JPS6339049Y2 - - Google Patents

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JPS6339049Y2
JPS6339049Y2 JP17326884U JP17326884U JPS6339049Y2 JP S6339049 Y2 JPS6339049 Y2 JP S6339049Y2 JP 17326884 U JP17326884 U JP 17326884U JP 17326884 U JP17326884 U JP 17326884U JP S6339049 Y2 JPS6339049 Y2 JP S6339049Y2
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JP
Japan
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blade
alc
piece
support piece
groove
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JP17326884U
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English (en)
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JPS6187907U (ja
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はALC板端面のモルタル注入溝を所
望断面形状に切削する工具に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
近年、外壁構成材としてALC板(軽量気泡コ
ンクリートパネル)が多く使用されている。この
ALC板から成る外壁に窓用などの開口を形成す
る工法として特開昭57−137584号公報に記載のも
のが考案された。すなわち、この工法は、第5図
に示すように、開口部Aの幅だけALC板1を隔
てて配置し、この対面端面に略同形状をなす側フ
レーム2,2をそれぞれ当てがうとともに、一対
の側フレーム2,2に上フレーム3及び下フレー
ム4を開口部Aの縦寸法だけ隔てて熔接し、その
後、上フレーム3の上部及び下フレーム4の下部
にALC板1を設置し、下フレーム4のALC板1
同士の端面に設けられたモルタル注入孔5に挿入
筋を差し込んでモルタルを注入し、ALC板から
成る外壁に開口部Aを形成するものである。
ところで、ALC板1は各社が製造販売し、大
きさ等については規格が統一されているが、端面
に形成するモルタル注入用溝5は規格が統一され
ていない。すなわち、各社のALC板の溝5の断
面形状は種々の形状となつている。
このため、上記開口部形成工法では、各社の溝
5の断面形状に合う断面形状の側フレーム2をそ
れぞれ製作しなければならないこととなる。
この考案の目的は、以上の点に留意し、ALC
板端面の溝を切削することにより、一つの断面形
状の側フレームを各社のALC板に全て対応する
ようにすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案はALC板
の端面溝切削工具を提供するものであり、その工
具は、握持棒の先端にその軸方向に直角な支持片
を取付け、この支持片の一側端に前記軸方向のガ
イド片を設けるとともに、支持片下縁にALC板
端面のモルタル注入溝の所望断面形状の刃を設
け、かつ、ガイド片からその刃までの距離を前記
ALC板側面から所望断面形状の注入溝までの距
離に一致させたものである。
〔作用〕
この工具によつてて所要断面の溝を得るには、
まず、刃をALC板の端面溝に当てがうとともに
ガイド片をALC板側面に当てがい、握持棒をも
つてガイド片をALC板側面に沿つて摺接しなが
ら刃を溝内に圧接摺動し、刃により溝内面を切削
して、溝の断面形状を刃の形状とする。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
〔実施例〕
第1図に示すように、握持棒10の先端に二又
状金片11を突出して取付け、この金片11の先
端間に握持棒10の軸方向に直角の支持片12を
一体に設ける。支持片12の一側端には前記軸方
向のガイド板13を設けるとともに、支持片12
の下縁に刃先が直線状の刃14を形成する。この
刃14の刃先幅Tは、第5図において、側フレー
ム2の側片の内幅tと同じとする。
支持片12の中央にはねじ孔15を形成し、こ
の孔15に締め付けねじ16をねじ込み可能とす
る。支持片12には取替え可能な刃板17を当て
がい、この刃板17に長孔18を介しねじ16を
通して孔15にねじ込み締め付けることにより、
刃板17が支持片12に所望位置で固定される。
刃板17の下縁には第5図の側フレーム2の溝5
への嵌入部の断面形状(実施例では円形)の刃1
9が形成されており、第3図に示すように、ガイ
ド片13からこの刃19までの距離aをALC板
1側面から注入溝5までの距離a′に一致させる。
刃板17の上縁には前側に突出した折片20を
設け、この折片20の中央切欠孔21に締付ボル
ト22を回転可能に嵌め、このボルト22を支持
片12に固着したナツト23にねじ込み、ボルト
22をねじ回すことにより、刃19の支持片12
下縁からの突出量を調節する。
なお、図中、24はボルト22に固着されたボ
ルト22の折片20への固定用ナツトである。
実施例は以上のように構成されており、つぎに
その作用について説明する。
まず、側フレーム2に側片を有するものにあつ
ては、第4図に示すように、刃板17を取外した
状態で、ガイド片13をALC板1端面に当てが
つて支持片12の刃14をALC板1側面に圧
接・摺動させて切削し、所望幅の凹部25を形成
する。この凹部25にフレーム2の側片がぴつた
り嵌まる。
つぎに、第2図、第3図に示すように、刃板1
7を取付けて、その刃19をALC板1の端面溝
5に当てがうとともにガイド片13をALC板1
側面に当てがい、握持棒10をもつてガイド片1
3をALC板側面に沿つて摺接しながら刃19を
溝5内に圧接摺動し、刃19により溝内面を切削
して、溝5の断面形状を刃19の形状とする。こ
の形状はフレーム2の溝嵌入部の形状であり、し
たがつて、この嵌入部は溝5内にぴつたり嵌まる
こととなる。
この様にして各社ALC板1の端面溝5をフレ
ーム2に合つた所望断面形状とし、以後、上述と
同様にして開口部Aを構成する。
なお、実施例のように、刃板17の刃19の両
側にも刃19′を形成して溝5の両側のALC板端
面も必要に応じて切削するようにしてもよい。
また、実施例は、支持片12に側面切削用刃1
4を形成したが、刃板17のようにこの刃14も
支持片12とは別体のものとして取外し、かつ突
出量調節可能としてもよい。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように構成し、ALC端面の
モルタル用溝を所望の断面形状に切削可能とした
ので、各社異なるALC板においても一種類の開
口部構成要素のフレームを全てに適用させること
ができ、開口部などの構築コストの低減を図るこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の切削工具の一実施例の斜視
図、第2図は第1図の実施例の作用説明用部分正
面図、第3図は第2図の左側面図、第4図は第1
図の実施例の他の作用側面図、第5図はALC板
の外壁開口部の形成工法説明用斜視図である。 1……ALC板、2……側プレート、3……上
フレーム、4……下フレーム、5……モルタル注
入溝、10……握持棒、12……支持片、13…
…ガイド片、15……刃板、19……刃。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 握持棒の先端にその軸方向に直角な支持片を
    取付け、この支持片の一側端に前記軸方向のガ
    イド片を設けるとともに、支持片下縁にALC
    板端面のモルタル注入溝の所望断面形状の刃を
    設け、かつ、ガイド片からその刃までの距離を
    前記ALC板側面から所望断面形状の注入溝ま
    での距離に一致させて成るALC板端面のモル
    タル注入溝切削工具。 (2) 上記刃を、支持片とは別体もので構成して突
    出方向の長孔を介してボルト締めにより固定可
    能として成る実用新案登録請求の範囲第(1)項に
    記載のALC板端面のモルタル注入溝切削工具。
JP17326884U 1984-11-14 1984-11-14 Expired JPS6339049Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17326884U JPS6339049Y2 (ja) 1984-11-14 1984-11-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17326884U JPS6339049Y2 (ja) 1984-11-14 1984-11-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6187907U JPS6187907U (ja) 1986-06-09
JPS6339049Y2 true JPS6339049Y2 (ja) 1988-10-14

Family

ID=30730926

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JP17326884U Expired JPS6339049Y2 (ja) 1984-11-14 1984-11-14

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JPS6187907U (ja) 1986-06-09

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