JPH02243Y2 - - Google Patents

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JPH02243Y2
JPH02243Y2 JP11483087U JP11483087U JPH02243Y2 JP H02243 Y2 JPH02243 Y2 JP H02243Y2 JP 11483087 U JP11483087 U JP 11483087U JP 11483087 U JP11483087 U JP 11483087U JP H02243 Y2 JPH02243 Y2 JP H02243Y2
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JP
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blade
groove
cutting
cut
grooves
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JP11483087U
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JPS6420311U (ja
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、軽量気泡コンクリート板
(JISA5416で定義されるALCパネル、及び同JIS
で定義されるALC材を用いてALCパネルより薄
く成形される板材等、概ね比重0.6〜1.0の範囲の
材をいい、以下ALC板と略称する。)用溝切削工
具に関するものである。
[従来の技術] ALC板は、主として建築物の外壁や屋根、床
等に用いられる。特に、外壁への使用頻度が高く
その取付後は表面に薄付け仕上げ塗材で化粧・防
水され、ジヨイント部や切削溝部は露出されてい
るのが通常である。
施工現場では、数多くのALC板を取付けるた
め目地や溝加工をする必要があり、現状では目地
の通りを良くするために板材を建て込んだ後に電
動の回転刃を用いたルーターやグルーバーを用い
て、一度形成された目地より少し大き目の目地を
新たに切削している。
また、必要により水切板等を後付けする場合も
同様に電動グルーバーで溝を形成し、この溝内に
水切板の端部を差し込んで防水性の確保を計つて
いる。この様な溝を形成するのに、罫引き鉋のよ
うに平刃を突出させて切削することが考えられる
が、ALC板は木板とは異なり板材の欠けが発生
したり、溝の縁がボロボロ欠けたりすることが多
い。
[考案が解決しようとする問題点] 現在使用されている電動グルーバーは、切削能
率は良いけれども現場でのコードの接続が面倒で
あり、また多量の粉塵が発生するため仮設や養生
が大掛かりとなり、現場で数多く形成する細かな
目地調整には不向きである。
本考案は、この様な従来の問題点を解決するた
めになされたもので、ALC板材の表面の溝切削
を仮設や養生を最小限にして手動で容易に行える
ようにした工具を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] この様な問題点を解決する為の手段として、こ
の考案は、台座に切削方向を同一にする少なくと
も2種の切削刃を着脱自在に取付け、ほぼ中央部
の切削刃は切削しようとする溝幅内に2本以上の
筋切りができる刃物からなり、台頭側の切削刃は
前記溝幅で溝切削する刃物からなることを要旨と
し、前記中央部の切削刃は鋸刃であることを特徴
とするものである。
これにより、まず筋切り刃物で切削しようとす
る溝内を分断し、板材の切削抵抗を小さくしてこ
れを追い掛けるようにして平刃により溝切削を容
易にかつ綺麗にできるようにし、しかも手動で手
軽に使用できるようにしたものである。
[実施例] 以下、図示の実施例によりこの考案をさらに詳
しく説明する。
1は台座であつて中央部に孔1aが設けられ、
頭部の端部と両側端部には把手状の手掛け2,3
が立設されている。4は台座1の頭部の上面に固
定された刃取付台であり、その傾斜面のほぼ中央
部に蝶ネジ5を備えている。6は台座1の中央部
付近で前記孔の両側部に立設された一対の刃取付
板であり、鉤形の切欠溝6a,6bがそれぞれ対
設されている。
7は溝切削用の平刃であり、中央部に縦に長孔
7aを有し、この長孔に前記長ネジ5を挿入して
諦め付けることにより前記刃取付台4に取り付け
られている。8は2本のボルト9により一定の間
隔をあけて平行に保持された鋸刃であり、ボルト
9を前記刃取付板6の切欠溝6a,6bにそれぞ
れ落し込み、ナツト10を締め付けることにより
前記一対の刃取付板6に固定されている。
この考案に係る工具は上記のように構成され、
前記手掛け2,3を持つてALC板11の上を罫
引き鉋のように引けば、前記平刃7の歯先の幅で
溝12を切削することができる。このとき、第5
図に示すように平刃7の切削に先立ち、前記鋸刃
8によつて溝12の内部が筋切り13されて分断
されるので、前記平刃7による切削抵抗が小さく
なり、溝12を綺麗に切削することができる。溝
12の深さは、平刃7の刃出量によつて調節する
ことができ、溝幅は平刃7を交換することによつ
てその歯先の幅によつて溝幅に合わせることが可
能である。前記鋸刃8の間隔は溝12の幅内に収
まるように予め設定し、溝幅が大きい場合には第
6図に示すように、例えば鋸刃を3枚使用して筋
切り13′を3本形成するようにしても良い。鋸
刃の数と平刃の形状、刃幅の大きさを変えて組み
合わせることにより、多種多様の溝を形成するこ
とができる。
尚、前記実施例では筋切り用として鋸刃を使用
したが、カツターのような切り出し刃物で実施す
ることも可能である。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、平刃
でいきなり溝を切削するのではなく、複数本の筋
切りをして切削すべき溝内を分断すると同時に平
刃で溝切削するようにしたので、切削抵抗が小さ
くなり、作業がしやすいと共に溝の縁などが欠け
ず綺麗な仕上がりが得られ、手動式であるから電
気配線は不要であり、粉塵が少ないので仮設や養
生が小規模で済む等の優れた効果を奏し、ALC
板の施工現場用として最適な溝切削工具を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る溝切削工具の側面
図、第2図は、その底面図、第3図は、同じく後
面図、第4図は、使用状態を示す斜視図、第5図
は、溝部の断面図、第6図は、3本の筋切りの例
を示す溝部の断面図である。 1……台座、2,3……手掛け、4……刃取付
台、5……蝶ネジ、6……刃取付板、7……平
刃、8……鋸刃、9……ボルト、10……ナツ
ト、11……ALC板、12……溝、13……筋
切り。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 台座に切削方向を同一にする少なくとも2種
    の切削刃を着脱自在に取付け、ほぼ中央部の切
    削刃は切削しようとする溝幅内に2本以上の筋
    切りができる刃物からなり、台頭側の切削刃は
    前記溝幅で溝切削する刃物からなることを特徴
    とする軽量気泡コンクリート用溝切削工具。 (2) 前記中央部の切削刃は、鋸刃であることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
    軽量気泡コンクリート用溝切削工具。
JP11483087U 1987-07-27 1987-07-27 Expired JPH02243Y2 (ja)

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JP11483087U JPH02243Y2 (ja) 1987-07-27 1987-07-27

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JP11483087U JPH02243Y2 (ja) 1987-07-27 1987-07-27

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JPS6420311U JPS6420311U (ja) 1989-02-01
JPH02243Y2 true JPH02243Y2 (ja) 1990-01-08

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