JPH0139065Y2 - - Google Patents

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JPH0139065Y2
JPH0139065Y2 JP8392282U JP8392282U JPH0139065Y2 JP H0139065 Y2 JPH0139065 Y2 JP H0139065Y2 JP 8392282 U JP8392282 U JP 8392282U JP 8392282 U JP8392282 U JP 8392282U JP H0139065 Y2 JPH0139065 Y2 JP H0139065Y2
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electrode
inductors
voltage
electrodes
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JP8392282U
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JPS58186747U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電源及び信号線から侵入する線間の
サージ(誘導雷、誘導性負荷の開閉によるサージ
等)及び電圧レベルは低いが機器の誤動作やテレ
ビジヨン受像機、ラジオ受信機等の雑音の原因に
なるノイズ、及び線とアース間に侵入する同様の
サージやノイズを抑制するための吸収器に関し、
小型で且つ単一部品でできたサージ或はノイズ吸
収器を提供することを目的とするものである。
電子機器を誘導雷等の異常電圧から保護するに
は、従来第1図aに示すように酸化亜鉛バリスタ
等の電圧依存性非直線抵抗素子3を図示のように
入力端子1と出力端子2及びアース間に接続して
使用している。更に制限電圧特性を良くするため
に同図bに示すようにサージ電流を制限する限流
要素としてインダクタンス4を挿入している。
又、機器の誤動作の原因になるノイズを除去する
には同図cに示すようにセラミツク誘電体5とイ
ンダクタンス4を挿入することが行なわれてい
る。更に最近では、非直線抵抗特性を有するセラ
ミツク誘電体素子6が第1図dのように使用さ
れ、サージやノイズを吸収するように構成されて
いる。これらはいずれもリード線等によつて個別
部品を接続する方法をとつているので取付スペー
スを広く必要とし、又取付けのための工数が多く
なるなどの問題がある。
本考案はこのような問題を解決することを目的
とし、板状に形成された電圧依存性非直線抵抗体
又はセラミツク誘電体から成る基板の対向する2
面のうちの一方の面に単一電極を設け、この単一
電極よりリード線を外部へ引き出し、他方の面に
2つの電極をそれぞれ独立して設け、更に角板状
に形成したインダクタ(いわゆるチツプインダク
タ)を利用し、基板の両側面にこのインダクタを
2個ずつ絶縁物を介して接合し、各インダクタの
電極の一方を基板に設けた分割電極の一方に電気
的に接続し、各インダクタの他方の電極からそれ
ぞれリード線を引き出し、前記基板の単一電極か
ら引き出したリード線と合わせて5端子構造の単
一部品とすると共に全体の形状を小形化したもの
である。
以下本考案の一実施例を第2図乃至第4図を参
照して説明する。第2図は本考案において使用さ
れる電圧非直線抵抗特性を有するセラミツク誘電
体素子を示し、aは正面図、bはその上面図、c
は側面図、dは背面図である。これらの図におい
て、7は電圧非直線抵抗特性を有するセラミツク
誘電体から成る板状体をなした基板で、その対向
する2面のうちの一方の面には互いに独立した2
つの分割電極8,9が形成されている。この電極
は基板7の端面部の電極10,11を介して他方
の面の一部にも電極12,13として形成されて
いる。基板7の他方の面には単一電極14が独立
して設けられている。第3図は本考案におけるチ
ツプインダクタの正面図aと側面図bで、15は
本体、16,16′は本体15の両端面に設けら
れた端面電極である。これらのセラミツク誘電体
から成る基板7とインダクタ本体15は第4図の
ように接合される。
第4図は本考案のサージ、ノイズ吸収器を示
し、aは正面図、bは背面図、cは側面図であ
る。基板7の両側面にはそれぞれ2個のチツプイ
ンダクタ15がエポキシ系接着剤17で機械的に
強固に且つ電気的に互いに絶縁して接合され、こ
れらの2個のチツプインダクタの片側の端面電極
16は溝の付いた接続金具18で挾持されて各分
割電極8及び9に電気的に接続されている。基板
7の単一電極14にはリード線19が接続され、
又4個の各チツプインダクタにはそれぞれ残りの
端面電極16′にリード線20,21,22,2
3が接続されている。又図示せざるも、通常は耐
候性能を向上させるためにリード線を除く基板部
には樹脂コーテイングが施されている。
上述のように構成したサージ、ノイズ吸収器の
リード線20及び22を電源線又は信号線側に接
続し、リード線19を被保護機器の筐体アースに
接線し、リード線21及び23を機器側に接続し
た場合の電気的等価回路は第5図のようになる。
図中、24は被保護機器である。この等価回路か
ら判るようにチツプインダクタによるインダクタ
ンス成分は、サージ、ノイズ等の高周波成分に対
して限流、減衰効果を示し、非直線抵抗特性を有
するセラミツク誘電体基板7の制限電圧特性及び
ノイズ抑制特性を更に向上させことができる。又
5端子構造をとり、セラミツク誘電体素子の一方
の電極に入出力線が直接接続される構造となつて
いるので、第1図dに示す従来例のように個別部
品を接続したときに生じる接続リード線に起因す
る線間インダクタンスが発生せず、そのため更に
特性が向上し、取り付け接続が簡単な単一部品と
してのサージ、ノイズ吸収器が得られる。
上述の実施例では、基板7として電圧非直線抵
抗特性を有するセラミツク誘電体を使用した例を
示したけれども、これに酸化亜鉛バリスタ等の電
圧依存性非直線抵抗体を使用した場合には、サー
ジに対して有効な吸収器が得られる。又普通のセ
ラミツク誘電体を使用した場合にはノイズに対し
て有効な吸収器となる。
以上のように本考案のサージ・ノイズ吸収器
は、単一部品として構成されているので、取り付
け、接続が簡単でしかも従来のものに比べて小型
化することができてスペースを余り必要とせず、
又従来のように接続リード線に起因する線間イン
ダクタンスが発生せず、そのため特性が向上す
る、等の実用上の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図a乃至dは従来のサージ・ノイズ吸収器
の例を示し、第2図は本考案による電圧非直線抵
抗素子の正面図a、上面図b、側面図c及び背面
図d、第3図は本考案によるチツプインダクタの
正面図aと側面図b、第4図は本考案によるサー
ジ・ノイズ吸収器の一実施例で、aは正面図、b
は背面図、cは側面図、第5図は本考案のサー
ジ・ノイズ吸収器の電気的等価回路である。 1…入力端子、2…出力端子、7…電圧依存性
非直線抵抗体基板、8,9…分割電極、14…単
一電極、15…チツプインダクタ本体、16,1
6′…端面電極、17…接着剤、18…接続金具、
19〜23…リード線、24…被保護機器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 板状をなしその一方の面に単一電極を設け他
    方の面に2個の分割電極を設けた電圧依存性非
    直線抵抗体の両側面に、両端面に端面電極を有
    する角板状のインダクタを2個ずつ絶縁物を介
    して接合し、前記4個のインダクタのうちの2
    個のインダクタの各一方の端面電極を前記一方
    の分割電極に電気的に接続し、残余の2個のイ
    ンダクタの各一方の端面電極を他方の分割電極
    に電気的に接続し、各インダクタの他方の端面
    電極と前記単一電極からそれぞれ独立してリー
    ド線を引き出して外部端子としたことを特徴と
    するサージ・ノイズ吸収器。 2 電圧依存性非直線抵抗体が電圧依存性非直線
    抵抗を有するセラミツク誘電体から成ることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のサージ・ノイズ吸収器。
JP8392282U 1982-06-04 1982-06-04 サ−ジ・ノイズ吸収器 Granted JPS58186747U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8392282U JPS58186747U (ja) 1982-06-04 1982-06-04 サ−ジ・ノイズ吸収器

Applications Claiming Priority (1)

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JP8392282U JPS58186747U (ja) 1982-06-04 1982-06-04 サ−ジ・ノイズ吸収器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58186747U JPS58186747U (ja) 1983-12-12
JPH0139065Y2 true JPH0139065Y2 (ja) 1989-11-22

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ID=30092897

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JP8392282U Granted JPS58186747U (ja) 1982-06-04 1982-06-04 サ−ジ・ノイズ吸収器

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JPS58186747U (ja) 1983-12-12

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