JPH0556257B2 - - Google Patents
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- JPH0556257B2 JPH0556257B2 JP61184599A JP18459986A JPH0556257B2 JP H0556257 B2 JPH0556257 B2 JP H0556257B2 JP 61184599 A JP61184599 A JP 61184599A JP 18459986 A JP18459986 A JP 18459986A JP H0556257 B2 JPH0556257 B2 JP H0556257B2
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Links
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K87/00—Fishing rods
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Marine Sciences & Fisheries (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
- Fishing Rods (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は例えば、釣竿、ゴルフシヤフト等の積
層管の製造方法に関する。 〔従来の技術〕 従来、上記積層管の製造方法としては、例えば
カーボン、グラフアイト、ボロン、ケプラー、グ
ラス等の高強度、高弾性繊維シートやクロス、に
エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸して半乾燥
して得たプリプレグを芯金に捲回し、これを常法
によつて硬化成形する方法が知られている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記製造方法によつて成形される積層管は、一
層又は二層、三層等に構成されるが、第5図のよ
うに一枚の単層シートaを芯金bに一回捲回して
一層構成とした場合、又は第6図のように一枚の
単層シートaを芯金bに三回捲回して三層構成と
した場合共に、繊維と軸との角度が大きくなり物
性の低下が発生したり、又シートaに重なり部c
を持たても、該重なり部cの層厚が厚くなり、当
該部cの剛性が増す為、図中dで示す部分に割れ
が発生し易くかつたり、又真円に近い形状が得ら
れない等の問題点がある。 そこで、シートを一層分に分割して捲回する
と、繊維と軸との角度が最小に抑えられ、かつシ
ートの裁断幅が小さくなり、裁断ロスが減少する
と共に、厚物のシート、クロスが使用できるの
で、薄物のシート、クロスを数回捲回するよりも
材料コストを低減できる。 しかしながら、シートを一層分ずつに分割して
構成する場合次のような問題点がある。 第7図のように二枚の分割シートa,a′で一層
構成とすると重なり部c,c′を持たせても、該重
なり部c,c′が肉厚となり、当該部の剛性が他の
部分より増す為、割れが発生し易くなつたり、釣
竿とした場合は、重なり部c、c′以外の弱い部分
が曲がる為に、撓みの方向性が発生し、用途が限
られてしまう。 又、二層構成や第8図に示す三層構成では、シ
ートa,a′,a″相互の重なりc,c′,c″に必ず18°
〜36°の重なり角度θが必要となり、約5〜10%
の重量増加となる。 又、第7図の一層構成の場合は180°、第8図の
三層構成の場合は120°と重なり部c,c′とc,c′,
c″をずらす工程が必要であり、又このように重な
り部c…を分散させないと真円に近い形状が得ら
れず、撓みに方向性が発生する。 又、重なり部c…と他の部分との肉厚が異なる
為に成形時の歪みにより曲り、そりの不良品が発
生したり、又シートの裁断枚数、貼り合せ工程数
が増加し、生産性が低下する。 本発明は上記問題点を解消しようとしたもの
で、補強繊維を縦方向を縦方向に配列した中間層
と、該中間層と同一材料、もしくはほぼ同一物性
を有する材料からなる繊維を横方向に配列した上
下層とで三層に構成されるプリプレグを芯金一捲
回分に裁断し、該プリプレグの接合部の内外を、
当該プリプレグの上下層と同一物性、同一目付
け、同一サイズの横方向補強シートで補強するよ
うにすることによつて真円構造で、かつ剛性、曲
げ強力の安定した優れた積層管が得られるように
した釣竿等積層管の製造方法を提供しようとする
のが、その目的である。 〔問題点を解決する為の手段〕 即ち本発明は、高強度、高弾性繊維からなる補
強繊維を縦方向に、その目付けが55〜1500g/m2
の範囲で配列して中間層を形成する工程と、該中
間層の上下層として、同中間層と同一材料もしく
はほぼ同一物性を有する繊維を横方向に、その目
付けが5〜400g/m2の範囲で配列して三層シー
トを層成する工程と、該三層シートに熱硬化性樹
脂を含浸して半乾燥して、プリプレグとした後、
これを芯金一捲回分の大きさに裁断する工程と、
上記プリプレグの内層として、その下層と同一材
料もしくはほぼ同一物性、同一目付けで、かつ同
一大きさの横方向補強シートを芯金捲き初め方向
に、捲回時の円周の1/10〜1/3分だけずらして配
置する工程と、上記プリプレグの外層として、そ
の上層と同一材料、もしくはほぼ同一物性、同一
目付けで、かつ同一大きさの横方向補強シートを
芯金捲き終り方向に、捲回時の円周の1/10〜1/3
分だけずらして配置する工程と、上記プリプレグ
と各シートを芯金に捲回した後、これを常法によ
り硬化成形する工程とを有して、上記問題点を解
決したのである。 〔実施例〕 第1図ないし第3図に示したように積層管A
は、中間層を構成する三層構構造のプリプレグ1
と、内層2と、外層3とで構成される。 上記プリプレグ1は上下各層1a,1bと、中
間層1cとで構成されるもので、該上下各層1
a,1bは、両端が切断され、連続していない補
強繊維を横方向に配列して単独のシート状に形成
した。上記補強繊維はカーボン・グラフアイト、
グラス、ケプラー、アモルフアス等の高強度、高
弾性繊維であり、これらの目付け(平行メートル
あたりの重量)が上下各層1a,1bともに5〜
400g/m2の範囲で任意に選択される。 上記中間層1cは、上記上下各層1a,1bと
同一材料もしくはほぼ同一物性を有する材料から
なる繊維を縦方向のみに配列し、その目付けが55
〜1500g/m2の範囲でシート状とした。 上記上層1a、下層1b、中間層1cは、各々
単独にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を30〜40重
量%で含真した後、重合して三層構造の一枚のシ
ート状プリプレグ1とした後、これを芯金4に対
する一捲回分の大きさに裁断した。 又、上記内層2は、上記プリプレグ1の下層1
bのシートと同一物性を有する繊維を横方向に配
列して同一目付けとし、同一樹脂を30〜40重量%
含芯させて単独のシート状とした。 又上記外層3も、上記プリプレグ1の上層1a
と同一物性を有する繊維を横方向に配列して同一
目付けとし、同一樹脂を30〜40重量%含浸して単
独のシート状とした。 上記三層構造のプリプレグ1及び上記内、外各
層2,3のシートは下記の表に示した仕様で製造
した。
層管の製造方法に関する。 〔従来の技術〕 従来、上記積層管の製造方法としては、例えば
カーボン、グラフアイト、ボロン、ケプラー、グ
ラス等の高強度、高弾性繊維シートやクロス、に
エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸して半乾燥
して得たプリプレグを芯金に捲回し、これを常法
によつて硬化成形する方法が知られている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記製造方法によつて成形される積層管は、一
層又は二層、三層等に構成されるが、第5図のよ
うに一枚の単層シートaを芯金bに一回捲回して
一層構成とした場合、又は第6図のように一枚の
単層シートaを芯金bに三回捲回して三層構成と
した場合共に、繊維と軸との角度が大きくなり物
性の低下が発生したり、又シートaに重なり部c
を持たても、該重なり部cの層厚が厚くなり、当
該部cの剛性が増す為、図中dで示す部分に割れ
が発生し易くかつたり、又真円に近い形状が得ら
れない等の問題点がある。 そこで、シートを一層分に分割して捲回する
と、繊維と軸との角度が最小に抑えられ、かつシ
ートの裁断幅が小さくなり、裁断ロスが減少する
と共に、厚物のシート、クロスが使用できるの
で、薄物のシート、クロスを数回捲回するよりも
材料コストを低減できる。 しかしながら、シートを一層分ずつに分割して
構成する場合次のような問題点がある。 第7図のように二枚の分割シートa,a′で一層
構成とすると重なり部c,c′を持たせても、該重
なり部c,c′が肉厚となり、当該部の剛性が他の
部分より増す為、割れが発生し易くなつたり、釣
竿とした場合は、重なり部c、c′以外の弱い部分
が曲がる為に、撓みの方向性が発生し、用途が限
られてしまう。 又、二層構成や第8図に示す三層構成では、シ
ートa,a′,a″相互の重なりc,c′,c″に必ず18°
〜36°の重なり角度θが必要となり、約5〜10%
の重量増加となる。 又、第7図の一層構成の場合は180°、第8図の
三層構成の場合は120°と重なり部c,c′とc,c′,
c″をずらす工程が必要であり、又このように重な
り部c…を分散させないと真円に近い形状が得ら
れず、撓みに方向性が発生する。 又、重なり部c…と他の部分との肉厚が異なる
為に成形時の歪みにより曲り、そりの不良品が発
生したり、又シートの裁断枚数、貼り合せ工程数
が増加し、生産性が低下する。 本発明は上記問題点を解消しようとしたもの
で、補強繊維を縦方向を縦方向に配列した中間層
と、該中間層と同一材料、もしくはほぼ同一物性
を有する材料からなる繊維を横方向に配列した上
下層とで三層に構成されるプリプレグを芯金一捲
回分に裁断し、該プリプレグの接合部の内外を、
当該プリプレグの上下層と同一物性、同一目付
け、同一サイズの横方向補強シートで補強するよ
うにすることによつて真円構造で、かつ剛性、曲
げ強力の安定した優れた積層管が得られるように
した釣竿等積層管の製造方法を提供しようとする
のが、その目的である。 〔問題点を解決する為の手段〕 即ち本発明は、高強度、高弾性繊維からなる補
強繊維を縦方向に、その目付けが55〜1500g/m2
の範囲で配列して中間層を形成する工程と、該中
間層の上下層として、同中間層と同一材料もしく
はほぼ同一物性を有する繊維を横方向に、その目
付けが5〜400g/m2の範囲で配列して三層シー
トを層成する工程と、該三層シートに熱硬化性樹
脂を含浸して半乾燥して、プリプレグとした後、
これを芯金一捲回分の大きさに裁断する工程と、
上記プリプレグの内層として、その下層と同一材
料もしくはほぼ同一物性、同一目付けで、かつ同
一大きさの横方向補強シートを芯金捲き初め方向
に、捲回時の円周の1/10〜1/3分だけずらして配
置する工程と、上記プリプレグの外層として、そ
の上層と同一材料、もしくはほぼ同一物性、同一
目付けで、かつ同一大きさの横方向補強シートを
芯金捲き終り方向に、捲回時の円周の1/10〜1/3
分だけずらして配置する工程と、上記プリプレグ
と各シートを芯金に捲回した後、これを常法によ
り硬化成形する工程とを有して、上記問題点を解
決したのである。 〔実施例〕 第1図ないし第3図に示したように積層管A
は、中間層を構成する三層構構造のプリプレグ1
と、内層2と、外層3とで構成される。 上記プリプレグ1は上下各層1a,1bと、中
間層1cとで構成されるもので、該上下各層1
a,1bは、両端が切断され、連続していない補
強繊維を横方向に配列して単独のシート状に形成
した。上記補強繊維はカーボン・グラフアイト、
グラス、ケプラー、アモルフアス等の高強度、高
弾性繊維であり、これらの目付け(平行メートル
あたりの重量)が上下各層1a,1bともに5〜
400g/m2の範囲で任意に選択される。 上記中間層1cは、上記上下各層1a,1bと
同一材料もしくはほぼ同一物性を有する材料から
なる繊維を縦方向のみに配列し、その目付けが55
〜1500g/m2の範囲でシート状とした。 上記上層1a、下層1b、中間層1cは、各々
単独にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を30〜40重
量%で含真した後、重合して三層構造の一枚のシ
ート状プリプレグ1とした後、これを芯金4に対
する一捲回分の大きさに裁断した。 又、上記内層2は、上記プリプレグ1の下層1
bのシートと同一物性を有する繊維を横方向に配
列して同一目付けとし、同一樹脂を30〜40重量%
含芯させて単独のシート状とした。 又上記外層3も、上記プリプレグ1の上層1a
と同一物性を有する繊維を横方向に配列して同一
目付けとし、同一樹脂を30〜40重量%含浸して単
独のシート状とした。 上記三層構造のプリプレグ1及び上記内、外各
層2,3のシートは下記の表に示した仕様で製造
した。
以上説明したように本発明に係る釣竿等積層管
の製造方法によれば、高強度、高弾性繊維を縦方
向に配列した中間層と、これと同一材料もしくは
ほぼ同一物性を有する繊維を横方向に配列した
上、下各層とで三層構造のプリプレグとした後、
これを芯金一捲回分の大きさに裁断し、該プリプ
レグの内層には、これと同一物性、同一目付け、
同一大きさの横方向補強シートを芯金捲き初め方
向に巻回時の円周の1/10〜1/3分だけずして配置
し、上記プリプレグの外層には、上記内層と同様
の条件の横方向補強シートを芯金捲き終り方向に
捲回次の円周の1/10〜1/3分だけずちして配置し
て夫々芯金に捲回した後、常法により硬化成形す
るようにしたので、周壁が一定肉厚で段差のない
真円構造の積層管が得られると共に、中間層を構
成する三層のプリプレグ1の接合部の・外を内層
2、外層3で補強することにより剛性、曲げ強度
の安定した優れた積層管を得られる利点がある。
の製造方法によれば、高強度、高弾性繊維を縦方
向に配列した中間層と、これと同一材料もしくは
ほぼ同一物性を有する繊維を横方向に配列した
上、下各層とで三層構造のプリプレグとした後、
これを芯金一捲回分の大きさに裁断し、該プリプ
レグの内層には、これと同一物性、同一目付け、
同一大きさの横方向補強シートを芯金捲き初め方
向に巻回時の円周の1/10〜1/3分だけずして配置
し、上記プリプレグの外層には、上記内層と同様
の条件の横方向補強シートを芯金捲き終り方向に
捲回次の円周の1/10〜1/3分だけずちして配置し
て夫々芯金に捲回した後、常法により硬化成形す
るようにしたので、周壁が一定肉厚で段差のない
真円構造の積層管が得られると共に、中間層を構
成する三層のプリプレグ1の接合部の・外を内層
2、外層3で補強することにより剛性、曲げ強度
の安定した優れた積層管を得られる利点がある。
第1図は本発明に係る釣竿等積層管の製造方法
の実施例を示すプリプレグ、内・外各層の分解斜
視図、第2図は同実施例におけるプリプレグ、
内・外各層の芯金に対する捲回配置状態を示す側
面図、第3図は同実施例におけるプリプレグ、
内・外各層を芯金に捲回した状態の横断面図、第
4図は本発明方法によつて製造した積層管と、同
積層管と同一材料、同一配置で中間層、内・外層
を重ね合わせると共に、その重なり量をかえて製
造した各テストピースとの曲げ破壊テスト結果を
表わす分布図、第5図ないし第8図は従来の製造
方法によつて製造した積層管を夫々示したもので
第5図、第7図、第8図はその各横断面図、第6
図はその斜視図である。 1……プリプレグ、1a……上層、1b……下
層、1c……中間層、2……内層、3……外層、
4……芯金。
の実施例を示すプリプレグ、内・外各層の分解斜
視図、第2図は同実施例におけるプリプレグ、
内・外各層の芯金に対する捲回配置状態を示す側
面図、第3図は同実施例におけるプリプレグ、
内・外各層を芯金に捲回した状態の横断面図、第
4図は本発明方法によつて製造した積層管と、同
積層管と同一材料、同一配置で中間層、内・外層
を重ね合わせると共に、その重なり量をかえて製
造した各テストピースとの曲げ破壊テスト結果を
表わす分布図、第5図ないし第8図は従来の製造
方法によつて製造した積層管を夫々示したもので
第5図、第7図、第8図はその各横断面図、第6
図はその斜視図である。 1……プリプレグ、1a……上層、1b……下
層、1c……中間層、2……内層、3……外層、
4……芯金。
Claims (1)
- 1 高強度、高弾性繊維からなる補強繊維を縦方
向に、その目付けが55〜1500g/m2の範囲で配列
して中間層を形成する工程と、該中間層の上下層
として、同中間層と同一材料もしくはほぼ同一物
性を有する繊維を横方向に、その目付けが5〜
400g/m2の範囲で配列して三層シートを層成す
る工程と、該三層シートに熱硬化性樹脂を含浸し
て半乾燥させ、プリプレグとした後、これを芯金
一捲回分の大きさに裁断する工程と、上記プリプ
レグの内層として、その下層と同一材料もしくは
ほぼ同一物性、同一目付けで、かつ同一大きさの
横方向補強シートを芯含捲き初め方向に、捲回時
の円周の1/10〜1/3分だけずらして配置する工程
と、上記プリプレグの外層として、その上層と同
一材料もしくは同一物性、同一目付けで、かつ同
一大きさの横方向補強シートを芯金捲き終り方向
に、捲回時の円周の1/10〜1/3分だけずらして配
置する工程と、上記プリプレグと各シートを芯金
に捲回した後、これを常法により硬化成形する工
程とを有することを特徴とする釣竿等積層管の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61184599A JPS6339327A (ja) | 1986-08-05 | 1986-08-05 | 釣竿等積層管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61184599A JPS6339327A (ja) | 1986-08-05 | 1986-08-05 | 釣竿等積層管の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6339327A JPS6339327A (ja) | 1988-02-19 |
JPH0556257B2 true JPH0556257B2 (ja) | 1993-08-19 |
Family
ID=16156028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61184599A Granted JPS6339327A (ja) | 1986-08-05 | 1986-08-05 | 釣竿等積層管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6339327A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2575095B2 (ja) * | 1991-02-01 | 1997-01-22 | ダイワ精工株式会社 | 釣 竿 |
US6148558A (en) * | 1996-11-30 | 2000-11-21 | Daiwa Seiko, Inc. | Fishing rod |
EP0873685B1 (en) * | 1997-04-18 | 2002-08-07 | Daiwa Seiko Inc. | Tubular body |
JP4730821B2 (ja) * | 2005-09-13 | 2011-07-20 | 株式会社シマノ | 竿体及びその製造方法 |
-
1986
- 1986-08-05 JP JP61184599A patent/JPS6339327A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6339327A (ja) | 1988-02-19 |
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