JPS633761A - 低カロリ−大豆蛋白食品の製造方法 - Google Patents

低カロリ−大豆蛋白食品の製造方法

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JPS633761A
JPS633761A JP61146483A JP14648386A JPS633761A JP S633761 A JPS633761 A JP S633761A JP 61146483 A JP61146483 A JP 61146483A JP 14648386 A JP14648386 A JP 14648386A JP S633761 A JPS633761 A JP S633761A
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JP
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soymilk
soya
milk
soya milk
foamed
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JP61146483A
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Buichi Kusaka
日下 武一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、美味で栄養豊富であって、しかも低カロリ
ーで高品質の大豆蛋白食品の製造方法に関する。
[従来の技術] 近年、とくにここ数年来大豆蛋白を利用した食品は年と
ともに増加し、世界的レベルをもってその消費は拡大さ
れている。これは植物蛋白のよさが認められ几念めであ
り、高蛋白低カロリーと論う大豆蛋白でなければ保持し
得ないすぐrした物性を有することによるためである。
しかしながら従来、豆腐のような大豆蛋白食品において
は、原料大豆には、糖類等の炭水化物および脂肪が含有
されていて、これらがカロリー源となって低カロリーを
十分に達成し得ない傾向にある。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の大豆蛋白食品は、植物蛋白の特長である低カロリ
ーで高蛋白という特性を有するけれども、低カロリーと
いう点では未だ不十分である。したがって、大豆蛋白食
品の製造において、大′豆に含有される上記の炭水化物
および脂肪をなるべく多く除去することにより低カロリ
ー化ihかる必要がある。
[問題点を解決する几めの手段] この発明の方法は、上記従来技術の問題点を解決し、美
味で栄養豊富であって、しかも低カロリーで高品質の大
豆蛋白食品を製造する方法であって、水に浸漬した大豆
を磨砕して得られ九生呉を加熱し、おからを分離して得
られ几豆乳を泡状化し、この泡状化豆乳に凝固剤を添辺
して該豆乳を凝固させることを特徴とする。
ま次この発明の方法においては、均質処理した豆乳を泡
状化し、さらに凝固させることもできる。
この発明方法においては、原料大豆より得られた豆乳を
泡状化し、この泡状化豆乳に凝固剤を添加して、泡状化
豆乳と凝固剤とを反応させる。すなわち、豆乳を泡状の
状態にして、数倍ないし数十倍に膨張し次豆乳に凝固反
応をおこさせて凝固物を得る。この際、豆乳が泡状の状
態[なりているので上記の炭水化物、脂肪の除去がより
よくおこなえて低カロリーの大豆蛋白食品を得ることが
できる。また凝固物は、細く、軽いものとなる。
さらに、豆乳を均質機で処理して豆乳粒子をさらに微細
化しておくと、つぎの泡状化および凝固工程におりて炭
水化物、脂肪の除去が一層よくおこなえて低カロリー化
を効率よく実現し得るとともに、得られる凝固物粒子が
一層細かくなる。すなわち、均質機で処理する前の豆乳
粒子の粒径に約10〜15ミクロンであるが、これを均
質機で処理すると、0.3〜0,5ミクロンの粒径にま
で微細化することができて上記のような結果を実現する
ことができる。。
この発明方法において、豆乳を泡状化させるには、豆乳
に空気を注入する、豆乳を高速攪拌する、および高圧下
に細かい網目を有する網状物を豆乳中を通過させる等の
物理的方法ならびに化学的方法など適宜の方法上用いて
おこなうことができる。
この発明の方法において用いられる凝固剤としては、硫
酸カルシウム、硫酸マグネシウム、塩化カルシウム、塩
化マグネシウムおよびグルコノデルタラクトン等を用い
ることができるが、グルコノデルタラクトン、塩化マグ
ネシウムおよびこの両者の混合物がとくに細い凝固物が
得られるので好ましい。
なお、この発明の方法において、水に浸漬しtWL料大
豆を磨砕する際に、原料大豆の1重量%以下の量の重炭
慣ナトリウム(重りおよび/′!念は塩化ナトリウム(
食塩)を添加することにより蛋白抽出率が向上し、−層
高蛋白質の製品が得られる。この際、重曹お工び/ま光
は食塩の添加率が上記率より多くなると、製品の味覚へ
の変化をきたすとともに、多量の凝固剤が必要となる。
さらに、この発明方法において、豆乳量に対して、0.
2〜2重貴%量の分離蛋白を加えることにより、豆乳濃
度[ブリックス(brlx )度1t−高め、−層高蛋
白質の製品が得られる。この際、分離蛋白の添加率が上
記より多すぎると、得られる製品が硬くなりすぎ、かつ
味が悪く、嗜好性が低下してしまう。
[作用] 豆乳を発泡させてこれに凝固剤1に添加して凝固反3を
おこさせると、凝固物は軽いので、上液水(ホエー)の
上部に凝固沈澱し、さらに浮遊状態となって浮上する。
このように泡状の状態において豆乳を凝固させるので、
糖類等の炭水化物、脂肪が除去されやすく、低カロリー
の大豆蛋白食品を得ることができる。さらに、豆乳を均
質機で処理すると、炭水化物、脂肪の除去を一層よくお
こなうことができる。
また、上記のように均質機にて処理した豆乳を用いて得
られた大豆食品、例えば豆腐の場合、とくに肌がこまや
かで、かつまろやかな甘味を有する美味のものとなる。
[実施例] 実施例1 愛媛来意大豆(品種アキヨシ)7ゆを水に浸漬したのち
、7倍W水量の水を茄えて磨砕機にて磨砕し、得らf′
Le生呉を蒸気吹込み用噴射管を有する蒸気加熱釜に投
入し、約2′に9/cmの圧力の蒸気を釜に吹込んで生
呉をW熱し、100℃に達温してから3分後に蒸気全と
めた。このように加熱処理して得られた生呉を圧搾濾過
して、おからと豆乳とに分離し友。得られた豆乳は32
kgで、プリックス濃度t! 11”、豆乳温度は約7
0℃であった。
この豆乳温度を保持しつつ、直径約50m、高さ約70
側の容器に移し、4枚羽根を有する電動式攪拌機で回転
数1100orpにて10分間豆乳を攪拌すると豆乳は
泡状化した。攪拌機の回転を中止すると同時に予め用意
した凝固剤のグルコノデルタラクトンを泡状化した豆乳
中に投入して混合したのち、約25分静置したところ、
凝固物は泡状の状態で得られ友。この泡状化凝固物は、
非常に軽く、上部に浮上し、下部にはホエーが集まりた
このホエーを容器下部のコックより取り除い念のち、凝
7固物に、90℃の熱湯10〜13kgを添加して攪拌
混合した。この時に糖度計によって糖度を測定し九とこ
ろ2〜3°であった。従来の分離豆乳の糖度は11″で
あるので8〜9%の炭水化物が除去され九ことになる。
以後常法によって凝固物を成形箱を用いて成形し、水切
りののち適当に切れに対して従来の方法にょうで得られ
た木綿豆腐のカロリー値は322カロリーであり念。
実施例2 愛媛来意大豆(δ1アキヨシ)5kgを水に浸漬したの
ち、8倍加水量の水を加えて磨砕機にて磨砕し、得られ
九生呉401を蒸気吹込み用噴射管を有する蒸気加熱釜
に投入して加熱し、97℃に達温し次ならば蒸気をとh
た。このように加熱処理して得らf’L7’j生呉を圧
搾濾過して、おからと豆乳とに分離した。このときの豆
乳量は351、豆乳の温度は72℃であり念。この豆乳
を均質機を用いて120 ’Q/cm 〜160 kg
/cm の圧力で均質処理した。均質処理し次豆乳に実
施例1と同様にして高速回転を与えて豆乳を泡状化した
のち、これに凝固剤の塩化カルシウム水溶液700cc
を投入して混合し、そのまま20分靜装したところ、上
部に泡状化凝固物、下部にホエーが生成し友。ついで下
部のホエーをサイフオンにより除去分離したのち、泡状
化凝固物を切断してから温湯lO〜12に9を添加して
攪拌混合した、この時の糖度は0.6eであっ几。以後
常法により凝固物を成形箱を用いて成形し、水切りのの
ち適当に切断して低カロリーの油揚生地を得た。
上記の油揚生地を周込て常法により(九だしからしにお
ける油温〈従来法より約15℃低く160〜175℃で
ある)低カロリー油揚を製造した。
この際312枚の生地@)から309枚の完全製品が得
られ、損失率は1%にすぎなかった。これに対して、従
来法によシ得られた油揚生地(4)312枚からは26
5枚の完全製品しか得られず、損失率は15チであった
また、この発明方法vcより得られた生地(B)の延び
率を測定し、その値を下表に示し友。なお、比較のため
に従来法により得られた生地囚についての値をも併記し
友。
aで 1?巧 上表から明らかのように、本発明方法により得られ九低
カロリーの油揚生地(B)は従来法による生地(4)に
くらべて延び率が著るしく大であり、すぐれ友生地であ
ること全示した。
また、従来法による生地(4)は、油の低温部において
も高温部(からし部)においても多いカロリーを必要と
するのに対し、本発明法てよる生地(B)は、油の低温
部においては少いカロリーでしかも短時間で処理され高
温部に移行されるので屑油揚の生成を最小にすることが
できて、上記のように損失率が著しく小となった。
ま之上肥この発明方法に19得られた油揚は、生地(B
)の肌がなめらかであるので油の吸収が少く、生地(A
Le−用いて得られた油揚にくらべて含油量が13〜1
5チと低く、低カロリー高蛋白食品としてすぐれたもの
であった。
さらに生地■)を用いて10,000枚の油揚を製造す
るのに8時間30分を要したのに対し、生地(4)を用
いて10,000枚の油揚を製造するのに11時間を要
し、本発明方法により、効率よく油揚全製造し得ること
が判明した。
実施例3 水に浸漬した大豆に6倍加水量の水を加えた以外は実施
例1と同様てして、ブリックス濃度126の豆乳381
を得t0この豆乳を均質機を用いて300〜400 k
g/e1nの圧力で10回反覆処理した。このようにし
て均質処理した豆乳の粒径は0.3ミクロンであう念。
この豆乳を実施例1と同様にして泡状化したのち、硫酸
カルシウム、硫酸マグネシウム、塩化カルシウム、グル
コノデルタラクトン、塩化マグネシウムマ念ハ塩化マグ
ネシウムとグルコノデルタラクトンとの混合物を凝固剤
として泡状化豆乳中に投入して混合したのち静代したと
ころ、上部に泡状化した凝固物、下部にホエーが生成し
た。ついでホエーを下部より除去分離したのち、泡状化
凝固物を切断してから90℃の熱湯を添加して攪拌混合
した。この時に糖度計によって糖度を測定したところ、
4″であり之。このことは低カロリーの大豆蛋白食品が
得られたことを示すものである。
以後常法によシ成形、水切り、切断をおこなって木綿豆
腐を得た。なお、上記の泡状化凝固物について光学原微
鏡で観察したところ、凝固剤としてグルコノデルタラク
トンを用いて得られた凝固物の粒子がもっとも小さかっ
た。
実施例4 愛媛糸量大豆(品種アキヨシ)7)Crt−水に浸漬し
たのち、6倍加水量の水を加えて磨砕機にて磨砕し、得
らt’した生呉を、下部に蒸気吹込み用噴射管を有する
蒸気加熱釜に投入し、釜に蒸気を吹込んで生呉を710
熱し、さらに加熱処理した生呉を圧搾濾過して、おから
と豆乳とに分離し、豆乳381を得た。この豆乳に0.
4チの高級分離蛋白を添加して完全に混合溶解させ念。
このときの豆乳のブリックス濃度は14°、糖度は17
°であり念。この豆乳を均質機を用いて350 kg/
m〜400ゆ/−2の圧力で20分間均質処理した。均
質処理した豆乳の粒子径no、2ミクロンであった。こ
の豆乳を容器に移し、4枚羽根を有する電動式攪拌機で
回転数2000〜300Orpmにて8分間豆乳を攪拌
すると豆乳は泡状化した。この泡状化した豆乳に、凝固
剤のグルコノデルタラクトンと塩化マグネシウム(ぎ−
メ度156の水溶液)との等量混合物を添加して攪拌混
合したのち、約20分静置したところ、上部に泡状化凝
固物、下部にホエーが生成した。下部のホエーを除去分
離し、その糖度を測定したところ14″であった。−万
、泡状化凝固物に温湯を添加して攪拌混合し、糖度を測
定したところ1°であり、低カロリーの凝固物であるこ
とが判明した。以後常法によって凝固物を成形し、水切
りをおこなっ之のち、切断して木綿豆腐を得た。
[発明の効果コ 以上述べたように、この発明の方法によると低カロリー
の大豆蛋白食品を容易に得ることができる。しかも、こ
の大豆蛋白食品は高品質であって、栄養が豊富であシか
つ美味であるので、健康食品としてすぐれた食品をこの
発明の方法によって容易に得ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水に浸漬した大豆を磨砕して得られた生呉を加熱
    し、おからを分離して得られた豆乳を泡状化し、この泡
    状化豆乳に凝固剤を添加して該豆乳を凝固させることを
    特徴とする低カロリー大豆蛋白食品の製造方法。
  2. (2)水に浸漬した大豆を磨砕して得られた生呉を加熱
    し、おからを分離して得られた豆乳を均質機で処理し、
    この処理した豆乳を泡状化し、この泡状化豆乳に凝固剤
    を添加して該豆乳を凝固させることを特徴とする低カロ
    リー大豆蛋白食品の製造方法。
JP61146483A 1986-06-23 1986-06-23 低カロリ−大豆蛋白食品の製造方法 Pending JPS633761A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004201634A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Mitsukan Group Honsha:Kk 気泡入り豆腐の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60156354A (ja) * 1983-12-17 1985-08-16 Yoshihara Seiyu Kk 大豆蛋白質皮膜

Patent Citations (1)

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