JPH0739530Y2 - シャーリングマシンのワーク支持装置 - Google Patents

シャーリングマシンのワーク支持装置

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Publication number
JPH0739530Y2
JPH0739530Y2 JP1990027623U JP2762390U JPH0739530Y2 JP H0739530 Y2 JPH0739530 Y2 JP H0739530Y2 JP 1990027623 U JP1990027623 U JP 1990027623U JP 2762390 U JP2762390 U JP 2762390U JP H0739530 Y2 JPH0739530 Y2 JP H0739530Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
girder
shearing machine
cutting
support
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990027623U
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English (en)
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JPH03120320U (ja
Inventor
秀明 出口
亮 水島
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は切断すべきワークの後端を支持するシャーリ
ングマシンのワーク支持装置に関する。
〔従来の技術〕
従来板状のワークを切断するシャーリングマシンは、第
4図に示すようにテーブルa側に固定された固定刃b
と、可動ビームc側に取付けられた可動刃dの間で板状
のワークeを切断するように構成されており、切断すべ
きワークeの後端はワーク支持装置fにより下方より支
持されるようになっている。
また上記ワーク支持装置fは一端側が固定刃bの下方で
枢支された支持桁gを有していて、この支持桁gは流体
圧作動シリンダkにより回転軸iを中心に他端側が上下
方向へ回動自在となっている。
そしてワークeの位置決め時は上面が水平となるように
上昇されて、ワークeの後端を下方より支持すると共
に、ワークeの切断時には、流体圧作動シリンダkによ
り第4図の仮想線に示す位置まで下降され、切断された
ワークeはシュートjに案内されて本体の後方へ排出さ
れるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のような従来のシャーリングマシンでは、作業性を
よくするため通常床からワークeまでの高さhは800〜9
00mm程度に設定されている。
またシュートjの傾斜θは切断されたワークeが円滑に
排出されるようにほぼ30°に設定されている。
このため支持桁gをシュートjより低い位置まで下降さ
せ、かつ支持桁gの先端と床面が干渉しないように適当
な隙間mを確保すると、支持桁gの長さlは500〜600mm
程度に制限される。
その結果支持桁gの長さlより奥行の長いワークeを切
断しようとすると、第5図に示すようにワークeの後端
が支持桁gの先端より突出して下方へ垂れ下がるため、
ワークeの後端をバックストップnに当接して切断位置
を位置決めする際、正確に位置決めができなくなる不具
合があった。
特にワークeが薄板の場合、ワーク後端のたわみ量が大
きくなり過ぎてバックストップのnを通過してしまうこ
とがあり、その都度作業員がワークeの後端を手で持っ
てバックストップnに当接するなどの補助作業が必要と
なるため、作業能率が悪いと同時に、作業に危険が伴う
などの不具合もあった。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、奥行の長いワークでもたわませることなく支持でき
るようにしたシャーリングマシンのワーク支持装置を提
供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
この考案は上記目的を達成するために、上下動自在な可
動ビームに取付けられた可動刃とテーブル側に固定され
た固定刃の間で板状のワークを切断するシャーリングマ
シンにおいて、バックストップによりワークの切断位置
を位置決めする際、ワークを下方より支持する支持桁の
先端に、ワーク位置決め時水平位置に保持され、支持桁
を下降させたときに床面などで屈曲される補助桁を設け
たもので、奥行の長い薄板を切断する場合も補助桁によ
りワークの後端を下方より支持することができるから、
ワークの位置決めが正確にでき、これによって精度のよ
い切断が安全に行えるようになる。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図ないし第3図に示す図面を
参照して詳述する。
図において1はシャーリングマシンの本体、2は該本体
1の上部に上下動自在に設けられた可動ビームで、この
可動ビーム2に取付けられた可動刃3と、テーブル4上
に固定された固定刃5の間で板状のワーク6が切断でき
るようなっている。
7は上記ワーク6の後端を当接することにより、ワーク
6の切断位置を位置決めするバックストップ、8は位置
決めされたワーク6を切断が完了するまで固定するワー
ク押さえ、9はワーク6の後端側を下方より支持する支
持桁、そして10は切断の完了したワーク6を本体1外へ
排出するシュートを示す。
一方上記支持桁9はほぼへ字形をなす複数の部材により
構成されていて、一端側が軸受け11を介して本体1の前
部に支承された回転軸12に固着されていて、流体圧作動
シリンダ13により他端側が回転軸12を中心に上下方向へ
回動自在になっていると共に、これら支持桁9をもっと
も下方へ回動させたときに、第1図仮想線で示すように
シュート10の上面より低くなるようになっている。
また各支持桁9の先端には補助桁9aの一端側がピン14に
より枢着されている。
上記補助桁9aの枢着側端部には下方へ向けてレバー9bが
突設されていて、このレバー9bと支持桁9の間に補助桁
9aの他端側を下方へ付勢する引張りばねなどの付勢手段
15が張設されていると共に、補助桁9aの下方向への回動
はストッパ16により規制されている。
上記ストッパ16は支持桁9の先端に突設された突出部9c
に螺挿されていて、補助桁9aを下方より支持することに
より、支持桁9のワーク支持面9dがほぼ水平になったと
きに、補助桁9aもほぼ水平となるように調整されている
と共に、各補助桁9aの他端側下部には、ピン17によりロ
ーラ18が回転自在に支承されている。
次に作用を説明すると、ワーク6を切断するに当って、
まず流体圧シリンダにより支持桁9のワーク支持面9dが
ほぼ水平になる位置へ支持桁9を上昇させ、この状態で
本体1の手前側よりワーク6を挿入して後端をバックス
トップへ当接させ、切断位置の位置決めを行う。
このときワーク6後端の奥行が長くて支持桁9の先端よ
り突出しても、ストッパ16によりほぼ水平に保持された
補助桁9aにより下方から支持されるため、ワーク6が薄
板であっても下方へたわむことがない。
ワーク6の位置決めが完了してワーク押さえによりワー
ク6が固定されると、流体圧シリンダにより支持桁9が
第1図仮想線に示す位置まで下降される。
このとき各支持桁9の先端よりさらに後方へ突出された
補助桁9aの先端に設けたローラ18が床面に接するが、補
助桁9aはピン14を中心に屈曲するため、支持桁9をシュ
ート10の上面より低い位置まで下降させることができ
る。
そして支持桁9が所定位置まで下降されると、可動ビー
ムが下降されて可動ビームに取付けられた可動刃とテー
ブル側に固定された固定刃の間でワーク6が切断される
と共に、切断されたワーク6はシュート10により本体1
外へと排出される。
ワーク6の切断が完了して可動ビームが上昇すると流体
圧作動シリンダにより支持桁9が元の位置まで上昇さ
れ、次の切断のために待機する。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳述したように、ワーを下方より支持す
る支持桁の先端に、ワーク位置決め時は水平位置に保持
され、支持桁下降時には床面などにより屈曲自在な補助
桁を設けたことから、切断するワークの奥行が長くとも
補助桁により下方より支持された状態で切断位置の位置
決めができるため、精度の高い切断が可能になると共
に、作業者がワークを下方より支持するなどの補助作業
を必要としないので、安全かつ能率よく切断作業が行え
る。
また支持桁と床面との干渉を防止するため床面を掘り下
げたり、シャーリングマシン本体を架台等で嵩上げたり
する必要もないため、容易かつ安価にシャーリングマシ
ンを設置することもできる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は側面図、第
2図は背面図、第3図は第1図III−III線に沿う断面
図、第4図及び第5図は従来のシャーリングマシンの説
明図である。 2は可動ビーム、3は可動刃、4はテーブル、5は固定
刃、6はワーク、7はバックストップ、9は支持桁、9a
は補助桁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下動自在な可動ビーム2に取付けられた
    可動刃3とテーブル4側に固定された固定刃5の間で板
    状のワーク6を切断するシャーリングマシンにおいて、
    バックストップ7によりワーク6の切断位置を位置決め
    する際、ワーク6を下方より支持する支持桁9の先端
    に、ワーク位置決め時水平位置に保持され、支持桁9を
    下降させたときに床面などで屈曲される補助桁9aを設け
    てなるシャーリングマシンのワーク支持装置。
JP1990027623U 1990-03-20 1990-03-20 シャーリングマシンのワーク支持装置 Expired - Lifetime JPH0739530Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990027623U JPH0739530Y2 (ja) 1990-03-20 1990-03-20 シャーリングマシンのワーク支持装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990027623U JPH0739530Y2 (ja) 1990-03-20 1990-03-20 シャーリングマシンのワーク支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03120320U JPH03120320U (ja) 1991-12-11
JPH0739530Y2 true JPH0739530Y2 (ja) 1995-09-13

Family

ID=31530465

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JP1990027623U Expired - Lifetime JPH0739530Y2 (ja) 1990-03-20 1990-03-20 シャーリングマシンのワーク支持装置

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4930984U (ja) * 1972-06-20 1974-03-16
JPS6054704B2 (ja) * 1977-06-03 1985-12-02 株式会社東芝 ホ−ル素子を用いた乗算装置
JPS59148220U (ja) * 1983-03-25 1984-10-03 株式会社関西鉄工所 シヤ−における被切断材支持装置
JPH0444484Y2 (ja) * 1987-09-28 1992-10-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03120320U (ja) 1991-12-11

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