JPS6339327A - 釣竿等積層管の製造方法 - Google Patents

釣竿等積層管の製造方法

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JPS6339327A
JPS6339327A JP61184599A JP18459986A JPS6339327A JP S6339327 A JPS6339327 A JP S6339327A JP 61184599 A JP61184599 A JP 61184599A JP 18459986 A JP18459986 A JP 18459986A JP S6339327 A JPS6339327 A JP S6339327A
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Japan
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prepreg
layer
same
sheet
core metal
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JP61184599A
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Hidetoshi Shigefuji
秀俊 重藤
Nobuhiro Miyamoto
宮本 伸浩
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Ryobi Ltd
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Ryobi Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K87/00Fishing rods

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えば、釣竿、ゴルフシャフト等の積層管の製
造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、上記積層管の製造方法としては、例えばカーボン
、ブラファイト、ボロン、ケプラー、グラス当の高強度
、高弾性繊維シートやクロス、又はこれらにエポキシ樹
脂等の熱硬化性樹脂を含浸して半乾燥して得たプリプレ
グを芯金に捲回し、これを常法によって硬化成形する方
法が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記製造方法によって成形される積層管は、一層又は二
層、三層等に構成されるが、1・5図のように一枚の単
層シー)aを芯金すに−回捲回して一層構成とした場合
、又は矛6図のように一枚の単層シー)aを芯金1)に
三回捲回して三層構成とした場合共に、繊維と軸との角
度が大きくなり物性の低下が発生したり、又シー]・a
に重なり部Cを持たぜても、政事なり部Cの層厚が厚く
なり、当該部Cの剛性が増す為、図中dで示す部分に割
れが発生し易かったり、又真因に近い形状が得られない
等の問題点がある。
そこで、シー[・を一部分に分割して捲回すると、繊維
とり伯との角度が最小に抑えられ、かつシートの裁断幅
が小さくなり、裁断ロスが減少すると共に、厚物のノー
ト、クロスが使用テキるので、薄物のシート、クロスを
数回捲回するよりも拐料コストを低減できる。
しかしながら、シートを一層分ずつに分割して構成する
場合次のような問題点がある。
〕・7図のように二枚の分割シートa、a’で一層構成
とすると重なり部c、c’を持たせても、政事なり部c
、c’が肉厚となり、当該部の剛性が他の部分より増す
為、割れが発生し易くなったり、釣竿とした場合は、重
なり部c、c’以外の弱い部分が曲がる為に、撓みの方
向性が発生し、用途が限られてしまう。
又、二層構成やオ・8図に示す三層構成では、シートa
Sa’、a”相互の重なり部c、c’、C”に必ず18
°〜36°の重なり角度θが必要となり、約5〜10%
の重量増加となる。
又、矛7図の一層構成の場合は180’、i’8図の三
層構成の場合は120°と重なり部c、c’と01C′
、C”をずらす工程が必要であり、又このよう1こ重な
り部C・・・を分散させないと真円に近い形状が得られ
ず、撓みに方向性が発生する。
又、重なり部C・・と他の部分との肉厚が異なる為に成
形時の歪みにより曲り、そりの不良品が発生したり、又
シートの裁断枚数、貼り合せ工程数が増加し、生産性が
低下する。
本発明は上記問題点を解消しようとしたもので、補強繊
維を縦方向に配列した中間層と、核中間層と同一材料、
もしくはほぼ同一物性を有する材料からなる繊維を横方
向に配列した上下層とで三層1こ構成されるプリプレグ
を芯金−捲回9分に裁断し、該プリプレグの接合部の内
外を、当該プリプレグの−に下層と同一物性、同一目付
け、同一サイズの横方向補強シートで補強するようにす
ることによって真円構造で、かつ剛性、曲げ強力の安定
した優れた積層管が得られるようにした釣竿等積層管の
製造方法を提供しようとするのが、その目的である。
〔問題点を解決する為の手段〕
即ち本発明は、高強度、高弾性繊維からなる補強繊維を
縦方向に、その目付けが55〜1500g/m”の範囲
で配列して中間層を形成する工程と、該中間層の上下層
として、同中間層と同一材料もしくはほぼ同一物性を有
する繊維を横方向に、その目付けが5〜/I OOg/
lr?の範囲で配列して三層シートを層成する工程と、
該三層シートに熱硬化性樹脂を含浸して半乾燥させ、プ
リプレグとした後、これを芯金−換回分の大きさに裁断
する工程と、」二層プリプレグの内層として、その下層
と同一材料もしくはほぼ同一物性、同−目 5−一 付けで、かつ同一大きさの横方向補強シートを芯金捲き
初め方向に、捲回時の円周の吉〜キ分だけずらして配置
する工程と、上記プリプレグの外層として、その上層と
同一材料、もしくはほぼ同一物性、同一目付けで、かつ
同一大きさの横方向補強シートを芯金捲き終り方向?こ
、捲回時の円周の1〜T分たけずらして配置する工程と
、上記プリプレグと各シートを芯金に捲回した後、これ
を常法により硬化成形する工程とを有して、上記問題点
を解決したのである。
〔実施例〕
木1図ないし矛3図に示したように積層管Aは、中間層
を構成する三層槽構造のプリプレグ1と、内層2と、外
層3とで構成される。
上記プリプレグ1は上下各層1a、lbと、中間層IC
とで構成されるもので、該上下各層ia、lbは、両端
が切断され、連続していない補強繊維を横方向に配列し
て単独のシート状に形成した。上記補強繊維はカーボン
、プラファイト、グラス、ケプラー、アモルファス等の
高強度、高弾性繊維であり、これらの月付け(平方1メ
ートルあたりの重量)が上下各層181 lbともに5
〜400g〜の範囲で任意に選択される。
上記中間層1cば、上記上下各層1a、1.bと同一材
料もしくはほぼ同一物性を有する材料からなる繊維を縦
方向のみに配列し、その口利けが55〜1500.!i
’/iの範囲でシート状とした。
上記上層1a、下層II〕、中間層ICは、各々単独に
エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を;30〜40重量%で
含浸した後、重合して三層構造の一枚のシート状プリプ
レグlとした後、これを芯金4に対する一捲回分の大き
さに裁断した。
又、上記内層2は、上記プリプレグlの下層1bのシー
トと同一物性を有する繊維を横方向に配列して同一目付
けとし、同一樹脂を30−40重量%含浸させて単独の
シート状とした。
又上記外層3も、上記プリプレグ1の上層1aと同一物
性を有する繊維を横方向に配列して同一目付けとし、同
一樹脂を30〜40重級%含浸して単独のシート状とし
た。
上記三層構造のプリプレグ1及び上記内、外各層2.3
のシートは下記の表に示した仕様で製造した。
瞼、 上記プリプレグ1及び内、外各層2.3のシー]・を−
に紀要に示した幅に裁断し、3′2図のように芯金4の
外周へ一捲回するよう内層2のシート、プリプレグ1、
外層3のシートの順に重ねて、内層2のシート2はプリ
プレグ1より図において左へ7mm、外層3のシートは
プリプレグlより図において右へ7酊ずらして貼り合わ
せた。
このように貼り合わせたプリプレグ1と内、外各層2.
3のシートを、優20の芯金4へ貼り付け、加圧、加熱
しながら矢印方向へ回転させ、芯金4の周囲に捲回した
次いでその外周に、片面にシリコンコート処理をしたポ
リエステルフィルム(厚さ5μ、幅15龍)を張力5 
K、9で2鰭ピツチに捲回した。
これを140℃で2時間加熱し、硬化させた。
次いで、冷却した後、芯金と分離し、外周のテープを除
去して積層管Aを成形した。
次に本発明方法で得た積層管と比較する為、下記のよう
なテストピースを成形した。
テストピースの材料は本発明方法による場合と同一とし
、配置も同一であるがプリプレグ、内層、外層を完全に
重ね合せた。
これをφ20の芯金に、各々1゜05捲回(幅67.7
+im)11捲回(幅71.0朋)分に裁断して捲回し
、本発明方法による場合と同一条件下で積層管を成形し
た。
これらを曲げ破壊テストシた結果を1’ 4図の分布図
に示す。
尚、1・4図中実線は本発明方法によって成形した積層
管を示し、破線は1芯金に11捲回分捲回して成形した
テストピースを示し、二点破線は芯金に105捲回分捲
回して成形したテストピースを示す。
1・4図から明らかなように、本発明方法による積層管
は、他の三筒のテストピースに比べてバラツキが非常に
少なく、共に高い値を示した。
これは、目的とした真円に近い構造が得られたことに起
因する。
比剛性は、11捲回分のものに比べや又低下しているが
、これは]1捲1捲の重なり部が曲げ方向に影響した為
である。
105捲回分のものは影響が出ない位置へ重なり部が存
在した為といえる。
−】〇− 破損状態をみると、1.05.1.1 捲回分のものは
金て巻き終り部で割れが発生しており、周方向の段差が
ついた部分へ応力が集中したことが判る。
本発明方法にて得た積層管は割れるというよりは、折れ
ており、周方向に応力集中が発生し難いことが判る。
〔発明の効果〕
、以上説明したように本発明に係る釣竿等積層管の製造
方法によれば、高強度、高弾性繊維を縦方向に配列した
中間層と、これと同−材料もしくはほぼ同一物性を有す
る繊維を横方向に配列した上、下各層とで三層構造のプ
リプレグとした後、これを芯金一捲回分の大きさに裁断
し、該プリプレグの内層には、これと同一物性、同一目
付け、同一大きさの横方向補強シートを芯金捲き初め方
向に捲回時の円周の古〜÷分だけずらして配置し、上記
プリプレグの外層には、上記内層と同様の条件の横方向
補強シートを芯金捲き終り方向に捲回時の円周の4〜1
/3分だけずらして配置して夫々芯金に捲回した後、常
法により硬化成形するようにしたので、周壁が一定肉厚
で段差のない真円構造の積層管が得られると共に、中間
層を構成する三層のプリプレグ1の接合部の内・外を内
層2、外層3で補強することにより剛性、曲げ強度の安
定した優れた積層管を得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
+1図は本発明に係る釣竿等積層管の製造方法の実施例
を示すプリプレグ、内・外各層の分解斜視図、矛2図は
同実施例におけるプリプレグ、内・外各層の芯金に対す
る捲回配置状態を示す側面図、2′3図は同実施例にお
けるプリプレグ、内・外各層を芯金に捲回した状態の横
断面図、1・4図は本発明方法によって製造した積層管
と、同積層管と同一材料、同一配置で中間層、内・外層
を重ね合わぜると共に、その重なり量をかえて製造1〜
た各テストピースとの曲げ破壊テスト結果を表わす分布
図、矛5図ないし1・8図は従来の製造方法によって製
造した積層管を夫々示したもので+5図、壜・7図、財
・8図はその各横断面図、月・6図はその斜視図である
。 1 プリプレグ    1a・・十 層] b・・下 
層     IC・・・中間層2・・・内 層    
  3・・・外 層4・・・芯金 = 13− 第5図 C 第7図 第ε図 C″ 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示           墾私昭和61年
特許願第18/1.599号2、発明の名称 釣竿等積層管の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住  所 広島県府中市目崎町762番地昭和61年1
0月8日 (発送口:昭和61年10月28日) 図面中筒4図を別紙添イ1図面のとおり適正な用紙を用
いて1/3分に濃厚な黒色で鮮明に描ぎ提用する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高強度、高弾性繊維からなる補強繊維を縦方向に、その
    目付けが55〜1500g/m^2の範囲で配列して中
    間層を形成する工程と、該中間層の上下層として、同中
    間層と同一材料もしくはほぼ同一物性を有する繊維を横
    方向に、その目付けが5〜400g/m^2の範囲で配
    列して三層シートを層成する工程と、該三層シートに熱
    硬化性樹脂を含浸して半乾燥させ、プリプレグとした後
    、これを芯金一捲回分の大きさに裁断する工程と、上記
    プリプレグの内層として、その下層と同一材料もしくは
    ほぼ同一物性、同一目付けで、かつ同一大きさの横方向
    補強シートを芯金捲き初め方向に、捲回時の円周の1/
    10〜1/3分だけずらして配置する工程と、上記プリ
    プレグの外層として、その上層と同一材料もしくは同一
    物性、同一目付けで、かつ同一大きさの横方向補強シー
    トを芯金捲き終り方向に、捲回時の円周の1/10〜1
    /3分だけずらして配置する工程と、上記プリプレグと
    各シートを芯金に捲回した後、これを常法により硬化成
    形する工程とを有することを特徴とする釣竿等積層管の
    製造方法。
JP61184599A 1986-08-05 1986-08-05 釣竿等積層管の製造方法 Granted JPS6339327A (ja)

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JPH0556257B2 JPH0556257B2 (ja) 1993-08-19

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04248944A (ja) * 1991-02-01 1992-09-04 Daiwa Seiko Inc 釣竿
EP0873685A1 (en) * 1997-04-18 1998-10-28 Daiwa Seiko Inc. Tubular body
US6601334B1 (en) * 1996-11-30 2003-08-05 Daiwa Seiko, Inc. Fishing rod
JP2007074954A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Shimano Inc 竿体及びその製造方法

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JP2007074954A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Shimano Inc 竿体及びその製造方法

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