JPS6339327A - 釣竿等積層管の製造方法 - Google Patents
釣竿等積層管の製造方法Info
- Publication number
- JPS6339327A JPS6339327A JP61184599A JP18459986A JPS6339327A JP S6339327 A JPS6339327 A JP S6339327A JP 61184599 A JP61184599 A JP 61184599A JP 18459986 A JP18459986 A JP 18459986A JP S6339327 A JPS6339327 A JP S6339327A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prepreg
- layer
- same
- sheet
- core metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 11
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 29
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 28
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 20
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 17
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 16
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 claims abstract description 16
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims abstract description 11
- 239000012783 reinforcing fiber Substances 0.000 claims abstract description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 7
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 claims abstract description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 claims description 4
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 4
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 7
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 70
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 5
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 2
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 2
- ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N Boron Chemical compound [B] ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052796 boron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 210000000744 eyelid Anatomy 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010439 graphite Substances 0.000 description 1
- LNEPOXFFQSENCJ-UHFFFAOYSA-N haloperidol Chemical compound C1CC(O)(C=2C=CC(Cl)=CC=2)CCN1CCCC(=O)C1=CC=C(F)C=C1 LNEPOXFFQSENCJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- -1 plaphite Substances 0.000 description 1
- 229920006267 polyester film Polymers 0.000 description 1
- 239000004447 silicone coating Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K87/00—Fishing rods
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は例えば、釣竿、ゴルフシャフト等の積層管の製
造方法に関する。
造方法に関する。
従来、上記積層管の製造方法としては、例えばカーボン
、ブラファイト、ボロン、ケプラー、グラス当の高強度
、高弾性繊維シートやクロス、又はこれらにエポキシ樹
脂等の熱硬化性樹脂を含浸して半乾燥して得たプリプレ
グを芯金に捲回し、これを常法によって硬化成形する方
法が知られている。
、ブラファイト、ボロン、ケプラー、グラス当の高強度
、高弾性繊維シートやクロス、又はこれらにエポキシ樹
脂等の熱硬化性樹脂を含浸して半乾燥して得たプリプレ
グを芯金に捲回し、これを常法によって硬化成形する方
法が知られている。
上記製造方法によって成形される積層管は、一層又は二
層、三層等に構成されるが、1・5図のように一枚の単
層シー)aを芯金すに−回捲回して一層構成とした場合
、又は矛6図のように一枚の単層シー)aを芯金1)に
三回捲回して三層構成とした場合共に、繊維と軸との角
度が大きくなり物性の低下が発生したり、又シー]・a
に重なり部Cを持たぜても、政事なり部Cの層厚が厚く
なり、当該部Cの剛性が増す為、図中dで示す部分に割
れが発生し易かったり、又真因に近い形状が得られない
等の問題点がある。
層、三層等に構成されるが、1・5図のように一枚の単
層シー)aを芯金すに−回捲回して一層構成とした場合
、又は矛6図のように一枚の単層シー)aを芯金1)に
三回捲回して三層構成とした場合共に、繊維と軸との角
度が大きくなり物性の低下が発生したり、又シー]・a
に重なり部Cを持たぜても、政事なり部Cの層厚が厚く
なり、当該部Cの剛性が増す為、図中dで示す部分に割
れが発生し易かったり、又真因に近い形状が得られない
等の問題点がある。
そこで、シー[・を一部分に分割して捲回すると、繊維
とり伯との角度が最小に抑えられ、かつシートの裁断幅
が小さくなり、裁断ロスが減少すると共に、厚物のノー
ト、クロスが使用テキるので、薄物のシート、クロスを
数回捲回するよりも拐料コストを低減できる。
とり伯との角度が最小に抑えられ、かつシートの裁断幅
が小さくなり、裁断ロスが減少すると共に、厚物のノー
ト、クロスが使用テキるので、薄物のシート、クロスを
数回捲回するよりも拐料コストを低減できる。
しかしながら、シートを一層分ずつに分割して構成する
場合次のような問題点がある。
場合次のような問題点がある。
〕・7図のように二枚の分割シートa、a’で一層構成
とすると重なり部c、c’を持たせても、政事なり部c
、c’が肉厚となり、当該部の剛性が他の部分より増す
為、割れが発生し易くなったり、釣竿とした場合は、重
なり部c、c’以外の弱い部分が曲がる為に、撓みの方
向性が発生し、用途が限られてしまう。
とすると重なり部c、c’を持たせても、政事なり部c
、c’が肉厚となり、当該部の剛性が他の部分より増す
為、割れが発生し易くなったり、釣竿とした場合は、重
なり部c、c’以外の弱い部分が曲がる為に、撓みの方
向性が発生し、用途が限られてしまう。
又、二層構成やオ・8図に示す三層構成では、シートa
Sa’、a”相互の重なり部c、c’、C”に必ず18
°〜36°の重なり角度θが必要となり、約5〜10%
の重量増加となる。
Sa’、a”相互の重なり部c、c’、C”に必ず18
°〜36°の重なり角度θが必要となり、約5〜10%
の重量増加となる。
又、矛7図の一層構成の場合は180’、i’8図の三
層構成の場合は120°と重なり部c、c’と01C′
、C”をずらす工程が必要であり、又このよう1こ重な
り部C・・・を分散させないと真円に近い形状が得られ
ず、撓みに方向性が発生する。
層構成の場合は120°と重なり部c、c’と01C′
、C”をずらす工程が必要であり、又このよう1こ重な
り部C・・・を分散させないと真円に近い形状が得られ
ず、撓みに方向性が発生する。
又、重なり部C・・と他の部分との肉厚が異なる為に成
形時の歪みにより曲り、そりの不良品が発生したり、又
シートの裁断枚数、貼り合せ工程数が増加し、生産性が
低下する。
形時の歪みにより曲り、そりの不良品が発生したり、又
シートの裁断枚数、貼り合せ工程数が増加し、生産性が
低下する。
本発明は上記問題点を解消しようとしたもので、補強繊
維を縦方向に配列した中間層と、核中間層と同一材料、
もしくはほぼ同一物性を有する材料からなる繊維を横方
向に配列した上下層とで三層1こ構成されるプリプレグ
を芯金−捲回9分に裁断し、該プリプレグの接合部の内
外を、当該プリプレグの−に下層と同一物性、同一目付
け、同一サイズの横方向補強シートで補強するようにす
ることによって真円構造で、かつ剛性、曲げ強力の安定
した優れた積層管が得られるようにした釣竿等積層管の
製造方法を提供しようとするのが、その目的である。
維を縦方向に配列した中間層と、核中間層と同一材料、
もしくはほぼ同一物性を有する材料からなる繊維を横方
向に配列した上下層とで三層1こ構成されるプリプレグ
を芯金−捲回9分に裁断し、該プリプレグの接合部の内
外を、当該プリプレグの−に下層と同一物性、同一目付
け、同一サイズの横方向補強シートで補強するようにす
ることによって真円構造で、かつ剛性、曲げ強力の安定
した優れた積層管が得られるようにした釣竿等積層管の
製造方法を提供しようとするのが、その目的である。
即ち本発明は、高強度、高弾性繊維からなる補強繊維を
縦方向に、その目付けが55〜1500g/m”の範囲
で配列して中間層を形成する工程と、該中間層の上下層
として、同中間層と同一材料もしくはほぼ同一物性を有
する繊維を横方向に、その目付けが5〜/I OOg/
lr?の範囲で配列して三層シートを層成する工程と、
該三層シートに熱硬化性樹脂を含浸して半乾燥させ、プ
リプレグとした後、これを芯金−換回分の大きさに裁断
する工程と、」二層プリプレグの内層として、その下層
と同一材料もしくはほぼ同一物性、同−目 5−一 付けで、かつ同一大きさの横方向補強シートを芯金捲き
初め方向に、捲回時の円周の吉〜キ分だけずらして配置
する工程と、上記プリプレグの外層として、その上層と
同一材料、もしくはほぼ同一物性、同一目付けで、かつ
同一大きさの横方向補強シートを芯金捲き終り方向?こ
、捲回時の円周の1〜T分たけずらして配置する工程と
、上記プリプレグと各シートを芯金に捲回した後、これ
を常法により硬化成形する工程とを有して、上記問題点
を解決したのである。
縦方向に、その目付けが55〜1500g/m”の範囲
で配列して中間層を形成する工程と、該中間層の上下層
として、同中間層と同一材料もしくはほぼ同一物性を有
する繊維を横方向に、その目付けが5〜/I OOg/
lr?の範囲で配列して三層シートを層成する工程と、
該三層シートに熱硬化性樹脂を含浸して半乾燥させ、プ
リプレグとした後、これを芯金−換回分の大きさに裁断
する工程と、」二層プリプレグの内層として、その下層
と同一材料もしくはほぼ同一物性、同−目 5−一 付けで、かつ同一大きさの横方向補強シートを芯金捲き
初め方向に、捲回時の円周の吉〜キ分だけずらして配置
する工程と、上記プリプレグの外層として、その上層と
同一材料、もしくはほぼ同一物性、同一目付けで、かつ
同一大きさの横方向補強シートを芯金捲き終り方向?こ
、捲回時の円周の1〜T分たけずらして配置する工程と
、上記プリプレグと各シートを芯金に捲回した後、これ
を常法により硬化成形する工程とを有して、上記問題点
を解決したのである。
木1図ないし矛3図に示したように積層管Aは、中間層
を構成する三層槽構造のプリプレグ1と、内層2と、外
層3とで構成される。
を構成する三層槽構造のプリプレグ1と、内層2と、外
層3とで構成される。
上記プリプレグ1は上下各層1a、lbと、中間層IC
とで構成されるもので、該上下各層ia、lbは、両端
が切断され、連続していない補強繊維を横方向に配列し
て単独のシート状に形成した。上記補強繊維はカーボン
、プラファイト、グラス、ケプラー、アモルファス等の
高強度、高弾性繊維であり、これらの月付け(平方1メ
ートルあたりの重量)が上下各層181 lbともに5
〜400g〜の範囲で任意に選択される。
とで構成されるもので、該上下各層ia、lbは、両端
が切断され、連続していない補強繊維を横方向に配列し
て単独のシート状に形成した。上記補強繊維はカーボン
、プラファイト、グラス、ケプラー、アモルファス等の
高強度、高弾性繊維であり、これらの月付け(平方1メ
ートルあたりの重量)が上下各層181 lbともに5
〜400g〜の範囲で任意に選択される。
上記中間層1cば、上記上下各層1a、1.bと同一材
料もしくはほぼ同一物性を有する材料からなる繊維を縦
方向のみに配列し、その口利けが55〜1500.!i
’/iの範囲でシート状とした。
料もしくはほぼ同一物性を有する材料からなる繊維を縦
方向のみに配列し、その口利けが55〜1500.!i
’/iの範囲でシート状とした。
上記上層1a、下層II〕、中間層ICは、各々単独に
エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を;30〜40重量%で
含浸した後、重合して三層構造の一枚のシート状プリプ
レグlとした後、これを芯金4に対する一捲回分の大き
さに裁断した。
エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を;30〜40重量%で
含浸した後、重合して三層構造の一枚のシート状プリプ
レグlとした後、これを芯金4に対する一捲回分の大き
さに裁断した。
又、上記内層2は、上記プリプレグlの下層1bのシー
トと同一物性を有する繊維を横方向に配列して同一目付
けとし、同一樹脂を30−40重量%含浸させて単独の
シート状とした。
トと同一物性を有する繊維を横方向に配列して同一目付
けとし、同一樹脂を30−40重量%含浸させて単独の
シート状とした。
又上記外層3も、上記プリプレグ1の上層1aと同一物
性を有する繊維を横方向に配列して同一目付けとし、同
一樹脂を30〜40重級%含浸して単独のシート状とし
た。
性を有する繊維を横方向に配列して同一目付けとし、同
一樹脂を30〜40重級%含浸して単独のシート状とし
た。
上記三層構造のプリプレグ1及び上記内、外各層2.3
のシートは下記の表に示した仕様で製造した。
のシートは下記の表に示した仕様で製造した。
瞼、
上記プリプレグ1及び内、外各層2.3のシー]・を−
に紀要に示した幅に裁断し、3′2図のように芯金4の
外周へ一捲回するよう内層2のシート、プリプレグ1、
外層3のシートの順に重ねて、内層2のシート2はプリ
プレグ1より図において左へ7mm、外層3のシートは
プリプレグlより図において右へ7酊ずらして貼り合わ
せた。
に紀要に示した幅に裁断し、3′2図のように芯金4の
外周へ一捲回するよう内層2のシート、プリプレグ1、
外層3のシートの順に重ねて、内層2のシート2はプリ
プレグ1より図において左へ7mm、外層3のシートは
プリプレグlより図において右へ7酊ずらして貼り合わ
せた。
このように貼り合わせたプリプレグ1と内、外各層2.
3のシートを、優20の芯金4へ貼り付け、加圧、加熱
しながら矢印方向へ回転させ、芯金4の周囲に捲回した
。
3のシートを、優20の芯金4へ貼り付け、加圧、加熱
しながら矢印方向へ回転させ、芯金4の周囲に捲回した
。
次いでその外周に、片面にシリコンコート処理をしたポ
リエステルフィルム(厚さ5μ、幅15龍)を張力5
K、9で2鰭ピツチに捲回した。
リエステルフィルム(厚さ5μ、幅15龍)を張力5
K、9で2鰭ピツチに捲回した。
これを140℃で2時間加熱し、硬化させた。
次いで、冷却した後、芯金と分離し、外周のテープを除
去して積層管Aを成形した。
去して積層管Aを成形した。
次に本発明方法で得た積層管と比較する為、下記のよう
なテストピースを成形した。
なテストピースを成形した。
テストピースの材料は本発明方法による場合と同一とし
、配置も同一であるがプリプレグ、内層、外層を完全に
重ね合せた。
、配置も同一であるがプリプレグ、内層、外層を完全に
重ね合せた。
これをφ20の芯金に、各々1゜05捲回(幅67.7
+im)11捲回(幅71.0朋)分に裁断して捲回し
、本発明方法による場合と同一条件下で積層管を成形し
た。
+im)11捲回(幅71.0朋)分に裁断して捲回し
、本発明方法による場合と同一条件下で積層管を成形し
た。
これらを曲げ破壊テストシた結果を1’ 4図の分布図
に示す。
に示す。
尚、1・4図中実線は本発明方法によって成形した積層
管を示し、破線は1芯金に11捲回分捲回して成形した
テストピースを示し、二点破線は芯金に105捲回分捲
回して成形したテストピースを示す。
管を示し、破線は1芯金に11捲回分捲回して成形した
テストピースを示し、二点破線は芯金に105捲回分捲
回して成形したテストピースを示す。
1・4図から明らかなように、本発明方法による積層管
は、他の三筒のテストピースに比べてバラツキが非常に
少なく、共に高い値を示した。
は、他の三筒のテストピースに比べてバラツキが非常に
少なく、共に高い値を示した。
これは、目的とした真円に近い構造が得られたことに起
因する。
因する。
比剛性は、11捲回分のものに比べや又低下しているが
、これは]1捲1捲の重なり部が曲げ方向に影響した為
である。
、これは]1捲1捲の重なり部が曲げ方向に影響した為
である。
105捲回分のものは影響が出ない位置へ重なり部が存
在した為といえる。
在した為といえる。
−】〇−
破損状態をみると、1.05.1.1 捲回分のものは
金て巻き終り部で割れが発生しており、周方向の段差が
ついた部分へ応力が集中したことが判る。
金て巻き終り部で割れが発生しており、周方向の段差が
ついた部分へ応力が集中したことが判る。
本発明方法にて得た積層管は割れるというよりは、折れ
ており、周方向に応力集中が発生し難いことが判る。
ており、周方向に応力集中が発生し難いことが判る。
、以上説明したように本発明に係る釣竿等積層管の製造
方法によれば、高強度、高弾性繊維を縦方向に配列した
中間層と、これと同−材料もしくはほぼ同一物性を有す
る繊維を横方向に配列した上、下各層とで三層構造のプ
リプレグとした後、これを芯金一捲回分の大きさに裁断
し、該プリプレグの内層には、これと同一物性、同一目
付け、同一大きさの横方向補強シートを芯金捲き初め方
向に捲回時の円周の古〜÷分だけずらして配置し、上記
プリプレグの外層には、上記内層と同様の条件の横方向
補強シートを芯金捲き終り方向に捲回時の円周の4〜1
/3分だけずらして配置して夫々芯金に捲回した後、常
法により硬化成形するようにしたので、周壁が一定肉厚
で段差のない真円構造の積層管が得られると共に、中間
層を構成する三層のプリプレグ1の接合部の内・外を内
層2、外層3で補強することにより剛性、曲げ強度の安
定した優れた積層管を得られる利点がある。
方法によれば、高強度、高弾性繊維を縦方向に配列した
中間層と、これと同−材料もしくはほぼ同一物性を有す
る繊維を横方向に配列した上、下各層とで三層構造のプ
リプレグとした後、これを芯金一捲回分の大きさに裁断
し、該プリプレグの内層には、これと同一物性、同一目
付け、同一大きさの横方向補強シートを芯金捲き初め方
向に捲回時の円周の古〜÷分だけずらして配置し、上記
プリプレグの外層には、上記内層と同様の条件の横方向
補強シートを芯金捲き終り方向に捲回時の円周の4〜1
/3分だけずらして配置して夫々芯金に捲回した後、常
法により硬化成形するようにしたので、周壁が一定肉厚
で段差のない真円構造の積層管が得られると共に、中間
層を構成する三層のプリプレグ1の接合部の内・外を内
層2、外層3で補強することにより剛性、曲げ強度の安
定した優れた積層管を得られる利点がある。
+1図は本発明に係る釣竿等積層管の製造方法の実施例
を示すプリプレグ、内・外各層の分解斜視図、矛2図は
同実施例におけるプリプレグ、内・外各層の芯金に対す
る捲回配置状態を示す側面図、2′3図は同実施例にお
けるプリプレグ、内・外各層を芯金に捲回した状態の横
断面図、1・4図は本発明方法によって製造した積層管
と、同積層管と同一材料、同一配置で中間層、内・外層
を重ね合わぜると共に、その重なり量をかえて製造1〜
た各テストピースとの曲げ破壊テスト結果を表わす分布
図、矛5図ないし1・8図は従来の製造方法によって製
造した積層管を夫々示したもので+5図、壜・7図、財
・8図はその各横断面図、月・6図はその斜視図である
。 1 プリプレグ 1a・・十 層] b・・下
層 IC・・・中間層2・・・内 層
3・・・外 層4・・・芯金 = 13− 第5図 C 第7図 第ε図 C″ 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 墾私昭和61年
特許願第18/1.599号2、発明の名称 釣竿等積層管の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 広島県府中市目崎町762番地昭和61年1
0月8日 (発送口:昭和61年10月28日) 図面中筒4図を別紙添イ1図面のとおり適正な用紙を用
いて1/3分に濃厚な黒色で鮮明に描ぎ提用する。
を示すプリプレグ、内・外各層の分解斜視図、矛2図は
同実施例におけるプリプレグ、内・外各層の芯金に対す
る捲回配置状態を示す側面図、2′3図は同実施例にお
けるプリプレグ、内・外各層を芯金に捲回した状態の横
断面図、1・4図は本発明方法によって製造した積層管
と、同積層管と同一材料、同一配置で中間層、内・外層
を重ね合わぜると共に、その重なり量をかえて製造1〜
た各テストピースとの曲げ破壊テスト結果を表わす分布
図、矛5図ないし1・8図は従来の製造方法によって製
造した積層管を夫々示したもので+5図、壜・7図、財
・8図はその各横断面図、月・6図はその斜視図である
。 1 プリプレグ 1a・・十 層] b・・下
層 IC・・・中間層2・・・内 層
3・・・外 層4・・・芯金 = 13− 第5図 C 第7図 第ε図 C″ 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 墾私昭和61年
特許願第18/1.599号2、発明の名称 釣竿等積層管の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 広島県府中市目崎町762番地昭和61年1
0月8日 (発送口:昭和61年10月28日) 図面中筒4図を別紙添イ1図面のとおり適正な用紙を用
いて1/3分に濃厚な黒色で鮮明に描ぎ提用する。
Claims (1)
- 高強度、高弾性繊維からなる補強繊維を縦方向に、その
目付けが55〜1500g/m^2の範囲で配列して中
間層を形成する工程と、該中間層の上下層として、同中
間層と同一材料もしくはほぼ同一物性を有する繊維を横
方向に、その目付けが5〜400g/m^2の範囲で配
列して三層シートを層成する工程と、該三層シートに熱
硬化性樹脂を含浸して半乾燥させ、プリプレグとした後
、これを芯金一捲回分の大きさに裁断する工程と、上記
プリプレグの内層として、その下層と同一材料もしくは
ほぼ同一物性、同一目付けで、かつ同一大きさの横方向
補強シートを芯金捲き初め方向に、捲回時の円周の1/
10〜1/3分だけずらして配置する工程と、上記プリ
プレグの外層として、その上層と同一材料もしくは同一
物性、同一目付けで、かつ同一大きさの横方向補強シー
トを芯金捲き終り方向に、捲回時の円周の1/10〜1
/3分だけずらして配置する工程と、上記プリプレグと
各シートを芯金に捲回した後、これを常法により硬化成
形する工程とを有することを特徴とする釣竿等積層管の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61184599A JPS6339327A (ja) | 1986-08-05 | 1986-08-05 | 釣竿等積層管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61184599A JPS6339327A (ja) | 1986-08-05 | 1986-08-05 | 釣竿等積層管の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6339327A true JPS6339327A (ja) | 1988-02-19 |
JPH0556257B2 JPH0556257B2 (ja) | 1993-08-19 |
Family
ID=16156028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61184599A Granted JPS6339327A (ja) | 1986-08-05 | 1986-08-05 | 釣竿等積層管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6339327A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04248944A (ja) * | 1991-02-01 | 1992-09-04 | Daiwa Seiko Inc | 釣竿 |
EP0873685A1 (en) * | 1997-04-18 | 1998-10-28 | Daiwa Seiko Inc. | Tubular body |
US6601334B1 (en) * | 1996-11-30 | 2003-08-05 | Daiwa Seiko, Inc. | Fishing rod |
JP2007074954A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Shimano Inc | 竿体及びその製造方法 |
-
1986
- 1986-08-05 JP JP61184599A patent/JPS6339327A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04248944A (ja) * | 1991-02-01 | 1992-09-04 | Daiwa Seiko Inc | 釣竿 |
US6601334B1 (en) * | 1996-11-30 | 2003-08-05 | Daiwa Seiko, Inc. | Fishing rod |
EP0873685A1 (en) * | 1997-04-18 | 1998-10-28 | Daiwa Seiko Inc. | Tubular body |
JP2007074954A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Shimano Inc | 竿体及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0556257B2 (ja) | 1993-08-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI507329B (zh) | FRP cylinder manufacturing method and FRP cylinder | |
JPS5832570B2 (ja) | キヨウカプラスチツクツリザオノ セイゾウホウ | |
JP6705402B2 (ja) | 補強層の製造方法 | |
JP2888664B2 (ja) | Cfrp製光学用筒 | |
JP2018128116A5 (ja) | ||
JPS6339327A (ja) | 釣竿等積層管の製造方法 | |
JP2007216554A (ja) | 繊維強化合成樹脂パイプ | |
JPH02102682A (ja) | ゴルフクラブ用シャフト及びその製造方法 | |
US8066838B1 (en) | Composite tubes and method of manufacturing same | |
JPS6168232A (ja) | 曲がり管の製造方法 | |
JPS60225740A (ja) | 内部に補強部を有する管状物の製造方法 | |
JP2846742B2 (ja) | ゴルフクラブシャフトおよびその製造方法 | |
WO2022211050A1 (ja) | シャフトおよびその製造方法、ゴルフクラブ用シャフト | |
JPH1016072A (ja) | 複合材料の製造方法 | |
CN106540420B (zh) | 球棒本体及其制法 | |
JPH085591B2 (ja) | 炭素繊維強化プラスチック製ロール | |
JPH0216628Y2 (ja) | ||
JP2002128921A (ja) | 段差防止用プリプレグ、それを用いた管状体の製造方法および管状体 | |
CN215781364U (zh) | 增强型羽毛球拍框结构 | |
JP2002177424A (ja) | ゴルフクラブ用シャフト | |
JPS61121933A (ja) | 釣竿等の積層管 | |
JPS613732A (ja) | フイラメントワインデイング成形方法 | |
JPH09299525A (ja) | ゴルフクラブシャフト及びその製造方法 | |
JPS5855219A (ja) | 繊維強化プラスチツク製品の製造法 | |
JPH0215377B2 (ja) |