JPH084970Y2 - シャーリングマシンのワーク支持装置 - Google Patents

シャーリングマシンのワーク支持装置

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JPH084970Y2
JPH084970Y2 JP7969590U JP7969590U JPH084970Y2 JP H084970 Y2 JPH084970 Y2 JP H084970Y2 JP 7969590 U JP7969590 U JP 7969590U JP 7969590 U JP7969590 U JP 7969590U JP H084970 Y2 JPH084970 Y2 JP H084970Y2
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JP
Japan
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work
cutting
fluid pressure
cut
shearing machine
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JP7969590U
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JPH0438318U (ja
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祥一 竹田
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は切断すべきワークの後端を支持するシャー
リングマシンのワーク支持装置に関する。
〔従来の技術〕
従来板状のワークを切断するシャーリングマシンは、
第3図及び第4図に示すようにテーブルa側に固定され
た固定刃bと、可動ビームc側に取付けられた可動刃d
の間で板状のワークeを切断するように構成されてお
り、切断すべきワークeの後端ははワーク支持装置fに
より下方より支持されるようになっている。
また上記ワーク支持装置fは一端側が固定刃bの下方
で回転軸iにより枢支された支持桁gを有していて、こ
の支持桁gは流体圧作動シリンダkにより回転軸iを中
心に他端側が上下方向へ回動自在となっている。
そしてワークeの位置決め時は上面が水平となるよう
に上昇されて、ワークeの後端を下方より支持すると共
に、ワークeの切断時には、流体圧作動シリンダkによ
り第4図の仮想線に示す位置まで下降され、切断された
ワークeはシュートjに案内されて本体の後方へ排出さ
れるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来のワーク支持装置では、ワークeの先端をバ
ックストップlに当接して切断位置を位置決めした後ワ
ークeをワーク押えmで固定すると、支持桁gは第4図
に示す仮想線の位置まで下降してしまう。
このため切断中のワークeは下方より支持されないた
め、切断されたワークeの自重が未切断部に加わって、
切り終り付近ではワークeの切断部が変形し、切断品質
が著しく低下する不具合があった。
この考案は上記不具合を解消する目的でなされたもの
で、切断品質を低下させることなくワークの切断を可能
にしたシャーリングマシンのワーク支持装置を提供しよ
うとするものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
この考案は上記目的を達成するために、上下動自在な
可動ビームに取付けられた可動刃とテーブル側に固定さ
れた固定刃の間で板状のワークを切断するシャーリング
マシンにおいて、上記テーブルの後方に、切断すべきワ
ークを下方より支持する複数本の支持桁を本体の幅方向
に間隔を存して設けると共に、これら支持桁を、各支持
桁毎に設けられた流体圧作動シリンダにより独立して昇
降自在としたもので、ワーク切断時各支持桁毎に設けら
れた流体圧作動シリンダへ順次流体圧を供給して、切断
開始側の支持桁より順次下降させることにより、切断中
のワークを支持桁の一部が下方より支持するため、切断
されたワークの自重が未切断部に加わることがなく、こ
れによって切断品質のよい切断面が得られるようにな
る。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図及び第2図に示す図面を
参照して詳述する。
図において1はシャーリングマシンの本体、2は該本
体1の上部に上下動自在に設けられた可動ビームで、こ
の可動ビーム2に取付けられた可動刃3と、テーブル4
上に固定された固定刃5の間で板状のワーク6が切断で
きるようになっている。
7は上記ワーク6の後端を当接することにより、ワー
ク6の切断位置を位置決めするバックストップ、8は位
置決めされたワーク6を切断が完了するまで固定するワ
ーク押さえ、9はワーク6の後端側を下方より支持する
支持桁、そして10は切断の完了したワーク6を本体1外
へ排出するシュートを示す。
一方上記テーブル4を支持する固定フレーム1aの裏側
には、幅後方に例えば3分割された回転軸13が軸受け12
により水平に支承されていて、これら回転軸13の両端に
支持桁9の一端側が固着されている。
上記支持桁9はほぼへ字形をなしていて、他端側に形
成されたワーク支持面9aで切断すべきワーク6を下方よ
り支持するようになっていると共に、他端側に回転軸13
を中心に第2図の仮想線で示す位置へ回動できるように
なっている。
またこのとき支持桁9とシュート10が干渉しないよう
にシュート10には、支持桁9が通過する長孔10aが穿設
されていると共に、上記各回転軸13の中間部に固定され
たボス14からはレバー14aが突設されていて、これらレ
バー14aの先端にピン15により流体圧作動シリンダ16の
ピストン杆16a先端が枢着されている。
上記各流体圧作動シリンダ16は、固定フレーム1aの裏
面に突設されたブラケット17にトラニオン軸18を介して
支承されていると共に、各流体圧作動シリンダ16は、図
示しない流体圧作動回路へ接続されていて、ワークの切
断時、切断開始側に位置する流体圧作動シリンダ16より
切断終了側に位置する流体圧作動シリンダ16へ順次流体
圧が供給されるようになっている。
次に作用を説明すると、ワーク6を切断するに当っ
て、まず各流体圧作動シリンダ16を伸長させて、これら
流体圧作動シリンダ16により各支持桁9のワーク支持面
9aがほぼ水平となる位置へ回転軸13を中心に各支持桁9
を回動させ、この状態で本体1の手前側より挿入したワ
ーク6をバックストップ7へ当接させて切断位置を位置
決めする。
上記のようにして切断位置を位置決めすると、ワーク
押え8が下降してワーク6を固定した後可動ビーム2が
下降を開始する。
可動ビーム2には予めシャー角の付された可動刃3が
取付けられていて、固定刃5との間でワーク6を一端側
より切断を開始するようになっている。
また各流体圧作動シリンダ16へ流体圧を供給する流体
圧作動回路は、可動ビーム2の下降に伴い切断開始側の
流体圧作動シリンダ16より切断終了側の流体圧作動シリ
ンダ16へ順次流体圧を供給できるような公知のシーケン
ス回路が採用されている。
すなわち可動ビーム2の下降とともにシーケンス回路
より構成された流体圧作動回路の動作が開始され、可動
刃3がワーク6の切断を開始すると、流体圧作動回路よ
り切断開始側の流体圧作動シリンダ16へ流体圧が供給さ
れて、切断開始側の支持桁9が下降され、可動刃3が支
持桁9と干渉するのを防止する。
その後ワーク6の切断の進行に伴い切断終了側の流体
圧作動シリンダ16へ流体圧作動回路より順次流体圧が供
給されるため、ワーク6を下方より支持している支持桁
9が流体圧作動シリンダ16により順次下降される。
これによって可動刃3と支持桁9が干渉することな
く、またすでに切断されているワーク6の自重を未切断
部に加えることなくワーク6の切断を行うことができ
る。
なおワーク6の切断開始時及び切断終了時はワーク6
の切断幅により変るので、ワーク6の切断幅が種々変っ
てもこれに対応できるよう、切断開始側の流体圧作動シ
リンダ16の動作タイミングは、本体1が切断可能な最大
切断幅のワーク6の切断開始時期に合せて設定すればよ
く、このような制御は従来公知のシーケンス回路などを
用いることにより容易に実現可能である。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳述したように、ワークを下方より支
持する支持桁を本体の幅方向に間隔を存して複数本設
け、かつこれら支持桁にそれぞれ流体圧作動シリンダを
設けて、これら流体圧作動シリンダにより各支持桁を独
立して昇降できるようにしたことから、シーケンス回路
などの流体圧作動回路によりワークの切断開始側より切
断終了側の流体圧作動シリンダへ流体圧を供給して、流
体圧作動シリンダにより支持桁を順次下降させることに
より、すでに切断されているワークの自重を未切断に加
えることなくワークの切断を行うことができる。
これによって切断部が変形することがないため、切断
品質の高い切断面が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例になる切断機の背面図、第
2図は同断面図、第3図は従来の切断機の背面図、第4
図は同断面図である。 1は本体、2は可動ビーム、3は可動刃、4はテーブ
ル、5は固定刃、6はワーク、9は支持桁、16は流体圧
作動シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下動自在な可動ビーム2に取付けられた
    可動刃3とテーブル4側に固定された固定刃5の間で板
    状のワーク6を切断するシャーリングマシンにおいて、
    上記テーブル4の後方に、切断すべきワーク6を下方よ
    り支持する複数本の支持桁9を本体1の幅方向に間隔を
    存して設けると共に、これら支持桁9を、各支持桁9毎
    に設けられた流体圧作動シリンダ16により独立して昇降
    自在としてなるシャーリングマシンのワーク支持装置。
JP7969590U 1990-07-30 1990-07-30 シャーリングマシンのワーク支持装置 Expired - Lifetime JPH084970Y2 (ja)

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JP7969590U JPH084970Y2 (ja) 1990-07-30 1990-07-30 シャーリングマシンのワーク支持装置

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JP7969590U JPH084970Y2 (ja) 1990-07-30 1990-07-30 シャーリングマシンのワーク支持装置

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Publication Number Publication Date
JPH0438318U JPH0438318U (ja) 1992-03-31
JPH084970Y2 true JPH084970Y2 (ja) 1996-02-14

Family

ID=31624085

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7969590U Expired - Lifetime JPH084970Y2 (ja) 1990-07-30 1990-07-30 シャーリングマシンのワーク支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0815685B2 (ja) * 1991-11-26 1996-02-21 株式会社アマダメトレックス シャーリングマシンにおけるコンベア装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0438318U (ja) 1992-03-31

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