆動さ
れ、又は他の油圧源や空圧源からの油圧や空圧を利用し
て回転駆動されるので、インデックステーブルへの電気
配線や油圧配管、空圧配管が必要になる。そのため、こ
れらの配線や配管が邪魔になって、テーブル上にワーク
を保持したノぐレットチェンジ千等を多数配置すること
が出来なくなり、複数のワークの加工を同時に行うこと
が困難となって生産性が悪かった。

本考案は、上記諸点に鑑み、マシニングセンタにおける
切削装置等に取付けたツールの通常の拙作以外の余動作
を利用して割出を行うようにすることによって、装置の
前略化を図るとともに、ＮＣ装置のプログラム操作によ
ってワークの割出加工を容易且つ自動的に行えるように
し、その作業性を向上させることにある。

（問題点を解決するための手段）上記目的を達成するために、本考案の解決手段は、ワー
クを保持したインデックステーブルの駆動軸に連結され
拘止手段によってベース上の定位でに保持された割出プ
レートと、ツールのｊｍ常の動作以外の余動作に連動し
て前記ベースに対して直線運動を行うプッシュバーと、
前記プッシュバーに作ＩＪＩ的に係合し前記割出プレー
トを回転させる駆動部材とを備え、前記プッシュバーの
直線運動により、前記拘止手段による前記ｉ１出プレー
トの拘止を解除するとともに、前記割出プレートを前記
駆動部材によって所定角度回転させるようにすることに
より、ワークの割出を行うようにした構成とする。

（作用）上記の構成により、本考案では、マシニングセンタの切
削装置等に取付けられるワークの割出を行う場合には、
前記ツールの通常の動作以外の余動作に連動してプッシ
ュバーを往復動させる。その際、前記プッシュバーが前
進すると、ワークに連結されたｖ１出プレートの拘止手
段による拘止が解除され、駆動部材によって割出プレー
トが回転する。

そして、前記割出プレートが所定角度回転すると、プ、
ンユバーへのツールの押圧が解除されてブノノユバーは
後退する。この後退により、前記拘止部材によって前記
割出プレートの拘止は復帰し、前記割出プレートの回転
は停止する。よって、前記ブノンユハーの一往復に対応
して割出プレートが所定角度回転することになり、ワー
クの割出が確実に行なえることになる。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。

第１図は本発明に係るインデックス装置を適用したマシ
ニングセンタの全体構成を示し、同図において、ベツド
（１１上にはテーブル（２）が図上前後左右方向に摺動
自在に載置されている。また、前記テーブル（２）の上
方には、切削ｙＢ　ｔ　！３１が取付けられている。該
切削装置（３）は、スピンドルヘッド（４）と、該スピ
ンドルヘッド（４）に回転自在に軸支されるスピンドル
（５）とからなり、該スピンドル（５）の先端部に切削
用ツールとしての正面フライス（６）が取付けられてい
る。さらに、前記旋削装置（３）の側方には、種々のツ
ールを保持したツールボックス（７）が取り付けられて
いる。

また、前記テーブル（２）上には、ワーク（８）の割出
を行うインデックス装置（９）が配されている。このイ
ンデックス装置（９）は、第２図および第３図に拡大詳
示するように、上端に上部フランジ（１０）、下端に下
部フランジ（１１）をそれぞれ有する矩形枠構造のベー
ス（１２）内に設けられている。前記ベース（］２）に
は、割出プレート（１３）がワーク（８）を保持したイ
ンデックステーブル（４０）に連結された支軸（１４）
を中心に回動自在に軸支されており、該削出プレー）　
（１３）の外周面には、該外周面ζこ沿って噛合爪（１
５）が形成されている。

また、前記割出プレート（１３）には、Ｍ　１１１出プ
レート（１３）に対して引きバネ（１６）により第２図
上時計回り方向（実線矢印方向）に付勢された細長い薄
板状の回転プレート（１７）が回動自在に取付けられて
いる。前記回転プレー１−　（１７）は、その−側部が
切り欠かれて保合部（１８）を形成する一方、他側部に
は、前記割出プレート（１３）の噛合爪（１５）に係止
されるアクチュエータとしての爪部材（１９）が、引き
ハネ（２０）により前記噛合爪（１５）の押圧力向（第
２図破線矢印方向）に付勢されて支持軸（２１）に対し
て揺動自在に取付けられている。よって、前記回転プレ
ート（１７）と、前記保合部（１８）と、前記爪部材（
１９）とから前記割出プレー）　（１３）の駆動部材が
構成されている。

さらに、前記ベース（１２）には、拘止部材としての細
長棒状のクランク部材（２２）がｔｆｆｌ　’Ｉ＋ＪＪ
軸（２３）を中心に揺動自在に取付けられており、該ク
ランク部材（２２）は、その先端部に係合？！（２４）
を有するとともに、中央部に前記割出プレート（１３）
の噛合爪（１５）に係止されるクランクピン（２５）が
形成されている。

ぞして、前記ベース（１２）には、棒状のプッシュバー
（２６）が引きバネ（２７）により後退方向（第２図上
方）に付勢されて往復動自在に取付けら比でおり、前記
正面フライス（６）の通常の動作以外の余動作に連動し
て作動するようになされている。前記プッシュバー（２
６）には、その先端部に前記クランク部材（２２）の係
合溝（２４）に係合する第１ビン（２８）が設けられて
おり、中央部に前記回転プレート（１７）の保合部（１
８）に作動的に係合する第２ピン（２つ）が設けられて
いる。

尚、（３０）は前記ベース（１２）の上部フランジ（１
０）に取付けられ押しバネ（３１）により下方に付勢さ
れた回り止めビン、（３２）は…■記回転プレー）（］
、７）の第２図時計回り方間（矢印方向）の回転を規制
する止め部材、（３３）は前記引きバネ（２７）ととも
に、又は咳引きバネ（２７）に替えて前記プッシュバー
（２６）を後退方向（第２図上方）に付勢する押しバネ
である。

次に、上記実施例の作動について第４図および第５図に
基づいて詳細に説明する。

マシニングセンタの切削装置（３）に取付けた正面フラ
イス（６）によってワーク（８）の割出を行う場合、前
記プッシュバー（２６）は、ＮＣＷ置のプログラムに従
い前記正面フライス（６）の通常の動作以外の余動作に
連動して往復動する。

第５図において、前記正面フライス（６）が同図矢印方
向に移動すると、該正面フライス（６）の押圧によりプ
ッシュバー（２６）が前進方向（第４図下方）に移動す
る。その際、前記第１ピン（２８）によりクランク部材
（２２）は、前記揺動軸（２３）を中心に第４図下方に
揺動し、クランクピン（２５）と割出プレート（１３）
の噛合爪（１５）との保合が外れて、ＩＩＩ出プ出御レ
ート３）は回転出来る状態になる。その後、前記第２ビ
ン（２９）により保合部（１８）が下方に押圧され、前
記回転プレート（１７）が第４図矢印方向に回転するこ
とにより、爪部材（１８）により割出プレート（１３）
が回転する。これにより、噛合爪（１５）は、前記押し
バネ（３１）の付勢力に抗して前記回り止めピン（３０
）を上方に押しやって、回り止めピン（３０）と前記噛
合爪（１５）との保合が外れる。その際、前記回り止め
ピン（３０）は、割出プレート（１３）が噛合爪（１５
）の１ピッチ分だけ回転した後、再び噛合爪（１５）に
噛合う。

そして、前記正面フライス（６）が第５図上方に移動し
て、前記プッシュバー（２６）が正面フライス（６）の
押圧から解除されると、プッシュバー（２６）は引きバ
ネ（２７）の付勢力によって後退する。これにより、前
記第２ビン（２９）と前記保合部（１８）とが係合した
状態で前記引きバネ（１６）の付勢力により、前記回転
プレー）　（１７）は次第に第４図矢印と反対方向に回
転し、同図破線で示す位置に蓮した後、第２ビン（２９
）と係合部（１８）との係合が外れる。それとともに、
前記第１ビン（２８）によりクランク部材（２２）が第
４図上方に揺動して同図破線で示ず位１ｕに達して、ク
ランクピン（２５）と噛合爪（１５）との係合が復帰し
て割出プレート（１３）の回転が停止して、割出プレー
）　（１３）は強固に拘止される。

従って、上記の如きインデックス装置（８）では、切削
装置　ｆ３１に取付けた正面フライス（６）を通常の動
作以外の余動作を利用してＮＣ装置のプログラムに従っ
て往復動させ、インデックス装置（９）内でプッシュバ
ー（２６）の−往復に対応してクランクピン（２５）と
噛合爪（１５）との保合を外すことにより、割出プレー
ト（１３）を所定角度回転させて割出を行うようにした
ので、従来のインデックス！ＡＭのようにインデックス
テーブルを駆動するための各種部材が不要になって装置
が簡略化するとともに、ＮＣ装置によって予めワーク（
８）の割出を考慮してプログラムを組む丈で、自動的に
割出を行うことができ、よって、加工が容易になり作業
性が向上する。

また、ワーク（８）の割出は、正面フライス（６）の通
常の動作以外の余作動を利用して行うので、従来のイン
デックスＷ　Ｈのように、インデックステーブルへの油
圧源や空圧源からの配管が不要になり、また、電気的な
配線も不要になるので、テーブル（２）上のスペースを
有効に利用することができ、テーブル（２）上にワーク
（８）を保持したバレットチエインジャ等を多数載置で
き、よって、多数のワークを一時に加工できろとともに
、種々異なる１Ｍ　雑な加工を施すことも可能となり、
生産性が向上する。

さらに、前記ワーク（８）の割出は、ＮＣ装置のプログ
ラムに従って自動的に行われるので、何ら手動操作を行
うことがないので、２４時間継続してワークを加工する
ことも可能となって、より一層生産性は向上する。

（発明の効果）以上の如く、本発明によると、マシニングセンタの切削
装置等のツールの通常の動作以外の余動作に連動してイ
ンデックス装置のブランユバ−を往復動させ、駆動部材
を介して割出プレートを回転させることによって、ワー
クの割出を自動的に行うようにしたので、装置が簡略化
するとともに、ＮＣ装置のプログラム操作によってワー
クの割出を容易に行うことができ、作業性が向上する。

また、インデックステーブルへの電気的な配線や油圧配
管、空圧配管が不要になるので、テーブル上方の空間が
有効に利用でき、テーブル上にワークを保持したパレッ
トチエインジャ等を多数載置することが出来、よって、
作業性はより一層向上し装置の汎用性も向上する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は本発明に係る
インデックス装置江をマシニングセンタに取付けた状態
を示す全体正面図、第２図および第３図はそれぞれイン
デックス装置の一部を破断した正面図と側面図、第４図
はインデックス装置の作動を示す図であり、第５図は要
部の拡大正面図である。６・・・・・正面フライス９・・・・・インデックス装置ｊ２・・・・・ベース１３・・・・・割出プレート１５・・・・・噛合爪１７・　・・・回転プレート１８・・・・・係合部１９・・・・・爪部材２２・・・・・クランク部材２５・・・・・クランクピン２６・・・・・プッシュバー２８・・・・・第１ビン２９・・・・・第２ピン特許出願人　　　　川　　１）　鉄　　工　　株　　式
　　会　　杜氏　　理　　人　　　　新　　　　実　　
　　健　　　　部（外　Ｉ　名ン第５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ワークを保持したインデックステーブルの駆動軸
に連結され拘止手段によってベース上の定位置に保持さ
れた割出プレートと、ツールの通常の動作以外の余動作に連動して前記ベース
に対して直線運動を行うプッシュバーと、前記プッシュ
バーに作動的に係合し前記割出プレートを回転させる駆
動部材とを備え、前記プッシュバーの直線運動により、前記拘止手段によ
る前記割出プレートの拘止を解除するとともに、前記割
出プレートを前記駆動部材によって所定角度回転させる
ことにより、前記ワークの割出を行うようにしたことを
特徴とするインデックス装置。
（２）前記駆動部材は、前記プッシュバーに設けた係止
ピンに作動的に係合して回転する駆動板と、該駆動板に
取付けられて前記割出プレートを回転させるアクチュエ
ータとから構成されている特許請求の範囲第（１）項記
載のインデックス装置。
（３）前記割出プレートは、通常時、回り止め部材によ
って定位置に保持されている特許請求の範囲第（１）項
記載のインデックス装置。
（４）前記プッシュバーは、バネにより後退方向に付勢
されている特許請求の範囲第（１）項記載のインデック
ス装置。