JPS627045Y2 - - Google Patents

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JPS627045Y2
JPS627045Y2 JP636280U JP636280U JPS627045Y2 JP S627045 Y2 JPS627045 Y2 JP S627045Y2 JP 636280 U JP636280 U JP 636280U JP 636280 U JP636280 U JP 636280U JP S627045 Y2 JPS627045 Y2 JP S627045Y2
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support
support arm
shaft
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power take
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JP636280U
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JPS56108416U (ja
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  • Soil Working Implements (AREA)
  • Agricultural Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば耕耘作業と同時に防除作業、
施肥作業又は播種作業等を複合的に行なうための
作業機器を搭載可能にしたロータリ作業機に関す
る。
従来、耕耘作業と防除、施肥又は播種作業とを
同時に行なう場合、夫々独立して使用可能な作業
機器として製作し、ロータリ作業機に各作業機器
を連結して複合作業を行なつている。
このように各作業機器をロータリ作業機とは別
個に形成すると、その作業機器の製作費が高くな
るばかりか、トラクタから直接又はロータリ作業
機を介して動力伝達するための構成が複雑にな
り、また、耕耘作業と時間的に略同時に行なわね
ばならない作業では、作業機器の構造に無理が生
じたりすることがある。
そこで、このような問題点を解消するために、
実公昭47−30337号公報に示されるように、ロー
タリ作業機の機枠に支持体を設け、この支持体上
に作業機器を搭載し、この作業機器をロータリ作
業機の伝動ケースから巻掛伝動手段を介して駆動
するように構成したものである。
しかしながら、この装置では支持体は機枠に固
定されていて位置調整できない構造であるため、
巻掛伝動手段の張力が減退しても、修正すること
が困難であつた。
本考案は、このような従来の種々の点に鑑み伝
動ケースに設けた動力取出装置の後向き突出状の
取出軸に対し、機枠の円筒状支持アームに支持体
を介してその略真上に取付けた作業機器の後向き
突出状の入力軸を平行に配置し、両軸を巻掛伝動
手段で動力伝達可能にし、且つ前記支持体を機枠
に対して巻掛伝動手段の巻掛部材を張る方向に位
置調整自在に構成することにより、巻掛伝動手段
の張力調整を容易にできるようにしたロータリ作
業機を提供することを目的とする。
この目的を達成するための本考案の特徴とする
ところは、伝動ケース及びその側方の円筒状支持
アームを有する機体をトラクタの後下部を中心に
リンク機構を介して回動昇降自在に装着し、前記
支持アームに機体が作業姿勢のときに作業機器を
支持アームの略真上に配置する作業機器搭載用支
持体を取付け、前記伝動ケースから動力が伝達さ
れる動力取出装置を設け、この動力取出装置から
突出されている横軸状の動力取出軸と略平行に前
記作業機器から入力軸を突出させ且つ両軸間に巻
掛伝動手段を設けたロータリ作業機において、前
記動力取出軸及び入力軸は後向きに突出してお
り、前記支持体は巻掛伝動手段の張力を調整可能
にすべく支持アームに対してその周囲方向に位置
調整自在に取付けられている点にある。
尚、本考案における作業機器とは、防除作業
機、施肥作業機又は播種作業機等の1つの完全な
作業をする機器を意味するだけでなく、例えば、
防除作業機における薬液貯蔵用のタンク、散布用
ポンプ、施肥機における肥料用タンクと送風機等
の夫々についても意味する。
また、本考案における動力取出装置は、伝動ケ
ース内部に設けて伝動ケースから動力取出軸を突
出したもの、伝動ケースの側部に設けたもの並び
に伝動ケースから離れて支持アームに配置したも
の等を含み、伝動ケースから動力伝達を受けるも
のであれば良い。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図乃至第4図において、Tは農用トラクタ
で、その車体1の後上部には左右一対のリフトア
ーム2を有する作業機昇降用油圧装置3を搭載し
ている。4は後輪、5はフエンダ、6は座席であ
る。
トラクタTには、トツプリンク7と左右1対の
ロアリンク8から成る3点リンク機構9を介し
て、ロータリ作業機11をトラクタTの後下部を
中心に回動することにより昇降自在に装着してお
り、このロータリ作業機11には複合作業機器と
して、例えば防除作業機12を搭載している。
ロータリ作業機11はロータリ機枠13、耕耘
部14、カバー15等を具備している。機枠13
は中央上部に位置する伝動ケース16と、この伝
動ケース16の両側に溶着された左右1対の円筒
状支持アーム17(サポートアーム)と、各支持
アーム17の外端から下方に設けられた動力伝動
ケース18及び側部フレーム19等を有する。ま
た、伝動ケース16の上部にはトツプリンク7と
連結されるトツプマスト21が溶着され、左右支
持アーム17にはロアリンク8に連結されるロア
リンク取付け用ブラケツト22が設けられてお
り、このブラケツト22には前ゲージ体(車輪又
はソリ)23が配置されている。
耕耘部14は動力伝動ケース18及び側部フレ
ーム19の下端部間に支架された爪軸25と、こ
れに設けられた多数の耕耘爪26とを有する。
カバー15は上部カバー27と後部カバー28
とを有し、後部カバー28には均平圧調整機構2
9が設けられている。
前記伝動ケース16には動力取出装置31が設
けられており、動力取出軸32は装置31から後
方へ突出している。トラクタTのPTO軸33の
回転はユニバーサルジヨイント34を介して伝動
ケース16に伝達され、動力伝動ケース18を介
して爪軸25を駆動すると共に、動力取出軸32
から動力が取出される。
防除作業機12は支持アーム17上に支持体3
6,37を介して搭載された薬液タンク35(第
1作業機器)、支持体37に装着された液送ポン
プ38(第2作業機器)、カバー15の後方上部
位置に横架された噴霧管39等を備えており、噴
霧管39は取付枠40を介してロータリ機枠13
に支持されている。
前記支持体36は第3図に示すように、ブラケ
ツト22の後端にボルトを介して固定されるもの
で、平板部36aの上部に固定用アングル材36
bを溶着して形成されており、バンド42を介し
て薬液タンク35を装着している。薬液タンク3
5の重心は支持体36,37の中間よりも支持体
36側に有り、従つてその重量の多くは支持体3
6に加わつており、支持体36は主要支持体とな
り、支持体37は補助支持体となつている。
支持体37は半円筒状の取付け部37aと、平
坦な搭載部37bと、延長板37cを介して取付
けられた固定用アングル材37dとを有し、取付
け部37aと共に支持アーム17に挾持固定する
ための半円筒状取付け金具45を含む。
支持体37は取付け部37aと取付け金具45
とを支持アーム17を挾んで対面させ、両者をボ
ルト締結することにより、支持アーム17に挾持
固定されており、ボルトを緩めることによつて、
支持アーム17に対して長手方向及び円周方向
(前後方向)の位置調整が許容され、動力取出装
置31に対する液送ポンプ38の位置調整及び後
述するVベルト49のテンシヨン調整が可能とな
る。
液送ポンプ38は搭載部37bにボルト等を介
して載置固定されており、搭載部37bに対して
前後左右に位置調整可能にしておくことが好まし
い。この液送ポンプ38の軸46(横軸状の動力
取出軸32と平行な入力軸)にはプーリ47が設
けられており、前記動力取出軸32に設けたプー
リ48との間にVベルト49(巻掛部材)に掛け
られており、これらプーリ47,48及びVベル
ト49によつて巻掛伝動手段が構成されている。
これらプーリ47,48及びVベルト49はスプ
ロケツト及びチエーン等に代えても良く、巻掛伝
動手段を介して動力取出軸32の回転が液送ポン
プ38に伝達されれば良い。
アングル材37dは前記アングル材36bと同
一であり、バンド42を介して薬液タンク35を
支持している。
取付枠40の取付け部40aはブラケツト22
にボルトを介して取付けられており、一方の取付
け部40aはブラケツト22を挾むようにして、
主要支持体36の平板部36aと共締めされてい
る。
前述の如く、支持体36,37を介して作業機
器35,38を搭載したロータリ耕耘機11は、
第1図に示す作業姿勢のとき、作業機器35,3
8は支持アーム17の略真上に位置しており、油
圧装置3及び3点リンク機構9を介して上昇させ
ると、ロータリ耕耘機11は前下り状になり、作
業機器35,38の重心は支持アーム17より前
方へ移行し、支持体37には前方回動の力が作用
する。前記支持体37の位置調整、即ちベルト4
9の張力調整は、このような状態で支持体37の
取付け部を緩めながら行なうと、ベルト49を張
るための人力は不要になる。
第5図乃至第7図は第2作業機器搭載用支持体
の変形例を示しており、支持体51は取付け部5
1a及び搭載部51bのみを有し、取付け部51
aは支持体36のそれと同様に平板状に形成され
ており、ブラケツト22に2本のボルト55を介
して締結される。56は巻掛け伝動手段のカバー
である。取付け部51aには2個のボルト孔52
が形成されており、ブラケツト22には2本の円
弧状の長孔53,54が形成されている。
ブラケツト22に長孔53,54を設けている
ことにより、支持体51は支持アーム17の円周
方向(ロータリ作業機の前後方向)に回動可能に
なり、支持アーム17に対する角度調整ができる
ので、動力取出軸32とポンプ軸46の平行度、
プーリ47,48及びVベルト49の直線度を調
整、即ち、動力取出装置31に対する作業機器の
位置調整ができ、直線度の許容範囲が広ければ、
Vベルト49のテンシヨン調整のために作業機器
の角度を換えることもできる。
尚、第2作業機器搭載用支持体に第5図乃至第
7図に示した支持体51を用いる場合は、第1作
業機器を支持体36及びこれと別個に設ける支持
体で搭載するか、実施例の支持体37の延長部3
7c及びアングル材37dを有する部材を用意
し、前記支持体51に取付けて第1作業機器の一
端を支持するように構成する。
以上詳述した本考案によれば、動力取出軸及び
入力軸は後向きに突出しており、支持体は巻掛伝
動手段の張力を調整可能にすべく支持アームに対
してその周囲方向に位置調整自在に取付けられて
いるので、リンク機構を介して機体を回動上昇さ
せると作業機器の重心が支持アームより前方へ移
行し、巻掛伝動手段の張力を調整する際に、支持
体の取付け部分を緩めると、支持体に巻掛部材を
張る方向の力が加わり、巻掛部材を張るための人
的労力が不要になり、張力調整が極めて容易に且
つ確実にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示してお
り、第1図は全体の側面図、第2図は全体の背面
図、第3図は要部の分解斜視図、第4図は第2図
の−線断面図、第5図乃至第7図は本考案の
変形例を示しており、第5図は側面図、第6図は
背面図、第7図は分解斜視図である。 9……3点リンク機構、11……ロータリ作業
機、12……防除作業機、13……ロータリ機
枠、16……伝動ケース、17……支持アーム、
22……ブラケツト、31……動力取出装置、3
5……薬液タンク、36,37,51……支持
体、37a……取付け部、37b……搭載部、3
8……液送ポンプ、45,60……取付け金具、
46……軸、47,48……プーリ、49……V
ベルト、T……トラクタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 伝動ケース及びその側方の円筒状支持アームを
    有する機体をトラクタの後下部を中心にリンク機
    構を介して回動昇降自在に装着し、前記支持アー
    ムに機体が作業姿勢のときに作業機器を支持アー
    ムの略真上に配置する作業機器搭載用支持体を取
    付け、前記伝動ケースから動力が伝達される動力
    取出装置を設け、この動力取出装置から突出され
    ている横軸状の動力取出軸と略平行に前記作業機
    器から入力軸を突出させ且つ両軸間に巻掛伝動手
    段を設けたロータリ作業機において、 前記動力取出軸及び入力軸は後向きに突出して
    おり、前記支持体は巻掛伝動手段の張力を調整可
    能にすべく支持アームに対してその周囲方向に位
    置調整自在に取付けられていることを特徴とする
    作業機器搭載可能なロータリ作業機。
JP636280U 1980-01-21 1980-01-21 Expired JPS627045Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP636280U JPS627045Y2 (ja) 1980-01-21 1980-01-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP636280U JPS627045Y2 (ja) 1980-01-21 1980-01-21

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Publication Number Publication Date
JPS56108416U JPS56108416U (ja) 1981-08-22
JPS627045Y2 true JPS627045Y2 (ja) 1987-02-18

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ID=29603030

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JP636280U Expired JPS627045Y2 (ja) 1980-01-21 1980-01-21

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