JPS6338420A - 湯水混合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、湯と水を混合して適温を得る湯水混合装置に
関する。

従来の技術 従来この種の湯水混合装置は、第２図、第３図に示すよ
うなものがあった。（例えば東向機器■衛生設備機器総
合カタログ８４〜′８５Ｐ２２４）第２図は定量出水は
サーモスタットジャワバス金具の外観図であり、湯温設
定つまみ１にて水から熱湯まで任意の混合湯温を設定し
、切替つまみ２の操作で蛇口３側かシャワー４側か給湯
光を選択し、定量に達したら混合湯の供給を停止するに
は定量止水つまみ５を操作して量を設定するものである
。この器具の流路＠我を第３図に示す。湯流路６と水流
路７から供給される湯と水は、湯温設定つまみ１により
混合湯温が設定される混合弁８により混合比率が調節さ
れ、混合湯流路９を経て切替兼流ｆｉ　ｉｔ＋１　’ａ
弁１０に至る。切替兼流量制御弁１０は切替つまみ２に
より蛇口３あるいはシャワー４のどちらかを選択すると
共に流量を調節する・混合湯を積算し一定１に達した段
階で自動的に供給を停止するために、切替弁１０から分
岐してバイパス１１が設けられている。バイパス１１の
途中には流電を検出して積算する流量検出積算１１措１
２、及び流量検出積算機構１２により動作される止水弁
１３が設けられている。

この定量出水はサーモスタットジャワパス金具の作用を
述べると、湯温設定つまみ１を操作して得たい混合湯温
を設定し、切替兼流量制御弁１ｏをまず蛇口３側に切り
替えたとする。渦流路６と水流路７より送られた湯と水
は混合弁８で混合され、適温となって切替兼１ｆｆｉ制
御弁１０を経て蛇口３から供給される。切替兼流量制御
弁１０をシャワー４側に切り替えると蛇口３からの混合
湯の供給は停止され、シャワー４のみから供給される。

定量出水を行なう場合は切替兼流量制御弁１０をバイパ
ス１１の経路に切り替え、定量出水つまみ５で積算流量
値を設定すると、連動して止水弁１３が開成され給湯が
開始される。／（イバス１１を混合湯が流れることによ
り、流量検出積算機構１２内の羽根車が回転し、流量値
が積算されていく。

この時・混合湯はバイパス１１から切替兼流量制御弁１
０以降に合流され、蛇口３から例えば浴槽へ給湯される
。定量値に達した段階で、流量検出積算機構１２の動作
により、止水弁が閉成され給湯は自動停止する。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、浴槽へのお湯はυ
を行なう場合、浴槽上部から落し込むことになり、浴槽
のふたをはずしておかねばならず、お湯はり後放熱によ
り、浴槽のお湯がさめてしまうことになる。また、さし
湯など行なう場合、上部から熱湯を足すのは、お湯がと
びはねたり、誤まって触れたシして、危険である。

本発明はかかる従来の問題を解消するもので、浴槽にふ
たをしたまま、自動お湯はシが可能で、さし湯等も浴槽
の下部から流し込み、危険のないような出湯をするもの
で、安全性を確保すると共に、遠隔操作も可能な、使い
勝手のよい湯水混合装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明の湯水混合装置は、
湯と水の混合比率を調節する混合弁と、前記混合弁を駆
動する混合弁駆動装置と、前記混合弁の下流に設けた、
混合水温度を検出する温度検出器と、混合水流量を検出
する流量検出器と、出湯・停止など混合水量を調節する
電気駆動の流量制御弁と、前記流量制御弁の下流の混合
水流路に分岐して設けた浴槽下部の流出口に通じるバイ
バヌ流路と、前記分岐部に設けた電動切替弁と、前記混
合水流路の端末に設けたカラン及びシャワーと、所望す
る混合水の温度・流量・積算流量等の状態量の設定又は
混合水の吐出先を選択するコントローラと、前記コント
ローラの信号と温度検出器の信号或は流量検出器の信号
を比較して前記混合弁駆動装置・流量制御弁・電動切替
弁を制御する制御器とで構成する。

作　　用 以上の構成によシ、制御器は、コントローラで設定され
た温度或いは流量に対して、温度検出器の信号或いは流
量検出器の信号を比較して、偏差量によシ、温度調節時
は混合弁駆動装置を、流量調節時は流量制御弁に信号を
送シ、コン）ｏ−ラで設定された状態量と等しい混合水
を得るように制御するものである。また、コントローラ
により、吐出先も選択でき、設定した吐出先に合わせて
電動切替弁を制御するものだが、コントａ−ラにより自
動お湯はシを指示したとき、制御器は、電動切替弁に信
号を送シ、バイパス流路側に混合水が流出するように制
御し、あらかじめ設定されている状態量と等しくなるよ
うに混合弁を制御し、時々刻々の流量値を流量検出器で
検出し、その流量値を頂算し、設定積算流量値と等しく
なったところで、流量制御弁に信号を送り、出湯を自動
的に停止させ、お湯はりを完了するものである。また、
さし湯などの高温出湯時にも、電動切替弁を制御しバイ
パス側から流出させ、浴槽の下方からさし？易させるも
のである。

実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

第１図において、渦流路１４と水流路１５と、前記２つ
の流路１４．１５にそれぞれ設けた湯弁１６と水弁１７
からなる混合弁り旦と、前記混合弁り旦を駆動する混合
弁駆動装置」として、それぞれ独立して設けた湯弁駆動
装置２０と水弁駆動装置２１により湯弁１６、水弁１７
は独立して開閉できる構成としたため、混合弁り旦は流
量制御弁１？を兼ねることができる。

前記混合弁１Ｂ（流量制御弁ζ？−）の下流の混合水流
路２３に、温度検出器２４と流量検出器２５を設け、混
合水の状態量を遂時検出している。

また、混合水流路２３に分岐して設け、浴槽２６下部の
流出口２７に通じるバイパス流路２日の途中に逆流防止
手段２９を設けている。前記分岐部に設けたＴ動切替弁
３０と、前記混合水流路２３の端末建設けたカラン３１
及びシャワー３２と、所望する混合水の温度・流量・積
算流量等の状態量の設定又は混合水の吐出先を選択する
コントローラ３３と、混合弁駆動装置１９．電動切替弁
３０等を制御する制御器３４で構成している。

以上の構成により、制御器３４は、コントローラ３３で
設定した状態量と等しい混合水を得るよう混合弁り旦を
制御するもので、コントローラ３３により吐出先をカラ
ン３１及びシャワー３２か浴槽２６注湯か選択でき、合
わせて電動切替弁３０を制御するが、コントローラ３３
により自動お湯はりモードを指示したとき、制御器３４
は、電動切替弁３０をバイパス流路２８訓に自動的に切
替え、あらかじめ設定されている状態量と等しくなるよ
うに混合弁り旦を制御し、時々刻々の流量値を流量検出
器２５で検出し、その流量値を積算して、設定された積
算値と等しくなったところで流量制御弁１名（混合弁り
旦）を自動的に開成させ、お湯はりを完了するものであ
る。また、さし湯などの高温出湯をコン）ローラ３３で
指示したときも、制御器３４は電動切替弁３０をバイパ
ス流路２Ｂ側に出湯するように制御し、浴槽の下方から
さし湯を行なうものである。

以上のように、混合弁り旦は、湯弁１６と水弁１７の独
立した２つの弁で構成したことにより、温度調節時には
湯弁１６、水弁１７の弁開度を反比例的に開閉させるこ
とで温度が変えられ、湯弁１６、水弁１７を比例的に開
閉させることで、混合水としての流量が変化できる、す
なわち、混合弁り旦が流量制御弁え？を兼ね構成とした
ため、形状がコンパクトになる。また、浴槽２７にふた
をしたままお湯はりができ、放熱などのロスをなくし、
さし湯も浴槽２７下部から注湯するために、浴槽２７内
の湯が自然循環され、湯温度が均一だなると同時に安全
に注湯できる。更にすべての制御を電気的に制御してい
るため、遠隔操作が可能で、タイマーを設けることで、
時間がくれば自動給湯を開始させたり、テレコンへの対
応も容易である。

発明の効果 以上のように、本発明の湯水混合装置によれば、次の効
果が得られる。

（１）浴槽にふたをしたまま、お湯はシが可能で放熱等
によって湯がさめることがなく経済的である。

（２）さし湯などの高温出湯は、浴槽の下方から注湯す
る構成のため、自然循環により浴槽の湯温が均一化され
、浴槽上方から落とし込む場合に比べ、入浴者には誤ま
って触れたり、湯がとびはねたりすることがなく安全で
ある。

（３）すべて電気的に制御するため、遠隔操作が可能で
、コントローラにタイマーを内蔵することで、時間がく
れば給湯を開始させることも可能で使い勝手が良い。

（４）電動切替弁の上流側に温度検出器を設けて贋るた
めシャワー及びカラン側へは高温湯を出湯しないように
、所定温度を超えた場合、自動的にバイパス流路に電動
切替弁を作動させることで、誤まって高温湯を浴びるこ
とを防止でき安全である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における湯水混合装置のプロ
７り図、第２図は従来の湯水混合装置の外観図、第３図
は従来の湯水混合装置のブロック図である。 辷旦・・・・混合弁、と旦・・・・・・混合弁駆動装置
、ζ？・・・・・・流量制御弁、２３・・・・・混合水
流路、２４・・・・・・温度検出器、２５・・・・・・
流量検出器、２６・・・・・・浴槽、２７・・・・流出
口、２８・・・・・バイパス流路、３０・・・・・・電
動切替弁、３１・・・・・・カラン、３２・・・・・・
シャワー、３３・・・・・・コントローラ、３５・・・
・・・制御器。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名菓　
２　図 第　３　図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）湯と水の混合比率を調節する混合弁と、前記混合
   弁を駆動する混合弁駆動装置と、前記混合弁の下流に設
   けた、混合水温度を検出する温度検出器と、出湯・停止
   など混合水量を調節する電気駆動の流量制御弁と、前記
   流量制御弁の下流の混合水流路に分岐して設けた浴槽下
   部の流出口に通じるバイパス流路と、前記分岐部に設け
   た電動切替弁と、前記混合水流路の端末に設けたカラン
   及びシャワーと、所望する混合水の温度・流量・積算流
   量等の状態量の設定又は混合水の吐出先を選択するコン
   トローラと、前記コントローラの信号と温度検出器の信
   号或は流量検出器の信号を比較して前記混合弁駆動装置
   ・流量制御弁・電動切替弁を制御する制御器とを備えた
   湯水混合装置。
2. （２）混合弁は、湯流量を調節する湯弁と、水流量を調
   節する水弁とで構成し、それぞれ独立した湯弁駆動装置
   、水弁駆動装置で駆動し、流量制御弁を兼ねた特許請求
   の範囲第１項記載の湯水混合装置。
3. （３）バイパス流路は、逆流防止手段を有する特許請求
   の範囲第１項記載の湯水混合装置。