JPS6338948Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6338948Y2
JPS6338948Y2 JP1981027684U JP2768481U JPS6338948Y2 JP S6338948 Y2 JPS6338948 Y2 JP S6338948Y2 JP 1981027684 U JP1981027684 U JP 1981027684U JP 2768481 U JP2768481 U JP 2768481U JP S6338948 Y2 JPS6338948 Y2 JP S6338948Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shielding member
tilling
pipe
rotary tiller
spraying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981027684U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57140877U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981027684U priority Critical patent/JPS6338948Y2/ja
Publication of JPS57140877U publication Critical patent/JPS57140877U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6338948Y2 publication Critical patent/JPS6338948Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、移動方向前方への散布剤及び耕耘土
の飛散を防止した耕耘散布装置に関する。
農用の薬剤、肥料等を散布する散布装置は、農
用トラクタ等の走行車輛に牽引装着されたロータ
リ耕耘機上に塔載され、散布剤タンクから下方へ
延設された散布パイプでロータリ耕耘機の耕耘部
の前方へ散布剤を散布している。
この散布剤が石灰等の粉粒体である場合、散布
パイプ下端から散布すると、自然風又は耕耘爪の
回転による風等によつてトラクタオペレータのと
ころまで散乱することがあり、オペレータは見通
しが悪く且つ息苦しくなつて、操縦困難になるこ
とがある。
ところでロータリ耕耘機は、薬剤散布をする場
合、一般にダウンカツト耕耘をするがダウンカツ
ト耕耘では耕耘土は後方に飛散するため前カバー
は設けられていない。しかし、多少の土石は前方
へ飛散することがあり、走行車輛に悪影響を及ぼ
すことがあると共に、耕耘部が露出しているため
に、散布装置の保守点検等の安全性が確保し難か
つた。
本考案は、このような従来技術の問題点を、耕
耘部及び散布パイプの前方を覆う遮蔽部材を設け
ることにより解決できるようにした耕耘散布装置
を提供することを目的とする。
この目的を達成するための本考案の特徴は、走
行車輛の後部に装着されたロータリ耕耘機2の前
上方に散布装置1を配置し、この散布装置1の散
布パイプ18をロータリ耕耘機2の耕耘部32の
移動方向前方に延設した耕耘散布装置において、
耕耘幅の略全域に亘つて耕耘部32及び散布パイ
プ18の前方を覆う遮蔽部材を配置した点にあ
る。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図及び第2図は石灰等の粉状肥料を対象と
した散布装置1を示しており、この散布装置1は
ロータリ耕耘機2の前上部に配置されている。ロ
ータリ耕耘機2は周知のもので、左右1対のロア
リング3及びトツプリンク4を介して乗用の農用
トラクタの後部に牽引装着されており、トラクタ
の油圧装置によつて散布装置1と共に昇降自在で
ある。
ロータリ耕耘機1は中央のギヤケース5、その
左右のサポートアーム6、一方のサポートアーム
6の端部の伝動ケース7、多数の耕耘爪8を布し
て伝動ケース7に回転自在に支持された爪軸9、
両サポートアーム6から前方へ突出してロアリン
グ3が連結されたロアリングブラケツト10、ギ
ヤケース5から前上方へ突出してトツプリンク4
を連結しているトツプマスト11、トツプマスト
11とロアリンクブラケツト10とを連結してい
る左右1対のサポート12及びサポートアーム6
にブラケツト13を介して設けられた1対のゲー
ジ輪装置14等を備えている。耕耘爪8及び爪軸
9が配置されたダウンカツト式の耕耘部32は耕
耘カバー70によつて覆われており、耕耘カバー
70は上方を覆う上部カバー71と、後方を覆う
後部カバー72とを有し、耕耘部32の前方は覆
つていない。
散布装置1は大別して2個の散布剤タンク17
と、多連の散布パイプ18とを有する散布機構1
9と、パイプ18を耕耘幅方向に揺動する揺動機
構20とを有している。
散布機構19は各タンク17はサポートアーム
6に立設された2本のタンクステー21とロアリ
ンクブラケツト10に連結された1本のタンクス
テー22とによつて保持されており、タンク17
の下部には繰出部23が形成されており、繰出部
23の繰出軸24はギヤケース5から取出した動
力をベルト掛け伝動手段26を介して方向変換ボ
ツクス25に伝達し、この方向変換ボツクス25
から更にベルト掛け伝動手段27を介して駆動さ
れるように構成されている。28はギヤケース5
から方向変換ボツクス25への動力伝達の断接を
行なうテンシヨンクラツチである。
各タンク17の下部には導出筒31が多数1列
に連設されており、この各導出筒31にパイプ1
8が接続され、下方へ延設されている。パイプ1
8は蛇腹式ビニールパイプ又は可繞性ホース等で
形成されており、その下端開口18aはロータリ
耕耘機2の耕耘部32の走行方向前方に位置す
る。
揺動機構20はタンクステー22に枢支された
ロツド33に揺動部材34を枢支し、この揺動部
材34の一端にベルクランク35のピン36を係
合し、このベルクランク35を繰出軸24の端部
に設けたクランク37にロツド38を介して連結
して回動するように構成されており、前記多数本
のパイプ18は揺動部材34に略等間隔に保持さ
れており、繰出軸24の回転によつてベルクラン
ク35及び揺動部材34等を介して耕耘幅方向に
揺動される。
40は1対の支持部材41を介して立姿勢に配
置された遮蔽部材で、耕耘部32及び散布パイプ
18の下端開口18aより前方、即ちトラクタの
オペレータ側に位置しており、耕耘部32からの
土石及び下端開口18aから散布された散布剤の
飛散域Aと走行車輛との間を遮蔽している。
遮蔽部材40は合成樹脂製薄板又は鉄板で形成
することができ、散布状況を監視できるように透
明合成樹脂板で形成するのが最も好ましい。この
遮蔽部材40の前面には1対の連結具42がネジ
止め又は溶着されており、この連結具42に支持
部材41がピン43を介して連結されている。支
持部材41の下端には遮蔽部材40と面接触する
当接面41aが形成されており、これにより遮蔽
部材40は支持部材41に対して回動不能になつ
ている。但し、連結具42を遮蔽部材40の上部
に設けて支持部材41に回動自在に連結し、遮蔽
部材40を自重で垂下するように構成しても良
い。
また、遮蔽部材40はゲージ輪45とパイプ1
8との間に配置するのが好ましいが、両者がオー
バラツプしている場合は、遮蔽部材40にゲージ
輪45に嵌合する切欠部46を設けて、ゲージ輪
45を横切るように配置する。
前記支持部材41はロアリンクブラケツト10
にピン47を介して連結されており、その上部に
はピン47を貫通し得る孔48が長手方向に複数
設けられており、この孔48を選択することによ
つて遮蔽部材40の上下位置を変更することがで
き、ゲージ輪45の高さ、即ちロータリ耕耘機2
の耕深に合わせて遮蔽部材40の高さを調整し
て、飛散域Aを効果的に遮蔽できるようにしてい
る。
前記支持部材41はブラケツト13に取付けて
も良く、また第5図に示すように、ゲージ輪支柱
50に取付けておいても良い。ゲージ輪支柱50
はブラケツト13に溶着されたホルダ51に上下
位置調整自在に貫通しており、複数のピン孔52
が穿設されていて、ホルダ51を貫通するピン5
3を選択したピン孔52に挿入することにより、
ゲージ輪支柱50はホルダ51に固定される。
支持部材41はゲージ輪支柱50に溶着又はボ
ルト固定されているので、ゲージ輪45の高さ調
整をすると遮蔽部材40もそれに追随して高さ調
整され、遮蔽部材40のみの高さ調整が不要とな
る。
第6図は本考案の第1変形例を示しており、遮
蔽部材55は四角形枠56に合成樹脂製シート5
7を張設し、枠56の上部に筒部材58を溶着
し、この筒部材58に棒状支持部材59を貫入
し、筒部材58に螺入したネジ60の先端で支持
部材59を押圧することによつて、遮蔽部材55
を支持部材59に固定するように構成されてお
り、ネジ60を弛めることによつて、遮蔽部材5
5の上下位置を調整可能である。
第7図は第2変形例を示しており、遮蔽部材6
2は透明カーテンで形成され、支持部材63はベ
ルトで形成され支持部材63の下端は遮蔽部材6
2の前面に設けられた補強部材64に連結されて
おり、その上部はブラケツト10又は13にピン
65を介して上下位置調整自在に連結されてい
る。
以上詳述した本考案によれば、耕耘幅の略全域
に亘つて耕耘部32及び散布パイプ18の前方を
覆う遮蔽部材40を配置しているので、散布薬剤
が走行車輛上のオペレータ側へ散乱するのが防止
でき、耕耘部32から飛散する土石が走行車輛に
当るのを防止でき、また、耕耘部32の前方に前
部カバーが無くとも、散布装置1の保守点検等の
安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示してお
り、第1図は全体断面側面図、第2図は全体正面
図、第3図及び第4図は支持部材及び遮蔽部材の
一部断面図及び分解斜視図、第5図は支持部材の
他の実施例を示す斜視図、第6図及び第7図は本
考案の第1・第2変形例を示す斜視図である。 1……散布装置、2……ロータリ耕耘機、17
……散布剤タンク、18……散布パイプ、40…
…散布剤遮蔽部材、41……支持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行車輛の後部に装着されたロータリ耕耘機2
    の前上方に散布装置1を配置し、この散布装置1
    の散布パイプ18をロータリ耕耘機2の耕耘部3
    2の移動方向前方に延設した耕耘散布装置におい
    て、耕耘幅の略全域に亘つて耕耘部32及び散布
    パイプ18の前方を覆う遮蔽部材を配置したこと
    を特徴とする耕耘散布装置。
JP1981027684U 1981-02-27 1981-02-27 Expired JPS6338948Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981027684U JPS6338948Y2 (ja) 1981-02-27 1981-02-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981027684U JPS6338948Y2 (ja) 1981-02-27 1981-02-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57140877U JPS57140877U (ja) 1982-09-03
JPS6338948Y2 true JPS6338948Y2 (ja) 1988-10-13

Family

ID=29825375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981027684U Expired JPS6338948Y2 (ja) 1981-02-27 1981-02-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6338948Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56126261A (en) * 1980-03-06 1981-10-03 Fuji Elelctrochem Co Ltd Production of positive electrode active material for nonaqueous electrolyte battery

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56126261A (en) * 1980-03-06 1981-10-03 Fuji Elelctrochem Co Ltd Production of positive electrode active material for nonaqueous electrolyte battery

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57140877U (ja) 1982-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2660792B2 (ja) トラクター牽引型直播機
JPS6338948Y2 (ja)
JP2011030488A (ja) 走行作業機
JP2003289785A (ja) 薬剤散布装置及び畝成形装置及び薬剤散布方法及び薬剤散布・施肥方法
JP2516478Y2 (ja) 播種機の連結装置
JP3962507B2 (ja) 移動農機の畦立て施肥装置
JP2005185203A (ja) 移動農機の薬剤散布装置
JP2003000010A (ja) 播種機
JPH11243704A (ja) ロータリ耕耘装置のスタンド
US3734198A (en) Power plow
JPS6115985Y2 (ja)
JPH052012Y2 (ja)
JPH1042627A (ja) 回転作溝播種装置
JPH0438649Y2 (ja)
JPH0534485Y2 (ja)
JPS6219126Y2 (ja)
JPS6138404Y2 (ja)
JPH0122402Y2 (ja)
JPH0610728Y2 (ja) 耕耘装置
JPH0335047Y2 (ja)
JPH051206Y2 (ja)
JPH0142967Y2 (ja)
JPS627045Y2 (ja)
JP3642898B2 (ja) 紙マルチフィルム被覆装置
JPH0453225Y2 (ja)