JPH04112731U - シヤーリングマシンのワーク支持装置 - Google Patents

シヤーリングマシンのワーク支持装置

Info

Publication number
JPH04112731U
JPH04112731U JP2457891U JP2457891U JPH04112731U JP H04112731 U JPH04112731 U JP H04112731U JP 2457891 U JP2457891 U JP 2457891U JP 2457891 U JP2457891 U JP 2457891U JP H04112731 U JPH04112731 U JP H04112731U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
cut
work support
support table
shearing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2457891U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2547866Y2 (ja
Inventor
章 窪田
Original Assignee
株式会社小松製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社小松製作所 filed Critical 株式会社小松製作所
Priority to JP2457891U priority Critical patent/JP2547866Y2/ja
Publication of JPH04112731U publication Critical patent/JPH04112731U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2547866Y2 publication Critical patent/JP2547866Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shearing Machines (AREA)
  • Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断面を変形させることなくワークの切断を
可能にすることを目的とするものである。 【構成】 上下動自在な可動ビーム2に取付けられた可
動刃3とテーブル4側に固定された固定刃5の間で板状
のワーク6を切断するシャーリングマシンにおいて、上
記テーブル4の後方に流体シリンダ22により後傾しな
がら下降されるワーク支持テーブル10を設けると共
に、上記ワーク支持テーブル10に、該ワーク支持テー
ブル10の下降に同期しながら伸長する流体圧シリンダ
26により一端部が上下動される支持杆25の他端を枢
着したもので、切断時ワーク支持テーブル10が下降し
ても支持杆25が切断中のワーク6を下方より支持する
ため、切断されたワーク6の自重が未切断部に加わるこ
とがなく、切断面の変形が防止できるようになる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は切断すべきワークの後端を支持するシャーリングマシンのワーク支 持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来板状のワークを切断するシャーリングマシンは、図6に示すようにテーブ ルa側に固定された固定刃bと、可動ビームc側に取付けられた可動刃dの間で 板状のワークeを切断するように構成されており、切断すべきワークeの後端は ワーク支持装置fにより下方より支持されるようになっている。 また上記ワーク支持装置fは一端側が固定刃bの下方で回転軸iにより枢支さ れた支持桁gを有していて、この支持桁gは流体圧作動シリンダkにより回転軸 iを中心に他端側が上下方向へ回動自在となっている。 そしてワークeの位置決め時は上面が水平となるように上昇されて、ワークe の後端を下方より支持すると共に、ワークeの切断時には、流体圧作動シリンダ kにより図6の仮想線に示す位置まで下降され、切断されたワークeはシュート jに案内されて本体の後方へ排出されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のワーク支持装置では、ワークeの先端をバックストップlに当接し 切断位置を位置決めした後ワークeをワーク押えmで固定すると、支持桁gは図 6に示す仮想線の位置まで下降してしまう。 このため切断中のワークeは下方より支持されないため、切断されたワークe の自重が未切断部に加わって、切り終り付近ではワークeの切断部が図7に示す ように変形し、切断品質が著しく低下する不具合があった。 この考案は上記不具合を解消する目的でなされたもので、切断品質を低下させ ることなくワークの切断を可能にしたシャーリングマシンのワーク支持装置を提 供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために、上下動自在な可動ビームに取付けられ た可動刃とテーブル側に固定された固定刃の間で板状のワークを切断するシャー リングマシンにおいて、上記テーブルの後方に流体シリンダにより後傾しながら 下降されるワーク支持テーブルを設けると共に、上記ワーク支持テーブルに、該 ワーク支持テーブルの下降に同期しながら伸長する流体圧シリンダにより一端部 が上下動される支持杆の他端を枢着したものである。
【0005】
【作 用】
上記構成により切断時ワーク支持テーブルが下降しても、支持杆がワークの先 端を下方より支持するため、切断されたワークの自重が未切断部へ加わることが なく、変形のない切断面が得られるようなる。
【0006】
【実 施 例】
この考案の一実施例を第1図及び第2図に示す図面を参照して詳述する。 図において1はシャーリングマシンの本体、2は該本体1の上部に上下動自在 に設けられた可動ビームで、この可動ビーム2に取付けられた可動刃3と、テー ブル4上に固定された固定刃5の間で板状のワーク6が切断できるようになって いる。 7は上記ワーク6の先端を当接することにより、ワーク6の切断位置を位置決 めするバックストップ、8は位置決めされたワーク6を切断が完了するまで固定 するワーク押さえ、そして9がワーク支持装置本体である。
【0007】 上記ワーク支持装置本体9は切断すべきワーク6の後端を下方より支持するワ ーク支持テーブル10を有している。 上記ワーク支持テーブル10の前端側下面には、ブラケット10aが突設され ていて、このブラケット10aにピン11により短リンク12の上端が枢着され ている。上記短リンク12は中間部に長リンク13がピン14により枢着されて いて、短リンク12と長リンク13がほぼX字形に組合されていると共に、短リ ンク12の下端には、後下りとなるように傾斜されたガイド溝16に先端が嵌入 するガイドピン15が突設されている。
【0008】 また上記長リンク13の一端側は本体1側に固定された支持部材17の上部に ピン18により枢着されていると共に、他端側には、上記ワーク支持テーブル1 0の後端側下面に布設されたガイドレール19のガイド溝19aに先端が嵌入さ れたガイドピン20が突設されている。
【0009】 一方図中22は流体圧シリンダで、ロッド側外周部がピン23により本体1側 へ回動自在に支承されている。上記流体圧シリンダ22より上方へ突出されたピ ストン杆22aの先端は短リンク12と長リンク13を枢着しているピン14の やや後方においてピン24により長リンク13に枢着されていて、この流体圧シ リンダ22によりピン18を中心に長リンク13の他端側が上下方向へ回動でき るようになっている。
【0010】 また上記ワーク支持テーブル10の前端側には支持杆25の一端側が枢着され ている。 上記支持杆25の中間部にはワーク支持テーブル10にブラケット10bを介 して揺動自在に取付けられた流体圧シリンダ26のピストン杆26a先端が枢着 されていて、この流体圧シリンダ26により上記支持杆25の他端側が上下動で きるようになっている。
【0011】 次に作用を説明すると、ワーク6の先端をバックストップ7に当接して切断位 置の位置決めを行うときにはワーク支持テーブル10は図3に示すようにほぼ水 平位置に上昇されていてワーク6の先端側を下方より支持している。 ワーク6の切断位置の位置決めが終了するとワーク押え8が下降してワーク6 を固定すると同時に、可動ビーム3が下降を開始する。 そして可動ビーム3の下降とともに流体圧シリンダ22のピストン杆22aが 短縮されるため、長リンク13がピン18を中心に反時計まわり方向へ回動され 、これによってワーク支持テーブル10は図4に示すように下降しながら後下り に傾斜される。
【0012】 またワーク支持テーブル10の下降に同期して流体圧シリンダ26のピストン 杆26aが伸長し、支持杆25の他端を上昇させる。 これによって支持杆25の他端は位置を変えずにワーク6を下方より支持する ため、ワーク支持テーブル10が下降してもワーク6の先端が下方へ垂れ下るこ とがない。 その後可動ビーム2とともに下降された可動刃3と可動刃5の間でワーク6が 切断されると、支持杆25は図5に示すようにワーク支持テーブル10の位置ま で下降されるため、切断の完了したワーク6はワーク支持テーブル10上を滑落 して本体1外へ排出されるようになる。
【0013】 切断されたワーク6が排出されると流体圧シリンダ22によりワーク支持テー ブル10が図3に示す位置まで上昇されるので、再び上記動作を繰返すことによ り、ワーク6の切断部を変形させることなくワーク6の切断が行えるようになる 。
【0014】
【考案の効果】
この考案は以上詳述したように、切断するワークの先端を下方より支持杆によ り支持するようにしたことから、切断中のワークの自重が未切断部に加わること がない。 これによって切断長の長いワークでも切断部を変形させることなく切断できる ため、切断品質の高い製品が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例になるワーク支持装置を設
けたシャーリングマシンの縦断面図である。
【図2】ワーク支持装置の正面図である。
【図3】ワーク支持装置の作用説明図である。
【図4】ワーク支持装置の作用説明図である。
【図5】ワーク支持装置の作用説明図である。
【図6】従来のワーク支持装置を示す説明図である。
【図7】同作用説明図である。
【符号の説明】
2 可動ビーム、3 可動刃、4 テーブル、5 固定
刃、10 ワーク支持テーブル、22 流体圧シリン
ダ、25 支持杆、26 流体圧シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動自在な可動ビーム2に取付けられ
    た可動刃3とテーブル4側に固定された固定刃5の間で
    板状のワーク6を切断するシャーリングマシンにおい
    て、上記テーブル4の後方に流体シリンダ22により後
    傾しながら下降されるワーク支持テーブル10を設ける
    と共に、上記ワーク支持テーブル10に、該ワーク支持
    テーブル10の下降に同期しながら伸長する流体圧シリ
    ンダ26により一端部が上下動される支持杆25の他端
    を枢着してなるシャーリングマシンのワーク支持装置。
JP2457891U 1991-03-22 1991-03-22 シャーリングマシンのワーク支持装置 Expired - Lifetime JP2547866Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2457891U JP2547866Y2 (ja) 1991-03-22 1991-03-22 シャーリングマシンのワーク支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2457891U JP2547866Y2 (ja) 1991-03-22 1991-03-22 シャーリングマシンのワーク支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04112731U true JPH04112731U (ja) 1992-09-30
JP2547866Y2 JP2547866Y2 (ja) 1997-09-17

Family

ID=31909477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2457891U Expired - Lifetime JP2547866Y2 (ja) 1991-03-22 1991-03-22 シャーリングマシンのワーク支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2547866Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102784956A (zh) * 2012-07-23 2012-11-21 太仓市旭达机械设备有限公司 剪板机
CN102825158A (zh) * 2012-09-07 2012-12-19 扬州恒佳机械有限公司 一种剪板机收料升降托板架

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102784956A (zh) * 2012-07-23 2012-11-21 太仓市旭达机械设备有限公司 剪板机
CN102825158A (zh) * 2012-09-07 2012-12-19 扬州恒佳机械有限公司 一种剪板机收料升降托板架

Also Published As

Publication number Publication date
JP2547866Y2 (ja) 1997-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN218487353U (zh) 一种材料剪切装置
US4961452A (en) Log splitting apparatus
JPH04112731U (ja) シヤーリングマシンのワーク支持装置
CN211052390U (zh) 一种半自动下料的多功能钢筋锯切机
US3738401A (en) Apparatus for severing the root system of the tree from the trunk during the tree-felling operation
JP3159462B2 (ja) プレス式走行パイプ切断機
US4137957A (en) Wood stock support construction for a blade holder and bar carrying unit of a vertical type wood shearing machine
US2936663A (en) Bevel cutting shearing machines for metal sheets
CA1290960C (en) Method and apparatus for forming welded rings
KR20010061705A (ko) 금속판재 가공장치
JPH0616001U (ja) 合板端縁切断装置
JPH084970Y2 (ja) シャーリングマシンのワーク支持装置
SU1484487A1 (ru) Пила дл резки проката
JPH02116446A (ja) 鋼管等の送り込み装置
JPS5940974Y2 (ja) シヤ−リングマシンの端材押出し装置
CN108436165A (zh) 一种板材切割机
JPS5844982Y2 (ja) 圧延設備用コ−ルドシア−の材料クランプ装置
CN220902606U (zh) 一种推动上料的建材定位分割机
CN220574856U (zh) 一种建筑施工用钢材切割装置
CN220278157U (zh) 一种辅助夹持的液压切排机
CN220260309U (zh) 一种可自动接料的剪板机
CN113755651B (zh) 皮革切断过程中对毛边处理的铲皮机及其处理工艺
US3038362A (en) Metal bar shears
CN214446732U (zh) 一种切割机的切割总成
CN211466602U (zh) 纸质品生产用具备避免纸滑动的切纸机