JPH0515273Y2 - - Google Patents

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JPH0515273Y2
JPH0515273Y2 JP1989035258U JP3525889U JPH0515273Y2 JP H0515273 Y2 JPH0515273 Y2 JP H0515273Y2 JP 1989035258 U JP1989035258 U JP 1989035258U JP 3525889 U JP3525889 U JP 3525889U JP H0515273 Y2 JPH0515273 Y2 JP H0515273Y2
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shower
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faucet
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、シヤワー流路及びバス流路にぞれぞ
れ自閉弁が設けられたシヤワーバス水栓に係り、
特にシヤワーの流量調節を簡単に行なえるシヤワ
ーバス水栓に関する。
[従来の技術] 第5図及び第6図にこの種の従来のシヤワーバ
ス水栓の一例を示す。
このシヤワーバス水栓10はバスルームに設け
られた湯水混合水栓であり、壁12の内部に配管
された給水管と給湯管に対し、止水栓付脚14,
16が取り付けられ、止水栓付脚14に対し水栓
本体18が接続されている。水栓本体18内には
混合弁(図示略)が設けられており、水用止水栓
付脚14からの水及び湯用止水栓付脚16からの
湯がそれぞれ混合弁内に導入可能とされている。
混合弁の混合水流出側はシヤワー流路及びバス流
路を介してシヤワー吐水口20及びバス吐水口2
2に通じている。
これらシヤワー流路及びバス流路にはそれぞれ
自閉弁24,26が設けられており、それらのハ
ンドル24a,26aを押すと所要量の湯がシヤ
ワー吐水口28及びバス吐水口30から流出され
る。
符号32は前記混合弁の温調ハンドルを示す。
このようなシヤワーバス水栓の吐出水圧は、シ
ヤワー流路又はバス流路に供給される水圧により
定まる。(自閉弁の代わりに手動式の開閉弁が設
けられている水栓にあつては、この開閉弁のハン
ドルを回す際に吐出水圧を所望通りにするよう開
度調節できる。これに対し、自閉弁により流路の
開閉を行なう水栓ではこのような手動ハンドルに
よる吐水圧調整はできない。)そこで、第5,6
図の自閉弁タイプの水栓が給水圧の高い箇所に設
置されるときには、脚14,16の止水栓の開度
を絞ることにより吐出水圧を適当値にする。逆
に、給水圧の低い箇所に設置されるときには、止
水栓の開度を大きくすることにより吐出水圧を適
当値にする。このような吐出水圧の調節は、特に
シヤワーヘツドからの吐出水圧を適当値にするこ
とにより快適なシヤワー利用を行なえるようにす
る上で重要である。
[考案が解決しようとする課題] 吐出水圧の調節のために脚の止水栓の開度を絞
つた場合には、シヤワー吐水口20のみならずバ
ス吐水口22からの吐水圧も絞られることにな
る。ところが、このバス吐水口22からはなるべ
く多量の吐水を行なえる方が利用し易いので、上
記のようにシヤワー水圧を調節するために止水栓
開度を絞るとバス吐水圧も低下するのでは不都合
がある。
そこで、シヤワー流路及び流路のぞれぞれに流
量調節器を設けることが考えられるが、従来の流
量調節器は流路を全開〜全閉の間で調節するもの
であり、所望流量となるように調節する作業に手
間を要していた。
[課題を解決するための手段] 本考案のシヤワーバス水栓は、シヤワー吐水口
及びバス吐水口を有し、これら吐水口はシヤワー
流路及びバス流路を介して共通の流入口に連通し
ており、これら流路にそれぞれ自閉弁が設置され
たシヤワーバス水栓において、前記シヤワー流路
に、流量調節器と、該流量調節器を迂回するバイ
パス流路とを設けたことを特徴とするものであ
る。
[作用] 本考案のシヤワーバス水栓においては、シヤワ
ー流路に設けられた流量調節器の流量開度を調節
することによりシヤワー流路を流れる水量を調節
できる。
本考案では、この流量調節器を迂回するバイパ
ス流路が設けられており、流量調節器を全閉にし
ても所要量の流量が確保される。即ち、流量調節
器は例えば全開時の流量の50%流量と全閉流量と
の間で流量調節することになり、開度調節をそれ
程厳格に行なわなくとも、所望流量とすることが
できる。
また、この流量調節器としても流量調節範囲が
狭く、小型のもので足りるようになるから、水栓
も小型にできる。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図は縦断面図であり、第2図は第1図の要
部拡大斜視図、第3図は第2図の−線断面
図、第4図は水量調節法を示す斜視図である。第
1図において、止水栓付脚14,16(16は図
示略)に対し水栓本体18が連結されている。水
栓本体18の上側にはシヤワーブロツク34が連
結され、下側にはカランブロツク36が連結され
ている。
水栓本体18内の水用流路及び湯用流路にはそ
れぞれストレーナ付逆止弁38が設けられてお
り、該水用流路及び湯用流路は混合弁に連通して
いる。この混合弁の温調ハンドル32を回転させ
ることにより、混合水の温度調節を行なえる。混
合水流路は上下2手に別れており、上方に向う流
路はシヤワーブロツク34内に通じている。ま
た、下方に向う流路はカランブロツク36内に通
じている。
シヤワーブロツク34及びカランブロツク36
にはそれぞれ自閉弁24,26が設けられてい
る。これら自閉弁24,26の内部構成は同様で
あるので、自閉弁26の構成について次に説明す
る。
符号38はカランブロツク36内に設置された
仕切壁であり、通水用の開口40が穿設されてい
る。該開口40の上流側の縁部に接離するように
ゴムパツキン42付きの弁体44が配置されてい
る。該弁体44は、その中心孔がロツド46に遊
嵌しており、該ロツド46の軸線方向に移動自在
とされている。
ロツド46の先端には、該弁体44の抜け止め
を図る鍔付きナツト48が固着されると共に、該
ナツト48にはゴムパツキン50が装着され、該
パツキン50によりロツド46の外周面と弁体4
4の中心孔内周面との間を封じ得るように構成さ
れている。ロツド46の途中には弁体44を押し
下げるための鍔部52が設けられている。
弁体44はシリンダ部材(以下、シリンダと
略)54に摺動自在に内嵌している。該シリンダ
54はカランブロツク36の取付口56に螺着さ
れたものであり、弁体44の作動室58と、該作
動室58への水圧導入用の中継室60が設けられ
ている。符号62は、該中継室60を形成するた
めのシリンダ54の端面凹穴64に螺装されたプ
ラグを示す。
中継室60と作動室58とは小孔66により連
通されている。この小孔66にはピン68が遊嵌
されており、小孔66の内周面とピン68の外周
面との間には微小な間隙が形成されており、該間
隙を通つて水が流通する。中継室60とカランブ
ロツク36内の水路とは導孔70により連通され
ている。作動室58内にばね72が設置されてお
り、ナツト48を第1図の左上方向に付勢するこ
とにより弁体44を開口40の縁部に密着させて
いる。
前記カランブロツク36の上面には筒状の凸部
74が設けられており、該凸部74内にガイド筒
76が螺着されている。該ガイド筒76に前記ハ
ンドル26aのインナーケース26bの筒部26
cが摺動自在に内嵌している。該筒部26cの内
周面にはめねじが刻設されており、ねじ体78が
螺装されている。符号80はハンドル26aを第
1図の左上方向に付勢しているばねを示す。前記
インナーケース26bには細長い窓孔状のスリツ
ト82が形成されており、該スリツトにビス84
が係合することによりハンドル26aの抜け止め
及び軸線方向の移動案内が行なわれている。な
お、ビス84は筒状カバー86を貫通して前記凸
部74に螺着されている。該筒状カバー86は凸
部74に外嵌しており、該筒状カバー86の外周
面はインナーケース26bの内周面と摺動自在と
されている。符号88はシールパツキン、90は
パツキン押えを示す。
この自閉弁26にあつては、ハンドル26aを
押すと、弁体44が鍔部52に押されて仕切壁3
8から離反し、開口40が開放して水の流出が開
始する。また、弁体44の移動に伴なつて、作動
室58内の水は小孔66、中継室60及び導孔7
0を通つてカランブロツク36内に流出する。
ハンドル26aから手を離すと、ハンドル26
aはばね80の付勢力により第1図の位置まで復
帰する。弁体44及びロツド46もばね72の付
勢力により第1図の位置まで復帰しようとする
が、作動室58内には小孔66とピン68との間
の狭い間隙を通つてきわめて少流量にて水が流入
するので、弁体44はこの水の微小流入速度に見
合つた早さで第1図の左上方向にゆつくりと移動
する。やがて弁体44(パツキン42)が仕切壁
38に当接し、開口40が閉鎖され、止水され
る。
第1図の符号92は、カランブロツク36の流
出口22に装着された袋ナツトであり、整流網9
4を保持している。
前述の通り、自閉弁24も自閉弁26と同様の
構成となつており、ハンドル24aを押すとシヤ
ワー吐水口20から吐水が開始し、該ハンドル2
4aから手を離した後、所要時間後に自動的に止
水される。符号96はシヤワー吐水口20に設け
られた逆止弁を示す。なお、このシヤワー吐水口
20は、シヤワーブロツク34に螺着されたエル
ボ状のホース接続部材98に形成されている。
この自閉弁24よりも上流側に流量調節器10
0とそれを迂回するバイパス流路102とが形成
されている。
第1,2図に示す如く、シヤワーブロツク34
の前面部分34aにはめねじ孔104が穿設され
ており、流量調節器100の筒状ケース106が
螺装されている。この筒状ケース106には、胴
部周面に窓孔108が開口されていると共に、前
端面にはドライバ溝112が直径方向に設けられ
ている。
シヤワーブロツク34内には前記前面部分34
aと対向するように仕切壁114が設けられてお
り、この仕切壁114には長円形(第3図参照)
の開口116が設けられている。前記流路調節器
100の筒状ケース106は、その後端面(第1
図の右端面)が仕切壁114に当接するまでめね
じ孔104に螺じ込まれている。
筒状ケース106内には略円柱状の弁体118
が摺動回転自在に内嵌されている。該弁体118
は、前端面に直径方向に延びるドライバ溝120
が設けられている。また、後端面からは通水穴1
22が穿設され、該通水穴122は、弁体118
の側周面に設けられた開口124を介して前記筒
状ケース106の窓孔108と連通可能とされて
いる。
第1,3図に示す通り、筒状ケース106の直
径は開口116の短手方向幅よりも大であり、長
手方向幅(水平方向幅)よりも小とされている。
そして、該開口116のうち、筒状ケース106
の側方領域がバイパス流路102となつている。
上記のように構成されたシヤワーバス水栓にお
いては、第4図に示す如く、ドライバ130によ
り弁体118を回転させ、窓孔108と開口12
4の重なり具合を調節できる。窓孔108と開口
124とが全く重なり合わない場合が最も流量を
絞つた状態であり、窓孔108と開口124とが
完全に一致するようにした場合が最大流量時であ
る。
このように、流量調節器100の流路開度を調
節することにより、シヤワー流路132を流れる
水量を調節できる。
本実施例では、この流量調節器100を迂回す
るバイパス流路102が設けられており、流量調
節器を全閉にしても所要量の流量が確保される。
即ち、流量調節器100は例えば全開時の流量の
50%流量と全開流量との間で流量調節することに
なり、開度調節(弁体118の回転位置調節)を
それ程厳格に行なわなくとも、所望流量(例えば
全開時の70%流量)とすることができる。このた
め、流量調節器100の流量調節作業が簡単で短
時間のものとなる。また、この流量調節器として
も流量調節範囲が狭く、小型のもので足りるよう
になるから、水栓も小型にできる。
因みに、シヤワー流路132の流通水の全てを
流量調節器100に流すようにした場合には、こ
の流量調節器100としてそれだけ大型のものを
用いる必要があり、流量調節器が取り付けられる
水栓も大型にならざるを得ない。また、このよう
にシヤワー流路の流通水の全てを流量調節器に流
すようにする場合には、流量調節器100の開度
のわずかな変更によりシヤワー流路の流通水量が
大幅に変化することになり、流量調節器100の
開度調節作業をきわめて慎重に行なう必要があ
り、調節作業時間も長時間を要するものとなる。
上記実施例では、流量調節器100が自閉弁2
4の上流側に設けられているが、流量調節器10
0は自閉弁24よりも下流側に設けられても良
い。また、図示以外の流量調節器を用いても良い
ことは明らかである。
[効果] 以上の通り、本考案のシヤワーバス水栓による
と、シヤワーの流量調節を行なうための流量調節
器の調節作業が簡単にかつ短時間で行なえる。ま
た、流量調節器も小型、小容量のもので足り、水
栓を小型化することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例を示す縦断面図、第2図は要部
組立斜視図、第3図は要部断面図、第4図は全体
斜視図である。第5図は従来例の側面図、第6図
は正面図である。 18……水栓本体、24,26……自閉弁、3
2……温調ハンドル、100……流量調節器、1
14……仕切壁、116……開口、118……弁
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤワー吐水口及びバス吐水口を有し、これら
    吐水口はシヤワー流路及びバス流路を介して共通
    の流入口に連通しており、これら流路にそれぞれ
    自閉弁が設置されたシヤワーバス水栓において、
    前記シヤワー流路に、流量調節器と、該流量調節
    器を迂回するバイパス流路とを設けたことを特徴
    とするシヤワーバス水栓。
JP1989035258U 1989-03-28 1989-03-28 Expired - Lifetime JPH0515273Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989035258U JPH0515273Y2 (ja) 1989-03-28 1989-03-28

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JP1989035258U JPH0515273Y2 (ja) 1989-03-28 1989-03-28

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Publication Number Publication Date
JPH02125688U JPH02125688U (ja) 1990-10-16
JPH0515273Y2 true JPH0515273Y2 (ja) 1993-04-22

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ID=31540456

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6338420A (ja) * 1986-08-01 1988-02-19 松下電器産業株式会社 湯水混合装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6338420A (ja) * 1986-08-01 1988-02-19 松下電器産業株式会社 湯水混合装置

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JPH02125688U (ja) 1990-10-16

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