JPS633750Y2 - - Google Patents

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JPS633750Y2
JPS633750Y2 JP16878683U JP16878683U JPS633750Y2 JP S633750 Y2 JPS633750 Y2 JP S633750Y2 JP 16878683 U JP16878683 U JP 16878683U JP 16878683 U JP16878683 U JP 16878683U JP S633750 Y2 JPS633750 Y2 JP S633750Y2
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JP
Japan
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pin
workpiece
support
ball
tip
Prior art date
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JP16878683U
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JPS6074873U (ja
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Publication of JPS633750Y2 publication Critical patent/JPS633750Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <考案の技術分野> 本考案はワークを支持ピンで支持するレーザ加
工機に関する。
<従来技術> 従来のレーザ加工機は、第1図と第2図に示す
ように、ベツド1に載置固定された台2の上縁部
間に棧3が水平方向に列をなして複数個固定さ
れ、この棧3の上面に長手方向に複数個ネジ等に
より固植された先鋭の支持ピン4によりワーク5
を支持する構成となつている。尚、6は加工ヘツ
ドである。
かかる従来のワーク支持構成にあつては、ワー
ク5を支持ピン4上に設置する際並びに支持ピン
4上から除去する際に、ワーク5が支持ピン4の
先鋭部上を移動するため、ワーク5表面に傷がつ
いたり、最悪の場合では支持ピン4の先鋭部の摩
耗により加工ヘツド6との間の距離が変動し、レ
ーザ強度が低下する問題がある。
このため、ワーク5を支持ピン4上で移動させ
る際には、先端に回転自由なボールを備えたピン
を支持ピン4よりも上部に突出する位置まで昇動
させてワーク5を該ピンにより支持させ、移動を
終えた後では該ピンを降動させる構成のものが提
供されているが、ワーク5の溶断等の時のように
レーザが上記ボールに照射される場合があるた
め、該ボールが損傷し、メインテナンスが厄介で
ある。
<考案の概要> 本考案は上記の点に鑑みて為されたもので、棧
を回動自由とすると共に、該棧に支持ピンが固植
された上面を除く他の側面に前記支持ピンの回動
半径より大きい回動半径で先端にボールが回転自
由に支承されたピンを固植し、このボールを備え
たピンによりワークを支持する構成とすることに
より、上記従来の不都合を解消したレーザ加工機
を提供することを目的とする。
<考案の実施例> 以下本考案の一実施例を第3図〜第6図に基づ
いて説明する。尚、従来例と同一要素には同一符
号を付して説明を略す。
図において、11は台2に形成した貫通孔12
に軸受13を介して回転自由に支持される軸14
を両端面の中心に固着された回動棧で、固定形の
棧3の複数個がこれに代わつている。また回動棧
11には、一側面に先鋭の支持ピン4がネジによ
り固植され、該一側面と反対側の側面に支持ピン
4より長い突出長さで先端に回転自由にボール1
5が支承されたピン16がネジにより固植されて
いる。17は台2の貫通孔12から外方に突出す
る軸14部に軸結されたピニオン、18はピニオ
ン17に螺合し、図示しないアクチユエータによ
り往復動するラツクで、ピニオン17と共に回動
棧11を任意の回動位置で保持する保持装置とし
ても作用する。
次に作用を説明する。
例えばワークを支持ピン4上に設置する際並び
に支持ピン4上から除去する際等、ワークを移動
させる場合では、図示しないアクチユエータを動
作させると、ラツク18が移動し、この移動に追
従してピニオン17が回動し、回動棧11が回動
する。そして、上記アクチユエータによりラツク
18が所定量移動し、回動棧11がピン16の先
端が直上方向に向くまで回動すると、上記アクチ
ユエータは停止する。
従つて、この状態ではピン16の先端が棧3の
支持ピン4の先端より上方に突出しているので、
ワークはピン16の先端のボール15により支持
されることとなる。これにより、ワークは回動自
由なボール15により任意の方向へ容易に移動で
きると共に、この移動の際に支持ピン4により表
面が損傷されることもなく、支持ピン4の先端の
摩耗も同時に防止できる。
次に、上記ワークの移動を終えると、図示しな
いアクチユエータを動作させ、ラツク18を元の
位置に戻せば、ピニオン17を介して回動棧11
は支持ピン4の先端が直上方向へ向いて停止す
る。従つて、ワークは先鋭の支持ピン4で支持さ
れ、ピン16は回動棧11の直下部に位置するこ
ととなるので、溶断等のレーザ加工を行なつて
も、該レーザがピン16のボール15に照射され
ることはない。
尚、ワークを所定位置に移動させた後に回動棧
11を回動させるとボール15との摩擦力によ
り、該ワークが動く恐れがあるが、図示しないス
トツパーにより該ワークは規制されるので、問題
はない。
また、回動棧11の中心に軸14を位置させる
構成としたが、中心になくともよく要は先端にボ
ールを備えたピンの回動半径が支持ピンのそれよ
りも大きければよい。
<考案の効果> 以上説明したように本考案によれば、台に設け
られた棧の上面に固植された支持ピンによりワー
クを支持するように構成されたレーザ加工機にお
いて、前記棧を前記台に回動自由に支承すると共
に、当該棧の上面を除く他の側面に前記支持ピン
の回動半径より大きい回動半径で先端に回転自由
にボールが支承されたピンを固植する構成とし、
ワークを移動させたい場合では上記ボールで支持
させることができる構成としたから、支持ピンに
より該ワークの表面が損傷されることがなく、ま
た支持ピンの先端の摩耗も同時に防止でき、然
も、極めて容易なワークの移動作業を可能とす
る。
また、レーザ加工時では上記ピンのボール部は
回動棧の下部に位置するから、レーザにより上記
ボールが損傷するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のレーザ加工機のワーク支持構造
を示す正面図、第2図は同上の棧部の斜視図、第
3図は本考案の一実施例であるレーザ加工機のワ
ーク支持構造を示す側面図、第4図は同上の部分
正面図、第5図は同上の回動棧部の斜視図、第6
図は同上の回動部の断面図である。 2……台、3……棧、4……支持ピン、5……
ワーク、11……回動棧、12……貫通孔、13
……軸受、14……軸、15……ボール、16…
…ピン、17……ピニオン、18……ラツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 台に設けられた棧の上面に固植された支持ピ
    ンによりワークを支持するように構成されたレ
    ーザ加工機において、前記棧を前記台に回動自
    由に支承すると共に、当該棧の上面と反対側の
    側面に前記支持ピンの回動半径より大きい回動
    半径で先端に回転自由にボールが支承されたピ
    ンを固植したことを特徴とするレーザ加工機。 (2) 台に回動自由に支承された棧はアクチユエー
    タにより回動駆動されると共に、保持装置によ
    り任意の回動位置で保持されることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のレーザ
    加工機。
JP16878683U 1983-10-31 1983-10-31 レ−ザ加工機 Granted JPS6074873U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16878683U JPS6074873U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 レ−ザ加工機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16878683U JPS6074873U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 レ−ザ加工機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6074873U JPS6074873U (ja) 1985-05-25
JPS633750Y2 true JPS633750Y2 (ja) 1988-01-29

Family

ID=30368912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16878683U Granted JPS6074873U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 レ−ザ加工機

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0665435B2 (ja) * 1985-08-02 1994-08-24 株式会社田中製作所 切断定盤
JPH05315Y2 (ja) * 1986-04-30 1993-01-06
JPH0235426Y2 (ja) * 1987-03-31 1990-09-26
JPH0715670Y2 (ja) * 1988-04-27 1995-04-12 株式会社小松製作所 レーザ加工機

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Publication number Publication date
JPS6074873U (ja) 1985-05-25

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