JPS6338789Y2 - - Google Patents

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JPS6338789Y2
JPS6338789Y2 JP12269686U JP12269686U JPS6338789Y2 JP S6338789 Y2 JPS6338789 Y2 JP S6338789Y2 JP 12269686 U JP12269686 U JP 12269686U JP 12269686 U JP12269686 U JP 12269686U JP S6338789 Y2 JPS6338789 Y2 JP S6338789Y2
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JP
Japan
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holes
unnecessary
parts
plate
onions
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JP12269686U
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JPS6328394U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は玉ねぎ、その他の果実等の加工におい
て、その上下不要部を歩留りよく、迅速且つ完全
に除去する装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、各種玉ねぎの皮むき装置が提供されてい
る。
それら皮むき作業は上下不要部、具体的には
「ヘタ」と言われる上方突出部と下方の根部を切
り落すと極めて容易となる。
そこで、上下不要部を切り落した後、圧縮空気
を吹き付けて皮をむく装置が提供された。
しかしながら、玉ねぎは大きさ及び形状がそれ
ぞれ異り、その上下不要部を有効に切り落すこと
は困難であつた。そのため、不要部が有効に除去
されず、したがつて完全な皮むきが行われず、最
終的に作業員の包丁による手作業によつて残され
た上下不要部の除去と残された皮むきが行われて
いた。
さらに上記上下不要部の切り落しも玉ねぎは一
個一個大きさ及び形状が異るため「実」部分が必
要以上に除去されたりして歩留りが悪く、さらに
また、上記上下不要部は一般的には突出している
が、玉ねぎによつては特に根部が凹部となつてい
る場合があり、その除去に手数を要するものであ
つた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、上記例えば、玉ねぎの皮むき作業に
先立つてその上下不要部のみを歩留りよく迅速且
つ確実に除去し、歩留りの向上を図つたことを特
徴とするものである。
したがつて、本考案は各種皮むき装置に付設さ
れる他、それ自体を独立させてコンパクトに構成
すれば、飲食店等でも有効に利用されるものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を除去するもので、上面に
径の異る複数の透孔が設けられ、該透孔内部にそ
れぞれ切断刃を設けた構成としたものである。
〔作用〕
本考案では上面に径の異る複数の透孔が設けら
れ、該透孔に不要部、例えば玉ねぎの場合には
「ヘタ」と言われる上方突出部及び下方の根部が
適合させられ、透孔内に位置した上記不要部が透
孔内部に設けた切断刃で除去される。
したがつて、上記透孔の径とは各種大きさの玉
ねぎの上下不要部の適当部分が適合する大きさで
あり、例えば「大」、「中」、「小」の透孔とされ、
「大」の透孔は大型玉ねぎ用、「中」の透孔は中型
玉ねぎ用、「小」は小型玉ねぎ用等とされる。
その結果、個々の玉ねぎの大きさに応じて使用
する透孔を選択すれば、不要部のみが有効に除去
され、必要な「実」部分が余分に除去されること
もなく歩留りを向上させることができ経済的であ
るものである。
すなわち、一種類の透孔のみで各種大きさの玉
ねぎの不要部を除去すると、小型の玉ねぎの場合
には必要以上に「実」部分が除去されて歩留りが
悪くなり、逆に大型の玉ねぎでは不要部が除去さ
れない場合が生ずるものである。
〔実施例〕
本体bは例えば、立ち作業等の作業形態に合せ
て高さが調整され、その上面板aに径の異る複数
の透孔1,2,3が設けられる。もつとも、図面
実施例の場合、後に述べるがさらに透孔1a,2
a,3aが設けられている。
上記各透孔1,2,3あるいはさらに1a,2
a,3aは三角、四角、五角等の多角形でもよい
が、円形とすることが望ましい。
つぎに、上記各透孔1,2,3あるいはさらに
1a,2a,3a内部にはそれぞれ除去刃4,
5,6あるいはさらに4a,5a,6aが設けら
れる。
まず、除去刃4,5,6について述べると、図
面実施例の場合、それらはいわゆる上面板aに設
けた透孔7下面をスライドする切断刃とされてい
る。
詳細に述べると、第1図、第2図示のごとく、
上面板aに設けた透孔7上にそれぞれ上記透孔
1,2,3を構成したプレート8が上下動自在に
設けられる。すなわち、図面実施例の場合、プレ
ート8の一端がそれぞれヒンジ9で止着されて他
端が上下動自在に構成される。
そして、プレート8の他端下面部にスイツチ1
0が設けられ、該スイツチ10の可動接点10a
が上記プレート8の他端を押上げ、常時は電気的
に切断された状態を維持するように構成されてい
る。もつとも、スプリング等でプレート8を支
え、プレート8の下降位置にスイツチ10を設け
てもよく、さらにはプレート8を板バネで構成し
て他端が常時浮き上るように構成し、他端下方の
適位置にスイツチ10を設けてもよい。
そして、上記上面板aの透孔7部下面に上記ス
イツチ10の接続によりそこをスライドし、自動
復帰するように上記除去刃4,5,6が設けられ
る。
図面実施例の場合、除去刃4,5,6はそれぞ
れのシリンダ11で進出し、自動復帰するよう構
成されている。
すなわち、プレート8の透孔1,2,3に玉ね
ぎの上方あるいは下方の不要部を適合させて軽く
押圧すればプレート8により可動接点10aが押
圧されてスイツチ10が接続し電磁弁12が切換
えられてシリンダ11が作動して除去刃4,5,
6が透孔7の下面部に進出し、そこに突出してい
る不要部を切り落すものである。
つぎに、除去刃4a,5a,6aについて述べ
ると、第1図、第3図示のごとく、それらは先端
がいわゆるドリル状カツターとされ、その先端が
透孔1a,2a,3aの中心に位置させられてい
る。これは除去しようとする不要部が固い(外国
産等の)玉ねぎの場合あるいは不要部が凹部とな
つている場合に使用されるものである。
すなわち、上記不要部が凹部となつている場合
等は前記切断刃タイプでは除去が困難であり、無
理して除去しようとすると「実」部分を大量に除
去しなければならず、不経済となるためである。
詳細を述べると、除去刃4a,5a,6aはそ
の下方延長部が本体b内部にそれぞれ回転自在に
支持され、それぞれその下方延長部に設けたプー
リ13と、モータ14の回転軸15に設けたプー
リ16間にベルト17を懸架して回転自在に構成
している。
なお、図面実施例の場合、前記除去刃4,5,
6の場合と同様にプレート8及びスイツチ10を
設けた構成とされている。
なお、上記各実施例では除去刃として切断刃タ
イプ及びドリルタイプの例を示したが、第4図示
のごときグラインダータイプとしてもよいもので
ある。
すなわち、回転円盤体18の周面に傾斜させて
突出させたカツター19を設けたものである。
上記のごとく、本願考案は上面に径の異る複数
の透孔を設け、該透孔内部にそれぞれ除去刃を設
けたものである。
したがつて、玉ねぎの大きさに応じて使用する
透孔を選択できるものである。
その結果、不要部分のみが有効に除去され、必
要な「実」部分が余分に除去されることがなく、
歩留りを向上させることができるものである。
〔考案の効果〕 本考案によれば、上記のごとく、玉ねぎ、その
他の果実等の上下不要部を歩留りよく、迅速且つ
完全に除去することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は一部切欠斜視図、第2図は第1図A−A線断面
図、第3図は第1図B−B線断面図、第4図は他
の実施例を示す要部縦断面図である。 1,2,3,1a,2a,3a……透孔、4,
5,6,4a,5a,6a……除去刃、a……上
面板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に径の異る複数の透孔が設けられ、該透孔
    内部にそれぞれ除去刃を設けたことを特徴とする
    玉ねぎ等の上下不要部除去装置。
JP12269686U 1986-08-08 1986-08-08 Expired JPS6338789Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12269686U JPS6338789Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12269686U JPS6338789Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6328394U JPS6328394U (ja) 1988-02-24
JPS6338789Y2 true JPS6338789Y2 (ja) 1988-10-12

Family

ID=31013130

Family Applications (1)

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JP12269686U Expired JPS6338789Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6131408B2 (ja) * 2015-08-21 2017-05-24 株式会社成和 毛根切削装置
JP7202600B2 (ja) * 2018-08-31 2023-01-12 株式会社ササキコーポレーション 根切除装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6328394U (ja) 1988-02-24

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