JPS6338212A - サ−ジノイズ吸収器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電源線及び信号線から侵入するサージ（誘導
雷、誘導性負荷の開閉によるサージ等）及び電圧レベル
は低いが機器の誤動作やテレビジョン受像機、ラジオ受
信機等の雑音の原因になる２１．、ニー７・ ノイズを抑制するためのサージノイズ吸収器に関するも
のである。

従来の技術 従来から、この種のサージノイズ吸収器としては、第６
図に示すような円板状の電圧依存性非直線抵抗体または
電圧依存性非直線抵抗特性を有するセラミック誘電体が
用いられていた。これらはいずれも素体本体１にリード
線２及び３を接続したものを回路に挿入したりするもの
であるが、その場合、接続リード線２．３に起因する線
間インダクタンスのためにサージノイズの抑制効果が阻
害され、また有効周波数帯域が狭くなるという問題点が
ある。そこで最近では、第７図に示されているようなも
のが使用されるようになってきた。

４は円板状の電圧依存性非直線抵抗特性を有するセラミ
ック誘電体素体で、一方の面の電極には２端子型のリー
ド線５を接続し、他方の面にはリード線６を接続し、リ
ード線６をアース側に、リード線５の一方を入力側、他
方を機器側に接続すれば、リード線に起因する線間イン
ダクタンスがなく、特性向上が図れるとしている。

発明が解決しようとする問題点 上記のような従来例の場合、いずれも１つの信号線路ま
たは電源線路に１個の部品を装着しなければならず、装
着性及びコスト（組みつけコスト等）で問題があり、ま
た回路基板の高集積化を＋５ｆ’１害するという問題が
あった。

本発明はこのよう々問題点を解決するもので、小形でか
つ抑制効果に優れ、有効周波数帯域の広い高性能なサー
ジノイズ吸収器を提供することを目的としたものである
。

問題点を解決するための手段 このような問題点を解決するために本発明は、角板状の
電圧依存性非直線抵抗体及び７寸たけ電圧依存性非直線
抵抗特性を有するセラミック誘電体を２個用い、各々の
一方の面には複数の分割電極と複数の切溝部を設け、他
方の面には全面電極を設け、こｎらの素体の全面電極面
どうしを分割電極数と同数の電極板を介して接続し、さ
らに各々の素体の１個づつの分割電極どうしを接続する
コ字状の複数の電極板を有し、この複数の電極板からは
２方向に外部端子が出ている構成としている。

作用 この構成により、サージノイズ抑制に効果を示す電圧依
存性非直線抵抗体及び／または電圧依存性非直線抵抗特
性を有するセラミック誘電体が２個並列に接続されるこ
とになり、また、３端子構造により機器や回路への接続
に当って接続リード線に起因する線間インダクタンスの
ためにサージノイズの抑制効果が阻害されたり、有効周
波数帯域が狭くなったシする問題がなくなる。また、素
体上に設けた切溝部を利用して分割ができるので、必要
な回路数に合わせての分割が容易にできる。

このような構成により、装着性及びコスト（組みつけコ
スト等）の面で優れ、高集積化の可能な高性能なサージ
ノイズ吸収器を実現することになる。

実施例 以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明する
。

５、、−。

第１図ａ、　　ｂ、　　ｃは本発明の一実施例にょるサ
ージノイズ吸収器の正面図、上面図及び右側面図である
。第１図において、７及び８は電圧依存性非直線抵抗特
性を有する角板状のセラミック誘電体素体で、いずれも
第２図に示すような構造を有する。第２図ａは素体７及
び８の一方の面を示すもので、第２図すは他方の面を示
すもので、第２図Ｃは上面より見たものである。第２図
で９は素体本体、１０，１１．１２及び１３は分割電極
、１４／′ｉ全面電極である。１５．１６及び１７は上
記分割電極１０，１１．１２及び１３の間に位置するよ
うに素体本体９に設けられた切溝部である。

また、第１図において、１８，１９．２０及び２１は素
体７及び８の分割電極どうしを接続する電極板で、第３
図に示すような構造を有しており、コの字状に折り曲げ
られていると共に両方向に外部端子を引き出している。

第１図Ｃにおける２２は素体７及び８の全面電極側を電
気的１機械的に接続する電極板で、第４図に示すような
構造をしており、第１図において電極板２１にはさまれ
た形６ヘージ になっている。第１図においてはかくされていて見えな
いが、電極板１８，１９．２０の部分にも第４図に示す
ような構造を有する電極板２２が素体７及び８の全面電
極側を電気的１機械的に接続している。なお、これらの
電極板２２は電極板１８〜２１とは電気的に接触しない
構造をとっている。

２３．２４，２６，２６．２７及び２８は上述した素体
７及び８の切溝部を示す。さらに図示していないが、通
常、耐候的性能を向上させるため、外部端子及び素体７
及び８の切溝部２３〜２８以外の部分は、エポキシ等の
樹脂で外装されている。

なお、上記の実施例においては、電圧依存性非直線抵抗
特性を有するセラミック誘電体を２個用いる場合につい
て説明したが、これは角板状の電圧依存性非直線抵抗体
を代りに用いて上記と同様に構成してもよく、この場合
、電圧依存性非直線抵抗体を２個用いるかまたは電圧依
存性非直線抵抗体と上記の電圧依存性非直線抵抗特性を
有するセラミック誘電体とを組み合せて構成するもので
ある。

発明の効果 上記のような構成を本発明のサージノイズ吸収器はとっ
ているので、共通電極部をアース側に接続し、複数電極
部の２つの外部端子を複数回路の信号線または電源線等
に挿入すると、各々の回路では第６図に示すような等何
回路となり、線、アース間に電圧依存性非直線抵抗特性
を有する素子が２個並列に挿入されることになり、信号
線捷たは電源線から侵入するサージ及び電圧は低いが機
器の誤動作やテレビジョン受像機、ラジオ受信機等の雑
音の原因になるノイズに対して抑制効果を示す。しかも
、３端子構造となることによって、接続リード線に起因
する線間インダクタンスのためにサージノイズの抑制効
果が阻害されたり、有効周波数帯域が狭くなったりする
問題がなく、さらに複数回路用に対して１個ですむので
、装着性及びコストの面で優れ、高集積化が可能である
という効果がある。さらにその上、回路数に合わせて、
切溝部から分割することが可能であり、実用上使いやす
いという利点を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図ａ、ｂ、ｃは本発明の一実施例によるサージノイ
ズ吸収器を示す正面図、上面図及び右側面図、第２図ａ
、ｂ、ｃは本発明の一実施例における素体の構造を示す
正面図、背面図及び上面図、第３図、第４図はそれぞれ
本発明の一実施例における電極板を示す斜視図、第５図
は本発明のサージノイズ吸収器の電気的等価回路を示す
図、第６図、第７図はそれぞれ従来例のサージノイズ吸
収器を示す正面図である。 ７．８・・・・・・セラミック誘電体素子、９・・・・
・・素体本体、１０，１１，１２．１３・・・・・・分
割電極、１４・・・・・・全面電極、１５．　１６．　
１７．　２３．　２４゜２５．２６，２７．２８・・・
・・・切溝部、１８＋　　１９＋２０．２１・・・・・
・分割側の電極板、２２・・・・・・共通側の電極板。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名９−
一一衆体本俸 あ２ツ　　　　　　　１０／／、／２／３−府側１１／
４−−−会面電砲 ／、５．／６／７−−−切情都 第５図 第６図 第３図　　　第４図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　角板状の電圧依存性非直線抵抗体及び／または電圧依
   存性非直線抵抗特性を有するセラミック誘電体を２個用
   い、各々の一方の面には複数の分割電極と複数の切溝部
   を設け、他方の面には全面電極を設け、これらの素体の
   全面電極面どうしを分割電極数と同数の電極板を介して
   接続し、さらに各々の素体の１個づつの分割電極どうし
   を接続するコ字状の複数の電極板を有し、この複数の電
   極板からは２方向に外部端子が出ている構造を有するサ
   ージノイズ吸収器。