JPS6338205A - サ−ジノイズ吸収器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電源線及び信号線から侵入するサージ（誘導
雷、誘導性負荷の開閉によるサージ等）及び電圧レベル
は低いが機器の誤動作やテレビジョン受像機、ラジオ受
信機等の雑音の原因になる２　ヘーノ ノイズを抑制するだめのサージノイズ吸収器に関するも
のである。

従来の技術 従来から、この種のサージノイズ吸収器としては、第４
図に示すような円板状の電圧依存性非直線抵抗体または
電圧依存性非直線抵抗特性を有するセラミック誘電体が
用いられていた。これらはいずれも素体本体１にリード
線２及び３を接続したものを回路に挿入したりするもの
であるが、その場合、接続リード線に起因する線間イン
ダクタンスのためにサージノイズの抑制効果が阻害され
、また有効周波数帯域が狭くなるという問題点がある。

そこで最近では、第５図に示されているようなものが使
用されるようになってきた。第５図で４は円板状の電圧
依存性非直線抵抗特性を有するセラミック誘電体素子で
、一方の面の電極には２端子型のリード線５を接続し、
他方の面にはＩＪ　−ド線６を接続した３端子構造をと
っている。そして、リード線６をグラウンド側に、リー
ド線６の一方を入力側、他方を機器側に接続すれば、す
＋３・、−。

ド線６，６に起因する線間インタフタンスがなく、特性
向上が図れるとしている。さらに、第６図に示されてい
るように、サージノイズ抑制効果を向上させるためにリ
ード線にフェライトビーズ等を挿入し、限流素子として
いることもある。第６図で７は円板状の電圧依存性非直
線抵抗特性を有するセラミック誘電体素子を示し、８及
び９はリード線である。１ｏ及び１１は２端子型のリー
ド線８に挿入されているフェライトビーズを示している
。

発明が解決しようとする問題点 上記のような従来例の場合、いずれも１つの信号線路ま
たは電源線路に１個の部品を装着し々ければならず、装
着性及びコスト（組みつけコスト等）で問題があり、寸
だ回路基板の高集積化を阻害するという問題があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、小形で、
かつ抑制効果に優れ、有効周波数帯域の広い高性能なサ
ージノイズ吸収器を提供することを目的としたものであ
る。

問題点を解決するだめの手段 このような問題点を解決するために本発明は、角板状の
電圧依存性非直線抵抗体及び／または電圧依存性非直線
抵抗特性を有するセラミック誘電体を２個用い、各々の
一方の面には複数の分割電極、他方の面には全面電極を
設け、これら素体の全面電極側の面を１個の電極板に接
続し、さらに各々の素体の１個づつの分割電極を接続す
るような複数の電極板を有し、この複数の電極板は素体
に接する部分がジグザグ状になっており、かつこの電極
板からは２方向に外部端子が出ている構成としたもので
ある。

作用 この構成により、サージノイズ抑制に効果を示す電圧依
存性非直線抵抗特性を有する素子が２個並列に接続され
ることになり、また機器や回路への接続に当って接続リ
ード線に起因する線間インダクタンスのためにサージノ
イズの抑制効果が阻害されたり、有効周波数帯域が狭く
なったりする問題がなくなる。さらに、電極板のジグザ
グ状部５　・・−＝ によって生じるインダクタンスはサージ及びノイズの限
流素子として作用し、性能を向上させる。

加えて、この構成により、装着性及びコスト（組みつけ
コスト等）の面で優れ、高集積化の可能な高性能なサー
ジノイズ吸収器を実現することに々る。

実施例 以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明する
。

第１図（ａ）　、　（ｂ）　、　（Ｃ）は本発明の一実
施例によるサージノイズ吸収器を示す正面図、上面図及
び右側面図である。第１図において、１２及び１３は電
圧依存性非直線抵抗特性を有する角板状のセラミック誘
電体素体で、いずれも第２図に示すような構造を有する
。第２図（ａ）は素体１２及び１３の一方の面を示すも
ので、第２図（ｂ）は他方の面を示すものである。第２
図で１４は素体本体、１５゜１６．１７．１８及び１９
は分割電極で、２０は全面電極である。また第１図にお
いて、２１は電極板で、素体１２及び１３の全面電極側
に電気的６　ベーン 機械的に接続されている。２２はこの電極板２１より外
部へ引き出した端子を示す。２３，２４゜２５．２６及
び２．７は素体１２及び１３の分割電極どうしを接続し
、かつ両方向に外部端子を引き出している電極板で、第
１図（ａ）に示されているように素体７，８に接してい
る部分はジグザグ状になっている。上記の電極板２３〜
２７は第１図中〕に示されているように、１枚の電極板
をコの字状に曲げた形になっている。なお、これらの電
極板２３〜２７と電極板２１とは電気的に接触しない構
造をとっている。

さらに、図示していないが、通常、耐候的性能を向上さ
せるため、外部端子以外の部分は、エポキシ等の樹脂で
外装されている。

なお、上記の実施例においては、電圧依存性非直線抵抗
特性を有するセラミック誘電体を２個用いる場合につい
て説明したが、これは角板状の電圧依存性非直線抵抗体
を代りに用いて上記と同様に構成してもよく、この場合
、電圧依存性非直線抵抗体を２個用いるかまたは電圧依
存性非直線抵了ヘーノ 抗体と上記の電圧依存性非直線抵抗特性を有するセラミ
ック誘電体とを組み合せて構成するものである。

発明の効果 上記のような構成を本発明のサージノイズ吸収器はとっ
ているので、共通電極部をアース側に接続し、複数電極
部の２つの端子部を複数回路の信号線または電源線等に
挿入すると、各々の回路では第３図に示すような等何回
路となり、線・アース間に電圧依存性非直線抵抗特性を
有する素子が２個並列に挿入されることになり、信号線
または電源線から侵入するサージ及び電圧は低いが機器
の誤動作やテレビジョン受像機、ラジオ受信機等の雑音
の原因に々るノイズに対して抑制効果を示す。また、電
極板のジグザグ状部分によって発生するインダクタンス
成分は、信号線または電源線に直列に接続される形にな
り、サージノイズに対する限流素子として作用すること
にガリ、サージノイズ抑制効果を一層向上させる。しか
も、３端子構造となることによって、接続リード線に起
因する線間インダクタンスのためにサージノイズの抑制
効果が阻害されたり、有効周波数帯域が狭くなったりす
る問題がなく、さらに複数回路用に対して１個ですむの
で、装着性及びコスト（組みつけコスト等）の面で優れ
、高集積化が可能であるという効果がある。また、電極
板の一部をジグザグ状にすればよいだけで、新たな部品
を付加することなく性能向上が図れるという効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図（＆）　、　（ｂ）　、　（Ｃ）は本発明の一実
施例によるサージノイズ吸収器を示す正面図、上面図及
び右側面図、第２図（＆）　、　（ｂ）は本発明の一実
施例における素子の構造を示す正面図と背面図、第３図
は本発明によるサージノイズ吸収器の電気的等価回路を
示す図、第４図、第５図、第６図はそれぞれ従来例のサ
ージノイズ吸収器を示す正面図である。 １２、ｉ３・・・・・・セラミック誘電体素体、１４・
・・・・・素体本体、１５〜１９・・・・・・分割電極
、２Ｑ・・・・・・全面電極、２１・・・・・・共通側
の電極板、２３〜２７・・・・・・分割側の電極板。 区　　　　寓 ′″′　　　　［株］ 、０　　　　　　　　　　　へ υ　　　　　　　　　　υ ／Ｓ／６／７／δ／ｑ−一 第２図　　　　　　　２０− 第５図 第３図 珊０凶

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　角板状の電圧依存性非直線抵抗体及び／または電圧依
   存性非直線抵抗特性を有するセラミック誘電体を２個用
   いて、各々の一方の面には複数の分割電極、他方の面に
   は全面電極を設け、これらの素体の全面電極側の面を１
   個の電極板に接続し、さらに各々の素体の１個づつの分
   割電極を接続する複数の電極板を有し、この複数の電極
   板は素体に接する部分がジグザグ状になっており、かつ
   この電極板からは２方向に外部端子が出ている構造を有
   するサージノイズ吸収器。