JP3469209B2 - 栗の殻むき装置 - Google Patents
栗の殻むき装置Info
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- JP3469209B2 JP3469209B2 JP2001063226A JP2001063226A JP3469209B2 JP 3469209 B2 JP3469209 B2 JP 3469209B2 JP 2001063226 A JP2001063226 A JP 2001063226A JP 2001063226 A JP2001063226 A JP 2001063226A JP 3469209 B2 JP3469209 B2 JP 3469209B2
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- Japan
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- chestnut
- presser plate
- rotary
- holding plate
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- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、栗の殻むき装置の
改良に関する。
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の栗の殻むき装置は、天日干し乾燥
し、刃物を使用して殻に切れ目を入れ、加熱した後の栗
を使用し、ブラシを使用してこの栗の殻を掻き落とすも
のである。
し、刃物を使用して殻に切れ目を入れ、加熱した後の栗
を使用し、ブラシを使用してこの栗の殻を掻き落とすも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、栗の殻に切れ
目を入れる際に使用する刃物が破損して、栗に混入する
おそれがある上に、ブラシによりきれいに殻を除去でき
るのは全体の20%程度であるという欠点がある。
目を入れる際に使用する刃物が破損して、栗に混入する
おそれがある上に、ブラシによりきれいに殻を除去でき
るのは全体の20%程度であるという欠点がある。
【0004】本発明は、このような従来の問題点を解消
するもので、刃物を使用せずにしかも効率よくきれいに
栗の殻を除去する装置を提供することを目的とする。
するもので、刃物を使用せずにしかも効率よくきれいに
栗の殻を除去する装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明者は鋭意研究の結果、2分程度フライパンで加
熱した栗を手揉みすると、実と殻がきれいに分離するこ
とを知見し本発明に至った。すなわち本発明装置は、押
え板と、その下方に位置するテーブルを所定間隔離間さ
せて配置する。そして、前記押え板の中心部には押え板
回転軸を固着し、当該回転軸を支持部材に回転自在に取
付ける。前記テーブルは、その底面を弾性体により上下
動自在に支持すると共に、直立する回転軸に取付けた回
転杆の両端に径の異なる1対のローラを取付けて、当該
1対のローラでもテーブルの底面を支持する。しかし
て、前記回転杆の回転により、テーブルが波打つように
上下動することを特徴とする。さらに、前記押え板とテ
ーブルとの対向する面のうちの少なくとも一方を、柔軟
な材料で被覆するとよい。
に本発明者は鋭意研究の結果、2分程度フライパンで加
熱した栗を手揉みすると、実と殻がきれいに分離するこ
とを知見し本発明に至った。すなわち本発明装置は、押
え板と、その下方に位置するテーブルを所定間隔離間さ
せて配置する。そして、前記押え板の中心部には押え板
回転軸を固着し、当該回転軸を支持部材に回転自在に取
付ける。前記テーブルは、その底面を弾性体により上下
動自在に支持すると共に、直立する回転軸に取付けた回
転杆の両端に径の異なる1対のローラを取付けて、当該
1対のローラでもテーブルの底面を支持する。しかし
て、前記回転杆の回転により、テーブルが波打つように
上下動することを特徴とする。さらに、前記押え板とテ
ーブルとの対向する面のうちの少なくとも一方を、柔軟
な材料で被覆するとよい。
【0006】
【発明の実施形態】次に本発明の実施形態について図面
を参照して説明する。図1は、栗の殻むき装置の部分断
面図である。1は押え板回転軸と栗投入口を兼ねた円筒
状の回転管であり、その上端部を栗投入管2に臨ませ、
下端部を押え板3に固着する。この押え板3は、中央に
栗供給孔21を穿設し、底面の周縁部を中央部より低く
形成して傾斜させた円盤状のものである。この押え板3
の底面をゴム4で被覆する。また前記押え板3は、モー
タ5の動力を伝達されて、回転管1を軸にして回転す
る。6は、押え板3の下方に所定間隔離間して配置した
円錐状のテーブルである。このテーブル6の底面の周縁
部に溝7を設け、この溝7内に支柱8の先端部を挿入す
ると共に、支柱8の周囲に配したバネ9の付勢力により
溝7の周縁を押上げて、テーブル6を上下動自在に支持
する。また、このテーブル6の中心部の下方に位置しか
つ直立する回転軸10に、回転杆11を横設して、この
回転杆11の両端部に径の異なる1対のローラ12,1
3を取付け、当該ロ―ラ12,13にてテーブル6の底
面を支持する。なお、14は回転管1を支持する台状の
支持部材であり、上面部の中央に円形孔16を穿設し、
この円形孔16の下部周辺に回転管支持筒17を取付け
る。そして、この円形孔16及び回転管支持筒17に、
前記回転管1を挿通し、さらに回転管支持筒17の内側
に張出した支持片17aと回転管1の外側に張出した支
持片1aとが接する部分等の回転軸1と回転管支持筒1
7が接する部分にベアリング15を配置し、回転管1を
回転管支持筒17に回転自在に取付ける。なお、18
は、回転杆11の回転用のモータである。
を参照して説明する。図1は、栗の殻むき装置の部分断
面図である。1は押え板回転軸と栗投入口を兼ねた円筒
状の回転管であり、その上端部を栗投入管2に臨ませ、
下端部を押え板3に固着する。この押え板3は、中央に
栗供給孔21を穿設し、底面の周縁部を中央部より低く
形成して傾斜させた円盤状のものである。この押え板3
の底面をゴム4で被覆する。また前記押え板3は、モー
タ5の動力を伝達されて、回転管1を軸にして回転す
る。6は、押え板3の下方に所定間隔離間して配置した
円錐状のテーブルである。このテーブル6の底面の周縁
部に溝7を設け、この溝7内に支柱8の先端部を挿入す
ると共に、支柱8の周囲に配したバネ9の付勢力により
溝7の周縁を押上げて、テーブル6を上下動自在に支持
する。また、このテーブル6の中心部の下方に位置しか
つ直立する回転軸10に、回転杆11を横設して、この
回転杆11の両端部に径の異なる1対のローラ12,1
3を取付け、当該ロ―ラ12,13にてテーブル6の底
面を支持する。なお、14は回転管1を支持する台状の
支持部材であり、上面部の中央に円形孔16を穿設し、
この円形孔16の下部周辺に回転管支持筒17を取付け
る。そして、この円形孔16及び回転管支持筒17に、
前記回転管1を挿通し、さらに回転管支持筒17の内側
に張出した支持片17aと回転管1の外側に張出した支
持片1aとが接する部分等の回転軸1と回転管支持筒1
7が接する部分にベアリング15を配置し、回転管1を
回転管支持筒17に回転自在に取付ける。なお、18
は、回転杆11の回転用のモータである。
【0007】以上のようにしてなる栗の殻むき装置は、
先ず回転管1より加熱し切れ目を入れた栗を投入する
と、栗はテーブル6上に落下する。このテーブル6上の
栗は、押え板3とテーブル6に挟まれる。そして、モー
タ18の動力を伝達して回転杆11が回転すると、この
回転杆11の回転に伴い1対のローラ12,13も回転
し、このローラ12,13により支持されたテーブル6
が波打つように上下動する。さらに、押え板3の回転に
より栗にあたかも手で揉むような力が加わり殻と実が分
離する。この分離した殻と実は、例えばテーブル6の周
囲にコンベア19を配し、殻除去手段20にてコンベア
19上殻を除去した後、実を搬送するとよい。
先ず回転管1より加熱し切れ目を入れた栗を投入する
と、栗はテーブル6上に落下する。このテーブル6上の
栗は、押え板3とテーブル6に挟まれる。そして、モー
タ18の動力を伝達して回転杆11が回転すると、この
回転杆11の回転に伴い1対のローラ12,13も回転
し、このローラ12,13により支持されたテーブル6
が波打つように上下動する。さらに、押え板3の回転に
より栗にあたかも手で揉むような力が加わり殻と実が分
離する。この分離した殻と実は、例えばテーブル6の周
囲にコンベア19を配し、殻除去手段20にてコンベア
19上殻を除去した後、実を搬送するとよい。
【0008】なお、前記実施形態では、押え板3の底面
をゴム4で被覆したが、押え板3の底面でなく、テーブ
ル6の上面をゴム4で被覆してもよい。また、押え板3
の底面及びテーブル6の上面をそれぞれゴム4で被覆し
てもよい。さらに、図2に示すように水洗機21、虫食
い栗選別機22、等級選別機23、渋皮と実の剥離機2
4、殻の切れ目入れ機25及び屑除去機26を上記栗の
殻むき装置に接続すると、全自動で栗の殻むきが行え
る。
をゴム4で被覆したが、押え板3の底面でなく、テーブ
ル6の上面をゴム4で被覆してもよい。また、押え板3
の底面及びテーブル6の上面をそれぞれゴム4で被覆し
てもよい。さらに、図2に示すように水洗機21、虫食
い栗選別機22、等級選別機23、渋皮と実の剥離機2
4、殻の切れ目入れ機25及び屑除去機26を上記栗の
殻むき装置に接続すると、全自動で栗の殻むきが行え
る。
【0009】
【発明の効果】以上を要するに本発明は、底面を柔軟な
材料で被覆した押え板と、その下方に位置するテーブル
を所定間隔離間させて配置し、当該押え板の中心部に
は、押え板回転軸を設けて、これを中心に回転させ、前
記テーブルは、その底面を弾性体の付勢力により上下動
自在に支持すると共に、直立する回転軸に取付けた回転
杆の両端に径の異なる1対のローラを取付けて、当該1
対のローラでもテーブルの底面を支持し、しかして、前
記回転杆の回転により、テーブルが波打つように上下動
する。よって、前記押え板とテーブル間に挟まれた栗に
は、あたかも手で揉むような力が加わり、刃物を使用す
ることなく効率よくきれいに栗の殻を除去することがで
きる。特に、押え板とテーブルとの対向する面のうちの
少なくとも一方を柔軟な材料で被覆すると、栗に無理な
力が加わるって起こる実の破損を防止できる。
材料で被覆した押え板と、その下方に位置するテーブル
を所定間隔離間させて配置し、当該押え板の中心部に
は、押え板回転軸を設けて、これを中心に回転させ、前
記テーブルは、その底面を弾性体の付勢力により上下動
自在に支持すると共に、直立する回転軸に取付けた回転
杆の両端に径の異なる1対のローラを取付けて、当該1
対のローラでもテーブルの底面を支持し、しかして、前
記回転杆の回転により、テーブルが波打つように上下動
する。よって、前記押え板とテーブル間に挟まれた栗に
は、あたかも手で揉むような力が加わり、刃物を使用す
ることなく効率よくきれいに栗の殻を除去することがで
きる。特に、押え板とテーブルとの対向する面のうちの
少なくとも一方を柔軟な材料で被覆すると、栗に無理な
力が加わるって起こる実の破損を防止できる。
【図1】栗の殻むき装置の部分断面図である。
【図2】栗の殻むき装置と接続する各機器との配置を説
明するための概略図である。
明するための概略図である。
1 回転管
3 押え板
4 ゴム
6 テーブル
9 バネ
11 回転杆
12,13 ローラ
Claims (2)
- 【請求項1】 押え板と、その下方に位置するテーブル
を所定間隔離間させて配置し、 前記押え板の中心部には押え板回転軸を固着し、当該回
転軸を支持部材に回転自在に取付け、 前記テーブルは、その底面を弾性体により上下動自在に
支持すると共に、直立する回転軸に取付けた回転杆の両
端に径の異なる1対のローラを取付けて、当該1対のロ
ーラでもテーブルの底面を支持し、 しかして、前記回転杆の回転により、テーブルが波打つ
ように上下動することを特徴とする栗の殻むき装置。 - 【請求項2】 前記押え板とテーブルとの対向する面の
うちの少なくとも一方を、柔軟な材料で被覆することを
特徴とする請求項1に記載の栗の殻むき装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001063226A JP3469209B2 (ja) | 2001-03-07 | 2001-03-07 | 栗の殻むき装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001063226A JP3469209B2 (ja) | 2001-03-07 | 2001-03-07 | 栗の殻むき装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002262843A JP2002262843A (ja) | 2002-09-17 |
JP3469209B2 true JP3469209B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=18922251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001063226A Expired - Fee Related JP3469209B2 (ja) | 2001-03-07 | 2001-03-07 | 栗の殻むき装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3469209B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104509938A (zh) * | 2013-10-08 | 2015-04-15 | 天太·郭元焜 | 电动洗打式去板栗外壳机 |
CN105852152A (zh) * | 2015-01-20 | 2016-08-17 | 郑磊 | 菱角剥皮机的剥皮方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100384350C (zh) * | 2006-04-21 | 2008-04-30 | 张歌今 | 组合式葵花脱壳除皮分选机 |
CN103230082B (zh) * | 2012-06-07 | 2015-05-13 | 吴伯珊 | 一种手动板栗剥壳机 |
CN104643265A (zh) * | 2015-02-11 | 2015-05-27 | 卢丽 | 板栗去衣方法 |
CN105795487A (zh) * | 2016-03-21 | 2016-07-27 | 四川省井研县飞亚机械制造有限公司 | 核桃脱皮清洗机 |
CN108618166B (zh) * | 2018-05-11 | 2021-10-01 | 四川张飞牛肉有限公司 | 一种用于花椒加工的工艺 |
CN112090493A (zh) * | 2018-08-21 | 2020-12-18 | 李芳军 | 罂粟加工装置及加工方法 |
CN111713713B (zh) * | 2020-06-15 | 2021-07-27 | 安徽坤泰农业科技有限公司 | 一种具有自动开壳功能的炒瓜子机 |
CN112826100A (zh) * | 2021-01-27 | 2021-05-25 | 陈世榆 | 一种核桃去皮清洗装置 |
CN113519862B (zh) * | 2021-07-29 | 2023-04-25 | 重庆翠翠食品有限公司 | 一种板栗开口机 |
-
2001
- 2001-03-07 JP JP2001063226A patent/JP3469209B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104509938A (zh) * | 2013-10-08 | 2015-04-15 | 天太·郭元焜 | 电动洗打式去板栗外壳机 |
CN105852152A (zh) * | 2015-01-20 | 2016-08-17 | 郑磊 | 菱角剥皮机的剥皮方法 |
CN105852152B (zh) * | 2015-01-20 | 2017-07-11 | 郑磊 | 菱角剥皮机的剥皮方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002262843A (ja) | 2002-09-17 |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030819 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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