JPS633833Y2 - - Google Patents

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JPS633833Y2
JPS633833Y2 JP10549582U JP10549582U JPS633833Y2 JP S633833 Y2 JPS633833 Y2 JP S633833Y2 JP 10549582 U JP10549582 U JP 10549582U JP 10549582 U JP10549582 U JP 10549582U JP S633833 Y2 JPS633833 Y2 JP S633833Y2
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JP
Japan
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rotating shaft
shaft
locking pin
optical system
projection optical
Prior art date
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Application number
JP10549582U
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JPS599892U (ja
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Publication of JPS599892U publication Critical patent/JPS599892U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトレース面に対して資料載置ステージ
及び投影光学系を昇降動せしめて倍率を変更する
昇降機構に関し、特に過負荷に対する逃げを有効
に行なえるようにした昇降機構に関する。
本出願人は先に実願昭54−105604号(実開昭56
−24290号公報)として第1図に示す如きトレー
ス装置を提案している。このトレース装置1は左
右の支柱2,2の上部にトレース部3を固定する
とともに、トレース部3の下方に支柱2,2に沿
つて摺動可能な投影光学系4及び資料載置ステー
ジ5を設け、これら投影光学系4及び資料載置ス
テージ5をトレース部3の左右に配したハンドル
6(図では一方のみを示す)のそれぞれを回転操
作することで、投影光学系4及び資料載置ステー
ジ5を別々に昇降動せしめ、倍率の変更と倍率の
変更に伴なう焦点調節を行なうようにしている。
そして、上記の昇降を行なう機構は、ハンドル
6の軸とトレース部3内に設けた駆動軸とをウオ
ームギアを介して連結し、この駆動軸にスプロケ
ツトを一体的に装着するとともにスプロケツトの
回転によつて投影光学系4又は資料載置ステージ
5と結着するワイヤ7,8を上下に移動せしめる
ようにし、投影光学系4或いは資料載置ステージ
5を取り付けているブラケツト9,10がトレー
ス部3の下面或いは装置の底部等に当接した場合
に、それ以上ハンドル6は回転しないようになつ
ている。
しかしながら、ブラケツト9,10がトレース
部3等に当接しても、操作者は引き続きハンドル
6を回し勝ちであり、その場合ウオームギヤ機構
を介して大きな力が作用するため、ハンドル軸及
びこの軸とギヤを介して回転する回転軸が撓んだ
り、回転軸を収納するケースが変形したり、その
他の部材にも無理がかかる。
このため、投影光学系4などが上限又は下限に
近づいた時にそれを感知してブザーなどで操作者
に知らしめるようにすることも考えられるが、機
構の複雑化、新たな電気回路の付加などを考える
と最善とはいえない。
本考案は上記不都合を解消すべく成されたもの
であり、その目的とする処は、過大な荷重が作用
した場合に、その力を逃げることができ、もつて
各種部材に無理がかからないようにし、部材の変
形などを防止し得るようにしたトレース装置にお
ける昇降機構を提供するにある。
斯る目的を達成すべく本考案は、操作ハンドル
の軸にギヤ機構を介して連結する回転軸に係止ピ
ンを植設し、一方上記回転軸に軸回りの回転を可
能としたスプロケツトなどの駆動輪を装着し、こ
の駆動輪の一端面に上記係止ピンが略々半分係合
し得るような溝を形成し、更に弾発部材によつて
上記駆動輪を係止ピン方向へ弾圧したことをその
要旨としている。
以下に本考案の実施の一例を第2図及び第3図
に基いて詳述する。
第2図は本考案に係る昇降機構の要部を示す平
面図であり、図中11はトレース部内に設けられ
たギヤボツクスであり、このギヤボツクス11内
には外側からハンドル6の軸12を挿通して先端
部をボツクス11に支持し、ハンドル6の把持部
6aを握つてハンドル6を回転せしめることで軸
12もギヤボツクス11内で回転するようにして
いる。
また軸12にはこれ12と一体的に回転するウ
オーム13を嵌着するとともに、ギヤボツクス1
1内に上記軸12と平面から見て直交する回転軸
14を架設し、この回転軸14に嵌着したウオー
ムホイール15と上記ウオーム13とを噛合せし
め、ハンドル6の回転で回転軸14が回転するよ
うにしている。
そして、回転軸14には駆動輪であるスプロケ
ツト16を回転軸に対して回転可能に挿着し、こ
のスプロケツト16と上記ウオームホイール15
との間に弾発部材であるコイルスプリング17を
縮装している。
また上記スプロケツト16のコイルスプリング
17と反対側にはボス部18を突出形成し、この
突出部18の端面には第3図に示す如く直交する
溝19を形成している。そして上記回転軸14の
図中右側端部には係止ピン20を植設し、コイル
スプリング17の弾発力によつて溝19に係止ピ
ン20が略々半分程嵌り込んで係合するようにな
つている。
また上記スプロケツト16の歯部にはチエーン
21を巻いており、このチエーン21には途中か
らワイヤを結着し、このワイヤを投影光学系或い
は資料載置ステージに止着するようにしている。
そして、トレース装置は上記の如き昇降機構を左
右に一対備えており、例えば一方の昇降機構のス
プロケツトによつて走行せしめられるワイヤ22
はトレース装置の下部を通つて他方の昇降機構の
回転軸14に回転自在に挿着したプーリ23に巻
回支持されるようにしている。したがつて第2図
に示されるワイヤ22は図示しないもう一方の昇
降機構のスプロケツトによつて走行せしめられ
る。
以上において、コイルスプリング17の弾発力
によつて溝19と係止ピン20とが係合している
状態で、ハンドル6を回わすと、ウオームギヤ1
3,15を介して回転軸14が回転し、これにつ
れてスプロケツト16も回転する。すると、チエ
ーン21及びワイヤ23も走行し、投影光学系及
び資料載置ステージも別々に昇降動し、倍率変更
及び焦点調整がなされる。
そして投影光学系、資料載置ステージが上限或
いは下限まで昇降動しトレース部或いは装置本体
に当接しその昇降部が停止せしめられる。すると
これによつてスプロケツト16もその回転が停止
する。しかしながら、操作者はハンドル6を回わ
しているので回転軸14には回転力が与えられ
る。そしてこの回転力が溝19と係止ピン20と
の係合力よりも大きくなつたとき、係止ピン20
が溝19から外れ、回転軸14は空転し、スプロ
ケツト16は回転軸14と反対方向に投影光学系
又は資料載置ステージの重さで回転する。そして
ボス部18の端面には90゜間隔で溝19が形成さ
れているので、スプロケツト16と回転軸14と
が相対的に90゜回転したときに再度溝19と係止
ピン20とが係合する。
このように溝19から係止ピン20が外れ再度
溝19に係合するときのクリツク感をもつて操作
者は投影光学系、資料載置ステージが上限、ある
いは下限に位置したことを知ることができる。ま
た溝19は90゜間隔で形成されている為、それ程
投影光学系及び資料載置ステージが落下しないう
ちに停止することができる。
尚、溝19の数及び係止ピン20の本数は上記
に限らず任意であり、更にハンドルの回転力を回
転軸に伝達するギヤ機構としてはウオームギヤに
限らず傘歯車などを用いてもよい。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、操
作ハンドルの軸にギヤ機構を介して回転軸を連結
し、この回転軸に係止ピンを植設するとともにス
プロケツトなどの駆動輪を上記回転軸に回転可能
に挿着し、この駆動輪の一端面に形成した溝に上
記係止ピンを係合すべく弾発部材によつて駆動輪
を係止ピン方向へ弾圧するようにしたので、投影
光学系或いは資料載置ステージがその上限又は下
限まで昇降動した後にハンドルを回しても過大な
力をハンドル軸ギヤ機構或いは回転軸等に作用せ
しめることを避けることができ、またこれと同時
にクリツク感をもつて投影光学系などがその上昇
限等に位置したことを確実に知ることができる等
多大の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示し、第1図はト
レース装置の全体斜視図、第2図は昇降機構の要
部を示す平面図、第3図はスプロケツトの斜視図
である。 尚、図面中1はトレース装置、4は投影光学
系、5は資料載置ステージ、6はハンドル、13
はウオーム、15はウオームホイール、14は回
転軸、16は駆動輪、17は弾発部材、19は
溝、20は係止ピンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トレース面に対し資料載置ステージ及び投影光
    学系を昇降機構を介して昇降自在としたトレース
    装置において、前記昇降機構は、操作ハンドル
    と、この操作ハンドルの軸とギヤ機構を介して回
    転する回転軸と、この回転軸に植設された係止ピ
    ンと、前記回転軸に装着されるとともに端面に前
    記係止ピンと係合する溝を形成した駆動輪と、こ
    の駆動輪を前記係止ピン方向へ弾発する弾発部材
    とからなることを特徴とするトレース装置におけ
    る昇降機構。
JP10549582U 1982-07-12 1982-07-12 トレ−ス装置における昇降機構 Granted JPS599892U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10549582U JPS599892U (ja) 1982-07-12 1982-07-12 トレ−ス装置における昇降機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10549582U JPS599892U (ja) 1982-07-12 1982-07-12 トレ−ス装置における昇降機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS599892U JPS599892U (ja) 1984-01-21
JPS633833Y2 true JPS633833Y2 (ja) 1988-01-29

Family

ID=30247251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10549582U Granted JPS599892U (ja) 1982-07-12 1982-07-12 トレ−ス装置における昇降機構

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Country Link
JP (1) JPS599892U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS599892U (ja) 1984-01-21

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